視聴後・・・・
作者「ヤベー・・・最初、思った以上の塩対応だ・・・。導入だから仕方ないけど、そんなに描写されて無いし・・・自分の記憶力過剰評価してたな・・・。」
作者「スパイダーマンもアイアンマンも映画しか知らないんだよな・・・。ほぼほぼオリジナルになるな・・・キャラ崩壊とかしないように気をつけ無いと・・・。」
スタークさんから連絡があったのは昨日の事。
今はジョージさんから離れて、一人で部屋を借りている私は、引っ越して半年が経ち、見慣れた玄関から帰宅した。その日はまだ、この前の騒動の疲れが抜けきって無かったから、パトロールも早めに切り上げたんだ。
そうして部屋に入ると、やっぱり見慣れた部屋
・・・・・・のベッドの上に置いてある、見覚えの無いタブレット端末。
何の前触れも無く私室に現れた異物に、私は身構えた。
私は、ゴースト・スパイダーは事実、多くの人に恨まれている。そのほとんどがヴィランや、その関係者だったりする。けど中には、私の助けが間に合わなくて、取り返しのつかないことになった人や、その人の家族もいたりする。
・・・・・今までも、ヴィランと戦っている私に物を投げつける人もいれば、私の家を特定するつもりだったのか、パトロール中の私をストーキングする人もいた。
そういう事もあって、ジョージさんのお家から少し離れた、その部屋に越してきたんだ。
ある日を境に、何故かそういうことは無くなっていたから、油断していたんだと思う。
数秒経って冷静になった私は、何故自分が部屋に入る前にタブレットに気付かなかったのか、その理由に思い至った。
・・・・・反応しなかったのだ。スパイダーセンスが。
私のスパイダーセンスに反応しないものは、基本的には無い。けどそれは、私が周囲を警戒するなり、索敵をするなりで、周囲に意識を向けているときに限られる。
逆に、私があまり気をつけていない時は、一部の例外を除いて、私にとって危険なものや、私に向けられる悪感情位にしか反応しない。
だから、このタブレットがその例外じゃない限り、私には害が無いことになる。
私は人よりも頑丈な自信はあるけど、熱いものは今でも熱いし、薬や薬品が効きづらいかと言えばそうでもない。だから、触った瞬間ドカン!もないし、ガスとかが撒かれることもないか。と判断して、私はタブレットに手を触れた。
そうして画面を適当にタップすると、画面が起動し、テレビでよく知る顔が映った。
『やあ、久しぶりだね新人君。調子はどうかな?僕の調子はまあまあかな。誰かさんのお陰で、しなくていい仕事が増えてしまったからね。』
それは、私がこの前助けたヒーロー。
アイアンマンこと、トニー・スタークさんのものだった。
「な、え!?ええーっ!!?」
正直、予想はできていた。むしろ、私に敵対的じゃなくて、現時点で自宅を調べられるのはスタークさんくらいだ。
・・・・それでも、特定するのが早すぎると思うんだけど・・・。
『君の事は、仕事の片手間に調べさせて貰ったよ、ヒビキ・タチバナ君。』
『どうやら君は、一年前には活動を始めていたそうだな。そのときはまだ知名度は低く、ゴースト・スパイダーとは呼ばれて無かったみたいだが。』
『だが、君のヒーロー活動が確認された日から2ヶ月後、君の知名度を大きく上げる事件があった。』
『宗教団体の過激派による、大規模なビル爆破事件だ。そのビルは全二十階のうち、一階から五階にかけて爆破され、倒壊も時間の問題。生存者はゼロもあり得るとさえ言われたが・・・。』
『結果、犠牲者は5人。それに対し、生存者は46人。当時、そのビルにあまり人が集まっていなかったのも、犠牲者を減らす要因になっただろう。』
『だが、生存者が増えた要因はそれとは異なる。彼ら曰く、助けられたのだそうだ。白いパーカーに白いマスクをした少女に。』
『そして、その事件の目撃者は語る。炎に燃えるビルに白い幽霊をみた。蜘蛛のように糸を伸ばして、ビルの壁を登る幽霊を、と。』
『その話が広まってからというものの、その特徴に一致するヒーローを知っている者たちは、彼女を、君をこう呼んだ。』
『ゴースト・スパイダーと。』
・・・どうやら、思ったよりも調べられてるみたいだ。私のなかで、お金持ちは人にあまり興味を持たない。なんて思い込みがあったんだけど、考えを改めた方が良いかもしれない。そう思いながら私は、続きを促すことにした。
「私のことをあなたが調べたのは分かりました。それで、用件は何ですか?」
