成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

25 / 25

お待たせして申し訳ありませんでした。
バイト面接とかもう駄目だぁ……あと、粉瘤取るための諸々とか色々気持ちに余裕がなかったので妖怪ウォッチの方を中心に書いておりました(土下座)

それはそうと、ヨルムンガンドの核融合プラズマって一つでザク三機作れるんですよね。
でも、金属類の価値が恐らく現実よりも安いか何か特殊な価格にでもなってる上に技術向上した後年に運用するとなるとどうなるか?

スパロボに出てくるデカい奴らに対してクッソ効率的で有効的って訳よ(ガバ妄想)
損傷してるとはいえ、マゼランを爆散、電磁云々で戦艦を引っ張る時点でもう威力があの時点でロマンすぎる

バリア貫通、サイズ差無視、高威力とかいうゲスト特有のクソ強ロマン砲になっちまうわけだぁ

そういえばブレイバーン、スマホのスパロボに限定参戦するみたいですね……いやはや、最高のお祭りアニメやった……

それではほんへをどうぞ。



No.21 地球を守れ!ザンボット3!

 

 

 

 

宇宙連合軍にとって、この攻撃は余りにも衝撃的だった。

地球側には宇宙連合軍に戦力を割けるほど、戦力はないと理解していたからこそガンダロスタ国に持久戦を行っていたのだ。

 

無論、宇宙連合軍も食料や物資は定期的に補給されるとはいえそう長くは維持できない。

程よい所に総力で地球侵略を果たそうと考えていた。

しかし、その思惑は大蛇によって派手に破壊されることになった。

 

「な、何が起きたのだッ!?」

 

ワルキメデスやハイネルらが仮眠を取っていた所に大きな衝撃と警報音。

跳ね起きて状況を確認すれば、宇宙連合軍の旗艦【バンドック】が煙を上げている。

無論、その周囲にいたキャンベル星人やボアザン星人の部隊や艦隊も大破や消滅しており、手痛い攻撃をくらったとすぐに理解した。

 

「ちょ、超長距離砲撃と思われますッ!あっ、わあぁっ!?」

 

状況を理解していた配下の艦の艦長が報告するが、その直後青い光に包まれて消失する。

 

「わ、我々は一体何に襲われているのだッ…!?」

 

「て、敵モビルスーツ隊接近!大型熱源体も確認しました!」

 

「ええい、ただちに応戦せよ!奇襲だ!バンドックに回線繋げれるか!?」

 

「駄目です!バンドック、沈黙!」

 

「所詮は野蛮な連中という事か…!」

 

宇宙連合軍側もまた、複雑な上下関係の中、協力して地球側と対峙していたがこの奇襲の結果次第で大きく変化する事だろうとハイネルは察した。

 

「ハイネル閣下、緊急連絡です!」

 

「なに!?今度はなんなのだ!?」

 

「ぼ、ボアザン星が……」

 

大きな声で言えないからか、報告してきた部下がハイネルに耳打ちをする。

そして、部下から語られた情報はハイネルの顔を更に険しくさせる。

 

「ええい、これでは地球侵略は不可能だッ!我々、ボアザン軍はただちにボアザン星まで撤退だ!」

 

ハイネルの判断は正しかったが、これに不服を申し立てるのはワルキメデスである。

回線を繋げていたから聞こえていたとはいえ、理由も語らず撤退されたらこの戦線は大崩壊である。

 

「どういうことだ、プリンス・ハイネル!?」

 

「大きな声で言えないが……我々の母星に正体不明の勢力が攻めてきているのだ。申し訳ないとは思うが、母星が失ってでも地球侵略をするほど我々には余裕はない…」

 

「むっ……うん?なんだ?」

 

ワルキメデスの方にも、何か情報が来たようだ。

そして彼の方にも謎の勢力がキャンベル星を攻めてきているらしい。

ワルキメデスもハイネルに「私達の軍も撤退する」と告げて回線を切る。

ここまでで、何も知らされていないガイゾック達だが悪趣味な作戦をやろうとするガイゾックへの好感度が高い筈もなく、美学のない者達として内心、侮蔑さえしていた。

まあほとんどの勢力はガイゾックの所業にドン引くだろうから、ハイネル達の反応は至極当然である。

某戦争屋(サーシェス)も、顔を顰めるのではなかろうか(無論、それは善意ではないが)。

 

