成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

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こんにちは、駄戦士です。

多分、今日の話は人によってはお気に入り登録解除するかもしれない展開かもです。
でも、エヴァのシナリオをしっかりやっちゃうとやる気が続くか分からないので寛大な御心をお願いします。使徒とかキャラの掛け合いとか増やしたいけどやったらやったでエタりそうで怖いんだ………
まあ、そもそもエヴァがほぼにわかみたいな知識で書いてる僕が悪いんですケドね……



No.16 特機機動部隊【サキガケ】

 

【第3東京 NERV】

 

特機機動部隊【サキガケ】

 

その戦力は地球連邦や宇宙連合軍にとっては寝耳に水であった。

地球連邦政府は、戦力過剰という題目で批判、宇宙連合軍はガイゾックの攻撃が激しくなり、各地の戦場で悲惨さが更に増した。

無論、それはもう少し後の事であり、設立直後。

第3東京で先日の奇使徒と名付けられた謎の存在の対策とNERVとの組織の吸収・合併の書類が提出されていた。

 

「……なんのつもりだ」

 

目の前に差し出された書類に若干の困惑と唐突に降って湧いた理不尽に碇ゲンドウはひたすら自身の感情を押し殺しながらギュネイに問いかける。

 

「見た通りだ。NERVは特機機動部隊に吸収され、このNERVはサキガケの中継基地になる。特機だけで集めた部隊だ。宇宙連合軍は更に過激さを増すだろう」

 

「……」

 

「使徒もどうやら本来の状態じゃないと来た。それにゼーレの計画は既に破綻している」

 

「…!?」

 

なぜその名を、とでも言いたげにギュネイを凝視するゲンドウ。

それにニヒルな笑みを浮かべながら語り始める。

 

「なに、うちの諜報部は変態でね。それに明らかに本来の世界にいなかった偉い人物がいるんだ。そりゃ調査するよなぁ?」

 

「……ゼーレの奴らは捕まった、ということか?」

 

「人類補完計画。人間を一度一つにしようっていう計画なんぞ、最初から破綻してる。何度ループして成功させようが、心の壁と肉体を取り払った先には生物としての闘争本能しかない。やったところで誰かの意思に纏まるか、ただの獣になるだけだろ。そもそも、人類全員を自殺させるなんていう酷い計画なんぞ潰すに決まってるだろ」

 

ゲンドウは自身の計画に大きな狂いが生じてしまったことを感じ、次の言葉を捻り出せなくなる。

真っ白な頭の中で交錯する、ゼーレの面々の顔や碇ユイ、その魂が封じられているエヴァンゲリオン初号機が脳裏をよぎるが最後に頭の中にあったのは碇シンジ。

自身の息子だった。

 

「それで、私をどうする」

 

「恐らくまだかかるだろう戦いが終わるまではアンタをNERVの本部長のまんまだ。まあ、その前に息子と二人っきりでしばらく休暇でも過ごせば良いだろ」

 

ギュネイはゲンドウの気迫が薄くなったことを感じつつ、そう提案する。

碇親子には本当にするべきだった事、親と子の対話を行わなければ二人は前には進めない。

 

「それともその前に、やりあうか?」

 

「………」

 

ちょっとした挑発。

しかし、ゲンドウは着ていた上着を脱いで手首をコキッと軽く鳴らす。

 

「いつもその態度、腹が立ってたんだ」

 

「それでちゃんとアンタの息子と向き合えるならいくらでも付き合うさ」

 

ギュネイもせっかく妻のマリーダがアイロンをかけてくれたスーツを脱いで柔軟体操を行う。

 

「俺の体は若干だが強化されてるんだ。歯が折れても文句は言うなよ」

 

「フッ、これでも昔は喧嘩をよくしていたものだ。そう簡単にやられないでくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで良いパンチを顔と腹に貰ったと」

 

「司令もタンコブと顎にいいヤツを貰ったと」

 

NERVの医務室でゲンドウはリツコに、ギュネイは地上に降りてきたマリーダに手当てを受けていた。

 

「あたたっ……マリーダ、もう少し優しく……」

 

「せっかくスーツを綺麗にしたのに破いた兄さんには当然の報いです」

 

