「皆さん。春の使い魔召喚は、大成功のようですわね。この赤土のシュヴルーズ、
こうやって春の新学期に、様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ。」
と満足そうに生徒と使い魔を眺めるシュヴルーズ。
「あらあら、中々変わった使い魔を召喚したようね、ミス・ヴァリエール。」
とルイズと隣に座るレックスたちを交互に見た。そして教室にクスクス・・・という笑い声が聞こえる。
「召喚に失敗したからってどこかの平民なんて連れてくるなよ!ゼロのルイズ!」
とヤジを飛ばす少年。
「違うわよ!ちゃんと召喚したわ!」
ルイズは立ち上がり、反論する。
「だってあの『ゼロ』だもんな。召喚が成功したっていうのも疑わしいぜ!」
肩にフクロウの使い魔を乗せた、少々小太りな男子生徒がルイズに向けて言い放つ。
「いい加減なこと言わないで!かぜっぴきのマリコルヌ!」
「誰がかせっぴきだ!俺は風上のマリコルヌだ!」
マリコルヌという生徒も立ち上がってルイズに反論する。言い合いを始めた二人に頭を悩ませながら、シュヴルーズは持っていた杖を振ると、ルイズもマリコルヌも糸が切れた人形のように、ストンと席に着席した。
「二人とも、みっともない口論はおやめなさい!」
「ミセス・シュヴルーズ。お言葉ですが、僕のかせっぴきはただの悪口ですが、ルイズのゼロは事実です!」
マリコルヌの発言に、一部の生徒達が再び笑い出した。それを見てシュヴルーズが杖を振ると、笑っていた生徒達に向かって赤土の粘土が飛んでいき、その笑っている口を塞いだ。
「貴方達はその格好で授業を受けてなさい」
シュヴルーズのお陰で、教室内の笑いは収まった。それからの授業は問題なく進められた。
『火』『水』『土』『風』の魔法の四大系統。失われた系統である『虚無』。それら魔法と生活との密接な繋がり等々。
「この錬金はミス・ヴァリエールにやってもらいましょう!」
するとシュヴルーズは行っていた錬金の実習をしてもらうと言うことで、ルイズを指名する。だがその途端、教室の空気が変わった。
「先生、止めといた方がいいと思いますけど・・・・・・・・」
キュルケが焦った声で撤回を求める。
「どうしてですか?」
「危険です。」
キュルケが即答すると、教室の全員が同意し、頷く。
「危険?何故ですか?」
シュヴルーズは何の事か判らないと言った風で、ルイズに向ってやってごらんなさいと促す。
「やります!」
立ち上がったルイズに向って、キュルケは顔面蒼白にして
「ルイズ、お願いやめて!」
と必死になって懇願する。だがそんな彼女の願いも虚しくルイズは杖を振り上げる。
ちゅどーん
早朝の魔法学院に派手な爆発音が響き渡った。
最初に手に入れたレアブレイドは?
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ナナコオリ
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アザミ
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ヴァサラ
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カサネ
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メイ
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T-elos Re:
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KOS-MOS Re:
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その他