逆玉を目指す転生者が伯爵令嬢に絆されるだけの話。   作:たかたけ

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どうも、たかたけです。初めまして。

実は完全オリジナルの作品を書いてみることにしました。人気が出たら他のサイトでも投稿してみたいと思っております。


日記その1

 

─日記─

 

 創世記7◯◯年 ◯月×日

 

 ひゃっほおおおお!!!やっとあの地獄の赤子生活から解放されたぜえええええ!!!!

 

 は!だめだ…。落ち着け俺はCOOLな男。こんなことでいちいち一喜一憂していたら先が思いやられるぜ…。

 

 今の俺は5歳。母親から文字の勉強として一冊のノートをもらったので日記を始めようと考えたんだ。

 せっかく転生したんだから前世でできなかったことをめいいっぱいやりたいもんな!

 

 あ、言い忘れてた。俺の名前はアレク。平凡な村に生まれた平民の子供だ。……。どうせなら貴族に生まれ変わりたかったんだが。冒険者になって俺強えええ!とか平民なら気軽にできるし、そこは我慢しよう。

 

 前世では変にお人好しなせいでずっと不幸な目にあってきたし、今世こそは幸せに生きて、寿命で死ぬんだ!

 

 ちなみにこのノートは日本語で書いてるので母親に見られても大丈夫だ。後先考えれる男、アレクくんだぜ!!!

 

 まあ早速なんだがこの世界で快適に自由に楽しく生きていくために計画を立てていこうと思う。ある程度無茶な計画でもまだ試していないがチートな能力があるから大丈夫だ。

 

・冒険者

・事務

・商売

・騎士

・魔法使い

・職人

 

 まあ、パッと思いついたのはこのくらいか?そこから大変そうな仕事を抜くと…。

 

・冒険者

・騎士

・魔法使い

 

 制作チートをもらっていたら職人が楽そうだったんだがあいにく、俺が貰ったのは戦闘系のチートだ。ポーション売りまくってウハウハ!みたいなことは残念ながら出来ない。チクセウ。

 

 騎士とかも大変そうだけどチートあるし、礼儀だけあれば貴族に仕えて生きていけるし、貴族に仕えるルートが良さそうだなあ。いや、でも冒険者も一気に稼げたり……いや、将来の安定をとると貴族か…?

 

 前世のラノベとか見て怪物ぶっ殺して貴族に成り上がるみたいなのもあったけど俺にそんなご都合主義な展開が降りてくるとは思えない。やっぱ冒険者はダメだな。

 

・騎士

・魔法使い

 

 まあこのどっちかよな…。うーーーーーん……はっ!!!!!

 

 俺は天才かもしれない…二つで迷ってるなら二つを取ればいい!と言うことで俺が目指す道は『魔法騎士』これに決定だ!!!

 

 あ、母さんに寝ろって言われた。子供の夜は早くて困るぜ……じゃあおやすみ。

 

 

 創世記7◯◯年 △月※日

 

 はああああああああ(クソデカため息)しばらく母さんに日記を没収されてました…。

 なんでや!なんで没収すんねん!

 

 まあ、いいや。(情緒)

 

 そんなことより!気づいたことがある!!!これは俺の幸せ計画(仮称)の秩序が乱れる重大事項だ!それは……。

 

 平民は衛生環境がかなり悪い!!!!

 

 これだ。確かに俺にはチートがあるから毒とか病気とかには絶対にかからないスーパーボディなので疫病などは気にしなくてもいいのだが…。トイレは流れる式じゃないし、体も石鹸で洗えないし、歯も特に磨けないし、前世は純粋な日本人だった俺にはしんどすぎる!!!

