FGO世界で転生したハイドレンジア 作:愉悦部の幽霊部員
藤丸の部屋で当の藤丸を差し置いて言い争うのは如何なものか。どちらが言い出したというわけではないが、続けたところで虚しいだけの言い争いだ。それはセイジもロマニも互いに理解している。そもロマニが仕事をさぼることなどは日常茶飯事。突っついたところでキリがない。
結局のところ、いつしか話題は来たばかりの藤丸のためとして、カルデアの説明会となった。
「……とまぁ、以上がこのカルデアの構造だ」
ロマニが基本的な話をして、専門用語に藤丸が首を捻っているようならセイジが噛み砕いて補足する。三者三様ながら有効な時間の過ごし方をしていた。
「標高6000メートルの雪山の中に作られた地下工房で」
──ピッピー。
説明途中、そんな軽めの電子音が鳴り、ロマニは語りを止めた。藤丸はなんの音だろうと音の鳴ったロマニの方へと視線を向けるし、セイジはセイジでニヤついた顔で彼を見る。
「サボりがバレたかな」
「嫌なコトを言わないでくれ。出るまで分からないだろう?」
からかうセイジをよそに、藤丸へ「ちょっとごめんね」と断りを入れて、ロマニはその連絡をとった。電子音は通信機器のものだったらしい。
『ロマニ、あと少しでレイシフト開始だ。万が一に備えてこちらに来てくれないか?』
レフ・ライノール。聞こえてきたその声には藤丸も聞き覚えがあった。
彼は説明会に出席したままで、その後のファーストミッションも所長の補佐をする手筈となっている。ともなれば現在位置は中央管制室であるため、ロマニの呼び出し先はそことなる。
『Aチームの状態は万全だが、Bチーム以下、慣れていない者に若干の変調が見られる。これは不安からくるものだろうな。コフィンの中はコックピット同然だから』
レフの話を聞き、ロマニは藤丸とセイジ、特にセイジの方を向いて『静かに』という意味でジェスチャーを挟むと応答する。
「やあレフ。それは気の毒だ。ちょっと麻酔をかけに行こうか」
『ああ、急いでくれ。いま
レフがそう言い終わると、ピピッという電子音を最後に通話が切られ、ロマニはため息を吐いていた。
その様子に藤丸は薄々事態を察しつつあるが、先の通話を聞き、当然疑問点というか、ツッコミ所を抱える。念のため己の勘違いだとか、そういった可能性を潰すために彼女はセイジにたずねた。
「再確認なんですけど、ここ、医務室を兼ねてたりしないですよね?」
「うん、違うね。ここから医務室までわりと距離があるくらいには離れてる。サボったツケだね」
「……それは言わないでほしい。ここからじゃどう頑張っても五分はかかるぞ」
うなだれ、どうしようもない現実に解決案を模索するも何もない。最後にもう一度ため息を吐いてロマニは早々に切り替えることを選んだ。
「ま、幾分かの遅刻は許されるよね。Aチームは問題ないようだし」
それでいいのかカルデア。
日本人気質というか、時間厳守な生活をしていた藤丸としてはそんなことを思う。セイジとしては仕事さえしてくれるのなら遅刻しようが構わないというスタンスなので遅刻を咎めたりはしない。ただからかうネタが増えただけだ。
「レフは怒らせたら怖いぞ~。普段温厚な人が一番キレさせたらダメなんだから」
「やめてくれセイジ、考えないようにしてるんだから。そんなコトを言われると胃がキリキリして仕方ないだろ」
ロマニは己の腹に手を当てて苦い顔をする。それを見てセイジは面白そうに笑うし、藤丸は藤丸でレフの一面に意外性を感じていた。大して面識があるわけではないが、藤丸の中ではあの優しそうなレフが怒る姿など想像できなかったからだ。
そしてロマニは藤丸を置いて話をしていたことに気づき、「ああ」と補足するように語り出す。