「ふん……精々、我々の撤退に役立ってくれよ」

 

正直、ハイネルはガンダロスタ軍に安堵と感謝していた。

【人間爆弾作戦】などという、あまりにも非人道な作戦を始めようとしていたガイゾックの行動の前に、自分達は何もできずただ従うのみになるところだったからだ。

そうなれば、自分は二度と戦場に立つことはなかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ヨルムンガンドによる奇襲攻撃が大成功を収め、モビルスーツ隊が敵陣に斬り込んでいく。

 

「降伏者は放置だ!トリモチでも引っ付けて母艦に回収させろ!それ以外には徹底的に攻撃だ!」

 

ギュネイの指揮下、モビルスーツ隊の士気は高く普段のスペック以上の動きや戦果を上げるモビルスーツ達を見ていたサキガケのメンバー達の士気が上がらないはずがない。

 

「隼人!弁慶!俺達もアイツらに負けずにやるぞ!」

 

「「応ッッ!」」

 

「ザンボットを中心にガイゾックの母艦を叩く!分かってるな?ミカ!」

 

「うん」

 

広大な格納庫のあるソロシップから飛び立っていくスーパーロボット達。

無論、その中にはイデオンもいる。

 

「コスモ!今日のイデオンはえらく調子が良いぞ!?」

 

「そんなの関係ないよ!今は目の前の敵を叩くだけだッ!」

 

コスモは怒りに震えていた。

地球に辿り着いた時から、ガイゾックの所業はこの目で見て、そして聞いていた。

民間人の乗るシャトルをなんの通告や配慮もなしに撃ち抜いた時には怒りのあまりカーラ達への指示をも忘れてイデオンに徒手空拳をさせていたが、その怒りは未だ燻っていた。

 

「アイツらみたいな奴等は、いてはいけないんだ…!徹底的に叩いてやるッ」

 

コスモの言葉に共感できないものなど、この場にはいない。

静かに彼らの怒りは、ガイゾック達に向かっていく。

それは、ザンボットやキングビアルの面々とて同じである。

 

「何度も戦ったが、その度に町が焼かれ非難されてきた……だがしかし…!」

 

「やってやる、やってやるさ!なあ、宇宙太、恵子!」

 

「やれるさ!今は分かってもらえなくても」

 

「きっといつか分かってくれる筈だわ!」

 

そんな彼らに通信が入る。

相手はギュネイ。

この作戦の総司令からの通信に神ファミリーは一瞬、静かになるがギュネイは気にせず言葉を放つ。

 

「神ファミリーの皆さん、無茶だけはするなよ。貴方達が元が異星人だろうが俺達にとっては共に戦う仲間だ。雑魚は軍に任せてくれ」

 

「へっ……ギュネイのオッサン、舐めちゃ困るぜ。俺達は介護される爺じゃねぇんだぜ?」

 

「……家族は大切にしろよ、勝平君」

 

「言われなくても!」

 

「親御さん達も、特攻なんて考えないでくださいよ。そういう時の、我々ですから」

 

「……頼りにさせてもらう」

 

「父さん、そこは素直に感謝しないと」

 

だが、会話もここまでである。

バンドックの頭部とそれに引き連れられるように赤と青の【死の騎士】が現れたからである。

無論、その他のメカブーストやマグマ獣なども集まり、サキガケに立ち塞がる。

 

「サキガケ!フォーメーション・ヴィクトリー!」

 

鶴翼と呼ばれるVの字の陣形を取るサキガケの面々。

中心には無論、ザンボットとキングビアルがいる。

今回、GUTSと獣戦機隊、鋼鉄ジーグ、ビッグオー、エヴァ、IS組がこの戦場にいないが地球の守りも必要であるという判断から彼らには地球に残留してもらっている。

鋼鉄ジーグとGUTSに関しては未だ出現していないハニワ幻人の調査に赴いており、恐らくこのガイゾックとの戦闘が終われば結果は分かるだろう。

 