 

 なのであの計画に少し変更を加える!!俺は、貴族の家に仕えて逆玉を狙う!!!さいわいと言うべきか思考力強化チートもあるので貴族の業務も楽々ちんにこなせるだろう。

 

 そこで問題になるのはどこの貴族に仕えるかだ…。王族の逆玉は流石に難しい…。侯爵〜王族はお互いに伴侶を見つけて優秀な血を残そうとする習いがある。なので狙い所は伯爵以下!俺の住んでいるところは伯爵が納めている土地らしい。

 

 ちなみに貴族の数は公爵が4、侯爵が8、伯爵が16って感じで鼠算方式で増えていく。

 

 ちなみにだが俺が逆玉したいのは伯爵だ。正確に言うと伯爵令嬢の婿になる。あ、ちなみにだが俺にはハーレム願望とかは無い。俺は現実主義者なんだ。前世でロクに女性経験を積んでこなかった俺にはハーレムを維持する主人公みたいな行動はできないのだ。

 

 あ、もう時間だ。続きは明日に書こう。

 

 

 創世記7◯◯年 △月×日

 

 はいどーも。いやあ。俺って意外と御都合主義に愛されてる説。

 

 なんでこんなことを言ったのかって?それはねえ……。

 

 グフっ…知りたい?知りたいよねえ!………何やってんだ、俺。

 

 実は…伯爵家に呪いの子がいるらしいよ!!!!

 

 ん?何それ?だって?まあまあ落ち着け!悪魔の子って言うのはない…雪のように白い髪、血のように赤い目、病気を疑うほどの白い肌を持った子供のことだよ。

 

 お前ら、聞いたことあるだろ?そう、アルビノだっっっっ!!!!!

 

 キタキタキタキタ!!!俺の時代!!!しかも同い年!!!この世界は医療の発展が遅くて悪魔の子とか言ってるみたいだけど現代医療を知ってる俺からしたらアルビノしか考えられんな!!

 

 俺は前世では金髪青目でも、桃色でも、茶色でもなくて、白髪赤眼ヒロイン好きだったんだよ!!!銀髪赤目でもギリ許せるがな。

 

 と言うことで、これから俺がすべきことは決まった!!!俺はこの領地の伯爵。アールツハイド伯爵家に仕えるぜ!!!!

 

 ヒャッホウ!待ってろよ!白髪赤眼ヒロイン!!!

 

 俺が迎えにいくぜ!!!!

 

 

 創世記7◯◯年 ◯月△日

 

……ちょっと考えたんだけどさ。逆玉って男がカッコよくないと成功しなくないか?

 

 うん。玉の輿を俺が仕掛けられたとしてもブスならお断りだよな…。どうせならめっちゃ美少女が良いよな。

 

 と言うことで俺、イケメン化計画開始だ!!!

 

 って思ってたんですけど、俺って転生特典か知らないけど結構イケメンなのよね。と言うか親父もイケメン母親も美人。そんな2人から生まれたって考えるとある意味当然か。

 

 ちなみに俺の容姿は、前世から馴染み深い黒髪に碧眼。目鼻立ちの整った外人風イケメンだ。黒髪は父親、碧眼は母親譲りだ。

 

 まあ容姿はクリア。一番の問題は…俺のコミュ力だ!!!

 

 いや、ちゃうねん。俺が前世で女の子と喋ったことあると思ってんの?喋っても事務的な内容だよ。喋りかける勇気もないし。だからモテねえんだよ!!!(情緒)

 

 はいcool。っと。…はい、と言うことでどうしよう。娼館の女の人に女性の口説き方を聞くか?経験豊富そうだし。木は森に、女性関係は女性に聞けば良いだろ。

 

 よし!じゃあ行ってくるぜ!!!!

 

 

 創世記7◯◯年 ×月◯日

 

 はい、聞いてきました。うん、俺なんであんなこと考えたんだろうね!

 

 途中で冷静になったよ。バカなのかな?

 

 まあ、それはともかくミッションは成功だ。女を堕とすコツを教わったぜ!!あっちも冗談半分に教えてくれたからな!

 

 …うん、堕とすコツね。はいはい…うん。まあ、あっちの方も教わりました。ヘヘッ。一応言っておくがヤってはいないヤってはね…。

 

 まあ口説き方とかも教えてもらったし、あとは練習するだけだぜ!とりあえず近所の子供に試していこう!あ、勘違いしないで欲しいんだが俺はロリコンじゃないぞ。ただ年齢が合う相手を探そうと思うと同い年くらいしかいないんすわ。

 

 ま、と言うことで行ってくるぜ!

 

 あ、鍛錬も今日から始めるんだ。筋肉質な男の人が女性は好きらしい。頑張るぜ!!

 

 

 創世記7◯◯年※月×日

 

 あれから一年がたって俺は6歳になった。

 

 近所の子供は俺の大人なスキルでメロメロだ。まあその気はないって言ってるんだけどね。…俺って最低じゃね?