「はい、ごもっともです…」

 

顔には出していないが、内心では怒り心頭なのだろうマリーダに言い訳のしようもないギュネイはしょぼくれた犬のように項垂れる。

 

「ッ…!もう少し優しくできないか……いづ!?」

 

「そんなこと、私は知りませんわ」

 

擦り傷や取っ組み合いで付いた切り傷もあちこちあり、消毒や絆創膏などが足りるか不安になった女性二人。

そんな彼らが暗黙の了解(金的)として二人の股間が無事であることは明記しておこう。

でなければ、二人共今夜は少々酷い目に合うかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(圭)アカサンコワイ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言えばNERVはサキガケの一部隊となり、エヴァも正式にガンダロスタ国の所属機体として登録されることになる。

そしてゼーレの存在や戦略自衛隊がいないため、一部のルート(旧劇とアニメ)が事実上消滅し、新劇のルートも恐らく潰れたことに安堵する……間もないのがギュネイの悲しいところ。

今度は宇宙にいるバナージ達からの通信であった。

 

「太陽系外からワープで来たぁ!?しかもなんかヤバそうなのもいるぅ?」

 

嫌な予感がするギュネイだが、送られてきた添付画像にギュネイは吐き気と胃痛を感じる。

 

「スペースランナーウェイイデオンーー……」

 

空元気にあの歌を歌うがそれで元気になるはずもない。

とんだ厄ネタがやってきたことにギュネイは胃痛に効く薬を飲んで、新たな登録手続きの書類を用意する。

 

「こんな時空に混ぜやがった奴はぜってえ許さねぇ…」

 

恐らく、もう一つの銀河にいるだろう黒幕に殺意を抱きつつ、娯楽用に計画していたものと起きてほしくなかった自体のために用意していた計画の始動を開始するために、ガンダロスタ技術部に連絡を取る。

 

「もしもし。これから再生(リジェネレイト)計画を開始するぞ。まず最初は大蛇と雷鳴、それと幽霊に……え?多すぎる?どれもオリヴァー・マイ元技術中尉の記録があるだろう。人員はあちこちからそっちに割く。エヴァ初号機のF装備や弐号機の強化案、ガンダロスタの主力部隊の見直しも必要だな」

 

電話を片手に、現在のガンダロスタが保有するモビルスーツ、ガザDやズサ、ザクIIIなどのアクシズ産の機体に解体処分のマークを付け、ギラ・ドーガと旧式のジェガンも解体処分にする。

しかし、電話先の相手は色々文句をブーたれているようだ。

 

「はぁ?大蛇よりも量産型ZZ(ダブルゼータ)を復活させろ?戦時下でもあんなの作る予算は出せねぇよ!」

 

「コロニーレーザー?アホ言うな、アレは連邦軍の物だぞ。こっちは作らないって条約に調印したし、それやったら国民感情がマイナスに突っ込むわ。ん?クシャトリヤ?直したいのは山々だけど無理だ。そっちは1から作り直した方が早いんだろ?なら、Zガンダムを強化した方が……え?闘士?まあそれなら……」

 

端から見ればコードネームらしきものと何やらヤバいものを作ろうとしているように見えるが、予算は限られている。

現在、ガンダロスタがいかに裕福だったとしても防衛費のためだけに金を全力投球するのは国民の生活環境の放棄と同類項。

技術部の無茶難題やわがままを抑えつつ、ギュネイはできるもの、できないものに訳ながら計画を練っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【月面 元アナハイム・エレクトロニクス社】

 

 

一方、アムロ・レイとシャア・アズナブルは月面の元アナハイム・エレクトロニクス社だった所、現在は【ユニコーン・エレクトロニクス社】と名前を変えて本来のアナハイムと区別化されている場所に来ていた。

 

「アムロ大尉ですか。改装されたνガンダム、どうです?」

 

アムロの目の前にあるのはこれからの戦いを考慮して、Hi-νガンダムの火力不足を補う、新たな改装が行われた。

本来は試験用に作られたものだったが、新たな戦いに実戦登用されることになったソレは……

 

「ロングレンジフィン・ファンネルか……」

 

