サブタイトルやら作中の展開からして作者はISアンチと思われる方もいるでしょうが全然違います。
おもしれー奴、的な意味でISは好きですし続編まだかなとたまに気にするくらい好きです。
今作では駆け足気味だった危機一髪の反省として少し進むペースを落としてみるといった試みをしているのです。
遅すぎると思った方にはごめんなさい。
なのでISファンの方には石を作者にお投げしても良いのでお気に入り登録を外さないでください!
お願いします、なんでもしますから!
……仮面ライダーに浮気してたのも許して?
6000文字も書いたから許して!
連邦のISのコンペに突き合わせられる事になったギュネイとアムロ、そしてシャア(ギュネイ以外は道連れだが)。
恐らく、IS委員会はモビルスーツなどISで木っ端微塵にしてやると謎の自信を持っていて、その奴隷に成り下がった政治家達は利権を脅かすガンダロスタに意趣返しができると内心ニヤついているのだろう。
そんな彼らのプライドを潰すため、ギュネイはハンデをつけて叩き潰すことにした。
「元気にしてたか、トリスタン」
ISのコンペに参加する程度ならわざわざG-サザビーで出る必要はない。
かつて連邦が組み上げたNT-1【アレックス】の近代改修機の【トリスタン】で十分であるとギュネイは完全に舐めプをかましていた。
無論、アムロはこれまで使い続けてきた【Reガンダム】、シャアは火星ジオンからガンダロスタの技術共有の元、開発・提供されていた【
RFザクに関してはシャア用にOSや機体出力に調整されており、機動性を主に大きく向上させている。
尚、技術部が手っ取り早く機動力を上げるために【土星エンジン】を積もうとしたのは余談である。
流石に一度暴走したら自爆する推進装置を乗せてシャアが自爆してしまったらギュネイも目覚めが悪くなる。
「そろそろHi-νガンダムとサザビーも再調整、強化もされてるから来るとは思うが……お二人はどう思います?」
最近の情勢を鑑みた調整を二人の機体に施しており、その感想を二人に聞くのだがタイミングが悪くIS側から今回のコンペ対決の相手となる【
「貴殿らが私達の対戦相手ね」
そう通信機越しに話しかけたのは銀の福音のパイロット、ナターシャ・ファイルス。
他、二名もどうやら自信アリな顔でこちらを見ている。
自身の腕と機体を信頼しているのだろう。
いや、もしかしたらISにかもしれないが。
「対戦よろしく。対戦に関しては遠慮はいらん」
「ふぅん……自信がお有りのようで……」
なにやら傍らの二人の敵意が強くなるが、まあプレッシャーからして自身より強くないとギュネイは感じ取る。
逆にナターシャは天パやシャア程ではないが、強かさを感じさせる。
まあ比較する対象がトチ狂ってるが。
「それでは双方、スタート位置についてください」
アナウンスが流れ、どちらも先程の位置から数百mほど離れる。
十分に離れ、試験場となるアメリカの地形の起伏が激しい荒野と峡谷で不毛な戦いが始まった。
「全機、戦闘を開始してください」
そう告げられるのと同時にガンダムとザクが左右に飛び出し、トリスタンは姿をくらます。
打鉄とラファールは上空に飛び上がり、その後ろに続くように銀の福音が各種兵装のセーフティロックを外し、戦闘準備を整える。
銀の福音の固有武装【銀の鐘】はスラスターウィングであると同時に36門のビーム砲である。
無論、追加装備として他社の武装を積み込んではいるが純粋な火力ならばやはり銀の鐘である。
「ミノフスキー粒子下での戦闘マニュアルは読んでいるわよね?レーダーは無効化、有視界戦闘を強制させられる私達と相手だけどあちらは空を自由に飛べない。これが私達のアドバンテージ。さあゆっくりとすり潰していくわよ…!」
「「はい!」」
ナターシャの指揮の下、打鉄とラファールのパイロットもサーチアンドデストロイの心で上空から敵を探す。
一方、ギュネイ達は纏めて葬られることを回避するために散開して相手の動きを伺っていた。
「ISとの戦闘なんて想定してねぇが、やるしかないよな」
と、なんて愚痴りつつ物思いに耽る。
「インフィニット・ストラトス……開発者の篠ノ之束が作り出したパワードスーツ。いくら思い返してもそれぐらいしか思い返せなかったけど……やっぱりどこまでも行っても天才モドキだな」