「ホーホッホッホッ!覚悟はできておる。さあ来い!」

 

総司令、ブッチャーは【赤騎士デスカイン】と【青騎士ヘルダイン】を指揮しサキガケに攻撃を開始する。

 

「マグマ獣達は俺達にッ」

 

「任せてください!」

 

勇者ロボ軍団とガオガイガーが先陣を切る。

すれ違い際にニードリルで顔面を粉砕されるダークロン、超竜神のビーム砲によって消滅するメカブースト。

 

「ソロシップ!ネェル・アーガマ、斉射!ガランシェールはミサイルコンテナを!」

 

「ミサイル!てぇー!」

 

「ハイパーメガ粒子砲、放てッ!」

 

戦艦も前で戦うスーパーロボット達に負けじと弾幕で敵を薙ぎ倒していく。

スーパーロボット達がカバーできない場所に撃ち込まれたビームやミサイルの雨は最早、地獄でしかない。

 

「まさかGP計画の遺産を使う事になるとはな」

 

それを見ながらガランシェールの艦長、ジンネマンは闇に葬られたGP計画の置き土産に少しばかり感傷に浸っていた。

ガランシェールの船体に無理矢理引っ付けたようなどでかいミサイルコンテナ。

それはかつて【GP03(デンドロビウム)】の兵装であったもの。

それが倉庫の奥深くで燻っていた物を使い切りで持ち出したものを使う事になったのだ。

 

ジオン側かつ戦後からそう月日がたっていなかった時期にデラーズ・フリートの反乱があったのは、ジンネマンの記憶に未だ染み付いている。

連邦がどれだけ隠そうが、ジオンだった者達には今尚も記憶に焼き付いているのだ。

まあ、ジオン残党に地獄を見せた兵器で異星人に地獄を見せるのは、そう悪くはないだろう。

 

「息子のお願いだ、盛大にやれ」

 

「アイアイサー!」

 

ガランシェールからのプレゼントは、しっかりと宇宙連合軍に送られた。

喜ぶかは彼らのみぞ知るが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い、一体どこからそんな物資を持ってきたんじゃ…!?」

 

支配者からの命令(特攻)で土偶のようなバンドックの頭部で前に出ていたブッチャーは、地球人達の底力に初めて恐怖した。

彼にその自覚があるは分からないが、慄いたのだ。

一体、何が彼らをここまで突き動かすのか。

攻撃されたから反撃するのは分かる。

だが、情報によれば眼の前で戦う者達は地球に住む人々に虐げられられていた人々が主だと聞く。

地球の住む無関係の人間の為にここまでするのかと、ブッチャーには理解不能であった。

だからこそ、仲間達によってブッチャーの元に突き進んできたザンボット達に問い掛ける。

 

「お前達は一体何のためにワシと戦うのだ!?」

 

「何のためぇ? そりゃあ、地球の平和を守るために決まってるじゃねぇか!」

 

「ホ! 一体誰がそんな事を頼んだのだ?」

 

「だ…誰も頼みゃあしないっ!」

 

「戦いの度にお主らの軍の人間は次々と死んでいった。『地球を守る』と言って! だが、どこの、誰が、有難がってくれるんだ!? 誰があそこで感謝している!? 誰が喜んでくれるんだァ!!」

 

「う・・・うるせぇ! ゴタゴタ言うなァ! 地球はオレの生まれて育った所なんだ! 誰にも荒らさせないぞ!!」

 

「ムホホホホホホホ…! 無駄な事を! 地球はいずれにしろ滅びる運命にあるのだ! 滅びる運命に…」

 

ほぼ原作通りの会話。

だがブッチャーの言葉に反論を返す者達はいた。

 

「貴方に帰る場所はないの!?」

 

「ボルテスV!?」

 

「お前に故郷はないのかと聞いているッ!」

 

ボルテスVの面々が問い掛ける。

そんな彼らにブッチャーは「ない!ワシにはないさ!必要ないからの!」と返す。

それにギュネイがヘルダインと対峙するザンボットを援護しながら叫ぶ。

 

