成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

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多分、初見的には意外な組み合わせだと思うかも。
ギュネ虐が進む進むぅ……

誰得だよ()

ちなみにISのポジはサルファのパーチャロン枠。
シナリオにはガッツリ入ってくるけどね……




No.3 歩み寄る悪意

 

IS学園。

そこは女尊男卑の世界を作り出したISのパイロットを養成する学園。

適正を持つ少女達が祖国のため、自分の為に学ぶ場所である。

だが、世界融合によってモビルスーツの出現によってその存在意義は疑問視される……という程ではなく、IS委員会の過剰と言えるくらいの広報によって女尊男卑の思想が流行りかけていた。

というのも、民衆には世界融合などが起きているなど自覚してないのである。

彼らの記憶は整合性を持った記憶にすり替えらる……まあ、都合のいいように記憶が改竄されているのである。

 

 

そんな世の中であっても、生徒達は学生である。

世界が大きく様変わりした事など知らぬかのように平穏な生活をしていた。

そんな女の園でただ一人の男、織斑一夏はほんの少し前まで平穏だった学園にピリついた雰囲気がまるで異世界に迷い込んだかのような状況に戸惑っていた。

そして、姉であり担当教師である織斑千冬から収集をかけられ、専用機を持つ生徒は学園の会議室に集まる。

 

「千冬姉!どういうことだよ!?」

 

「説明するから落ち着け、一夏」

 

「グハッ」

 

雰囲気からして穏やかではない事は理解していた一夏であったがそれでも年相応であり、千冬の出席帳の角で叩かれた一夏はようやく落ち着く。

それと同時に銀髪に眼帯を付けた少女と金髪のお嬢様と見える……いや実際にお嬢様である少女を最後に全員が集まり、ようやく会議が始まる。

 

「IS委員会から太平洋に未確認の物体が駿河湾に接近している。軍も出動したが手に負えないそうだ。各自、油断するなよ」

 

気が引き締まるのを感じる少年少女達。

その雰囲気に流されてか、銀髪の少女ラウラ・ボーデヴィッヒは敬礼で返してしまう。

 

「ハッ、教官!」

 

「ここでは教師と生徒の関係だと言っただろう……」

 

千冬は額を抑えてどうしたものかと悩むが、その暇はないと言わんばかりに副担任の山田が出撃の命令を伝えに来た事で一夏達はあわだたしく出撃の準備を行うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【駿河湾 ー港町ー】

 

 

駿河湾の海に隣接する街に一人の少年が今日も人騒がせをしていた。

 

「やーい!やーい!香月!お前の負けだーい!」

 

「まだ負けてねぇぞ!神!」

 

子供の喧嘩の中心には神勝平という少年が殴り殴り返されの応酬の中にいた。

元々変人扱いされていた周囲からすれば、さらなる悪印象を植え付けるには十分であり、それを理解するには幼い勝平には無理な話なのだろう。

だがそんな日々も終わりを迎える。

 

「なんだ?警報?」

 

海の向こう側からやってくる影に、勝平も香月もただ事ではないと避難を始める。

勝平も逃げよう……としたところに兄である神一太郎が勝平を捕まえる。

 

「勝平はこっちだ!」

 

「兄ちゃん!?」

 

彼を担いでどこかへと連れ去る姿に香月達は唖然としながらも、それを気にする余裕はない。

香月達は走って逃げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駿河湾に来た怪獣にも見えるそれは実のところはロボット怪獣であった。

その名をメカブースト。

ガイゾックの戦闘ロボである。

勿論、それを知っているはずがない一夏達は実戦出力で全力攻撃でなんとか押し留めているだけである。

 

「コイツら……!」

 

「硬い…!」

 

ISの火力では一撃で倒すことができない。

サイズ差というのは良くも悪くも戦いに影響を及ぼすものだ。

特に近接戦しかできない一夏のIS【白式】は、下手に近付くと斬る前に触手に絡め取られ握り潰される可能性さえある。

絶対防御を貫通するだろうその攻撃に、一夏は何もできないと歯痒く感じていた。

そもそも、戦闘の素人を戦闘に出すIS委員会も頭が大概トチ狂っているが。

 

「こちら、ガンダロスタ国首相ギュネイ・ガスだ!貴官らを援護する!」

 

そこにモビルスーツ【G-サザビー】がSFS(サブフライトシステム)に乗って戦場に現れる。

流れ弾が街を破壊する中、ギュネイは未だ痛む頭痛に頭痛薬で誤魔化してビームショットライフルをメカブーストに撃ち込む。

 

「チッ、パワーが足りねぇか…!」

 

撃ち込んでも装甲の厚さによって大きなダメージを与えられず、ギュネイは舌打ちする。

彼に率いられるようにガンダロスタ国の正式採用されている大型汎用量産機【メッサー】と小型汎用量産機【デナン・ゲー】が、攻撃を開始していく。

 

「各機、怪獣メカの攻撃には十分注意しろ!モビルスーツじゃ一撃でやられるぞ!」

 

そう味方に忠告しつつビームサーベルで伸ばしてきた触手を斬り払う。

 

「むっ?水中から反応?」

 

次から次へと出来事が押し通ってくる状況にギュネイは考える事を放棄しようとするが、その姿が顕になるとギュネイは湧き立つ感情から「わお……」としか言えずにそれを見る。

 

「ビアル一世……」

 

建造物にも見えるそれは3つに別れた宇宙艦の1つ。

敵からして分かってはいたが、ギュネイはその存在を確信する。

 

「ザンボット3か!」

 

その言葉が出るや否や、ビアル一世から赤い戦闘機【ザンボエース】が飛び出る。

間髪入れずザンボエースに通信を繋いだギュネイは、共闘を持ち掛ける。

 