 

 ま、まあ!これも俺の目的の為!!!これだけは絶対に譲れないんだ!!!!

 

 あ、あと新事実発見。俺の親父って伯爵に仕える騎士団長だった。

 

 マジか…。これは思わぬ発見。どうりで筋肉がすごいよな…。

 

 俺は剣を振っている時にそれが見つかってそれからずっと教わっている。その時に職業を聞いて見てびっくり仰天…ってわけ。

 

 12歳になったら騎士団の訓練に参加させてもらえるみたいだ。楽しみだぜ!!!

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 12歳になった。早速俺は親父と騎士団の鍛錬に参加させてもらった。

 

 その中で模擬戦をやったんだが。もちろん全勝。チートを使えばなんてことはない。

 

 …そう親父がおかしいだけなんだ!!!こいつチートだよ!チート!チーターや!!!(ブーメラン)

 

 なんで転生特典全部使って引き分けるんだよ!!なんなら俺の方が負け越してるし!!!魔法使っても効かなかったし!!!

なんだよ!魔法切ったって!ファンタジーか!いやファンタジーだ(沈静化)

 

 あ、そうだ(唐突)。あの呪いの子にあったぜ!!いや、あったって言うよりも目が合ったって言うべきかな?お屋敷の窓からこっちを覗く視線があったからそっちを見たら顔を半分カーテンから出している白髪赤眼の少女がいたんだ。思わず見惚れたね。顔の全体はわからなかったけど確実に美少女だってことがわかったね。

 

 目が合ったらすぐに引っ込んでいっちゃったんだけど…。

 

 話してみたかったんだけどどうやら外に出ることを禁じられているらしい。まあ太陽に弱いからねアルビノは。当たり前か。

 

 うーん…帰ったらUV完全反射魔法作ってみようかな?子供だし外で遊んでみたいよね!

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 作れたわ。いや〜既存の魔法ぺぺぺってくっつけたらすぐにいけたわ。HAHAHA〜俺ってやっぱ天才?ってやべやべ、調子に乗ってる男はモテないんだったな…。coolになれ。

 

 そうやって親父に話したらなんか微笑ましそうな顔で頭撫でられたんだけど。なんで?

 

 あ、でも伯爵様に話しておいてくれるらしいよ。やったぜ!

 

 

 そう言えば最近格闘術習い出したんだよね。俺は剣だけで良いと思ってたんだけど丸腰の時の対処法はあった方が良いとかなんとか。

 

 今世では体動かすこと自体楽しくなったから訓練は全然苦じゃないんだよな。なんなら騎士団での基礎訓練にも参加させてもらえることになったし。

 

 騎士団の人たちもみんな良くしてくれるし。前世で部活とかしてたらこんな感じだったのかなって思っちゃったね。…前世で俺は帰宅部だったし。

 

 あ、そう言えば騎士団に入ったら馬術をやらないといけないのかな?普通に走った方が早いと思うんだけどな…。ふぁ!!!!きたぜ!!!神的なアイデアがな!!!!

 馬に能力強化の魔法をかければ良いんだ!!!回復魔法とか付与魔法は離れるほどに効果が落ちるけど馬に乗りながらだったら関係ないもんな!!!

 

 って、まず馬術習わないと…。

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 許可が取れたぜ!!!俺とソフィアが16歳の時に許可が貰えるみたいだ。この6年間について聞いて見たけどどうやら信用とかウンタラカンタラとか……。親バカか!!!!

 

 あ、ソフィアっていうのは呪いの子の名前で。フルネームだと、【ソフィア=ウィ=アールツハイド】らしいよ。長いね!!!

 

 そう言えば、最近ずっと例の窓からソフィアが騎士団の鍛錬の様子を覗いているんだが(可愛い)。目が合うと隠れてしまう(でも可愛い)。

 

 おそらくだが外で体を動かすことを羨ましがってるんだろう。俺はチート転生者。しかも未だ成長しきっていない体で騎士を相手にするには速さで翻弄するのが楽だ。

 

 必然的に俺に視線が来るのは自然だろう、

 

 

 そう言えば、最近書くことの大半がその日の鍛錬で埋め尽くされてきている…。俺、脳筋になってきているのか…?

