箱庭から問題児達と最強のオタクが異世界に行くそうですよ 作:炎龍王アキラ
レティシア 「レティシア=ドラクレアだ。よろしく頼む」
レティシアさんも悟君にぞっこんですね。何かしたい事とかありますか?
レティシア 「そうだな。一日デートをしてみたいな」
恐らく言えばしてくれると思いますが、ま、まあ本編どうぞ!
1話 フェニックスとの対面だそうですよ!
ティアがウチに来てから数日が経過した。ウチに元四大魔王と聖書の神がいたことには驚いていたが、今では割と仲良くしている。
十六夜もいい遊び相手が出来たと言っていた。十六夜とティアの戦績は十六夜が勝ち越している。しかし両者の実力は拮抗しているようだ。
白夜叉とも戦ったようだが負けたようだ。まあ今の白夜叉には勝てないだろう。
いつもの様に飛鳥達と登校し、教室に着いたタイミングで同時にイッセーとアーシアが教室に入って来た。
悟 「おう、イッセー、アーシア」
イッセー 「おう、悟。十六夜に飛鳥ちゃんに兎ちゃんもおはよう」
アーシア 「おはようございますみなさん」
十六夜 「おう」
飛鳥 「ええ、おはよう」
黒ウサギ 「おはようございます」
飛鳥達も挨拶を返す。
イッセー 「なあ悟、十六夜相談したいことがあるんだが」
悟 「何だ?」
イッセー 「実は昨日の夜、部長が夜這いに来たんだ」
悟 「十六夜授業の準備すっか」
十六夜 「そうだな悟」
イッセー 「待ってーーーー!」
悟 「イッセー、妄想も程々にしとけよ」
十六夜 「イッセー、いくら女に飢えててもそれはな」
イッセー 「本当なんだって!」
悟 「まあ仮に一億歩譲ってそれが本当だったとして何があったんだ?」
イッセー 「それほぼ嘘って思ってる様な、まあいいとして昨日寝ようとしていた時にいきなり部長が現れていきなり抱いてくれって言って来たんだよ。そのすぐ後に銀髪のメイドさんが現れて部長も帰ったんだけど。詳しくは明日話すって言われて」
十六夜 「へーこれは面白くなりそうだな」
イッセー 「面白くなりそうだなってお前なー」
悟 「諦めろ。十六夜は常にこんな感じだしな。取り敢えず放課後になったら分かるだろ。それよりもう授業始まるぞ」
イッセー 「そうだな。じゃあこの件についてはまた放課後」
そう言って俺たちは席に着き授業を受けた。
放課後になったので飛鳥達とイッセー、アーシア、木場と一緒に部室に向かっている。木場は教室の外で待っていたので一緒に行くことにした。
悟 「気づいてるか十六夜?」
十六夜 「ああ。ティア程ではねぇが割と強い奴がいるな」
放課後になってすぐに感じた気配について十六夜と話す。まあ十中八九あの人だろうが。部室の前に着いた時木場がハッとしたように顔を上げた。
木場 「………まさか僕がここに来るまでこの気配に気がつかなかったなんてね」
木場も気づいたか。黒ウサギ、飛鳥、耀も気付いてはいたようだ。まあ当然か。
悟 「取り敢えず中に入るぞ」
そう言って部室の中に入る。部室にはグレモリー先輩、朱乃先輩、小猫に加え銀髪のメイドがいた。
グレモリー先輩が俺達の入室を確認すると口を開く。
リアス 「全員そろったわね。部活を始める前に話があるの」
???「お嬢様、私がお話しましょうか?」
リアス 「私が話すわグレイフィア。実は」
グレモリー先輩が何かを言おうとした時―――――部室の床に、魔法陣が出現した。
それと共に広がる熱い炎。魔法陣を見て木場が呟く。
木場 「………フェニックス」
フェニックスね。箱庭のフェニックスとどっちが強いんだろうな。
そんな事を考えていると炎の中から男が出てくる。
??? 「ふぅ、久々の人間界だ」
赤いスーツに金髪、完全にホストだよな。すげぇ三下感がするわ。
??? 「やぁ、愛しのリアス。会いに来たぜ」
