成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

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こんにちは、メリークルシミマス、駄戦士です。
1日遅れだけどプレゼントを受け取ってくれ。

サブタイトルでネタバラシという伝統的なものをやりつつ本編をどうぞ。

ちなみにツイッ……Xやり始めました。
良かったらフォローしてね。



No.14 共闘!エヴァンゲリオン&デッカー!

 

第1目標、スフィアの殲滅。

無論、使徒等の出現があればそちらも対処するが優先目標としてスフィアの殲滅を会議で取り決めたギュネイらは、スフィアを殲滅するためにゲッター線というエネルギーに彼らは目を付けた。

 

「あー、つまりゲッター線をスフィアを殲滅するために利用できないかということか?」

 

最初に白羽の矢が立ったのはゲッター線。

無論、ギュネイや他の博士達も人間以外の生命体を都合良く排除してくれるエネルギー、なんて考えてはいないが淡い期待を持ってゲッター線にある程度詳しいだろうゲッターマシン2号機のパイロット、神隼人に問い掛けるが答えは否。

 

「ゲッター線とて浴び過ぎれば人間も同様に死ぬ。人間以外の生命体に特攻を持ってるだけで人間にも効くぞ。まあ同時に適量を浴び続ければ進化を促されるが…」

 

そうハッキリ言われて次の策、スフィアの親玉を叩く事だがこれに関しては親玉の所在が分からない。

しかし、地球圏か月のどこかに潜伏している筈である。

ニュータイプ曰く、個体ではなく元は同一であると感じ取っているので親玉を倒せば一先ずは落ち着くはずなのだ。

どのみちこれは敵の出方次第としか言いようがない。

ちなみに、ギュネイは一瞬、あの兎を思い浮かべたが半ば敵対しているようなものなのですぐに別の案を考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれでもない、これでもないと方法を模索し続けた最中。

太平洋から使徒の反応アリとの報告が寄せられ、ガンダロスタ軍には緊張が走る。

目指すのは無論、第3新東京。

本来あるべき姿から様変わりしたそこには、使徒達の目的であるリリスだかアダムだかの生みの親を目指している事まではギュネイは覚えている。

それの保持者がゲンドウだ、なんて事も朧気で確証はないが覚えている。

だが、今回の使徒はとてもではないが使徒と言うよりは子供が作った使徒の成り損ないとでも言うような歪なものだった。

 

「形状はデータにあるサキエルに酷似してますが……二体がへばり付いているような、気持ち悪い形状ですね……」

 

写真にある、エヴァ初号機と碇シンジが倒した第一使徒サキエルと海上を移動し横浜に上陸しようとするサキエルモドキ。

血肉のような赤い液体と塊を吹き出しながら蠢くその姿は痛ましさよりも、気持ち悪さ、悍ましさが勝る。

サキエルの顔のような部分も肉の蠢きで常に移動し続け、もはやゾンビを作って失敗したような姿。

骨や内臓らしきものも剥き出しで、それが出たり戻ったりを繰り返してもいる。それが更に気持ち悪さを引き立てさせる。

 

「現在動かせる戦力はエヴァ三機にGUTS、増援は宇宙と東京から……それでもやるしないわ」

 

画面越しだが、作戦会議に集まったGUTSの面々とエヴァのパイロット達とネルフの面々。

葛城ミサトが主導で現場指揮を取っているが、それに誰か文句を言うわけでもない。

言うとしたら……ゲンドウだろうか。

 

「横浜でサキエル……いえ、ネクロサキエルとでも言おうかしら」

 

「死んだサキエルね。まあ良いんじゃない?」

 

「加持、アンタうるさい」

 

「……ギュネイです」

 

「ご、ごめんなさい!」

 

間違えたミサトがテヘペロ、と誤魔化す一幕がありつつ、ギュネイ達は素早く作戦を開始する。

ネクロサキエル……略してNサキエルの撃退、もしくは撃破という作戦ではあるが、本来のサキエル戦と違うのは敵は海上かつ未知の状態であること。

本来のサキエルと同様の力しか持たないのならエヴァだけで事足りる。

しかし、不細工な粘土人形のようなグチャグチャとしたその姿には警戒心を抱かずにはいられない。

恐らく、マトモな攻撃ではないだろう。

とにかく、今回は距離の関係でギュネイは現場に急ぐものの、間に合っても戦闘は決着が付く頃だろうと予想され、GUTSはこのNサキエルの出現が影響して現れるかもしれない、さらなる脅威にも備える。

 

「テラフェイザー、起動!GUTSファルコン、GUTSホークも出撃準備を!」

 

「ハネジロー、テラフェイザーの制御を頼みましたよ!」

 

「OK!」

 

GUTS-SELECTのAIロボ【ハネジロー】。

過去に現れたとある怪獣をモチーフにデザインされた可愛らしいボディは、それに似合わない無骨な鉄の巨人に収まっていた。

 

「エヴァも横浜に移送完了!S2機関があるとはいえ、今回の戦闘は念に念を重ねても足りないくらいだわ!」

 

「初号機、弐号機、零号機、シンクロ率、電力ケーブル共に正常を確認!」

 

ネルフ側もエヴァの起動を完了させ、後は迫りくるNサキエルの動向からいつでも対応できるようにするのみ。

申し訳程度の戦車や61式戦車等も沿岸に配置されているが、ATフィールドを貫くにはエヴァによるATフィールドの中和が必要である。

現時点で、有効打を与える存在はいない。

 

