成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

14 / 25

フラグは建ててたのでようやく出せます。
というかとあることを除いてまんまサルファなのはご愛嬌といえことで……()

尚、ギュネイ視点では知らぬ間に敵勢力が増える模様。
ちなみに今回登場する作品の一つはサルファを知ってれば分かると思いますが、もう一つは近年に映画化した漫画原作の奴です。
喜んで頂けたらこちらも嬉しい……




No.10 覚醒

 

 

 

 

【ソロ星 採掘場】

 

 

 

 

 

 

「なあ、コスモ!別れた船団の一部がこっちに寄るって本当かい?」

 

動物が豊かに生活する平和な星で故郷の地球よりも自然豊かな星でコスモと呼ばれたアフロヘアーの少年は小さな少年、デクの質問に答える。

無論、エレカを運転しているので前を見ながらだが。

 

「ああ、親父からしっかり聞き盗んだからな。2隻来るってさ」

 

「へぇー!じゃあバルキリーとか見れるのかなぁ?」

 

コスモ達は移民船で生まれ育ち、そしてこの銀河でいくつもないだろう人の居住を可能とする星にようやく根を下ろしたばかり。

それに戦闘よりも居住性を重視した移民船なのもあってバルキリーのような機動兵器はなく、通常兵器しかない。

故にこの融合世界での歴史ではバルキリーというモビルスーツの原型とも言える存在であり、そして少年達にはロマン溢れる兵器であった。

 

「もしかしたら見れるかもな。だけどその前に……」

 

「あの発掘された奴だよね!あれって本当になんだろ」

 

彼らの言うアレは、ソロ星に降りて少しして言語学者(の卵)であるシェリルが発見した遺跡や遺物の事である。

形としては自動車のように見えるそれはソロ星にかつて知的生命体がいた事を証明するものだった。

だが、発掘されたものは何故か動きそうで動かないため、どうすれば動くのか第6文明人の痕跡や残された言語から探っていた。

 

「シェリルさんが色々調べているみたいだけど、さっぱりってさ」

 

しかし、彼らが調査しているその遺跡を巡って銀河を巻き込む戦いになるとはコスモも、遠く離れた場所にいるギュネイにも分かるはずがなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コスモ達が遺跡発掘現場に到着して少しして。

ソロ星近郊の宇宙空間でとある戦艦が、あるものの調査のために滞在していた。

 

「カララお嬢様は一体どこに行ったのだ……」

 

戦艦を率いる隊長であるギジェ・ザラルは頭を悩ませていた。

お付きの者と共にソロ星に降りていってしまったと、部下に報告されて数時間経過しておりギジェは前回の調査ではなかった未確認建造物の存在もあり、ギジェはどう探すべきか少し悩んで彼は決めた。

 

「ダミド、捜索隊を出せ」

 

副官のダミドにそう指示を出し、ダミドは「あの星にいるらしい生命体の事については大丈夫か?」と彼に聞く。

それにギジェは構わん、とそれに続けて言う。

 

「攻撃してくる種族ならば、早々に殲滅しておいて損はない。それに我々の主目的はカララ様の捜索だ。何もなければそれに越した事はない」

 

彼らは【バッフ・クラン】。

別銀河からやって来た軍隊である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、捜索隊として駆り出された兵士達はカララの心配をするのと同時に見つければ昇格という褒賞に目が眩んでいた。

それとなく察せれたかもしれないが、カララという人物は彼らにとって大事な存在のようだ。

 

「カララ様の堪え性のない性格には困ったなぁ」

 

「仕方あるまい、姉が武人なら妹も妹だ」

 

兵士達は上官のギジェに聞こえないことを良いことに、言いたい放題だがそれが彼らの本音とも言えよう。

とはいえ、彼らもサムライを自負する者達。

その忠義心は高いと言えよう。

 

「しかし、ロゴ・ダウに以前には見られなかった建物があるんだろう?もしかしたらカララ様はソイツ等に捕まったのかもしれん」

 

「もし、そんな奴等が俺達の母星を攻撃してくるなら……」

 

とはいえ、若者故の血気盛んなパイロット達はもしもの不安に惑わされながらバッフ・クランの戦闘機を飛ばす。

そして、街の方から光が見えた。

 

「異星人の街か!?退避を…」

 

「カララ様はどうする!?」

 

「そ、そうだな……」

 

一瞬、攻撃かと思ったがカララの事を考えて退避をやめる。

そして、発掘場にいる兵器群を見た。

どちらも何も知らない状態での邂逅であった。

 

「へぇ、あれが移民団の戦闘機かぁ」

 

移民団の一人の兵士がそう呟くと、突如バッフ・クランの戦闘機が機銃を発射。

勿論、それに対応する事などできるはずがなく先程呟いた兵士は乗っていた戦車と共に爆散する。

 

「攻撃?」

 

シェリルと口論していた軍人、ジョーダン・ベスは目の前の光景に呆気に取られる。

なぜ攻撃されるのか、なぜ、なぜ………

だがそんな暇はもうない。

 

「敵襲だぁ!」

 

誰が叫んだのか、その声が発掘場に響き渡り全員弾けるように戦闘状態になった。

一方、バッフ・クランの方はというと………

 

「何故撃った!?」

 

「カララ様を捜索して異星人にでも殺されたら我々の首が飛ぶか、自爆させられるんだぞ!わざとじゃない!」

 

そう言って自分の行動を正当化するバッフ・クランの兵士。

最悪のファースト・コンタクトを行った彼らは、周囲の安全を確保するために次々と攻撃を開始する。

それを遠くの森林で覗き見ていた彼らが探すカララは困惑していた。

 

「何故攻撃したの……!?」

 

