半端者の天狗、ヒーローとヴィランが台頭する世界で前世の罪を償うため、英雄となる   作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ

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*この小説の物語は、半天狗をもう一人の主人公にした、僕のヒーローアカデミアの物語です。基本、僕のヒーローアカデミアの原作沿いです。

*原作の主人公である緑谷出久ももちろんちゃんと主人公です。

*新たな半天狗の分身体の追加などもあるかもしれないですが、作者の気分にも寄りますので、必ずしも追加するとは限りません。ご了承ください。

*他に、理不尽な文句、嫌がらせなどは一切受け付けません。それならばこの作品を見なければ良い話です。ここ最近、理不尽なアンチ行為が多いと聞くので。あと、面白ければ何でもいいぞ!みたいな感じで見て頂けると、こちらとしても嬉しいばかりです。よろしくお願いします!



第肆話:半天狗という者

 

 

「和食処 屯田兵 」横浜店 前

 

 

此処では先程、僧帽ヘッドギアを含めた敵ヴィランたちが強盗行為を行なっていたが、積怒、可楽、空喜、哀絶の逆鱗に触れてしまい、今はその4人の一般人と(ヴィラン)4人の交戦の真っ最中であった。そして、その様子を見ていたプロヒーロー達もこの騒ぎの仲介役に入る感じですぐさまそれぞれ行動を始める。

 

 

リューキュウ「ッ!棒立ちして見ている場合じゃないわ・・・!私たちもそろそろ行動に移しましょう。私たちリューキュウ事務所は、さっきの突風で飛ばされた取り巻きの敵ヴィランの1人の捕縛と、あの突風を作り出す個性を持った子を探し、説得して危険なことをやめるよう食い止めます!ミッドナイトとイレイザーヘッドは警察と共に僧帽ヘッドギアと残りの取り巻きの敵ヴィランの対処、そして人質の救助をお願いできますか!?」

 

 

相澤「わかりましたリューキュウ!此処は俺とミッドナイトさんに任せてそっちに向かってください!ミッドナイトさん、俺達も早く行きましょう。」

 

 

ミッドナイト「そうね・・・、確かにまずは人命の救助が最優先だと私は思うわ。だから、それ優先で行くわよ!イレイザーヘッド!」

 

 

相澤「言われなくともそんなこと既にわかっています!」

 

 

リューキュウ「2人共、お気をつけて。それじゃあ私たちリューキュウ事務所もすぐ向かうわよ!」

 

 

イレイザーヘッドとミッドナイトは、警察と共に僧帽ヘッドギアとその取り巻きの敵ヴィラン2人の捕縛、さらに人質救助に専念し、リューキュウは、事務所仲間である少数のサイドキックと共に取り巻きの敵ヴィラン1人と可楽がいる方向に向かって行った。

 

 

 


 

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「・・・うっ!いてて!こいつはおそらく肋骨がヒビ入っちまってやがる・・・!くそっ!なんていう怪力と風力だ・・・!あんな(個性)を隠し持ってやがったのかよ!あのクソガキ・・・!舐めやがってぇ!(ヴィラン)の力を思い知らせてやる!」

 

 

可楽が起こした突風によって、和食処から少し離れた横浜都内にあるコンクリート状の道路の場所へと吹き飛ばされた取り巻きの敵1は、落ちた衝撃で肋骨にダメージが入るほどの怪我を負わされた挙句、自分に対して舐め腐っている可楽に対してさらにイラつき始めていた。

 

そして、さらに

 

 

「ヴィ、ヴィラン!?まさか此処にいるのか!?」

 

 

「ヴィ、ヴィランだぁ!」

 

 

「キャー!」

 

 

「逃げろー!」

 

 

横浜の都市にいる市民たちは、ワーワー!と雑音を出しながら逃げ惑う。また、野次馬を作る者たちもいた。

 

 

 

だが、追い打ちを掛けるように可楽が取り巻きの敵1の目の前に現れた。

 

 

可楽「おーおー!いたいた、やっと見つけたぞ。ヴィランとやらであるお前が余りにも弱過ぎるせいで誤ってお前を吹き飛ばしてしまったではないか。カカカッ!」

 

 

可楽は、真面目な雰囲気になるどころか、まるで戦いを楽しむようにヘラヘラと笑いながら挑発行為をしたりして取り巻きの敵1を完全に舐めていた。それが原因で取り巻きの敵1はそれに乗るような形でさらに怒り出してしまう。

 

 

ブチッ!