セリフが臭いわ。なおホスト感が増したわ。見ろよ飛鳥達の顔を。そのセリフは無いわーって言わんばかりの顔だぞ。
イッセー 「部長……こいつは誰ですか?」
イッセーがそう言うと目の前のホスト(仮)がイッセーを見る。
??? 「俺を知らないとはな。リアス、下僕の教育がなってないんじゃないのか?」
リアス 「教える必要がないもの」
グレモリー先輩はホスト(仮)を冷たくあしらう。代わりにグレイフィアと呼ばれていたメイドが話す。
グレイフィア 「兵藤一誠様、この方は古い家柄であるフェニックス家の三男坊にして将来が有望視さえている上級悪魔の一人……ライザー・フェニックス様です。そしてこの方はグレモリー家次期当主、リアスお嬢様と婚約されております」
イッセー 「はああああああああ!?」
イッセーの叫びが部室にこだました。
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<Side イッセー>
部長の婚約者らしいライザーという男が部長の隣でくつろいでいる。
ライザー 「いやー、リアスの女王が淹れてくれたお茶は美味いものだ」
朱乃 「痛み入りますわ」
朱乃さんはニコニコしてるけど、いつもの笑顔とは何処かが違う。
ソファに座る部長とその隣にはライザー。ライザーは部長が嫌がるのも気にせず、髪を触ったり、肩やら手を触っている。
部長が嫌がっているのも楽しんでいるように見える。
リアス 「いい加減にして頂戴! 私は前にも言ったはずよ。私はあなたとは結婚しないわ!」
部長はライザーの手を振り払って、そしてソファから立って言い放つ。しかし、ライザーはやれやれといった表情でこう返した。
ライザー 「それは以前にも聞いた。だが、そういうわけにもいかないだろう? 君のお家事情は意外と切羽詰まっているのだろう?」
リアス 「余計なお世話よ! 私は次期当主、婿くらい自分で決めるわ。私が本気で好きになった人を婿にする。それくらいの権利は私にもあるわ」
部長が自分の気持ちをハッキリとライザーに告げる。ライザーはそれを耳にすると、舌打ちをして部長を睨み付けた。
そして、全身からプレッシャーを放ち始める。奴の背中から炎が広がり、部室を再び熱気が包み込む。
ライザー 「俺もな、フェニックスの看板を背負っているんだよ。名前に泥を塗られるわけにはいかないんだ。………俺はお前の眷属、全員を焼き尽くしてでもお前を冥界に連れて帰るぞ」
そう話すライザーと部長の間で一触即発の空気が包み込む。その様子を黙って見守っていたグレイフィアさんが不意に口を挟んだ。
グレイフィア 「.....お嬢様、ライザー様、これ以上騒ぎ立てるのであれば、私も容赦致しませんが、よろしいですか?」
この一言と共に放たれた軽い殺気で、一触即発だった部室の空気が一瞬で凍り付く。殺気を直にぶつけられた二人は冷や汗を流し、見ているだけだったメンバー達も動けないでいた。悟達を除いてだが。と言うか飛鳥ちゃん達も大丈夫なの!?
ライザー 「最強の女王と称されるあなたに言われたら俺も引かざるをえない」
部長とライザーさんが引くとグレイフィアさんは再び口を開き
グレイフィア 「グレモリー家もフェニックス家も当人の意見が食い違うことは分かっていました。ですので、もしこの場で話が纏まらない場合の最終手段を用意しました」
リアス 「最終手段? どういうことかしら、グレイフィア」
部長はグレイフィアさんにそう質問すると、グレイフィアさんは話し続ける。
グレイフィア 「お嬢様が自らの意思を押し通すのであれば、この縁談をレーティングゲームにて決着を着けるのはいかかでしょうか?」
レーティングゲーム?何だそれ。俺は木場にこそっと耳打ちする。
イッセー 「なあ、レーティングゲームっていったいなんだ?
