はい。すみません。
全然投稿できて無いのに性懲りも無く新作です。
モチベって大事ですね。
規則的に響く電子機器の音で目を覚ます。
体は妙に重く倦怠感もある。しかし、いざ体を動かそうとしてもピクリとも動かせない。
仕方ないので唯一動かせる目を使って周りを見る。
見渡す限りの電子機器。どこか見覚えのあるその形は医療機器のように見える。とするとここは病院だろうか?
自分は事故に遭ったのか?自分の事を思い出そうすると上手く思考が纏まらない。自分は頭を怪我したのだろうか?答えは一向に見えてこない。そんな時だった。
扉が開く。
「どうだ?今回は上手くいったか?」
「はい。意識があります。」
「そうか、ならそろそろだな?」
「恐らくは、ですがまだどの程度自我が残っているのか分かっていないので確認に時間を取られるかと。」
「構わない。時間は有限だが、これはやっと成功したんだからな。可能な限り時間と労力を掛けろ。」
「ですが、上からまた結果の催促が来ています。このままでは、」
「上は俺がどうにかする。お前達は気にするな。まったく・・・融通の効かない連中だな。」
「ありがとうございます。ですが、いくらここは監視の目が薄いとはいえそういった発言は危険なのでは?」
「これくらいの愚痴で文句を言うのならそれこそ器が知れる。俺はそろそろ仕事に行く。引き継ぎはそっちでやっておけ。」
「分かりました。では、私も準備を始めます。」
何の話なのかはよく分からない。これから自分はどうなるのだろうか?
だんだん瞼が落ちてくる。起きてそうそう先行きが不安になってきた。大丈夫かな?
廊下からの足音で彼がかなり苛立っているのが分かる。
それもそうだろう。彼にとってあの子は恩人の子供だ。こんな扱いを受けているのを知って黙っている彼ではない。
ただ、私の所には来ないでほしかった。ただでさえあの子の事で色々忙しいと言うのに苛立っている彼の相手もするのはかなり負担が掛かる。今度有給を取ろうか。
バン!とドアが悲鳴を上げ幾人かの職員が驚いていたが彼は真っ直ぐ私の所にやって来た。
「課長。コレはどういう事ですか?」
「何がかな?」
「このふざけた報告書はなんだって聞いてんですよ。」
まずいな。思っていたより冷静じゃないようだ。いつも余裕のある掴みどころのない彼からは考えられない程声が冷めている。こうなった彼を見るのは久しぶりだ。
「その報告書は事実だよ。だから私も色々と手を回しているんだが、上手くいかなくてね。」
「そうじゃねぇ。コレ見てなんとも思わねぇのかって聞いてんだよ!課長としてのアンタじゃなくてあの人の部下だった
「落ち着いてくれ。正直、私も許せないさ。だけど、私はあまり派手に動く訳にはいかないんだ。君もそれは分かるだろう?」
「・・・分かりましたよ。アンタはそこに座ってればいい。」
「どこに行くつもりだい?」
「他の奴に話を聞きます。」
そう言うと彼は足早に出て行った。
「ドアは閉めてくれないのか。」
まあ、仕方ない。表立って動くのは彼に任せて私は今の内に出来るだけ手を回しておこう。いつあの子がここに来ても良いように・・・好きな物はなんだったかな。
カウンセリングは
やれやれ、やる事が一気に増えてしまった。まあ君に会えるのを楽しみにしているよ。