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私の名前は各務原桜(かがみはらさくら)。父と母と妹の家族と一緒に静岡から山梨に引っ越してきた。
そんな引っ越し先に着いた当日に…
「あんたねぇ!持ち歩かなきゃ携帯とは言わないのよ!ほら、さっさと乗れ!豚野郎!」
「ちょ、ちょっと!イテッ!イテテッ!お腹は、止めっ!カレー麺やじゃが○こが、出るッ!!」
妹である豚野郎ことなでしこがやらかしてくれた。
この馬鹿は富士山を見るために本栖湖まで来たのはいいが疲れて横になってたら夜まで寝てしまって帰れなくなり、挙げ句に携帯まで忘れて私たち家族に連絡できない状況に陥っていた。
そんな妹を本栖湖でキャンプしていた2人が助けてくれたことに感謝しかない。
「(男女でキャンプなんて兄妹かしら…?)」
そんなことを考えながらも私はなでしこを連れ帰るが妹は2人に連絡先を渡し、2人にキャンプしようと言って車に戻って来た。
その後もなでしこは帰り道ずっとキャンプ関連の話しばかりしていた。
そんな次の日。
「お姉ちゃん!聞いて!聞いて!!今日、学校でね!」
ドタバタと家に帰って来たなでしこはテンション爆上げだった。
何事かと思えば、なでしこを助けてくれた2人が同じ学校の生徒でその2人と会えたそうだ。
「それでね!女の子がリンちゃんで男の子が”ヤマト“くんっていってねー!」
「ふーん。(そういえば、本栖湖でもあの男の子の名前呼んでたわね…)」
なでしこに異性の友人や知り合いがいると聞いたことなかった私はなでしこも異性に興味持つ年頃かと思いふけっていた。
そんな風に考えていてもなでしこの語りは止むことはなかった。
しばらくして…
「お姉ちゃん!」
休日の日…リビングの扉を勢いよく開けて来たなでしこに呆れながらも私は注意する。
「アンタ、扉は静かに開けなさいよ…」
しかし、なでしこは構わず携帯の画面を私に向けて…
「お願い!ここまで車で連れてって!!」
「…ハイ?」
画面にはとあるキャンプ場のサイトが映っていた。
…………
「それじゃ、私は行くから。9時くらいには戻るから…」
「ありがとう!いってらっしゃーい!」
なでしこをキャンプ場に送った私はそのまま富士宮にいる友人と遊ぶ約束をしてたので富士宮まで向った。
「(凄いハイテンションだったわねあの娘…あの2人に迷惑かけなきゃいいけど…)」
そんなことを思いながらも友人との待ち合わせ場所へと車をはしらせるのであった。
…数時間後…
友人と遊びを終え満喫した私はなでしこの待つキャンプ場へと戻った。
「あ、お姉ちゃんお帰りー!」
「ただいま…どう?2人に迷惑かけなかった?」
「あっ…う、うん…大丈夫だよ。」
「(コイツ…何かやらかしたな…)」
その後はずっとなでしこからキャンプ場での話しを聞かされた。
嬉しそうに話すなでしこに私は…
「良かったわね、なでしこ。」
「うん!!」
…数時間後…
夜も更け、車で私となでしこは眠りについていた。
トントン
「う…んん…誰…?…なでしこ?」
窓をノックする音に気づき目を覚ました私は外をみると…
「あっ、どうも…各務原のお姉さんですよね?」
「…Zzz…」
本栖湖で出会ったヤマトくんとその背で寝ているなでしこがいた。
「…何があったの?」
「あははは…」
話しを聞くと天体観測をしようとしていたヤマトくんとトイレに行っていた駄妹と途中で出会い一緒に天体観測していたが途中で駄妹が寝てしまい背に乗せて私を探していたそうだ。
「ほんとにゴメンナサイね…起きたら叱っとくから…」
「あっ、いいんです。誘ったのはオレですし…えっと…」
「あぁ、自己紹介まだだったわね。私は各務原桜よ。」
「“高岳大和”です。この前はキウイありがとうございました。」
彼の名前を聞いて私は一瞬、何か違和感を感じていた。
「(たかおか…やまと…やまと…なんでかしら?この子どこかでみたような…)」
記憶を辿るが思い出せない私はヤマトくんからなでしこを引き取り、ヤマトくんはテントへと帰って行った。
この時…
もしも私が彼のことを思い出せていたなら…
あんなことなどおきなかったのかもしれない。
3話外伝∶終
久々に書きましたがどうですかね?
もう日常が忙しく書く気力が中々出せなくて…
次もいつになるかわかりませんが頑張ってみます。
4話外伝なら誰編を読みたい?
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犬山あおい&大垣千明
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志摩リン&斉藤恵那
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各務原なでしこ&各務原桜