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 きたぜ!!!16歳!!!そして、騙された!(計画通り)

 

 いや何言ってんだってなるけどね?騙されたんだよ。でも計画通りだったってわけ。

 

 まあ簡潔に説明すると、16歳になったんで騎士団に入らされました。

 

 10歳の時から決められてたみたい。外壁埋められてた…。まあ元々入る予定だったから関係無いんだけどね?むしろラッキー。

 

 あ、そうそう。あの視線が合っただけで隠れてしまっていたソフィアがとうとう手を振ってくれるまでなったぜ!!!長かった…。太陽がダメなので長時間はいないし、俺が気付けない時もあったのでここまでいったのは頑張ったと思う。多分。

 

 で、今日実際に会って来たんだが…。ヤバかった…(語彙力)。

 

 いや、すごいの。これが。普段から手入れされているであろう絹のような純白の髪、ルビーのような輝きを放つ紅の瞳、一度も太陽に晒されなかった白磁の肌。目鼻立ちは当たり前のように整っていて、羽を生やしたらもう天使かと見間違えそうなほどの美しさだった。

 

 多分間抜けな顔を晒していたと思う。いや、メッッチャかわいいねん!ちゃうねん!!!

 

 『あの…?』って心配もされちゃったし!嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちがいっぱいいっぱいだったよね!!!

 

 親父にはニヤニヤされたし!あーーーもうっ!!!マジで穴があったら入りたい!!!

 

 まあ何はともあれ俺は彼女の攻略を始めた。最初の失敗をかき消すように鍛え上げたコミュ力を存分に発揮した。

 

 あと『外にいっぱい出れたの初めてです!』って喜んでくれたしね。魔法様様だ。

 

 帰る時に服の裾を掴まれて『また、一緒に遊んでくれますか?』って涙目に頼まれたら断ることなんてできなかった。

 というか心が痛くなった。良心に漬け込んでこんなことを考える自分が恨めしい。

 

 いや、俺には成功させないといけない作戦があるんだ!俺は揺るがない!!!絶対に逆玉を成功させる!

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 俺とソフィアが初めて会ってから一年が経った。俺は17歳ソフィアが12歳だ。ソフィアが俺に見せる笑顔は次第に増えていき、いろんな話をした。

 

 というか、鍛錬の時以外は大体ソフィアと一緒にいるようになった。彼女はなかなか優秀なようで、さまざまな知識などを記憶していたので話が途切れることは大抵なかった。

 まあ、その中には教師への愚痴のようなものだったり色々あるが、逆玉を成功させるために相談に乗ってあげたりもした。

 

 彼女との時間は俺にとってなかなか楽しめる時間になっていった。

 

……よくよく考えると今は同い年とは言え前世のないソフィアと話が成立する俺ってもしかして精神年齢が低いのか!?いやいやいや、ソフィアの精神年齢が高いだけ、うん、きっとそうだろう。ダイジョウブダイジョウブ。

 

 ククク…何はともあれ、順調にソフィアの攻略は進んでいる…。このまま進めば逆玉をするのも楽勝かもしれないなあ…!

 

あーはっはっはっはっはっはっは!!!

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 どうも。なんか王都に行くことになりました。

 

 まあ、護衛としてなんだけどね?

 ソフィアが社交会に出るために王都へ行くらしい。俺はソフィアの日傘として伯爵様に命令されたってわけ。父さんと母さんはお留守番だ。もう俺も独り立ちできる年だし、というか母さんのお腹には赤ちゃんがいる。

 

 あれ?日記に書くのは初めてか…。三ヶ月前くらいに検査を受けて陽性だった。いやあ、俺もお兄ちゃんかあ〜。

 

 まあそんなことは置いておいて、王都に向かう途中でなんか刺客やら凶暴化した魔物やら色々出てきたけど全部追い返したった。いやあ、災害級の魔物が出てきた時は少し焦ったなあ〜。

 

 まあソフィアは全然狼狽したりした様子もなくて飄々としていたけど。後で理由を聞いてきたら『何があってもアレクが守ってくれるでしょ?』とのこと。

 

…………。いや、全然見惚れてませんけど?まあ、仕方なく、守ってやらないこともないけど?というか全部俺自身のためだし。 うん。

 

 なんだか居心地が悪くなってそっぽを向くと頬をツンツンされた。やめい!!

