立花響=ゴースト・スパイダー   作:雷都

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作者「読んでくれた・・・感想くれた・・・嬉しい・・・。」

作者 の やる気が 10から 5上がった
作者 の 自己評価が 1から 3上がった

作者「投稿してやる!これだけは!!言われたとしてもね!ボロクソに!!」

追伸
 作者が携帯投稿での段落の付け方を覚えたので修正します。


2.能力の目覚め

 

 

 あれからしばらくして、私はアメリカの空港で、お父さんの友人の、ジョージ・ステイシーさんと合流した。

 

 ジョージさんはとても紳士的で、優しかった。英語が話せず、翻訳アプリで意思の疎通をしようとする私を、ジョージさんは優しく待ってくれたから、私も安心して会話をすることが出来た。

 

 そんな時に、不意に私の右手にチクリと痛みが走った。

 

 驚いて手の甲を見ると、日本ではまず見ないサイズの、毒々しい色をした蜘蛛がいた。私は、驚きと恐怖から、悲鳴を上げてその蜘蛛をはたき落としてしまった。

 

 いや、だってさ。想像してごらん?右手が急に痛んで目線を向けたら、自分の手を覆えそうな蜘蛛が張り付いてたんだよ?いや~あの時は心臓が飛び出るかと思ったよ。まあ、でなかったけど。

 

 私がはたいたその蜘蛛は、死んでしまったらしかった。ジョージさんは私のことを心配してくれて、急いで空港を出た後、病院に連れて行ってくれた。

 

病院に着いて、お医者さんに当時の状況と、噛まれたのはどんな蜘蛛だったのかを話すと、お医者さんは優しく微笑んで何か私に話しかけてきた。

 

 少し心配になってジョージさんの方を見ると、ジョージさんは身振り手振りで、あの蜘蛛に人間に有害な毒は無かったこと。私の体に危険は無いことを伝えてくれた。その時はそれで安心して、念のための処置だけ受けた後、真っ直ぐジョージさんの家に向かった。

 

 

 

 

 

 蜘蛛に噛まれたゴタゴタで、ジョージさんの家に着いたのは17時過ぎ。その頃には私もジョージさんもお腹はペコペコで、二人揃ってお腹の音が鳴ってしまった時は、これまた二人で笑ってしまった。

 

 夕食はジョージさんが用意してくれた。当時の私にとっては、どの料理も食べ馴れていないものだったけど、一口食べて知ったその美味しさに、ついがっついてしまった。

 

 自他共に認める大食いである、私の食べっぷりに驚いたジョージさんの顔は、今でも思い出せる。

 

 

 

 

 

 私の体に変化が起こったのは、その日の晩だった。

 

 私はふと、あまりの息苦しさに目を覚まし、それと同時に、自分の体の熱さを自覚した。そして、それが今も上がり続けていることにも気づいた。この時の私は、風邪かな?だとか、ジョージさんに申し訳ないな。なんて考えて、寝ていれば楽になるだろうと思っていた。

 

 けど、症状は良くなるどころか悪化していった。

 

 体の熱さは、やがて焼けるような痛みに変わり、自分の耳は身体中の骨が砕け、筋肉が引きちぎれるような音しか捉えられず、私がその時に、声を出していたのかさえ、今思い出しても分からない。

 

 そして私は、無限にすら感じる苦痛の中で意識を失った。

 

 

 

 

 

 目を覚ました私は、激しく混乱していた。それも当然だろう。何せ、そのときの私は、天井に張り付いて寝ていたからだ。

 

 もう一度言おう。

 天井に張り付いて寝ていたからだ。

 

「・・・・え?えっ、あ、アエェーーーーーー!!!???」

 

 そして、キャパオーバーになった私は絶叫してしまった。いや、だってさ。朝起きたら、自分が寝てたベッドをそこそこ高い位置から見下ろしていて。その上に、体も磔にされたみたいに、一部しか動かせなかったんだよ!?パニックになるなっていう方が無理だと思うんだけど!?