「さっきの男はレフ・ライノールと言うんだ」
当然というか、ロマニは藤丸がレフと面識があるだなんて欠片たりとも知らない。なので先ほどまでの説明会の続きという意味でも、カルデアの誇る設備を絡める形で彼は話を進める。
「あの
もしここにレフが居たら、きっと彼の血管は血圧に耐えられなかったかもしれない。そして言うのだ。「私は君を呼び出したつもりだったんだが、聞いていなかったのか?」と。
けれどロマニの心は今になってなお穏やかであった。遅刻する事実は変わらないのだから、どれだけ悠長にしようが今のロマニの心には余裕があるのだ。なーに五分も十分も変わらないと藤丸への説明を優先した。
おいたわしやレフ、セイジは既に内心でそう黙祷を捧げている。
だからここからシバの説明やアトラス院から提供されたトリスメギストスなどの話をしても、時間経過で発生するロマニの精神的な負荷はゼロであった。
「このように実に多くの才能が集結して、このミッションは行われる。ボクみたいな平凡な医者が立ち会ってもしょうがないけど、お呼びとあらば行かないとね」
カルデアの医療部門のトップに任命されている時点で平凡なわけがないのだが、魔術師に囲まれた環境だとどうにもその辺りの感覚が狂うらしい。ロマニはやや自嘲気味に笑うとようやく椅子から重い腰を上げた。
「お喋りに付き合ってくれてありがとう、立香ちゃん。セイジも、ボクや立香ちゃんをダシにしてさぼるのは終わりだ」
「……あ、バレてた?」
「そりゃね」
ジト目をセイジに向け、ロマニは言う。
「仕事は大方レフ辺りに投げたんだろうけど」
パッと視界が暗転する。
語りが続かない。
急な出来事にロマニの言葉が途絶えた。
不測の事態だ。わけが分からない藤丸は双方を見る。彼女を落ち着かせるような言葉は返ってこなかった。
だから藤丸は上を見上げた。二人と同じように。
照明から光が消えている。
急速な電力の消費にブレーカーが落ちた。一般家庭でも起こるトラブルだけれど、二人の雰囲気からそんなわけがないと藤丸は何とはなしに察した。
「なんだ? 明かりが消えるなんて、何か──」
──爆音。
⚠⚠⚠ EMERGENCY ⚠⚠⚠ EMERGENCY ⚠⚠⚠ EMERGENCY ⚠⚠⚠
けたたましく鳴り続けるアラート。嫌でも異常が起きていると知覚させる音響が藤丸たちの鼓膜を震わせる。
『緊急事態発生。緊急事態発生。中央発電所、及び中央管制室で火災が発生しました』
入館時と同じ機械的なアナウンスが冷徹に淡々と状況を説明してくれた。魔術的な専門用語なんて欠片もない、藤丸でも知っている非日常。
避難訓練なんて産まれてから今まで何度もやってきたもので、しかし所詮は想定された範囲での訓練でしかない。藤丸にとってここはおよそ知らない場所で、これは初めての状況だった。
『中央区画の隔壁は90秒後に閉鎖されます。職員は速やかに第二ゲートから退避してください。繰り返します。中央発電所、及び中央──』
「今のは爆発音か!? 一体なにが起こっている!?」
狼狽し、ロマニは声を荒げて取り乱す。
「モニター、管制室を映してくれ! みんなは無事なのか!?」
拾われた音声に、備え付けられているディスプレイはシステムに従って映像を映し出す。
シバによって中継されたそこは、瓦礫の山と揺らめき燃える背景だった。中央のカルデアスがなければ、きっとそこがどこなのか見る影もなくて分からなかったことだろう。
「これは──」
ロマニは言葉を失っていた。
あの場所には、モニターに指定した場所には短くない時間、一緒に仕事をして親交を深めた同僚たちがいた筈だ。今日のスケジュールはカルデアの最も重大なもので、だから彼らは気合いを入れて、昨晩はセイジ主催でロマニと景気づけに簡素ながらパーティーも開いたのだ。