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「舐めやがってこのクソガキィ!だったら予定変更だぜ。普通の殺し方じゃなく残酷な殺し方でテメェを殺ってやるよォ!!」

 

 

そう言い終わると、取り巻きの敵1は自分の個性である「鎌」を発動させて両手を鋭い斬れ味のある鎌に変形させた。そしてそのまま可楽に向かって走り出し、襲いかかった。

 

 

だがしかし、可楽にとってそれは負け犬の遠吠え程度にしかならなかった。

 

 

可楽「ほう?だったら仕方ない。さっきのは遊びじゃ、ここからは儂もちょいとばかし本気を出してやろう!カカカッ!」

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「なーに1人でぶつくさと独り言を言ってやがる!こいつがテメェの頸筋に当たればテメェはお陀仏なんだよ!さっさと死ねぇぇぇ!!」

 

 

そして、

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ッ!やっと取れたぜェ!こいつでとどめだァ!キェェェェ!!」

 

 

個性で作られた鎌の刃が可楽の頸筋に当たった。そのまま頸筋から鎌の刃が斬り込まれて可楽は血を流しながら・・・

 

 

 

 

 

 

 

死ぬことはなかった。

 

 

ガキンッ!

 

 

バリン!

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「なっ!!何ィィィ!」

 

 

可楽「ウヒッ・・・!」

 

 

可楽の頸を斬るつもりであった鎌の刃は、可楽の頸にあてガキンッ!という衝撃音が周りに響くと同時に鎌の刀身からミシミシとヒビが入っていき、最後は鎌の刀身が砕けるように折れた。取り巻きの敵1は予想外の事態に驚き、いつの間にか慌てふためいていた。

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「何で・・・何で俺の個性で作った鎌が勝手に折れるんだァ!こいつで今まで人を殺したりしてきたのに、こんな、こんないともあっさりと・・・!」」

 

 

可楽「カカカッ!儂の挑発のおかげで良い墓穴が掘れて良かったのう。自分から自滅行為をするとは、滑稽で楽しくて面白い奴じゃ。ならばせっかくじゃから儂が特別に訳を教えてやる。答えは単純じゃ。儂の頸は元々、岩のように頑丈そのもの。今砕けた、お前が持つその「鎌」の個性とやらなどで作ったそこらのなまくらの刃では儂の頸は斬れはせん。さあ、どうする?命知らずな(わっぱ)よ。」

 

 

可楽は、表面上は楽観的な感じだが、実際は笑いながら少しずつ圧を出していた。それを感じとった取り巻きの敵1は少しずつ怯え始めていた。

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ヒッ・・・!そ、そんな!嘘だろ!?さっきテメェは風を生み出す個性を使っていた!なのになんで頸を岩のように硬くすることもできるんだよォ!?」

 

 

可楽「ん?ああ、そういえばまだこのことを言っていなかったのう。実は儂、その個性とやら・・・なんか三つ持ちらしいんじゃ!どうじゃ?すごいじゃろう!?」

 

 

可楽は。まるで自慢話でもするかのように淡々と自分が持つ個性の数を話した。その話を聞いた取り巻きの敵1は・・・

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「個性を三つ持ちだァ!?嘘だぁ!そんな・・・、そんな非現実的なことがあってたまるかァ!だいたい個性は1人に一つしか宿らないって身体のつくりで決まってんだろうがァ!!」

 

 

絶句し、青ざめながらそこにいる非現実的な現状が認められないでいた。しかし、話すのがもう飽き飽きした可楽は、再び戦闘態勢に入った。

 

 

可楽「まあとにかく話は此処で終わりじゃ。続きは儂を倒してから聞け。さて・・・次は儂が本気を出す番じゃあ!」

 

 

そう言い終わると、可楽は自身が持つヤツデの葉の羽団扇を腕と共に後ろに動かし、風の力を再び溜めた。それを見た取り巻きの敵1はさっき自分を此処まで飛ばしたあの突風の攻撃がくると身体が自然と察し、それに怯えて戦意喪失したのか、全速力で後ろの道を走って逃亡しようとした。

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ヒッ・・・ヒィィィィィ!誰か、誰か助けてくれー!!」

 

 

走り出し、可楽の元から全速力で離れる。それを見た可楽は、「カカカッ!」と笑いながら取り巻きの敵1に対して風の力を溜めながら口を開く。

 

 

可楽「なんだなんだ?最初にあれだけの威勢を放っておきながら自分が不利になったら逃げるのか?情け無い根性無しだな!ハッハッ!ま、もう飽きたからそろそろ終わりにしてやるかのう。とにかくこれで終いじゃあ!!」

 

 

ブワッ!!