 

 おっほん。話を戻すよ?私がパニックになって絶叫した結果、異変を察知したジョージさんが、私のいる部屋に近づいてくる足音が聞こえてきた。それと同時に首の後ろから感じる、謎のムズムズする感覚。

 

 私は更に慌てた。もし、今の姿をジョージさんに見られたら、どんな目で見られるか分からない。ジョージさんは優しいから、私のヘ接し方は変わらないだろうけど、心の中でどう思われるか分からない。

 

 そうこうしている間に、ジョージさんは部屋の扉の前に着いたらしかった。何と言っているかは分からなかったけど、私のことを心配してくれているらしかった。今、手元にスマートフォンは無いし、仮にあっても、扉越しでは翻訳アプリも意味が無い。

 

 そして、とうとうドアノブが回り始めた。その時はまるで、自分以外の時間がゆっくりになったように感じられて、首の後ろのムズムズも、いっそ痛い程に主張していた。私が、半ば諦めながらそのムズムズに意識を向けるのと同時にドアノブは回りきり、そして・・・・・・

 

 

 

 

 

 まあ、結論からいえば、私のこの能力はばれなかった。ジョージさんの方は、扉が開く直前にあった、大きな物音だとか、妙に慌てた私の様子に首をかしげていたけど。

 

 私が何をしたのか?別に何もしていない。ただ、張り付くのを止めたんだ。もちろん、私は扉が開く直前までそのやり方が分からなかった。

 

 けど、あのムズムズ・・・今はスパイダーセンスと呼んでいるそれに意識を向けた瞬間、私は、その時にできる最適解の行動を知ることが出来たんだ。

 

 だから私は、スパイダーセンスの通りにすぐに張り付きを解除。どんがらがっしやーん、とでも言うような大きな音と共に、床に激突した。

 

 あの時は必死で、気付かなかったけど、床にぶつかっても全く痛くなかったのも、能力で体が強化されてたからなんだろう。

 

 

 

 

 

 それからなんやかんやがあって、私はゴースト・スパイダーとしての活動を始めたん・・・え?そのなんやかんやの間に何があったか?・・・・・・それは・・・・・・・・・機会があったらまた言うよ!

 

 後はまあ、基本的には、困っている街の人たちのことを私のできる範囲で手伝いつつ、週に一回位のペースで起こる銀行強盗にめっ!!したり、月に2~3回位にある、ネームドヴィランの悪巧みを台無しにしたりしてるね。

 

 いや~。日本がどれだけ平和かっていうのは、海外で暮らさないと分からないもんだね~。今日だって、スタークタワー・・・アイアンマンで有名なトニー・スタークさんの会社、スタークインダストリーズの本社ビルね?それを爆破しようとしたテロリストを、捕まえて警察に通報した次の瞬間には、空に大穴が開いて、いかにもエイリアンな奴らがわらわらと・・・。

 

・・・・・・・・・ほぇ?え!?

 

 いや、ナニアレ!!??何あのザ☆インベーダーそのものみたいな軍団!?何あの物理法則ガン無視のばかでかい空飛ぶナマモノは!?規模がイカれてるでしょ!!??私一人にどうこうできる物量じゃ無いよ!?

私にできるのは来るのを防げるかどうかぐらいで、一度出たらどうしようも無いよ!?

 

 

 

 

 

 よし。弱音は吐いた。確かにあれを相手にはできない。でも、ここには大勢の人がいる。避難は始まってすらいない。逃げるわけには行かない。生きている人がいる限り、その人を助けて、避難させよう。私には、その責任がある。そうだよね?お父さん。

 

『大いなる力には大いなる責任が伴う』

 

 あれは、立花響()じゃなくて、ゴースト・スパイダー()に向けた言葉だとは分かってる。それでも、だからこそ、私は

 

 大いなる責任を果たす




 MCU時空とシンフォギア時空のそれぞれの本編では時系列が合わないことは作者も承知しています。

 ただ、この小説自体が作者の処女作であり、何より徹夜のテンションのままに投稿しているので、そこまで期待するな下さいお願いします。

 一応理由付けとして作者のなかで「原作世界より早い段階で本編が始まる並行世界」と考えているので、そこのところはよろしくお願いします。

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