ゆるキャン△〜ゆっくりソロキャンさせてくれ〜   作:DDX

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4話:野クルよ…ホント勘弁してくれェェェ!!

 

リンとあおいとの関係で澤田夫妻にイジられながらも順調にバイト代を稼いだ大和も野クル初となる冬キャン(キャンプ自体が初。)に向けて準備を始めていた。

 

「さて…辰夫さんから貰った“これ”の仕込みもできたし、あとはバイクの整備してっと…」

 

そういうと大和は外に出て駐輪場へ向かう。

 

「荷物の重量も問題無し。しかし…温泉…勿体無かったかな…」

 

今回の目的地であるキャンプ場”イーストウッドキャンプ場“へ向かう前に近くにある温泉に寄ることが計画されているのだが…

 

「異性と温泉なんて流石に無理…女子3人もいて男子1人じゃオレのライフはすっからかんだ。(普通にあの3人…可愛いし…そんなアイツ等と温泉…)」

 

そういいながらも3人の湯上がり姿(※大和くんのイメージでは浴衣姿。)を想像した瞬間…

 

「絶っっっ対に無理ィ!!オレの理性が持たねェェェ!!!」

 

そのチキンハートの為、大和は温泉には参加せず直接キャンプ場へ向かうことを決めた。

 

野クルの約2名から文句を言われたがキャンプ場で美味い飯をつくると言って1人は納得させた。

 

…そう1人を除いて…

 

「それにしても…あおいの奴…なに企んでんだ。」

 

そう、犬山あおいである。大和と行動したい彼女であったが大和が温泉を拒否し、キャンプ場で夕食の準備すると説得され諦めた筈だが…

 

「…覚悟してな…やーくん…」ボソッ

 

密かにあおいが呟いたことを大和は聞き逃さなかった。

 

「昔からなんだよな。リンと違ってあおいの奴、怒った時にする仕返しとか怖えんだよな…」

 

ブツブツと言いながらも大和はバイクの整備を続けたのであった。

 

 

 

ーー翌日ーー

 

 

 

「ふあ…ァ…朝早くから起きたせいか眠みィな。」

 

朝早くから起きた大和は準備を終えバイクにて目的地であるキャンプ場へと向かっていた。

 

「大垣からキャンプ場に着くのは昼過ぎくらいって聞いてるし…オレも到着するの昼頃だから丁度良いな。」

 

そういって大和はバイクのスピードを上げ目的地へと向かうのであった。

 

 

 

しばらくして…

 

 

「…こっちであってんだよな?」

 

ナビを頼りに走って来たら辺りの道路脇には木々が生い茂り、山肌が直に覗けるし、足元の舗装路もおぼつかない。

 

そんな道を進んでいるの…

 

「あッ!あれは!?」

 

目的地であるキャンプ場の看板を見つけるが…

 

「…なんだよ…“ンプ場”って…」

 

その看板はボロボロで一部が破損していてイーストウッドキャンプ場がイーストウッドンプ場になっていた。

 

「とりあえず、チェックインしないとな…」

 

大和はチェックインするため、管理人を探すのであった。

 

 

 

……………

 

 

「それじゃ、チェックアウトは明日のお昼、水は後で持って行くからね。」

 

「はい、宜しくお願いします。(シブい人だな…辰夫さんには負けるけど…)」

 

チェックインを終え、千明が予約していた場所に行く。

 

「ヘェー!絶景だな!大垣も良い場所を見つけたなー!!」

 

千明が予約した場所は見晴らしが良い場所だった。大和は景色を楽しんだ後、テントを設置する。

 

テントを立て終わるタイミングで管理人から水を受取、焚き火についての説明を受け大和は薪を取りに行く。

 

「さて、薪も用意したし…やるか!」

 

大和は持って来た荷物から”ある物“を取り出して夕食の下ごしらえをしようとするがあることに気づく。

 

「変だな…もう昼過ぎてるのにアイツ等まだ来ない。」

 

なでしこ達が未だ来てないことに疑問に思う大和。

 

大和はあおいの連絡先しか知らないのであおいに連絡を取ろうとするが…

 

「…既読も付かないし…電話にもでねぇ…何かあったのか?」

 

何かあったのかと不安になる大和の顔色は悪くなっていた。

 

「(…来るまでの道も悪かった…何があっても不思議じゃないが…まさか…何か事件か事故に巻き込まれ…ッ!?)」

 

 

ドックン…ドックン…ドックン…

 

 

ピーポーピーポーピーポー

 

 

“…おとうさん、おかあさん…”

 

 

カシャッカシャッ!!

 

 

 

”やめてよ…たすけてよ…“

 

 

誰…か…

 

 

「うッ!うぷッ!!」

 

顔色が青から白くなり、明らかに様子が可怪しくなる大和は口を抑え、持っていたビニール袋に嘔吐した。

 

「ハァハァ…クソッ!!」

 

大和は準備を放り出してなでしこ達が行った筈の温泉地に向かったのだった。

 

 

……………

 

 

 

「ハァハァッ!!(温泉地に着いた!もう夕方なのに既読も連絡もない…くそッ!無事でいてくれ!!)」

 

温泉地に着いた大和は焦っていた。キャンプ場から温泉地まで離れた距離もバイクを使うことも忘れて走って来たのだ。

 

辺りを必死に見て回る大和。

 

すると…

 

「えッ!や、やまとくん!?」

 

聞いた声が聞こえ振り返るとなでしこ、あおい、千明の3人がいた。

 

ただし…

 

「おんたま揚げ、揚げたてだよー買ってってー」

 

3人はおんたま揚げを買っていたが…

 

「は、ハハハ…ハァ……」バタン

 

「「や、やまとくん!/やーくん!/高丘ァッ!」」

 

その場で倒れ込んでしまった大和に3人はただただ慌てるしかできなかった。

 

 

 

4話∶次回に続く。

 

 

 

 

 




今回はシリアスを混ぜてのギャグ落ちでした。

…ほとんど原作キャラ出てない。

次回はあおいがヒロインしてると思う。…多分。
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