成り上がりギュネイニキのスパロボ大戦   作:単眼駄猪介

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前回のG-サザビーに続き、ギュネイを書いてくれた……!
ラクガキだと言いますが、それでも感謝ッ!!
上は比較絵、下は無精髭付きでございます。
おっさんスキーにはたまらない……のかもしれない。


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No.4 一歩ずつ確実に

 

【地球 ー大気圏外ー】

 

 

 

訓練用母艦【キャリー・ベース】はメーティスから直行で地球に降りようとしていた。

その理由は主要戦力の結集にある。

フェニックス・ゼロとそのパイロット、そしてアムロ・レイとその部下を載せた訓練用母艦は訓練用としては性能過多な所があるが、逆に訓練しておいた方が良いものでもある。

その一つとして大気圏突入能力があるが、先のスフィア戦からすぐのことで浮足立っていた。

 

「訓練から実戦になるとは思いもしなかったからな……」

 

と、コーヒーを飲みながらアムロはデータを取られているガンダムを見つつ、フェニックス・ゼロの方にも視線を向ける。

 

「マナ・レイエル技術少尉、君が触ってみた感想は?」

 

「えっと……操作性に関しては一年戦争程度の物ですけど、それを感じさせないですね。特にシートは硬くなくて良かったです」

 

一年戦争の英雄、前大戦においても英雄の一人であるアムロ・レイを前にして、モビルスーツヲタクの彼女も流石に緊張を隠せない様子である。

 

「そんなに緊張しなくて良い、僕は英雄だのなんなのと上げられているが僕は一人の人間だよ」

 

「そ、そうですね…」

 

そう言われても、といった感じで戸惑うマナに苦笑しつつ難しいかとアムロはその件の事は諦める。

 

「しかし、地上ではモビルスーツではないロボ……スーパーロボットがいるらしいな……興味深くは思わないか?」

 

なのでアムロは彼女が好きそうな話題……メカの話をする。

そんな美味しそうな話に、マナは食いつかない筈がなく目を輝かせる。

そんな様子をアッシュは寂しそうに見ていた。

 

「楽しそうだなぁ……」

 

アッシュは先の戦いで住宅が破壊され、マナの同居人であることが幸いしてアッシュもおまけで付いてこれた彼は、劣等感を感じつつ割り切って艦内掃除を頑張るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【大気圏 ー別宙域ー】

 

 

大気圏突入を控えたキャリー・ベースとは別に、もう一つそれを行おうとする機影があった。

だがその周囲には爆光が周囲の闇を打ち払っていた。

 

「頼むぞ、ミカ!」

 

「ああ、やるぞバルバトス…!」

 

大気圏突入用のシャトルの格納庫から現れたのは宇宙世紀の者なら見慣れたモビルスーツ【ガンダム】の顔を持つ、古の悪魔の名を冠したモビルスーツ達であった。

そんな彼らと対するはギャラルホルンの最新鋭モビルスーツ【グレイズ】とその派生機【グレイズ・リッター】達。

 

「我ら、地球方面防衛軍の維持を見せつけるのだ!」

 

『おおぉぉぉぉ!!』

 

地球方面防衛軍の大隊長、カルタ・イシューが率いるギャラルホルン外苑部隊とも呼ばれる艦隊はたった一つの組織を今ここで撃滅する為にいる。

彼女らが相対するのは子供。

されど子供だと舐められない。

これまで地球に来るまで幾度もギャラルホルンの追手を撃退し、彼らの底力を見せつけてきたのだ。

火星を治安する組織として、故郷たる地球を守る最後の盾がこうして地球圏を訪れたのはこれが理由である。

だが、外縁部隊や地球方面防衛軍等と大層な名前が付いているが本部と比べれば完全にお飾りであった。

悲しいかな、それを払拭する為に行動していたカルタの行動は更に道化を極めていた。

戦場に決闘を持ち込むなど正気の沙汰ではない。

 

「なに、コイツら」

 

ガンダム・バルバトスのパイロット、三日月・オーガスにとっては目の前で止まって名乗りを上げている彼らは完全なる餌であった。

 