ギュネイの篠ノ之束への評価は【天才モドキ】。
ネットじゃ【天災】と呼ばれているが、実のところは天才であって天才じゃないのが篠ノ之束であると考えていた。
まだ自称天才でほんの一時とはいえ、指導者になったパプテマス・シロッコの方がよっぽど天才と言える。
思い返せた断片的な彼女の過去から見ても、人を見下す所はシロッコと変わらないものの、彼女はそれに輪をかけてコミュ障で興味のあるものしか見れない視野の狭い見方しかできない。
プレゼンからしてシロッコはしっかりと採用を勝ち取っているのに、束は本来の用途ではなく兵器として使われ、兵器転用に対する対策もしない。
これで作中で天才などと自称するのだから少なくともギュネイにとっては笑い者だ。
「スイカバーの下位互換、不名誉な渾名だな」
自分でそんな悪口を言って笑いつつ、トリスタンのビームライフルのエネルギーを収束させて狙いをつける。
「そういやぁバトオペじゃあ強化待ち筆頭だったな、トリスタン……私が死んだ後、ちゃんと強化されたんだろうか……」
しょうもないことを考えつつ、収束して強力なエネルギー(無論、模擬戦仕様なのでISのシールドを削るだけだ)を完全に油断してノロノロと飛行しているラファールに撃った。
「宇宙空間での戦闘は地獄なんだぜ……?」
今は空を飛び、いつかは宇宙という空に飛ぶISにそんな言葉を吐きながら、次の狙撃ポイントに移動する。
さて、一方的な狙撃によってラファールのシールドエネルギーはあっという間に瀕死となり、動揺するラファールのパイロットにナターシャは叱咤する。
「冷静になりなさい!敵は潜んでいるのだから狙撃ポイントを絞り出すだけよ!」
「ううっ…は、はいッ」
軽くギュネイらの情報はナターシャ達とて確認はしていた。
一年戦争の英雄、アムロ・レイにそのライバルとも言われたシャア・アズナブルらしき人物、エドワウ・マス。
そして二人を纏め、ジオンとも連邦とも違う新たな国家を建設した張本人であるギュネイ・ガス。
曰く付きの人物であることは察していたが、地を這うMSにISが負けるはずがないとナターシャは無意識に思っていた。
それは自身の技量への自信もあるが、何よりも相棒たる銀の福音を信頼していたからである。
だが、その自信を揺らがす存在が目の前にいる事でナターシャも余裕を持つことはできなくなった。
「マズイわね……上手く地形を利用されている……けどこちらのレーダーは使えない。流石に何年もモビルスーツに乗るだけあってあちらに一日の長があるわね」
ISには視界を360度に拡張する機能があるが、やはりレーダーありきとも言える。
特に軍人であるナターシャからすればレーダーは身近なアイテムである。
だがそれを無効化するのがミノフスキー粒子という、モビルスーツという人型兵器の優位を保証させる粒子。
これによってISは搭乗者が処理しきれない敵の位置をレーダーで補っていたものを失い、完全に肉眼で全ての情報を搭乗者が処理しなければならない。
常に360度を見れるが、人間の脳の限界がそのスペックに弊害をもたらしていた。
逆にモビルスーツは外の光景を視認しやすく処理されたものをモニターで人間に見せるだけである。
人間への負担は少なめで、操縦が身に染みていれば人間臭い動きを自在に行うことができる。
だがISは制空権を取りやすく、モビルスーツはSFSか空を飛べる設計を前提としなければ制空権は得られない。
そもそも機体のサイズも大きく異なり、ISからすればモビルスーツは的でモビルスーツからすればISは小さくて当てにくい。
まあサナリィが開発した【F91】や【ヘビーガン】等の小型機であれば、その差は縮まるが………
「白い機体!?アムロ・レイか!」
結局はパイロットの腕で決まるのだ。
性能で圧倒するには目茶苦茶な性能がなければ無理である。
ISはその目茶苦茶な性能に値はするが、コンバトラーVやガオガイガーと比べればまだ易しいリアルロボであるだろう。
事実、かつてガルマが率いるドップ隊に対してアムロが行ったジャンプしながらの迎撃行動を食らったラファールが容易く撃墜判定を受けたのだから。
「そこっ!」
