アンケートでスパロボ化の要望が多かったのでスピンオフこと三次創作を書き上げたぜぃ。
ただし、本編のおまけ編が残ってるからそっちが終わってから……と言っておいて更新したりする詐欺師な時もあるから、まあとりあえず楽しみに待っててくれとしか言えない贅沢(?)な悩み。
とりあえず、消化不良起こす前に掴みだけでもと書き上げました。
ギュネイ・ガス。
その名を聞けば誰もが言うだろう。
【戦乱の宇宙世紀を終わらせた人物】と。
しかし、ようやく一時とはいえ長き平和な世界を作ることに成功したギュネイに大きな厄災が降り掛かるなど、誰にも予想できなかっただろう。
この物語は、守りたいものを守るために戦った青年の物語に、とんでもない災難の物語が追加された物語である。
ギュネイは目の前の新たなる敵達を目の前に、嘘だろ……と思いながらG-サザビーのOV-Dシステムを起動させる。
ただ地球に休暇で家族とバカンスに来ただけだというのに、古臭いドクロ型の巨大な飛行物体とバグのような円盤が街を襲っているではないか。
モビルスーツ隊も出撃し、被害は抑えているが敵も指揮官が良いのか確実に被害を与えてきている。
「平和になったら今度は異星人かよぉぉぉ!ちくしょぉぉぉぉ!!」
どこぞの人面犬のような奇声と共に円盤をビームサーベルで切り裂き、ビームライフルでもう一つ、いや貫いてもう一つも落とす。
それでも数では敵の方が上で、ギュネイは次に来た敵に頭を悩ませる。
そもそもの話、昨日から何やら宇宙世紀では絶対に聞かないだろう単語やワードが飛び出していた気がするのだが、ギュネイはまたメグがやらかしたのだろうと無視していた。
で、この有様である。
OV-Dシステムの起動で、露出されたサイコフレーム兼排気口が藍色に輝き、機体の出力が上がる。
「地上じゃファンネルは使えない……なら肉薄して倒すまで…!」
妻と娘達は既にシェルターに避難を終えているが、それでも気になる。
そのシェルターに何かあったりしたら、ギュネイは恐らく敵を滅するまで止まらないだろうから。
「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
そんな叫び声と一緒に、敵陣に切り込む……と同時だった。
『チェェェンジ、ボルトイン!』
『レェェツ!コンバイン!』
「は?」
そんな掛け声が頭上から聞こえてきた。
反射的に空を見上げれば、それはかつてゲームでよく使っていたあのロボットであった。
「コンバトラーVとボルテスVだとぉ!?」
俗に言う、スーパーロボットが目の前に合体して敵前に立ち塞がる姿があったのだ。
しかも、それだけではなかった。
『ガオ!ガイ!ガァァァ!!』
『ビルドアーップ!』
他にも巨大ロボが現れたのだ。
スーパーロボットが勢揃いで、ギュネイはもう笑うしかなかった。
「いつから俺はスーパーロボットの世界に来たんだぁぁぁ!!??」
ボアザン星人……だけではなく、その他勢力も含めた惑星連合軍を撃退したスーパーロボット一行とギュネイ。
ギュネイは、状況の判断の為にそれら全部に指定の場所で会談を行いたい、ということで各組織のリーダーとそのパイロットと共に日本の国会議事堂で会談を行うこととなった。
勿論、他にもいると考えられるので世界規模でスーパーロボットを保有する者達を集めた。
そのメンツはもうギュネイの胃が痛くなったり、歓喜で狂いそうなくらい喜びたかったりと、とにかく感情の嵐がすごいのである。
「えー、この度は我々の呼び掛けに応じて下さった方々、ありがとうございます」
とりあえず、まずはそう告げてこの場に集まった者達の注意を引く。
「えー、私はガンダロスタ国首相、ギュネイ・ガスです。恐らく、これからも顔を合わせることとなりましょう。よろしくお願いします」
そう言って礼をするギュネイ。
挨拶を終え、今度は自己紹介と自組織の存在意義などのプロフィール的なことを紹介してもらう。
まず最初に自己紹介するのは金髪のなんだか熱血漢な男。
「私は大河幸太郎。
そういう彼の隣に鎮座するのは穏やかそうな長髪の青年。
どこか勇者王していそうな風貌だが、実際本人なのでその通りである。
次に立ち上がったのは前髪が特徴的な男である。
「俺は神隼人だ。真・ゲッターロボのパイロットをしている。と言っても、ゲッターは特殊で3人乗りなんだがな。後ろに座る二人は流竜馬と弁慶だ」
「あのおじさん達、こわーい」
コソッと皆の代弁をするアカリにギュネイは苦笑しつつ、まあ確かにそうだよなと同感する。
ギュネイとて知らなければ本当に主人公か?と思う風貌なのだ。
というかアカリは何故居るのか。
