ソレスタルビーイングさんもそろそろ活動的になるかなぁ、といったところで大きく物語が動き出す……筈です()
投稿遅れた言い訳を並べますと、バイト探しとカクヨムの方に時間かけてました。
バイトは無事(?)落ちました。
GONGとかSKILLとか、スパロボも名曲に恵まれてて凄いなと思いつつ聞きながら書いてます。
ここ最近、僕は言い訳しかしてないよじっちゃん……
マフティーの介入とソレスタルビーイングの乱入によってISの試験は中止となったが、結果的に正式採用は見送られることになった。
どちらも三機ずつの対抗戦でパイロットの差はあれど性能に大きなアドバンテージを待つISが二機撃墜判定、一方でモビルスーツは撃墜なしという結果はIS委員会の予想を木っ端微塵に吹き飛ばした。
とはいえ、絶対防御や現段階では大型化することでしか得られない飛行能力を保有していることからISは連邦軍とガンダロスタ双方で戦力としては採用される事になった。
ギュネイはIS委員会は今頃、阿鼻叫喚だろうと笑い転げていたがそんな彼もマフティーへの対応のために部隊編成やそれらに関する書類地獄に悲嘆に暮れるのだが、そんな彼にある人物が接触しに来た。
【ガンダロスタ本国 インダストリアル7】
「やほ〜束さんだよ〜☆」
「……………」
ガンダロスタ主導でスーパーロボット達も含めた混成部隊の再編で書類に忙殺されていたギュネイの前に現れたメカニカルなウサ耳を付けた女性。
彼女の傍らには首相の執務室の壁を貫いて床に突き刺さる人参型ロケット。
ギュネイは頭を抱えて壁の修復に必要な予算を考える。
そんな彼に興味を持ったからやって来た篠ノ之束は、そんな事はどうでもいいとばかりに話しかける。
「ねぇねぇ、君から見た私のIS、どう思う?」
其の為だけに器物を破損させ、人の仕事の邪魔をしに来たのか?
静かにキレたギュネイはペンを束に投げる。
だがそれを余裕そうにキャッチした束にギュネイは自身を冷静にするために覚えてもいない素数を数え始める。
1で終わってギュネイは改めてふざけた格好の束の質問に答えた。
「兵器としても作業用としても欠陥も良いところ。性別で乗れるやつが決まるんならわざわざそれに投資する必要性もない。国家を預かる身としてはそう判断する」
まあ、それから逃げたいレッドマンと天パの為にやってるフシがあるので苦笑いが抑えきれないギュネイに束はちょっと不満そうでいた。
「えー……束さんが作ったパワードスーツには価値がないって?」
「技術に関しては価値はあるよ。ISという物自体にないってだけだ。開発者の束博士には不快だろうがな」
「………」
こりゃ敵になるか…?とギュネイは身構えるが束は怒るわけでも笑うわけでもなく、無表情だった。
「ISは今の世の中には不要ってこと?私の子供達はいらない?」
それは深淵を覗いているような、全てを飲み込むような瞳にギュネイは一瞬気圧される。
シャアもシャアでトチ狂っていたが、目の前の天災は孤独感の先にあるようなそんな狂気を感じた。
だがしかし、だがしかしだ。
「バッサリ言わせてもらうが人の事を知ってるようで知らない、人を下に見るスイカバーの下位互換なんぞの発明品なんてそんな程度さ。差別を作る要因になった者が、世界を思い通りに動かせると思うのならそれは貴様の思い違いだ」
「ふぅん……なら、今ここで私と殺し合う?」
「明確に攻撃してきてもない奴を攻撃するほど、俺は、俺達は野蛮人のつもりはない」
「ニュータイプだから?」
「それは違う。ニュータイプなんて所詮、人の子が宇宙という環境で持っていた素質を開花させただけの人間だよ。それが遺伝していく事で進化と言える」
「そんな話は聞いてない。でも、貴方は私の子供達がいらないってことは理解した」
「……存在し、アンタの知り合いの手元にもある以上、使えるものは使わせてもらう。アンタのエゴを押し潰させてもらおう」
「やれるものならやってみな。私は妹といっくんと千冬がいれば良いんだから。ソイツら以外なんてどうなっても良いんだから」
束の意味深な言葉にギュネイはまさか、と束に問い質す。
「束博士……まさか何か知ってるのか!?」
そんな彼の問いに束は「教えない」と返して人参型のロケットをどこからともなく取り出す。
「貴方は私の敵。凡人が私に敵うはずもないのに調子に乗った雑魚に教えることなんてないよ?」
明らかな挑発、そして傲慢。
「その傲慢さが身を滅ぼす!」
「私はそこまで傲慢でもないよ〜」
「……哀れだな」
ギュネイの最後の言葉に束は何も返すことはなく、しかし静かな激怒をギュネイに向けながらその場を去った。
ロケットの噴射炎と煙に巻かれたギュネイは燃えたスーツの上着を捨てつつ、煙を吸わないよう呼吸を止めていた。
「ゲホッケホッ!?」
煙は落ち着いたがそれでもむせる臭いに咳をしつつ、ギュネイは独りごちる。