未完成だったνガンダムのカラーリングの白黒に戻ったHi-νガンダムの背中には、νガンダムのバックパック。

そしてそれに懸架されているのはロングレンジフィン・ファンネルと呼ばれる、通常のフィン・ファンネルとは全く違う設計思想の武装だった。

 

「νガンダム用は予備含めて二本までしか用意できてませんが、νガンダムの出力なら一本で安定して使えます。ビーム加速器の小型化に手間取りはしましたが……」

 

ロングレンジフィン・ファンネル、遠隔操作兵器であると同時に手持ち武装にもなる便利な武器である。

一本しかないのは少し心許ないが、一本で十分火力が出せるのなら問題はない。

なにせ、パイロットはアムロ・レイなのだから。

 

「ビームサーベルみたいに使えますし、シンプルにファンネルとしても機能する。しかもキャノンや狙撃ライフルとしても活躍できますよ!」

 

「その機能はヴェスバーというやつかな?」

 

そこで疑問を投げかけるのはシャア。

それに満面の笑みで首肯するメカニックマン。

 

「ええ、大佐のダブル・ホーン・ファンネルにもヴェスバーの機能が付与されています。本体と接続時の状態に限りますが、貫通力、破壊力のどちらかに出力変更することが可能です!」

 

誇らしげに語るメカニックマンだが、本来の歴史ではこの兵器の登場は二十年近く先である。

しかし、3人集まれば文殊の知恵。しかも元々は天下のアナハイム・エレクトロニクス。

そこにガンダロスタの技術部の変態達も首を突っ込めば、ヴェスバーやビームザンバーを試作段階まで持ってくる。

それにギュネイは本当にこの道であっているのかと、宇宙世紀に革命をもたらした自分の行動をしばらく疑うことになったのだが、それはもう過ぎたこと。

ともかく、使えるものなら使うしかない状況の中、それらの武装はどうしてもスーパーロボット達に耐久力と火力で負けるモビルスーツには大助かりである。

 

「ふふふ……一度、アムロと模擬戦をしたいものだな」

 

「やめてくれ。ここで壊したらギュネイにドヤされるぞ。いや、多分包丁持って刺しに来るな」

 

「病んだ女性のような行動を取るギュネイなど見たくないのだが」

 

そんな言葉にアムロは笑いつつ、後は細かな機体調整のみということで二人は自分の機体に乗り込む。

だが、そんな穏やかな雰囲気は衝撃が強かった為か、震える空気と警報によって蹴散らされる。

 

「なんだ!?」

 

完成したνガンダムとサザビーを見物していたユニコーン・エレクトロニクス社長、アルベルト・ビストは突然のことに動転しつつ部下に状況を確認させる。

 

「月面に巨大なものが落着した模様です!」

 

「はっ、はあぁっ!?」

 

対空警戒はどうしていたのか、そんな疑問が渦巻くがアムロとシャアが調査すると声を上げた事で一先ず、未調整のνガンダムとサザビー、随伴にメッサー2機が付いた4機が調査に向かう。

 

 

 

 

そして、工場からほど近い月面に落着したその物体は、モビルスーツを軽く上回り、α・アジールよりもデカい人型の巨人だった。

そして、その頭部には余りにも有名なあの顔がそこにあった。

 

「ザク…?」

 

「黒いザク……いや、こんなものはジオンは作っていなかったはすだが」

 

余りにも巨大。

ボロボロだが、圧巻の光景に言葉を失うアムロ達に全周波で呼びかけたのだろう。

女性の声が聞こえる。

 

「だ………か!こち……リコ!へn……」

 

「女の声?」

 

アムロの脳裏には、ギュネイの冗談で言っていたドデカイザクの事が過ぎっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





読了ありがとうございました。
エヴァのシナリオは完全に崩壊しましたが、そもそもサードインパクトにしろ人類補完計画にしろ手前で叩き折れた方が良いですからね。
その点、ギュネイが一番偉い人で良かったっちゃ良かったのかな()
まあ、これもう邪道のスパロボやんけ。それでも俺はあえて言おう、アストレイだと!(えぇ…)

そんなカッコつけはともかく、福岡νガンダムと福岡サザビーのでっかいファンネル、カウンターでしかサーベル機能が活かされんのは許さんぞ、バトオペェ……()

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