それは窮屈なシャッター内や部屋に飽き飽きでギュネイに引っ付いて離れなかった為である。
十歳になったとはいえ、子供は我慢弱いものである。
さて、次は眼鏡をかけた美人が立ち上がる。
「私はカティ・マネキン大佐であります。地球連邦政府の指揮官をしておりました。後ろに控えておりますのはグラハム・エーカー少佐とパトリック・コーラサワー准尉です。以後お見知りおきを」
どこぞのネクタイの死神の声を会議室に響かせる女性にギュネイは内心、歓喜の涙を流しつつ着席する彼女から次の者に視点を動かす。
尚、気持ち悪いから生きてる男はあえて見向きしないようしていた。
「次は私ですな。私はロス・イゴール、獣戦機隊の長官を務めさせてもらっている者だ。我々はムゲ・ゾルバトス帝国との戦争状態であったんだが……まあ今はこの有様だ」
ダンクーガのメインパイロットを務める藤原忍が、獲物を見定める獣のように周囲を軽く見渡しているがまあ何も言うまい。
さて、このまま続けると作者のスタミナゲージがマイナスになるので省略する。
前述した者達と合わせ、鋼鉄ジーグ、コンバトラーV、ボルテスV、エヴァンゲリオン、TPCと、少ないながら序盤としては王道的な参戦であった。
と思っていたギュネイだが、TPCの存在がギュネイの中で疑問符を浮かべる。
だがその疑問は彼等から送られた資料で解消される。
まあ、ギュネイは椅子からスッ転げたが。
「GUTS-SELECT……ウルトラマン……ファァー!?」
最後に掠れた奇声を上げて後ろにすっ転んだギュネイに、周囲は驚くがギュネイが大丈夫と告げてなんとかその場を凌ぐ。
ウルトラマンティガやダイナ、そしてトリガーと知ってるものから知らないトリガーなるウルトラマンの存在にギュネイは先の展開を予想して頭を悩ませる。
「これ絶対に外宇宙に出るパターンやん……αやんけ……」
そうなると将来的に大所帯になるということで、ギュネイは恐らく大混乱になっているだろう地球連邦軍やその配下の組織に、この融合してしまったらしいこの世界で核となる、いや分かりやすく言えば主人公となる存在がどこかにいるはすだと、ギュネイは悟るのだった。
「………そう言えばマジンガーがいないのはなんでだ?」
ガンダロスタ国に属するスペースコロニー【メーティス】の学園にて、彼女は亜麻色の髪をポニーテールに結んで手に待つとある資料を読み込んでいた。
彼女の名はマナ・レイエル。
17歳ながら軍開発部の主任たるメグの弟子という、天才と呼ばれる少女は開拓された火星から発見されたモビルスーツのような物の写真に注目していた。
その姿は戦争で数多の命を屠ってきた悪魔【ガンダム】の姿に似ており、現場からは【フェニックス・ゼロ】と呼ばれている濃い紺色の機体に感嘆していた。
使われている技術の未知数さ、それは男の言うロマンとでも言うのだろうか。
その心は好奇心と探求心で一杯で、あった。
「火星の方はかなり治安が悪くて自警団組織【ギャラルホルン】の治安維持も手を焼いているのに、無事な状態で運ばれてくるなんてラッキーね」
一年戦争から外宇宙に進出している歴史を持つ、いやそう刷り込まれたモブと呼ばれる一般人達はそうでないとものと、あるいは違和感を感じるもので別れていた。
世界は確実に根本から変わっている。
それは彼女の私室に所々貼り付けられたり、落ちている資料から分かるだろう。
バルキリー等という、戦闘機型のメカなど本来はないのだから……
尚、それを拾い集めている男が一人、彼女の部屋を歩いて彼女の机に置いていた。
「ワクワクする前にちゃんと片付けろ、それと服はちゃんと着ろ!破廉恥だ!」
そう顔を少し赤らめながら怒鳴るように注意する筋肉質な体を持つ男はアッシュ・イェーガー。
生真面目でそういうことの方面では少しウブな青年だが、記憶喪失でマナの家に居候しているのが彼の経歴である。
とはいえ、彼は細マッチョと呼ばれる部類の人間なので力仕事のバイトで生活費を稼いでいたりする。
実のところは多芸なのでどのバイトをやっても稼げるのだが。
平穏な生活、それで今日も一日は終わる。
そう思っていた二人の運命の時は、既に始まろうとしていた……
ぶっちゃけるとガンダム以外はゲームとかでなんとなく感覚で理解?して真似てるので、似てなかったらすまない。
なにせ最近、Zは買ったは良いものの第三次αの二週目をやっているもので……
そして、オリキャラ2名の案を出してくれた【睦月透火】さんに感謝!
若干の変更は行いましたが、ありがとうございます!
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