 

 

可楽は、風の力を溜めたそのヤツデの葉の羽団扇を思いっきり前方に勢いよく振るった。そして、それに反応するようにそれなりに範囲のある直線的な突風を再び起こした。その突風は道路に停めてある車などを吹き飛ばしながら掻き分けて行き、取り巻きの敵1の元へ段々と迫って行った。また、その突風による余波も起こり、周りにいた人たちは余りの風圧で目を開けられず、動けないでいた。そして・・・

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ハァハァハァハァ・・・、よし!ここまで来ればあのクソガキも・・・ッ!」

 

 

その突風は予想通り、取り巻きの敵1に直撃した。

 

 

ビュウウウウン!!

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ぎゃあああああ!!まずい!さらに遠くに吹き飛ばされちまう!誰かー!だれか助けてくれー!!」

 

 

取り巻きの敵1の救助の呼び声も、虚しく時既に遅し。取り巻きの敵1はまたそのまま突風に乗るように身体が浮かび上がって身動きが取れず、そこからどんどん突風が勢いをつけていく。そして、最終的にビルのような建物にそのまま辿り着き・・・

 

 

ドガァン!!

 

 

パラパラパラ・・・

 

 

突き破るように激突した。

 

 

 


 

 

 

リューキュウ「くっ!駄目だわ、此処にもいない。一刻も早く探さないといけないというのに・・・!「リューキュウ!」ッ!どうしたの!?」

 

 

一方、リューキュウ(今は、ドラゴン状態)率いる『リューキュウ事務所』所属のプロヒーローたちは、今行方がわからなくなっていた取り巻きの敵1と可楽という子供を死に物狂いで捜索していた。だが、今ちょうどリューキュウのサイドキックであるプロヒーローがさっき見た取り巻きの敵1と可楽という子供の姿を捉えて見つけたらしい。

 

 

リューキュウのサイドキック「私たちリューキュウ事務所の他のサイドキックのプロヒーローが今見つけたらしいです!向こうのコンクリート状の道路のところにいるとの連絡が!」

 

 

リューキュウ「本当!?じゃあ私たちもすぐそこに向かいましょう!」

 

 

リューキュウのサイドキック「はい!了解しました!」

 

 

リューキュウたちは、今いるところを後にし、例のその場所へと向かい始めた。

 

 

 


 

 

 

ところ変わって、横浜市にある、壁に穴が開いたビルのような建物の中には、先程可楽が再び突風で吹き飛ばしたことにより今度は助骨だけではなく半身の骨全てにヒビが入っているほど重傷を負っている取り巻きの敵1が余りの激痛で身体が殆ど動かない状態でいた。

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「うっ・・・」(だ、駄目だ!今度は肋骨数本どころじゃなく半身の骨がおそらく全てヒビ入っちまってやがる・・・!痛みでもう身体が動かねぇ!こんな時に親分がいてくれりゃあ良いのによォ、クソ!どうすりゃあ!は、早く逃げねぇと・・・)

 

 

そう自然と思っていた、その時!取り巻きの敵1に対してかなりの重傷を負わせた元凶が、取り巻きの敵1を見つけたのか少しずつ近づいてきながら口を開いた。

 

 

可楽「おーおー、今度はなんだ?まさかもう骨が折れて動けなくなったのか?それは実に言い様じゃったのう。儂らの昼飯と団欒を邪魔した罰が良く下っておる。ま、何はともあれこれで終わりじゃな。」

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「ヒッ・・・!たっ、助け・・・」

 

 

可楽「断る。却下じゃ。恨むならば、儂ら4人に喧嘩を売ったお前らの愚かさを呪え。」

 

 

僧帽ヘッドギアの取り巻きの敵1「そ、そんなァ!嫌だ!やだァァァ!!死にたくねぇ!死にたくねぇ!」

 

 

可楽は、取り巻きの敵1が言った命乞いも、バッサリと切り捨てた。そのまま可楽はついに取り巻きの敵1に対してとどめを刺そうとヤツデの葉の羽団扇を片手で持ってそれを上げていく。そして・・・

 

 

可楽「さあ・・・、とどめじゃ!!」

 

 

可楽は、笑いながらヤツデの葉の羽団扇を、取り巻きの敵1に目掛けて思いっきり振り下ろそうとしたその時!後ろから複数人の足音が可楽の耳へと聞こえた。

 

 

タッタッタッタッタッ!