「ならば、故郷を守ろうとする俺達の気持ちなど理解できまい!地球に生まれてようが、いなかろうが地球は俺達人間をここまで生かしてくれた母なる星なんだ!それだけで価値は十分だッ」

 

「それはお主の価値観でしかない!所詮、多くの人間はそんな事は思わんじゃろう!お主のエゴで無駄死にする兵士達が哀れじゃのう」

 

「心を理解できない、しようともしないお前が死者の代弁する資格はない!」

 

ファンネルでマグマ獣や獣士の攻撃を迎撃するも、ザンボットから引き離されるG-サザビー。

それをカバーするようにFAユニコーンとバンシィ・ノルンが周囲の敵を駆逐する。

 

「誰かに託された者でもない奴が、死者を語るな!」

 

「貴方はそうやって全部、上から見るだけで何も感じようとしていないんだ!」

 

リディが吼え、バナージが静かに怒りを表す。

そんな主達に賛同してか、ユニコーンとバンシのサイコ・フレームの光が薄く光る。

 

「ムホホホ!!そうして何が悪い!所詮、滅びる運命の地球人共の分際で!」

 

それでも尚、嘲笑う。

だがガオガイガーのブロウクンマグナムがバンドックの船体を揺らす。

 

「ムホホホッ!?」

 

「そんな運命、俺達の勇気で破壊するだけだッ!!勝平!宇宙太!恵子!お前達の勇気がそれを破壊するんだ!」

 

「勇気…」

 

「おう、悪ガキ共。こういう時は3つの心を一つにすりゃ良いんだ。そうすれば俺達のように戦える!」

 

「心を一つに……」

 

真ゲッターロボのゲッタートマホークがバンドックの装甲を裂き、そしてついでとばかりにヘルダインの右腕をゲッタービームで破壊する。

 

「む、無駄じゃ!そんなもので運命を変えられはせん!所詮、誰に頼まれたわけでもなく大人の言われる通りに動く子供がワシを打ち破ったとしても、ワシらガイゾックの勝利に揺るぎはないッ!」

 

「だから俺は!」

 

追い込まれている、それにブッチャーは自身の敗北を悟りつつもせめてもの口論で勝ちを収めようとする。

しかし、G-サザビーがデスカインの首を獄道で斬り離し、アムロとシャアのνガンダムとサザビーがサーベル化したファンネルで四肢を切り刻み、行動不能にする。

 

「未来に突き進む今の子供達の手助けするための世直しをしたんだッ!そこに野次どころか爆弾放り投げてきたやつには核爆弾で倍返ししてやるもんさ!!」

 

「俺達はそれをしなかったし押し付けた。シャアはそれをしようとしてやり方を間違えた。そんな愚か者として言わせてもらおう」

 

「若者達の邪魔をするな、とな」

 

今は勝平達のような、元気さが必要な世界なのだ。

その希望の光を絶やしてはならない。

愚者として今できることは、そんな彼らを身を張って守ることだ。

 

「それに、滅びは常に共にある!俺達はその滅びをできる限り引き延ばす、その為に戦うんだッ!」

 

「ぐぬぅ…!」

 

ブッチャーにはない、信念や強い願い、意思。

それを見せつけられたブッチャーには、余りにもそれは眩しすぎる光だった。

 

「「「「「「行け!!勝平!!!」」」」」」

 

 

「ザンボット・ムーン……アタァァァック!!!!」

 

 

「ぐ、ぐぬおぉぉぉぉぉっ!!!」

 

ザンボットの必殺技【ザンボット・ムーン・アタック】が直撃する。

爆発の嵐に巻かれながら、ブッチャーは初めて彼らに憧れというものを抱いた。

 

「ワシは……僕は………」

 

彼が何を思い散ったのか。

それは彼だけしか分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ブッチャーを倒しだけではこの戦いは終わらない。

 

最後の敵が、バンドックの修理を終えてギュネイ達に立ちはだかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





色々なスーパーロボット達の原作の悲劇フラグを根本からへし折っていくスタイル()
勿論、しっぺ返しに合うのはギュネイですけどね(鬼畜)

読了ありがとナス!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。