 

 くそ、このままじゃあソフィアに主導権が握られたままだ。何か対抗策を考えなくては…。

 

 あ、ちなみに俺とソフィアは2人きりの時にはお互いに名前呼びだ。公の場だと俺はソフィアをお嬢と呼んでる。ソフィアはそのままだけど。

 一応言っておくが最初に言ってきたのはソフィアだ。俺は言っていない。

 

 その夜に野宿をすることになった。本来ならどこかの町の宿に泊まったりする。貴族様は野宿とか毛嫌いするからね。

 

 しかし、ソフィアは大丈夫の一点張りで本来一泊するはずだった街からかなり離れてしまっている。まあおかげで予定よりかなり早く王都につきそうだ。

 

 俺はソフィアができるだけ眠りやすいように、温度調整、湿度調整、外敵から身を守る結界などを複合させた【休息魔法】を野宿する場所の半径30mほどの規模で発動した。

 

 大丈夫と言っても流石に眠りにくいだろうし、安心できるように安全マージンは取っておいた方がいいのだ。

 

 ソフィアはそれでもまだ不安だったようで眠るまで手を繋いでおくことを命令された。美少女の手をつなげる+寝顔を合法的に眺める許可をとった俺だがそれはそれでなんだか罪悪感が半端じゃない。

 

 幼少期から剣を握って角張った俺の手とは違ってソフィアの手は華奢でふにふにしている。俺が無意識のうちにフニフニして遊んでいるとソフィアに怒られてしまった。

『そういうのは起きている時にやってください』だとか。いいんですか!?

 

 いやいや落ち着け俺はcoolな男。慌てたりしない。

 

 そうして落ち着いたところでソフィアに声をかけようとすると、ソフィアはすぅ…すぅ…と規則正しい寝息を立てていた。なんだか毒気が抜かれた俺は力無く項垂れてしまった。

 

……。安心しきった顔で寝やがっていたので、頬をふにふにしてし返した。満足!!!

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 ついた〜王都〜。

 

 いやあ。なかなか外壁が大きくてびっくりしたね…。まあ俺にかかれば一っ飛びで飛び越えれるんだけど(欠陥)

 

 王都に早く着きすぎたのでその社交会が始まるのは3日後らしい。

 

 何しよ…。まあそもそもソフィアのやることを知らないと俺の予定が決められないんだが…。

 

 どうやらソフィアは王都を見て回りたいらしい。まあ案の定俺も付き添いだ。日傘としてな!!!

 

 まあソフィアと過ごすのは嫌いじゃないからするけどこれが嫌いなやつなら俺は逃げてるね。うん。

 

 王都に構えた屋敷に荷物諸々を置いて、ソフィアは部屋で着替えを始めた。

 少し待っているとソフィアは白いフリルのついたような服を黒の大きめのスカートに入れてかなりオシャレをしているような服装で出てきた。。うーん語彙力。

 

 『どうですか?』と聞かれたので『似合っている。スカート、初めて見たけど、いつもと雰囲気が違って可愛いよ』と言う。女性の服は見てから30秒以内に褒めるのがコツだ。あとは、何がどう可愛いとか似合ってるとかをいうのかがポイントだ。

 今回は初めて見たスカートについて褒めて見た。

 

 ソフィアは頬を少し染めて俺に『ありがとうございます』と言う。ふっ、勝ったな。

 

 そうして俺とソフィアは街へと外出した。行き先は商業街。いろんな輸入物やら宝石やら装飾品やらが集まる場所だ。

 

 俺は騎士としての役目をまっとうするためにソフィアの一本後ろを付き従うように歩く。そうするとソフィアは突然立ち止まって俺にジトっとした視線を向けてきた。

 

 俺はなんのことかわからず首を傾げると、ソフィアの頬がぷくっと大きくなる。割ってみたい。

 

 するとソフィアはいきなり俺の腕に抱きついてきた。やわらk─ゲフンゲフン。

 

 はいcoolっと。

 

 うーんソフィアは俺の情緒を壊すのが得意なフレンズなんだね(?)