ならばこそ彼は、己の想定と相反する光景に無意味だと分かっていても『いないでくれ』と願わずにはいられなかった。
「……ひどい」
モニター越しの光景に、藤丸は無意識の言葉が出る。
人がたくさんいた筈だ。映像には誰か一人でも人と認識できる情報が一つもない。
ファーストミッションがあると教えられていた。あんなに赤く明るいのに、人の形をした影は映っていなかった。
ファーストミッションが目前だったのだ。
「あっ」
──ファーストミッションが始まるからマシュは先に管制室まで戻っていったけど。
「……管制室って、
未だアラートは止まず。
藤丸の呟く声はあまりにか細い。
「藤丸立香、すぐに避難してくれ。ボクは管制室に行く」
カルデアの医療部門のトップであるロマニ・アーキマンが言う。気持ちに区切りなんてついていない。けれどそれでもやらなくてはならないことがある。飲み込めない感情を一旦横に置いて、動かなければならなかった。
「もうじき隔壁が閉鎖するからね。その前にキミだけでも外に出るんだ!」
部屋の扉を開けて、ロマニは急いで廊下に出るなり一度振り向く。
「セイジ、悪いが付いてきてくれ。キミの魔術なら最悪道が瓦礫で塞がっていてもどうにかなる」
「任された」
ロマニとセイジ、二人が部屋からいなくなる。藤丸はすぐさま動けなかった。
藤丸だけになった部屋。開きっぱなしの扉から小さな影が覗く。様子を窺うように頭だけをチラリと廊下から見せていた。
「……」
藤丸はその小さな瞳と目が合った。
その小動物は何も語らず。されど何よりも雄弁に藤丸へ問いを投げかけていた。
──カルデアで二人目の、フォウのお世話係の誕生です。
記憶が浮かぶ。
声が再生される。
思い起こされるのはカルデアでもっとも早くに交友をもった、先輩呼びしてくる後輩だ。
爆破に巻き込まれたかもしれない。死んでしまったかもしれない。すべて確認していない、"かもしれない"でしかない。
「分かってる。これで私だけ逃げるとか、絶対後悔する」
藤丸はロマニたちと同じく部屋を飛び出した。方向はもちろん、二人の跡を追う形だ。そんな背を瞳に映す一匹の獣は、ただ静かに彼女の行く手を辿る。
駆ける。
駆ける。
駆けて、追いつく。
後方から次第に大きくなる足音にロマニは振り向き驚愕する。
「いや、なにしてるんだキミ!? 方向が逆だ、第二ゲートは向こうだよ!?」
足を止める。
ロマニに遅れてセイジも藤丸を認識し、しかし彼はロマニのように何か言うことはない。
「私も行きます」
「付いてくるつもりなのか!? そりゃあ人手があった方が助かるけど」
「ロマン、無理だ。藤丸ちゃんは頑固とみた。インドアの僕たちじゃあ、口で勝てない勝負に勝ち目はない。追いつかれた時点で負けだ」
日頃スポーツをしていないインドア二人。
片やバレー部所属だった藤丸立香。
運動不足の医者と、ろくに身体強化を使えない魔術師からすれば、止めようのない相手だった。
セイジは先に管制室へと走り出す。
ロマニの味方はいなくなった。
「ああもう! 隔壁が閉鎖する前に戻るんだぞ!」
「はい!」
互いに平行線。こんな状況では言い争う時間が無駄でしかない。それが分かったロマニは、意味をなさないとしても言うだけ言ってセイジに追走する。返事をする藤丸もそれに倣った。
赤。
ゴウゴウ、パチパチ、火が燃えて揺らめく。
モニターに映されていたままの景色がそこにはあった。
「……生存者はいない。無事なのはカルデアスだけだ」
焼け爛れた職員たちを一瞥して、ロマニは医師として判断を下した。
辺りを見てきたセイジが彼のもとに戻る。