 

 

リューキュウ「やめなさい!!そこまでよ!これ以上その(ヴィラン)を執拗に傷つけたら、いくら正当防衛だとしても傷害罪、器物損害罪、そして公務執行妨害罪としてあなたを捕縛するわよ!」

 

 

その正体は、ドラグーンヒーロー リューキュウ率いるリューキュウ事務所に所属するプロヒーローたちであった。そして、その筆頭であるリューキュウが可楽の危険な行動をやめるよう説得し始めた。だが、非情なことに、可楽はリューキュウの説得を投げ捨てるように口を開いた。

 

 

可楽「あ?なんじゃいきなり?お前らは。傷害罪と器物損害罪とそして公務執行妨害罪があるから儂を捕縛するじゃと?何を言っておるんじゃ、此奴と彼奴ら三人が儂ら四人の昼飯と団欒を邪魔して妨害した挙句、喧嘩まで売ってきたんじゃ。だからまずはその報復じゃ報復。まあ黙って見ていろ。女人共。」

 

 

そして、可楽は再び取り巻きの敵1の方へと振り返り、ヤツデの葉の羽団扇をまた振り下ろそうとする。だが・・・

 

 

バッ!

 

 

リューキュウが、咄嗟に可楽の前に出て取り巻きの敵1を庇うように可楽に立ち塞がった。さらに、リューキュウが取ったその行動を皮切りに、リューキュウのサイドキックのプロヒーローたちが取り巻きの敵1の現状確認と捕縛を開始し始めようとした。

 

 

可楽「・・・のう、金髪の女人。死にたくなければそこをどけ。悪いことは言わん。儂から直々の忠告じゃ。此奴も儂らに対して喧嘩を売ってきたんじゃ。その責任は必ず取らせる。さあ、早く下がれ。」

 

 

可楽は、先程の陽気な感じとは真逆の、青筋が立つほどに不機嫌な感じとなってリューキュウたちに圧を掛けた。だが、リューキュウはそれでも一切動じず、その冷静沈着な性格を取り乱すことなく再度口を開く。

 

 

リューキュウ「いや、駄目よ。絶対にどかない。(ヴィラン)に対しての報復だなんて、感情に任せてそんな悍ましいことをもししたらあなたまで非難されて最悪、(ヴィラン)となってしまうわよ?それでもいいの?」

 

 

可楽「ハァ・・・やれやれ、話のわからん連中じゃのう。さてさてどうしたものkって、ん?待てよ。」

 

 

リューキュウ「ど、どうしたの?」

 

 

可楽が唐突に言った意外な発言にリューキュウも少しだけ恐る恐る問い返す。

 

 

可楽「お前・・・」

 

 

リューキュウ「??」

 

 

可楽「あー、お前じゃお前、金髪の女人。たしか家にあったヒーロー大図鑑とやらで見たぞ。たしか名は何じゃったか・・・まあ良い。聞いた方が早いじゃろう。金髪の女人、名は何という?」

 

 

リューキュウ「名?私の名前のことを言っているの?まあ本名は今は流石に言えないけど・・・プロヒーローとしての名前なら答えてもいいわよ。私はドラグーンヒーロー リューキュウ、リューキュウよ。」

 

 

可楽「リューキュウ・・・か、ハッ!おお!そうじゃ思い出したぞ!儂と空喜があの大図鑑で見たプロヒーローとやらはお前じゃったか!思い出させてくれてありがとよのう、リューキュウよ。カカカッ!あ、儂の名もついでに答えてやろう。儂の名は上弦肆 可楽(じょうげんし からく)」じゃ。まあ可楽とでも呼んでくれ。」

 

 

リューキュウ「上弦肆 可楽(じょうげんし からく)君・・・ね。フフッ、わかったわ。じゃあ可楽君とでも呼ばせて貰うわ。よろしくね、可楽君。」

 

 

リューキュウは、可楽が余りにも気がすぐに変わって純粋に名前を教えてくれたため、唖然としつつも、つい笑みを溢しながら返事を返していた。

 

 