「三日月!なんか変な白いヘドロの塊がいるぞ!?」

 

とはいえ、彼らも突然と現れたスフィアに戸惑っていた。

実は火星でも出現は確認されていたのだが、ギャラルホルンが駆除、情報統制を行っていた為、オルガ達は知らなかった。

生命体全てを独善で飲み込もうとするスフィアとギャラルホルン、そして鉄華団は混沌に満ちた戦場でキャリー・ベースは巻き込まれた。

 

 

 

 

 

 

「総員、えっと、第一戦闘配備!」

 

キャリー・ベース艦長、ミルラ・ベル少佐はそう指示しつつ、内心ではかなり動揺していた。

彼女は勤勉さとその才能で艦長の座を手に入れた新米艦長である。

が、経験のなさ故にベテランであるアムロを宛にし過ぎてしまうが今はなんとかやれている。

 

「艦長、ガンダムらしきものとスフィア、そして恐らくギャラルホルンと思われる部隊が戦闘を展開しているがどうする?」

 

そのアムロからの報告に彼女は悩むが、その間にスフィアに勘付かれた。

スフィア達が一部、キャリー・ベースを取り囲みエネルギー攻撃を仕掛けてくる。

それにアムロはガンダムをカタパルトから強制解除し、スラスターを吹かしてそのまま出撃する。

 

「ええい、やらせはしない!」

 

アムロに引き続き、キャリー・ベースの訓練部隊も出撃する。

ギラ・ズールとジェガン、そしてヘビーガンの混成部隊。

そこにマナのフェニックス・ゼロもまた、戦場に姿を現す。

 

「なんだ?アレも鉄華団の仲間か?」

 

カルタは謎の存在に襲われるマナらを敵かどうか考えるが、フェニックス・ゼロとガンダムを見た瞬間、カルタは仲間だと確信した。

 

「あの者らも鉄華団の一味だ!」

 

「か、カルタ様!?」

 

「カルタ様、確認を取ってからの方が…!」

 

「先の戦いで奴らの策に嵌められたことを忘れたか!?」

 

「……ハッ!」

 

もし、彼女が騎士道等に囚われず戦士として戦えることができるのなら地球圏での戦いが更に複雑となることはなかっただろう。

まあIFをいくら話しても意味はない。

ただその事実だけがあるのだから。

 

「なんだ!?撃ってきているのか!?」

 

アムロは発砲してくるギャラルホルンに驚愕する。

ビームライフルで手足を狙うが当たる直前に弾かれてしまう。

火星で発見、模倣、そして発展させたナノラミネートアーマーの前ではビーム兵器は無力化されてしまう。

アムロはそれが事実であることを認めつつ、ならばとバルカンで目眩まししつつ蹴りをコクピットがあるだろう胸部に叩き込む。

 

「うぼおあぁぁぁ!?」

 

吹き飛んでいくグレイズを見ることなく次のグレイズ……いやグレイズ・リッターもまた蹴り飛ばしていく。

 

「がぁっ!?」

 

「各機、実弾で応戦しろ!敵は動きが遅い!落ち着いて対処しろ!」

 

部下達に指示を出しながらまたグレイズを蹴り飛ばす姿は、ギュネイが見れば「流石アムロ・レイ、人間やめてる」と感想を漏らすだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





今後の投稿に影響が出るかもしれないと思われるのでこの場を借りて記述させてもらいます。
ここ最近は母親が頭アスランしており、その他諸々でゴタゴタしております。
そして投稿時点では多少は落ち着いたようですが少し大袈裟かもしれませんが、ガチで母親の精神状態が危ないので身の危険も感じていますので、下手すると笑えない永久未完もありえます。

引っ越しが終わり、1、2ヶ月の間、母親から離れて暮らす前後も投稿はなるべく続けていくつもりですが、投稿期間が大きく空くかもしれませんので、こうしてお伝えした次第でございます。

さて、身内の話は置いて今回も読了ありがとうございます。
本家、外伝共にこれからもよろしくお願いいたします。
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