「…………」

 

そして、Nサキエルの腕が動いた。

右腕から増殖するかのように触手がとある形を作り出す。

 

「た、大砲…?」

 

何かに例えるなら、ドラえもんの空気砲だろう。

そんな、大砲にしか見えない形に変化した右腕は、ATフィールドで防がれた時のエフェクトと共に光が放たれる。砲身は吹き飛びつつ、狙いはGUTSのナースデッセイ号。

これに反射で反応したのはナースデッセイ号への射線に近かったアスカ。

 

「させるかぁっ!!」

 

ATフィールド全開で防いだエネルギーの塊。

しかし、Nサキエルは今度はゴキゴキ、という嫌な音と共に左手にとあるものを形成する。

 

「プログレッシブナイフ…?」

 

シンジは左手に小さく存在するナイフ、エヴァの持つプログレッシブナイフに非常に酷似したソレに驚愕する。

だが、その腕がゆっくりと上がれば嫌でも放たれる危険信号にシンジは初号機を右にステップさせて、振り下ろされたナイフを避ける。

 

「ひっ…!?」

 

鞭のようにしなりながら地面を叩き割るNサキエル。

だがそれだけではなく、今度はNサキエルから見て右に振り切る。

 

「こちらガンタンク部隊!被害甚大!被害甚大!」

 

「も、モビルスーツの足を容易く切りやがった!?」

 

モビルスーツ、戦車共に大被害を被り、ミサトは明らかに以前のサキエルとは違うNサキエルに冷や汗をかいた。

 

「これ……どうすれば良いのよ…?」

 

「とにかく攻撃しかありません!全機、フルアタック!」

 

ムラホシ隊長の指示の元、GUTS-SELECTも攻撃を開始する。

しかし、GUTSファルコンに乗るカナタははみ出た骨がとんでもない速度で打ち出されるのを目視した。

 

「えっ!?」

 

骨はGUTSファルコンの翼部を貫通。

合体機構にも問題が起きて、カナタは不時着を試みる。

その間にもテラフェイザーが海上に進んでNサキエルに肉弾戦を挑もうとするが、先程の骨を射出する攻撃にテラフェイザーは押し出される。

 

「テラフェイザー、損傷軽微!ですが先程の攻撃がくれば……」

 

オペレーターが報告するが、結果が結果だけに不安が表に出てきている。

そんな彼らを勇気付けるように、弐号機とアスカが前に出る。

 

「ならアタシ達が近付く!バカシンジとファースト、付いてきなさい!」

 

「あ、待ってよアスカ!」

 

「………」

 

エヴァが前に出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスミ・カナタは悩んでいた。

戦闘区域から程近い場所に不時着したのは良いものの、自身の記憶のズレにずっと悩まされていた。

 

「確かにテラフェイザーは敵になって、アサカゲ博士……バズド星人アガムスが敵になってたんだよな……」

 

だが、この世界ではアサカゲ博士に問い詰めても未来から来たバズド星人であることは認めつつ、裏切りの計画に関しては否定していた。

それに嘘は見受けられず、カナタは悩んでいた。

果たして、このまま問題を解決せず進んで良いのか?と。

だが、カナタは良くも悪くも一度走れば突っ走る性格。

今は目の前の事を片付けるべきと判断して、ディーフラッシャーにカードをスキャン。

 

「考えるのはやめだ!デッカァァァー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光と共に現れた光の巨人。

ウルトラマンデッカー。

 

「ウルトラマン!?」

 

ムラホシがデッカーの出現に少しばかり喜ぶが、ミサトは苦い顔である。

 

「連携が難しいわね…!」

 

Nサキエルの為に出てきてくれたことは嬉しくは思うが、マトモに意思疎通して連携して戦うことができない。

だが、そこはウルトラマンという超人と戦ってきたGUTSという歴史が指揮を取る。

 

「テラフェイザー、前へ!エヴァンゲリオンの盾になってATフィールドを中和しきるまで耐えるんだ!」

 

その指示に従い、テラフェイザーは前に。

エヴァンゲリオンの盾になり、鞭の攻撃に激しく火花を散らす。

その様子にデッカーもまた前に出て光線技で気をそらさせる。

 

「シンジ!近付くわよ!」

 

「うん!」

 

その間にNサキエルに取り付き、ATフィールドを中和する。

無論、EVA専用兵器のパレットライフルやハンドガンで攻撃を仕掛ける。

Nサキエルの身体に穴が開くが、そこから激しく血液のような赤い体液と肉片が飛び散る。

そしてATフィールドが中和したことによって、デッカーや残存するガンタンクⅡ、61式戦車の砲撃が開始される。

光線で焼かれ、砲撃で体に穴を開けられるNサキエル。

それに対して、Nサキエルは大きく仰け反った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場にいたものたちは自分の目を疑う。

避けて割れた身体から、黒い初号機がその姿を現した。

 

その事実に、その映像を超遠距離通信でリアルタイムで見ていたギュネイはこの世界の異常性を見せつけられた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





読了ありがとうございます。
色々優先順位とか付けてたり進めてたりするから、これからも遅めの更新になりそうだけど感想や応援してくれると感謝です。

さて、次は年越しですね……
よいお年を、としか言えない僕のセンスの無さを恥じるべきか()

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