「わあぁぁぁ!?」
「エリン!?キャッ!?」
ビームライフルの直撃を受けて落下するラファールに気を取られた打鉄のパイロット。
だから本来は視覚になりえない後ろからのキックはシールドに大きなダメージを残した。
「鈍いな」
追撃はせず、右肩のシールドに内蔵された模擬弾が詰め込められたマシンガンで牽制しつつ、銀の福音の攻撃を避ける。
「強い…!」
「このっ!このっ!」
直撃はシールドで防御されてそのまま姿をくらます赤いザクに、ナターシャは【赤い彗星】の異名を理解した。
「確かに、赤い彗星って呼ばれるわね…!」
ガンダムも既に姿が見えないため、次はトリスタンかと身構える二人。
銀の福音はまだダメージを受けていないがモビルスーツの装甲と比べれば、シールドは若干柔らかい。
シールドエネルギーの消耗が激しいビームは特に注意しなければならない。
緊張感が彼女らに漂うが、突然爆発の光がナターシャから見て3時の方向で起きる。
「なに…!?」
爆発の中心にはトリスタンが無傷でいるが、中にいるギュネイは舌打ちしていた。
「IS委員会め!負けそうなら卑怯な手を使うか!なんとなくやりそうだとは思ってたが!」
黒いISがガトリングとビームキャノンを乱射しながら、トリスタンを追い立てる。
それにナターシャは眉間にシワを寄せる。
「…余計な真似を」
とうしてもIS委員会は地球連邦内で利権を得たいようだ。
呆れ、怒りはあるが悲しいかな、彼女は軍人である。
上司からの命令は絶対なのである。
「悪いけど、撃たせてもらうわよ…!」
「男風情が舐めるんじゃないわよぉっ!!」
打鉄と銀の福音がトリスタンに狙いをつけて撃ちまくる。
ビームと実弾の嵐に直撃弾にはシールドで防ぎつつ、ミノフスキー粒子下でもギリギリ通信できるアムロに現状確認を求める。
「アムロ!そっちは変なのいないか!?」
「こちらにはいない。だがシャアがいた方からは攻撃音が聞こえる。恐らく相手をしているのだろう」
「アムロは打鉄を落としたらあっちの方に行け!銀の福音くらいは俺が落としてみせる!」
ギュネイはそう言うが、アムロはからかう。
「歳上にはもっと言葉遣いを気を付けた方が良いんじゃないか?」
「んなこと言ったらアンタはいつになったらベルトーチカさんとチェーンさんとくっつくんですかね!?」
「………」
「黙るなぁぁぁ!?」
無言でビームライフルを打鉄に撃ち、回避を吐かせた後にバルカンで牽制。
後はビームサーベルで撃墜判定を与えたあとシャアの救援に向かうアムロに怒号の声を上げるギュネイ。
「余所見する余裕はお有りで!?」
「ねぇよボケナス!」
口が悪くなったギュネイとナターシャの一騎打ちが始まる。
様々な角度からのビームに苦戦するギュネイ。
バルカンで目眩まししつつ近付こうとするが、流石に他の二人と違って冷静な判断ができていた。
「ビビらねぇか。流石に軍人なだけある…!」
「予測が外れる……ニュータイプ、厄介ね」
まぐれ当たりがないかと期待して、トリスタンの腕部ガトリングが火を吹くがビームに消し飛ばされ直撃せず。
ビームライフルでは撃つ前に破壊されそうなのでナシ。
アムロにああは言ったものの、ビームの弾幕がウザったらしいたらありゃしないのだ。
モビルスーツはISと違って自在に飛べないので、原作の白式のように近付けれない。
そして先程の黒いISも後ろからチマチマと後ろに下がれないよう弾幕を張っている。
恐らく、部下達が怒り狂って抗議してるだろうがどうせ話をさせてくれてないだろう。
だが俺が出て良かった、とも彼は思っていた。
もし、これが一般兵であれば最悪死んでいたケースだ。
その死さえモビルスーツを貶すために使われるだろうということが容易に想像できる。
「あーあ、こりゃ助けを求めてた方が良かったかな……」
タイマンではISが有利。
それを思い知らせたギュネイだが、まだ打開策はあった。
しかし、それをする前に一条の光が銀の福音の攻撃を止めた。
「なに!?」
「上から?」
各々、戸惑う。
だが発砲した主は予定通りである。
「私はマフティー・ナビーユ・エリン。地球連邦軍、並びに連邦政府の方々にこの場を借りて宣言させて頂きます」