木場 「そっか、イッセー君は知らなかったよね、レーティングゲームというのはね?爵位持ちの悪魔......。簡単に言えば部長のような上級悪魔達だね。そんな悪魔たちが下僕を戦わせて競うチェスに似たゲームだよ」
へぇー。そんなもんもあるのか。
リアス 「そういうこと。・・・どこまで私の人生をいじれば気がすむのかしら・・」
グレイフィア 「では、お嬢様はゲームも拒否すると?」
リアス 「まさか。こんな好機はないわ。ゲームで決着をつけましょう、ライザー」
ライザー 「へぇ、受けちゃうのか。それは構わないが、俺と俺の眷属は既に公式のゲーム経験もあるし、今のところ勝ち星も多い。眷属もこっちは十五人、フルメンバーだ。それでもやるか、リアス?」
リアス 「当然よ」
ライザー 「いいだろう。そちらが勝ったら好きにするといい。だが、俺が勝ったらリアスは俺と即結婚してもらう」
激しく睨み合う両者の間に立って、グレイフィアさんが言う。
グレイフィア 「承知いたしました。お二人のご意志は、私、グレイフィアが確認させていただきました。ご両家の立会人として、私がこのゲームの指揮を執らせていただきます。よろしいですね?」
リアス 「ええ」
ライザー 「ああ」
グレイフィアさんの意思確認の言葉で一区切りとなり、部長もライザーもグレイフィアさんの言葉を了承した。
ライザーは辺りを見渡し嘲笑を浮かべた。
ライザー 「なあ、リアス。ここにいる面子が君の下僕なのか?」
リアス 「ええ。彼等を除いてだけどね」
ライザー 「何?ならあいつらは人間という事か。何故ここに?」
リアス 「私の協力者だからよ」
ライザー 「まあいい。それにしても話にならないな。キミの女王である雷の巫女くらいしか俺の下僕に対抗できそうにないな」
そう言いライザーが指を鳴らすと魔法陣から次々と人影が現れる。
ライザー 「と、まぁ、これが俺の可愛い下僕達だ」
中から出てきたのはそれぞれ違ったタイプの女性。こ、こいつハーレムを築いていやがる!
ライザー 「お、おいリアス。君の下僕は何で俺を見て泣いているんだ」
リアス 「この子の夢がハーレムなの。きっとライザーの下僕をみて感動したのよ」
俺は首を激しく縦に振る。男ならハーレムを夢見るもんだろ!
ライザー眷属1 「きもーい」
ライザー眷属2 「ライザーさま、このヒト気持ち悪い」
ライザー 「そう言うな、上流階級を下賤な目で見るのが下級な奴の常さ。俺たちの熱々なところを見せてやろう」
そう言うとライザーは目の前で眷属の1人とディープキスをし出した。おのれ羨ましい!
ライザー 「ハッ、お前らじゃこんなこと出来まい。そこの女達も俺の女にしてやろうか」
こ、こいつハーレムを築くだけじゃなく飛鳥ちゃん達まで毒牙にかけようと!
その時部室を濃密な殺気が覆った。
悟•十六夜 「「テメェ殺すぞ」」
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こいつ今なんて言った?飛鳥達も俺の女にしてやろうかだと?こいつはルイオスと同類かそれ以上に腹が立つ。
悟•十六夜 「「テメェ殺すぞ」」
俺と十六夜はライザーに殺気を向ける。ライザーは殺気を受けて震えている。結局この程度の殺気にも耐えられないのか。
ライザー 「お、お前らただの人間じゃないのか」
悟 「正真正銘人間だぞ。唯のかは知らんがな。それより次飛鳥達にふざけた事ぬかしてみろ。不死だろうが存在ごと抹消してやるよ」
十六夜 「俺は今にでも殴りてぇがな。そこのメイド、俺もそのレーティングゲームとやらに参加出来ねぇのか」
グレイフィア 「一応非公式なので両名の合意があれば参加出来ますが」
ライザー 「俺は構わん。このままでは勝負にならないだろうしな」
さっき俺らの殺気浴びて震えてたのによく言えるな。
リアス 「私も構わないわ」
グレイフィア 「それでは十六夜様は参加という事で」
グレイフィアがそう言うとライザーは背を向ける。
ライザー 「じゃあなリアス。次はゲームで会おう」
そう言うとライザーは眷属と共に魔法陣の中に消えていった。
翌日俺と十六夜はグレモリー眷属と共に現在山を登っている。俺が同行している理由は修行をつけるためというのと料理の腕を見込まれてご飯を作って欲しいとの事だ。
白夜叉達には一応家に居てもらっている。飛鳥や耀は一緒に行こうとしたが、帰って来たらデートするという条件のもと残ってもらった。
まあそれを聞いた白夜叉、レティシア、黒ウサギが自分もと言い出し了承したのは言うまでもない。