「たぶんこの部屋に爆発物があった。事故とかじゃないよ、ロマン」
「ああ、ボクも同じ意見だ。殺意が透けて見える。どう考えても人為的な破壊工作だ」
ノイズ。
誰もがそちらに意識を向けた。
管制室に設置されていたスピーカーから、ザザッと音が流れてアナウンスが読み上げられる。
『動力部の停止を確認。発電量が不足しています。予備電源への切り替えに異常 が あります。職員は 手動で 切り替えてください。
保険部門緊急時マニュアル にしたがって、保険部門の職員は規定の処理を実行してください。
隔壁閉鎖まで あと 40秒
中央区画に残っている職員は速やかに──』
「……ボクは地下の発電所に行く。カルデアの火を止める訳にはいかない。仕方ないが、セイジは初めてのメインだろ?」
「正直、一生サブだけが理想だったけどね。悪いけど、ここからは別行動だ」
「分かった」
ロマニはセイジと短く言葉を交わす。
そうして最後に藤丸へ向けて言う。
「というわけだ。立香ちゃん、キミは急いで来た道を戻るんだ。まだギリギリで間に合う」
言って走り出す。管制室から発電所へ、白衣を揺らして彼は駆ける。管制室に来て、ここで初めて藤丸はロマニの方を見た。
「いいな、寄り道はするんじゃないぞ! 外に出て、外部から救助を待つんだ!」
走りながら彼は藤丸へ向けて叫ぶ。
なんともお人好しな性格だ。こんなときでも他人のことを想えるだなんて良い人だ。現場にいるからこそ、セイジは見送りながらそう思う。
「さて、『保険部門緊急時マニュアルNo.2 カルデアス損傷及び、その危険性のある問題が発生した場合、ただちにこれを排除、またはカルデアスを死守すること』だっけ。藤丸ちゃんはどうする? 避難するなら今しかないよ」
彼は問う。
ロマニに言われてようやく出口へ視線を向けた藤丸へ。けれど動こうとしなかった藤丸へ。すぐさま逃げなかったのだから答えなんて決まっているようなもので、だからこれは選択ではなく確認だった。
「まだマシュが見つかってないんです。だから」
「うん言うと思った。いいよ」
最後まで言いきる前に彼が肯定すれば、藤丸は意外そうな顔を晒す。
あれだけロマニに散々避難誘導されたのだ。藤丸もその対応が当然だと理解しているからこそ、これには不意を突かれた。
「僕は今からカルデアスに掛かりっきりになってしまう。だから避難に遅れてる誰かさんがいても声を掛けられるまでは気づかないかもだ」
なんともまあ白々しくセイジは言った。
その言外の意思を藤丸は汲み取り、一度頭を下げると再びマシュを、生存者を探し始めた。この場で自分は動けるのだからと。
一人でも多く助けられる見込みがあるのなら、そしてマシュの生死を確認しなくては、藤丸はこの場を離れる気にはなれなかった。
『システム レイシフト最終段階に移行します。
座標 西暦2004年 1月 30日 日本 冬木』
またアナウンスが流れる。先程とは別の音声だった。
『ラプラスによる転移保護 成立。
特異点への因子追加枠 確保。
アンサモンプログラム セット。
マスターは最終調整に入ってください』
淡々と並べられるそれを藤丸は理解できない。入館時のアナウンスと理由は同じだ。だからそんなことよりも生存者を探そうとして、近くの山になっていた瓦礫の一部が崩れ落ちる。
「……!」
倒壊音からそちらに目をやった藤丸は、そこに見覚えのある姿を認めた。
「……あ」
「マシュ! いま、助け──」
目が合った。生きていた。
反射で藤丸は彼女に声をかけて、しかし最後まで言いきれなかった。
「いい、です……助かりません、から」
瓦礫で下半身が潰れていた。