『おっと、話過ぎたかな?それじゃあ用件だけ言おう。3日後、君の所に私から迎えの車を出そう。君にはそれに乗って、僕の別荘の一つに来て貰いたい。僕個人が君に話したい事があるんだ。』
「・・・私に拒否権は『では、僕は別荘で待っているよ。この動画を見返したければフォルダに入っているから、それを見てくれ。それじゃあ。』ある・・・ヘ?」
「え?動画?動画!?今の動画だったの!?私動画って気付かずに話しかけてたの!!?・・・・恥ずかしい・・・・」
ああ、まずい。思い出したら顔が熱くなってきた。マスクが無かったら通行人に真っ赤な顔を見られてたよ~。恥ずかしい・・・消えてしまいたい・・・。
ゴホン、ゴホン!それは一旦置いておいて、今一番の問題は、S.H.I.E.L.D.と繋がりがあるであろう、スタークさんに私の正体を知られてしまった事だ。
おそらく、スタークさんはS.H.I.E.L.D.にその事を伝えているだろう。今回の呼び出しも、目的は恐らく勧誘。私が、S.H.I.E.L.D.の構成員になるかどうか、といったところか。
正直、S.H.I.E.L.D.は信じられないし、逃げてしまいたい。けど、迎えに来るのは向こうからだし、相手はスタークインダストリーズの社長。物理的にも社会的にも逃げるのは難しい。
だからという訳じゃないけど、私は大人しく従うつもりだ。逃げてもどうしようも無いし、下手に拗れる位ならそうした方が良いと思ったんだ。
そうこう考えていた私は、気がつけばいくつか決めている、スーツを着替えるポイントに到着していた。どうやら余程考え込んでしまったらしい。
住んでいる部屋までは、建物の死角を利用しながら進んで10分という位置にあるここは、人目もなく、それほど不潔でもないから、割りと気に入っている。
そこから周囲に気を配って、人目を気にしつつ、不自然じゃ無いように大通りヘ。後は部屋まで歩いて12分ほど。
ん?着替えポイントの方が近いんじゃないかって?いや、そのルートは緊急用で、あまりきれいとは言えないから、そこを通ると服が汚れちゃうんだ。だから普段はこっち。
「おーーーい!ヒビキーー!!」
ん?この声は・・・・
「あ!ミリア!」
「こんにちは。ヒビキ。」
この子は、ミリア・クーパー。私と同じ学校に通う、こっちでできた始めての友達。日本人のクウォーターで、父方のおじいちゃんが日本人らしい。
因みに前に言ってた、ヒーロー好きの友達っていうのはミリアの事。特にゴースト・スパイダーが好きなんだとか。それを聞いて、にやけそうになったのを我慢した私を誰か褒めて欲しい。
「ねえ、ヒビキって今帰り?良かったら一緒に帰らない?」
「うん、いいよ。一緒に帰ろ!ミリア!」
「うん。ヒビキ♪」
ミリアは、学校に馴染めなかった私に声をかけて、仲良くしてくれた、とっても良い子だ。引っ越し先を考えていた私の相談に乗って、今の部屋を紹介してくれたのもミリアだ。そこは学校からも、ミリアの家からも近くて、帰る時間が合えば、一緒に帰ることも出来る。
一人アメリカに来て、心細かった私に、暖かく、優しく接してくれたミリアは、私にとっての第二の日だまりだ。
アメリカに来て、私は更に大切な人を増やしてしまった。この日常を、私は失ないたくない。
それでも人助けをするのは、私のエゴだ。
私は、ゴースト・スパイダー。でも、他の人は関係無いから・・・
どうか狙うなら、奪うなら・・・・・私からにして欲しい。
プルルルル、プルルルル
ガチャ
作者「はい、作者です。」
???「誰ですか?この女?」
作者「?はい。オリキャラですね。お気に召しませんでした?」
???「明らかに響の事を狙ってるじゃないですか。それに響も響よ!第二の日だまりってどう言うこと!?しれっとガールズラブのタグも増えてるし!!」
作者「心細い所を優しくされたらそうもなりますよ、多分。ガールズラブは・・・苦手な読者さんには悪いんですけど、念の為に入れました。がっつりゆりゆりさせる気は今のところ無いのでご安心を。(もし需要あったら、それはそれで何らかの形で分けて制作します)ボソッ」
???「そういうことなら・・・良いですけど。くれぐれも、ミリ×ひびとか止めて下さいね!?みく×ひびでお願いしますね!?・・・それじゃあ、失礼します。」
プツッ ツー、ツー
作者「切れた・・・寝るか」
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