だからといってここから飛び出しても下手すれば彼らに撃たれかねない。

草木に身を隠すしかなかった。

 

 

 

 

そして戦闘に巻き込まれた民間人、ユウキ・コスモとデク、そして彼らを追いかけて来ていたイムホフ・カーシャはパニックになりつつも生存するために発掘された遺跡のメカに乗り込む。

 

「クソ!なんなんだよ!」

 

と、愚痴っても状況が良くなる訳では無い。

だがこのまま何もしないのは死ぬ可能性を引き上げる。

 

「コイツを動かせないの!?コスモ!」

 

「うるさい!ええい!動け!」

 

デクの質問をうるさいと蹴飛ばし、あちこちボタンやレバーを動かす。

するとモニター群の真ん中にある丸いモニターが光り始めたではないか。

 

「なんだ!?」

 

その起動サインは合計三つの遺跡……否、メカのコクピットに起きていた。

 

「なんだ!動くじゃないか!」

 

「ええ、今はね。でもこれまでどれだけ調べても第6文明人のメカニズムを動かすことはできなかったのに……」

 

動くことに喜ぶベスと今動く理由に納得がいかないシェリル。

とはいえ、現に動いているのだからどれほど否定しようとそれが現実である。

 

「ん?なんだ、何が起きている!?」

 

「異星人のメカが動き出した……?」

 

無論、それはバッフ・クラン側にも見えておりデカイ車体は攻撃の的同然である。

 

「撃て!撃ちまくれ!」

 

ミサイルを雨のようにメカに撃ち続けるが、第6文明人のメカは全く効いている様子はない。

とはいえ衝撃はコスモ達に届いているが……

 

「うっ…!?このメカ、できる!?」

 

その硬さに驚くしかない。

遺跡同然だった物がミサイルを何発くらっても効かない事実は、コスモらにもバッフ・クランにも衝撃を与えていた。

 

「あ、あれだけ攻撃しても効いていない!?」

 

だがさらなる衝撃が彼らを襲う。

 

「なんだ?急に止まって……うわっ!?」

 

急に停車したと思うと今度は背後から追突される。

だが三つの車体が変形し、合体すると上空から全容を理解できるバッフ・クラン兵はそんなバカな、と思わず漏らす。

 

「ま、まさか伝説の巨神……!?」

 

「バカ言え!あんなものがイデの巨神であるものか!」

 

立ち上がる巨人は、お世辞にもカッコいいと言えるものではない。

それは地上でそれを見ているカララとて同じだった。

 

「こんな、こんなものがイデの巨神である筈がない……!」

 

だがしかし、事実はしっかりと彼女の目に写っている。

 

「でも、巨人……!」

 

そんな折に、黒い戦闘機【VF-17D ナイトメア】が3機現れる。

いや、戦闘機ではなかった。

それはバルキリーであるのだから。

 

「救援を受けてみれば、異星人の攻撃か!」

 

隊長の金竜を先頭に編隊を組むのはマクロス7の精鋭部隊【ダイヤモンドフォース】。

だが、救援要請を受けてやって来たのは彼らだけではない。

 

奇居子(ガウナ)じゃない…?いや、今は人命が優先だ!」

 

白い機体色がよく目立つモビルスーツ程の大きさのロボット。

だがその背中には三角錐状の推進装置が特徴的である。

継衛(つぐもり)】とその機体を知る者はそう呼ぶ機体のパイロットである谷風長道(タニカゼ ナガテ)は、ソロ星の上空から戦況を見渡していた。

 

「こちら、マクロス7のダイヤモンドフォースだ!そこのロボットは仲間か!?」

 

素早く金竜は100mもある巨人に通信を入れる。

それにベスは「ええ!移民団の者です!救援感謝します!」と感謝する。

だがコスモは違うようだ。

 

「ダイヤモンドフォースだかなんだか知らないけど、ここは俺達の星だ!俺達だけでもやれるってことを見せてやる!」

 

闘争心に火をつけたらしいコスモが端から見れば頑固な親父のよえな事を言うと、金竜の部下のガムリンがええ……と言うような顔になる。

 

「子供なのによくもまあ……いや、今は戦闘に集中しなければ!」

 

そんな彼らに置いてけぼりをくらった長道はと言うと、コスモの強気な発言に良くも悪くも引きつつ攻撃してくるバッフ・クランの戦闘機を撃墜していく。

前腕部にあるウェポンプラットフォームの速射砲で軽く何機も落としていく様は見ていて気持ち良い。

そこまで数が多いわけでもなかった為、戦闘は早く終わったがパンチのみで戦闘機をはたき落としていた巨人にシェリルはとある言葉を理解した。

 

「これが……これがイデオン……」

 

目覚めてはいけない存在が、目覚めてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ちなみに最近自分なりに20thオーズへの供養(?)としてオーズSS書き始めたけど、やっぱり感想って自分にとってはエネルギーなんだなと再認識しました()

……え?幕門?なんか筆が本編に向いてたので出来上がり次第、投稿するので石を投げるだけで抑えてください!
なんでもしますから!


そして例のアレ


ララァ「エースになったようね、おめでとう」

ギュネイ「ファッ!?」

ララァ「何を驚いているの?私が祝いに来ちゃ駄目だったかしら」

ギュネイ「現れるなら俺じゃなくて天パかレッドマンの所に行ってくださいよ……」

ララァ「貴方が二人の間に彷徨うなと言ったのに……」

ギュネイ「アンタが悪夢見せるからじゃないすか」

ララァ「まあ、とりあえずこれからも頑張りなさい」

ギュネイ「………夢で亡霊見るならレズンとかクェスの方がマシだよ」


というわけで例のアレ(エーストーク)始まるゾォ!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。