「特機のパイロット!共闘を求む!」

 

「うるせぇ!俺は他人の手なんか借りねぇ!」

 

「相わかった!ならば勝手に援護させてもらう!」

 

「はぁっ!?」

 

端から見れば滅茶苦茶な会話だが、部下達は肩をすくめてやれやれとなるだけだ。

まあ、茶飯事ということである。

 

「俺はギュネイ・ガスだ!よろしく頼むぞ!」

 

「ぬぅ……名乗られたからには名乗らないとな!俺は神勝平!勝手にしたきゃしてろ!」

 

特機から聞こえるのは子供の声。

ソレに反応したのは一夏である。

 

「子供!?子供がなんであんなものに!?」

 

自分も子供の一人である事を忘れて一夏は彼を止めようとするが、それを聞かれていたらしい。

勝平は一夏に断固とした声で言う。

 

「余計なお節介って知ってるか?今はそんな場合じゃないだろ!」

 

闘争本能が高く秀でた故に現状を理解している勝平は、一夏よりもしっかりと現実を見ていた。

一夏は勝平からの言葉に「それでも」と言うが、人型に変形したザンボエースはザンボマグナムでメカブーストを攻撃する。

 

「俺の町を破壊させてたまるかぁ!!」

 

そんな彼の勇姿に、IS乗り達も士気が向上する。

 

「子供に任せてばかりじゃいられないね…!」

 

「生意気な子供に任せるほど、子供でなくてよ!」

 

「軍人が子供に遅れを取っては軍人の名折れ…!」

 

「あ、おい!?」

 

置いてけぼりをくらう一夏は、複雑な思いを抱きつつ彼も覚悟を決める。

 

「……そうだな。子供に任せていられない…!」

 

一夏は全てを断つ剣を手に、敵に迫る。

自分にできることをするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【宇宙空間】

 

宇宙空間に浮かぶ一隻の土偶をモチーフにしたような巨大な戦艦が、真空の世界にいた。

その中にいる一人の男は、骨付き肉を片手に新しい玩具を見つけたとばかりに笑みを浮かべる。

 

「ホーホッホッホッ……」

 

高笑いが、その場に響き渡る……

 

 

 

 

 

 

 




そういえばギュネイの機体を記載してなかったのでここにて…
尚、クソ長文に注意。


G-サザビー  全長19.6m

武装/ビームショットライフル(バレルMOD付き)、ビームサーベル×2、頭部60mmバルカン砲、ν-シールド(ビームキャノン、ファンネルミサイル、ビームトマホーク)、フィン・ファンネル×8、斬艦刀【獄道】(ロングビームライフル)、腕部ブランドマーカー×2、胸部ビームバルカン×2、(後腰部)改良型90mmサブマシンガン×2、OV-Dオーバードライブシステム


ギュネイがオーダーしていたNTとの戦いについていける高性能機の要望にアナハイムが開発した物でサザビーの後継機。フォルムはムーンガンダムに寄せたサザビーのような感じ。サザビーの曲線フォルムは残しつつムーンガンダムを彷彿とさせるシャープさを持つ。
大型化していた機体をブッホ社の技術提供によりサイズダウンされている。

特徴の一つとしては頭部に施されたモード切り替え。中・遠距離戦を主体とするザク神様のようなサザビーモードは緑のモノアイレンズに高性能センサーを搭載、後頭部にある後ろにへと伸びるアンテナがサザビーを連想させる。近・中距離戦を主体とするGモードは後頭部のアンテナが縮むと同時にモノアイ部のプレートが上にへとフェイスオープン、二対のアンテナが立ちツインアイが顕になる。

関節部、コクピットを中心にサイコフレームが配置されており、オーバードライブ起動時、排熱の為に各所の装甲が拡張展開される。尚、OV-Dは任意による出力向上システムOS。
フィン・ファンネルはファンネルラックによって稼働時間を延長、斬艦刀【獄道】は背部の中心部に懸架され、ビームザンバーの技術を利用した圧倒的切断力を誇る。更に隠し武器としてロングビームライフルが肉厚な刀身に収納されている。
ガンダムピクシーが使用していた90mmサブマシンガンを大幅改良したらしい改良型は、マガジンを後腰部のスカートアーマーの裏側に6つ設置。
リロード時に射出口からマガジンが飛び出し、自動装填される仕組みとなっている。


ゲームスペックに落とすなら…

【ビームバルカン】弾薬20 P 射程1
頭部バルカンと組み合わせているがビーム属性。バルカンと同程度のダメージ。

【インファイトコンボ】無消費 P 射程2
ビームサーベルとブランドマーカーのビーム属性のコンボ攻撃。

【ビームショットライフル】弾薬14 射程3〜7
ビーム属性。牽制射からの本命の狙撃を敵に撃ち込む。

【ショットコンボ】EN20 P 射程1〜5
散弾ビームヒット時に続けてシールドのビームキャノン、ミサイルを斉射、ビームトマホークの投擲で敵を爆散させる。

【フィン・ファンネル】EN15 射程2〜8
フィン・ファンネルを展開しつつ、サブマシンガンを抜いて発砲。ファンネルの攻撃で敵を削り、締めにサブマシンガンを零距離で叩き込みリロードしてさらにファンネルも追加で弾を叩き込み爆散させる。

【OV-D】EN30 P 射程1〜3 気力130以上
斬艦刀【獄道】とフィン・ファンネルによる本機体の最強攻撃。
撃墜確定演出にサイコフレーム共振の出力向上による150m級のビームザンバーで敵を叩き切る。


実は合体技もあるけど流石に長過ぎるから今回は割愛。

良かったら感想をよろしくお願いします。
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