損壊具合を目視することはできないが、人力でどうにかなる状況ではなかった。それだけが明白で、生きていることが奇跡で、とても残酷だった。
「それより、はやく、逃げないと」
マシュの頭部から未だ血が流れている。頭部へのダメージに合わせて、失血でおそらく意識が朦朧としているのだろう。それでもたどたどしく献身的に彼女は藤丸のために言葉を紡いだ。
けれど事態はそんな事情などに配慮してはくれない。
それにまず気がついたのは藤丸だった。目に見えた変化に驚愕し、ついでマシュが意味もない言葉を漏らした。
カルデアスが変色したのだ。
『観測スタッフに警告。カルデアスの状態が変化しました。シバによる近未来観測データを書き換えます』
燃えていた。
赤く、朱く、小さな地球が染まっていた。
『近未来百年までの地球において
人類の痕跡は 発見 できません。
人類の生存は 確認 できません。
人類の未来は 保証 できません』
無情に、無責任に、アナウンスは述べる。
藤丸もマシュも事態を飲み込めてはいなかった。
「カルデアスが……真っ赤に、なっちゃいました……いえ、そんな、コト、より──」
アナウンスの音声が再び替わる。入館時と同じものだ。
『中央隔壁、封鎖します。
館内洗浄開始まで あと 180秒です』
「隔壁、閉まっちゃい、ました。……もう、外に、は」
悔しさというよりは諦めに近い感情だろうか。マシュはただ残念そうに呟く。それが藤丸にはどうしても嫌だった。
「なんとかなるさ」
だから否定するように励ました。
既にマシュは自身が助からないことを信じて疑わない。避難経路が途絶えたことに失意を見せたのも、藤丸のためを想ってこそであり、自身の助かる道に対してではない。それは藤丸とて理解している。
けれどそのすべてを加味した上で、藤丸はマシュを助けたかった。だから根拠がなくても希望を見せようとした。マシュはその優しさから応えることはなかった。
『コフィン内マスターのバイタル
基準値に 達していません。
レイシフト 定員に 達していません。
該当マスターを検索中……発見しました。
適応番号48 藤丸立香 ならび
番外 陽花青紫 を
マスターとして 再設定 します。
アンサモンプログラム スタート。
霊子変換を開始 します』
藤丸は半ばアナウンスの理解を放棄していた。自分の名前が読み上げられてようやく意識が寄った程度で、しかし言っている内容を理解できないのだから、再び聞き流した。
結局のところ、何かするにしても現状はアナウンスされていた180秒後の洗浄を待たなければならない。であるならば、今の藤丸にとってそれ以上に大切な情報などマシュの安否に関わりそうなものだけであった。
「あの……せん、ぱい」
チカチカと火に照らされて、マシュが藤丸に手を伸ばす。
「手を、握ってもらって、いいですか?」
『レイシフト開始まで、あと3』
「うん、いいよ」
『2』
血と煤に汚れた手を藤丸は優しく握る。
『1』
死なせないために、離さないように。
ここにいると伝えるために。少しだけ冷たいその手に体温を分ける。
『全工程、
ファーストオーダー 実証を 開始 します』
特異点 F 人理定礎値 C
A.D.2004 炎上汚染都市 冬木
物語が現実に──。
???「さーて、次回はようやっとワシの出番じゃな! まったく2年以上もプロットで待たせおってからに。ん? なんだチミはってか。そーですわしが変なフォーリナーです。いや、はしゃぎすぎてちと早く来すぎたのう。まあなに、どうせ有象無象は後書きまで読んどらんじゃろ。些事じゃ些事、ネタバレにはならんて。てか5000年も前倒したあの水晶蜘蛛に比べたら一話早く出るくらい良くない? だいぶマシだと思うんじゃよね!」