可楽「さて、話していたら気分が変わった。此奴の生殺与奪はお前らプロヒーローとやらたちに任せてやる。」

 

 

リューキュウ「本当!?もうしないって約束できる?「ただし!」ッ!」

 

 

可楽「取引じゃ。内容は、此奴の生殺与奪はお前らプロヒーローとやらたちに任せる代わりに、リューキュウにはある事(・・・)をやってもらう。」

 

 

リューキュウ「ある事?一体何かしら?」

 

 

可楽は、取り巻きの敵1の生殺与奪をリューキュウ率いる、リューキュウ事務所所属のプロヒーローたちに全て任せる代わりに、ある取引開始した。それにしても一般人(可楽)がプロヒーロー(リューキュウ)に一方的に命令する光景は、はっきり言ってシュールな光景そのものである。

 

 

 

可楽「ああ、実は・・・、儂ら四つ子の内一人がたしかリューキュウとの握手とリューキュウのサインを欲しがっていてな。名は上弦肆 空喜(じょうげんし うろぎ)というんじゃが、空喜にその二つのことをやってくれたらお前たちプロヒーローの言うことに従ってやめてやるんじゃが、どうじゃ?カカカッ!」

 

 

可楽が提案した取引の内容は、なんと空喜にリューキュウとの握手とリューキュウのサインを献上することだった。その唐突な可楽との取引を目の当たりにしたリューキュウは、一瞬だけ動揺するものの、また冷静になり、可楽の提案に対して笑みを浮かべながらこう答えた。

 

 

リューキュウ「わかったわ、握手とサインね。それぐらいだったら全然良いわよ。それにしても取引ってもっと危ない感じのものかと思ったわ、可楽君。」

 

 

可楽「いやいや、儂は別に今はそんな度が過ぎることをする気分ではないから安心しろ。ま、とにかくこれで取引成立じゃな。では儂はそろそろ此処を離れて積怒たちと合流「待って、可楽君。」?今度はどうした?リューキュウよ」

 

 

リューキュウはそろそろ此処を離れようとする可楽を急に引き止めた。そして、こう言った・・・

 

 

リューキュウ「此処は私たちリューキュウ事務所のプロヒーローたちと行動した方がいいわ。万が一のことを考えて安全に。それに、可楽君や可楽君以外の三人には色々と調書を取ったりして聞きたいこともあるの。警察の人たちも含めてね。だから、この事件が終わってもまだ家に帰れないと思うけれど、我慢するのよ。」

 

 

リューキュウは、先を冷静に分析し、万が一のことを考えてプロヒーローたちと行動した方が良いと思い、可楽にそれを提案した。その提案を聞いた可楽は、最初は「儂はお前らに守られずとも強いから安心しろ!」と言おうと思ったものの、リューキュウは自分の取引に素直に応じてくれたため、邪険にはできないと思い、返事を返す。

 

 

可楽「わかった、リューキュウのその提案に乗ってやる。儂自らがのう。家には早く帰りたいんじゃが、今の儂は気分も良いし、儂は優しいから特別に共に行動してやる!じゃが、儂との取引はしっかりと守るんじゃぞ?リューキュウよ。カカカッ!」 

 

 

可楽は相変わらず高笑いしながら楽しい表情になっているものの、リューキュウは「はいはい」と言いながら話を聞いた。

 

 

リューキュウ「わかったわ、可楽君。約束は必ず守るわ、だから心配しないで頂戴。では私たちもそろそろ行動に移してまた彼処の和食レストランのところに戻りましょう。」

 

 

リューキュウのサイドキック達「了解!!」

 

 

可楽「カカカッ!結束力が強くて、良い集団じゃのう」

 

 

リューキュウ「さてと、まず最初は此処にいる(ヴィラン)の現状確認と捕縛を・・・」

 

 

とりあえず、可楽は初めての(ヴィラン)との交戦を終えたのであった。

 




第肆話をお読みいただきありがとうございました。
やっぱり戦闘描写を書くのは容易じゃないですね!はっきり言って文才が皆無なので難しいです!ですが、なるべく努力はしますんで安心してください!
さて、次の第伍話では、積怒、空喜、哀絶の戦闘を主に予定しておりますが、あくまで予定なので急に変更になる可能性もあるのでそこはご理解よろしくお願いします。あと相変わらず不定期投稿ですが、なるべく近日中に投稿するように心がけます!ではまた第伍話で。
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