「本当に哀れだよ。結局はなんも芯のない、ただの人の形をした天才の成り損ないなんだから」
そんなことを言いつつ、自身に向けても若干自虐が入っていた。
(いや、才能はあったのに努力もせず怠ける事が好きだった私も大概、か)
束との邂逅後、IS学園は臨海合宿となりそれについては部下に様子見させる事にしてギュネイはリモート会議で計画を立案、発表していた。
「現在、宇宙連合軍、スフィア、ゾンダー、そしてまだ未確認だがインベーダーや使徒の存在が我々の地球、ひいては各スペースコロニーの脅威となっている」
ここにまた別銀河から来たバッフ・クランなんかも確認されればギュネイは物に八つ当たりするだろう。
とりあえずそんなことは起きないので話を戻そう。
「そのため、一気に問題を解決したいが一部は技術力の問題で難しいものもあるし、戦力的に特機の存在も不可欠。故に一つずつ潰していく方針でいこうと思う」
「合理的ですな。して、どこから攻めるつもりで?」
ギュネイの提案に賛成しつつ、催促するロス・イゴール。
「既にプランは立ててある。無論、多少の修正もあるだろうが……一先ず、これを元に動くつもりだ」
最初の目標に、ブライト・ノアは唸る。
「むぅ……地球各所に点在するスフィアの殲滅か」
「基本的にスフィアの行動は地球への侵略を目的にしている。そして地球からエネルギーを吸い出していたりと、地球の寿命を削るような行為は優先的に排除するべきだと俺は考えた。無論、ゾンダーや宇宙連合が脅威ではない、というわけじゃないんだが……」
申し訳ない気持ちになっているギュネイに、コンバトラーVの四ツ谷博士や大河幸太郎が「当然の判断だ」とギュネイの判断を否定せず肯定する。
「あの悍ましい怪獣に地球を破壊されてはたまらん」
「ゾンダーは元々我々GGGの管轄だ。スフィアに比べればゾンダーなぞ勇気とガッツで蹴散らしてみせるさ!」
「すまない……ありがとう」
彼らの寛大な心に感謝するギュネイ。
しかし、それはギュネイだけではない。
「皆さん……ありがとう…!」
GUTS-SELECTの隊長、ムラホシ・タイジも同じである。
ちなみに彼の後ろではアスミ・カナタとその同期(とAIロボ)がひっそり戯れていたりするが、まあ日常風景なので何も言うまい。
それに、どの組織も個性が強い仲間がいる故、もしくは堅苦しい事が好きではない故にむしろ微笑ましいものである。
「既にゴングは鳴らされてる。今度は反撃のゴングを台ごと敵にぶん投げるぞ!」
「「「「「オウ!!!」」」」」
反撃の狼煙があがる………
だが、それは遙か先の星の海でも起きていた。
❘-◎-❘ 〔-◎-〕 ❘-◎-❘
【ソロ・シップ 艦内】
「バッフ・クランが別勢力と争っている…?」
「超望遠で朧げながら撮影できたものだ。流石に近づき過ぎると気付かれる可能性があった」
小林艦長がシドニアの機能を使って撮影されたそれは爆発の光で本当に朧げであるのだが、うっすらと見えるのはバッフ・クランの戦闘機と黒い板の様なもの。
フォルムはスリムだが実際はどうやら……
そんなものがベスやマクシミリアン艦長の手元に映し出されていた。
ソロ星から逃げて早一ヶ月。
植民地の中継基地の犠牲やマクロス船団を襲った謎の軍隊との戦いを経て、シドニア、ソロ・シップ、マクロス7は完全に孤立状態であった。
だからこそ、この情報は地球に持ち帰らなければならない。
バッフ・クラン、プロトデビルン、そして新たな敵勢力。
こんなにも敵に満ち溢れた太陽系外の世界で、ベスもマックスも小林も抱え込める事なんて無理である。
イデオンも段々と解明されてはいるが、それでも微々たるもの。
彼らは母なる星【地球】に向けて、一縷の望みをかけて目指していた。
読了、ありがとうございます。
臭わせ、ヨシ!(現場猫)
それはそうと来年の劇場版SEEDも楽しみですしグレンダイザーも楽しみですね!
グレンダイザーはZの序盤で知識止まってるけど、海外人気凄いのやっぱり昔のアニメすげーや……
また投稿に間を開けるとは思いますが、追いかけ続けてくれると作者冥利に尽きます。
感想も沢山貰えたらもっと嬉しい。
いつか自分の作品がスパロボに参戦させたいと淡い願いを込めつつ、カクヨムの方も力入れてくので苦手なマルチタスク、頑張ります!
例の中断トーク
ムラホシ「大河さん、貴方の勇気とガッツ、素晴らしいです!」
大河「ハハハッ!いやいや、ムラホシさんの全てを包み込むような優しさ!そしてそれに負けない勇気!思わずGGGに欲しいと思ったぞ!」
凱「長官、嬉しそうだな……」
アスミ「あれが意気投合ってやつなんだなぁ……」
凱「けれど、アスミ。君のガッツも良いぞ!そうだ、今度うちの基地に来ないか?案内するぜ」
アスミ「良いんですか!?よろしくお願いします!」
ルネ「はぁ……男って奴は……プレイヤーの皆を置いていってどうするんだ」