イッセーは現在隣で大量の荷物を持ちながらヒィヒィ言っている。俺らの荷物はどうしたって?そんなの全部ギフトカードに収納してるぞ。俺らは今回は修行の必要無いしな。
アーシア 「少し持ちましょうかイッセーさん?」
リアス 「ダメよアーシア。これも修行のうちよ」
アーシアが荷物を持とうとしたところを部長(本人からそう呼ぶ様に言われた)に止められた。
悟 「十六夜どんだけ鍛えられると思う?」
十六夜 「流石にあのホスト野郎にタイマンで勝つまでには厳しいな。まあ俺が倒せばいいんだが」
悟 「言ったとおりお前がライザーを叩きのめすのは最後だからな」
十六夜 「分かってる。最初に喧嘩を売られたのはグレモリーのお嬢様だ」
悟 「それならいいんだが。取り敢えず最初は近接組の方を頼むわ」
十六夜 「おう」
そうして俺らは遅れているイッセーをおいて山を登り別荘の中に入った。
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<side 十六夜>
さて先ずはどいつから鍛えるか。近接組というと、搭城、木場、イッセーだがもう正直全員まとめてでもいいか。俺は剣なんて使わねぇから木場に教えるのは剣以外の事だしな。そうと決まればやるか。
十六夜 「ってわけでお前らを十日間鍛えるわけだが」
イッセー 「何をやるんだ?」
十六夜 「そうだな先に言っておくが基本的には実戦形式で鍛えていこうと思う」
木場 「僕たちが十六夜君と戦うという事かな?」
十六夜 「最初は実力を測るためにそうする。そこからは三人で戦ってもらう」
小猫 「十六夜先輩との対戦はどのような形式で?」
十六夜 「ひとまずは1VS1形式でやる。そうしないと個々の実力が測れねぇからな。先ずは木場からだ」
木場 「よろしく頼むよ十六夜君」
そう言って俺達は配置に着く。木場は木刀を構える。
木場 「十六夜君、武器はいいのかい?」
十六夜 「ああ。武器はあんま使わねぇんでな」
木場 「なら行くよ!」
木場はまっすぐ突っ込んでくる。スピードはまあまあだな。
木場が奮った剣を足蹴りで止める。
十六夜 「どうした?そんなもんか?」
木場 「まだまだ!」
十六夜 「あめぇ!」
木場 「くっ!」
先程同様真っ直ぐ突っ込んでくると見せかけてフェイントを入れ後ろからの攻撃を後ろ蹴りで剣諸共木場を吹き飛ばす。
木場 「何ていう攻撃だ。剣で受けた筈なのに相殺しきれなかった。それに腕が痺れてるよ」
十六夜 「ま、ここまでだな。木場お前に足りないものはパワーだな」
木場 「パワー?」
十六夜 「スピードはある方だ。だが一撃一撃の威力が足りない。特に相手は不死のフェニックスだ。この程度の攻撃じゃ通用しないぞ」
木場 「分かったよ」
十六夜 「んじゃ次は塔城だな」
小猫 「よろしくお願いします」
そんな感じで塔城、イッセーと順番に模擬戦をした。
十六夜 「まあこんなもんか。塔城はさっき言った通り攻撃にフェイクを混ぜたり、攻撃のバリエーションを増やせ。単調な攻撃だと直ぐに読まれて使いもんになんなくなる」
小猫 「わかりました」
十六夜 「イッセーはそれ以前の話だな。悪魔になってまだそんな経ってないとはいえ基礎能力が他2人に比べ大幅に劣っている。一先ずは基礎能力上昇を優先するぞ」
イッセー 「ぜぇ……ぜぇ、わ……分かった」
模擬戦終了後、俺は全員の弱点を確認していた。
十六夜 「(悪くはねぇがこれじゃまだ足りねぇな。俺以外にアイツを倒せるとしたらイッセーぐらいか)」
十六夜 「んじゃ俺との模擬戦も終わったことだ。こっからは各自で戦ってもらうが自分の弱点を意識しながら戦え。イッセーに関しては木場や塔城の動きを見ながらどれが自分に活かせるかを考えながら戦え。3人がそれぞれ戦い終えたら一旦休息だ」
3人はそれに頷き模擬戦を開始した。
十六夜 「さーて悟はどんなんやってっかね?」
俺は遠距離組の特訓を担当している悟の訓練内容を想像しながら3人の模擬戦を見た。
如何だったでしょうか?
此処でお知らせですが、アンケートを取って追加ヒロインを決めたいなと思っています。それぞれグループ毎になっています。この話にはグループAを載せようと思います。
各グループで最初に1位を決めた後に次いで投票が多かった2位からまた1人投票で決めようと思っています。
それではまた次回!
追加ヒロイン候補グループA
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朱乃
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ゼノヴィア
-
椿姫
-
レイヴェル
-
桐生