無差別に送られている通信は、ちょうど黒いISの機能を停止させたアムロらにも届いていた。
だがギュネイは鳥肌が立っていた。
まるで自身が最も恐れるものを見てしまったかのように。
「我々、マフティーは未だ利権を貪り何も変わらない地球連邦に対して宣戦布告する。手始めにここ、アメリカ大陸で行われているIS評価試験に集まった彼らを粛清させていただく」
そう言い終わると、空を飛ぶガンダムはミサイルを発射し、防衛に回るISとモビルスーツの合間を縫って地球連邦政府官僚、IS委員会の人間が多くいる基地中央を爆撃、殺害した。
逃げる暇もなく焼かれた彼、彼女らであるがギュネイは次の標的が自分達に向くだろうとすぐに思考を切り替えて迎撃に出る。
「ナターシャ・ファイルス!試験は中止だ!迎撃する!」
「OK!実戦出力に戻す!」
二人は即座に対応してそれぞれ機体の出力を実戦仕様に戻す。
どのみち一回きりの模擬戦なので、デフォルト出力に戻すのは容易である。
「ギュネイ・ガス……!貴方はこんなところで遊んでいる暇はないでしょうッ!!」
「(やはりハサウェイ!?)息抜きくらいさせろやぁ!!」
「貴方も結局、ただの人殺しか」
失望した声がギュネイの耳に届く。
それにギュネイは一瞬だけ思考が沸騰するが、すぐに冷やす。
「俺は誰かの理想になれるほど、偉くも強くもない。俺は俺の理想があるんだ。お前の理想を押し付けるな!」
そんな彼の言葉に呼応したのか。
それともたまたまだったのか。
ガンダムによって導かれた者達がここに集まっていた。
「お前はガンダムではない!」
そう言いながらマフティーのガンダム【Ξガンダム】に斬り込んでいったのは【ダブルオーガンダムセブンソード/G】。
今まで静観していたソレスタルビーイングの乱入に、ギュネイは困惑しつつも彼らの登場に嬉しくも思った。
「ガンダムマイスター、憧れの役職だよなぁ……」
と浮かれていたのを自身の頬を叩いて気を取り直す。
「これは、俺の罪だ……!」
《記録と要望》
【ガンダロスタ国 技術部所長 メグ女史】
IS採用試験中に乱入したミノフスキークラフトを利用した飛行型の大型ガンダムによって試験は中止。
別世界の地球連邦から伝えられた【ソレスタルビーイング】なる組織のガンダムも乱入し、【マフティー】の虐殺を止め、撃退に成功せり。
私個人としてはISには可能性とロマンが溢れていますが、話を聞くに「私」と違って天災じゃないそうですか。
せっかく生み出されたISがあんな紹介の仕方なんて可哀相でしかないですね、私ならフルスキンにして各所にミサイルガン積み!
そして頭部にはビーム砲と脚には近接ブレードを配置して火力と近距離に対応したISを作りますね!
ISのシールドなら数発の被弾なんて屁でもない訳ですし、ぶっちゃけ火力ガン積みが正解だと私は思います。
というわけでギュネイさ――首相、IS一機を私にください!
最強のISにしてあの天災を超えてやりますよ!
署名 ギュネイ・ガス 捺印(非認可)
今はとにかくクソ忙しいし、IS一機買うだけでモビルスーツ3機を作れるのでコストが見合わないので不採用、非認可、否定ッ!!
せめてトリスタンの飛行ユニットを小型化して見せろよ……
ぶっちゃけると怪獣とマフティー、どっちにしようと思ってたけど結局マフティーにしました。
怪獣はひょこっと現れるしお寿司()
ちなみに最後の奴はしょっちゅうギュネイに届く技術部からの提案とか諸々のやつ。
いつもこんな感じです(笑)
はてさて、リニューアルされた二人の機体は……まあご想像にお任せします。
そう遠くない内に出ますし。
感想、良かったらお願いします。
例のアレ(中断トーク)
ギュネイ「あの……マリーダさん?ロニさん?何故そんなにお怒りで……」
マリーダ「プレイヤーの皆さんが砂糖吐いたり逃げたりするから当たり前だろう?」
ロニ「私に至っては本編登場が少ししかないじゃないか」
ギュネイ「いや、そりゃ制作陣の人達が大変なんだから仕方ないだろ?ね?」
マリーダ「兄さん、さり気なく第四の壁を超えるのやめよ?」
ギュネイ「え?ええぇ……(困惑)」
ロニ「とりあえず、今日もアレね、マリーダ」
マリーダ「そうね、ロニ」
ギュネイ「ファッ!?や、やめろ!ベットはやめて!アーッ!」