 

 そのままソフィアに流されていると鏡の前にはイケメンがいた。おいおい誰だ?このイケメンは!あ、俺でした。

 

 という感じで俺がヒモになったりしているとソフィアが誘拐されちまった。いや、マジで一瞬目を離したらこれよ…。

 

 まあ、なんだかんだで助けました⭐︎あらやだ某有名牛丼チェーン店も驚きの速さ。

 

 地下に閉じ込められてたけど何もされてなくて良かったわ〜、別に処女厨って訳じゃないけどね。本当だよ?

 

 まあ、俺ピキちゃったんでそのお屋敷の貴族と誘拐した奴には一生会えないようにしておきました。はい。

 

 あ、眠っているソフィアは可愛かったです(意味深くない)

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 あれから2日経った。

 

 朝からドタバタ大忙しの侍女たちにうざがられながらコーヒーを啜る俺。うーんcool。

 

 まあ、そんなことは置いておいてなんかいつの間にか俺も一緒に連行されることになってた。いや、なんで?

 

 まあ可愛いソフィアを見れたんで今日くらいはがんばりますかあ…↓

 

 と言うわけできたぜ!パーティ会場!

 

 うーん。いきなりお嬢が変な目で見られて早速ナーバスな俺。帰りてえー。

 

 おい。誰だお前『気持ち悪い』とか言ったやつ後でとっちめてやる。アルビノの希少価値美しさを一ミリgも分かってねえ素人はすっこんどけ!!!!

 

 お腹すいた!(情緒)いやあ…お昼ご飯食べれてないんだよねえ…ソフィアもコルセット閉めるためとか言ってご飯抜いてるから…もう十分細いのにね。これ以上細くなってどうすんねん!!

 

 ソフィアの分もしっかり取ってやらないと後で落ち込むからなあ。しかもできるだけ同じ種類のものじゃないと。

 

 あ、なんか変なやついる。

 

 まさかの典型的なやつだったわ。気に入らないやつにジュースとかかけるやつ。びしょびしょだし最悪だよ…。作って良かった【清潔】魔法。

 

 俺の帰りたい度がマックスになったのでソフィアに帰らないかと言ったら意外にもあっさり通ったわ。やったぜ。

 

 あ〜、お月様。綺麗だな〜。

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 おうおうおう帰ってきたぜ!いやあ…長かった…。うん本当に。

 

 空気ですらなんだか美味しく感じる。うまうま。

 

 あ、そういえば。ソフィア誘拐されたことを伯爵様に伝えた。いやあめちゃくちゃ怒り狂ってたね。怖かったよ。

 

 伯爵様と別れてから癒しを求めてソフィアを探す旅に出た。

 

 まあいつも一緒にいる場所にいたわ。

 

 ソフィアちゃん可愛い可愛いスハスハ(していませんよ?)

 

 まあ冗談はさておき。ソフィアにはさっき伯爵様に伝えたことをそのまま伝えておいた。以前のことを思い出したのか少し震えていたが俺のスーパージョークで笑いに変えた。

 

『頼りにしてますね。私の騎士様』って言われちゃった。きゃっ///

 

……。何やってんだ俺。

 

 まあ、ソフィアは俺の計画を叶えるために絶対に必要だからなあ。もう傷つけることはないよ。絶対にね。

 

…俺、もしかしてかなり恥ずいこと言ってる?

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 ………。

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 

…………………………………………。

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 いや〜。なんか最近調子が悪いなあ。

 

 今世では息切れもしたことないのに何故か動悸が激しくなるし…たまに頭真っ白になるし、しかも全部ソフィアの近くにいるとなるんだよなあ。

 

 アレルギーか?んなわけ無いか。

 

 俺には逆玉を成功させると言う使命があると言うのに…こんなところで躓いていられないぞ!

 

 ん〜。でもやっぱわからんなあ…。明日母さんとかに聞いてみるか。

 

 

 創世記7◯◯年◯月×日

 

 コイ?ナニソレオイシイノ?

 

─この日記には続きがない。




8888文字だって。凄くね?

主人公のヒロイン。白髪紅眼(アルビノ)は確定。

  • 2度目の人生(逆行)
  • 普通の子
  • 前世の記憶有り(ゲームの世界的な)
  • 乙女ゲーのヒロイン
  • 悪役令嬢
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