伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第一話 物語の始まり

僕の名前は星川真凛。

真凛という名前だが、れっきとした男性である。

 

僕は物心つく前に、両親がいない。

オガモの家という、孤児院で育っていた。

 

僕は親の顔を見ず知らずに、両親が何者だったか、

素性や何者であることも知らずに、育っていった。

 

そんな、僕は都立神山高校。

全日制に入学することになった。

 

「僕は、C組か」

 

1年C組 出席番号 22番に、

星川真凛の名前があった。

 

 

早速、1年C組へ。

 

「よぉ、お前も、C組か」

 

「彰人」

 

東雲彰人。

僕とは歌で争う、ライバルである。

同じ中学出身で、その時から、ずっと、歌で競い合ってきた。

 

「同じ高校で、そんで、同じクラスになるとはな」

 

「僕もビックリだ。

勉強も歌も、彰人には、決して負けない」

 

「勉強は、負けるが、歌なら、ぜってー負けねー」

 

「どちらにしろ、望むところだよ」

 

「フッ、勉強はともかく、歌でお前を超えて見せる」

 

と、彰人と真凛が会話をしていた。

 

 

 

学校が終わり、孤児院のオガモの家へ。

 

「真凛、お帰り」

 

「ただいま。舞ちゃん」

 

高野舞。

オガモの家の孤児で、

彼女は僕のファン、第一号で、

ちなみに、中学三年生の14歳である。

 

「真凛、今日も、ストリートで歌うの?」

 

「あぁ」

 

僕が歌い始めるきっかけは、

伝説のイベント『RAD WEEKEND』が、大きい。

 

この人たちのように、熱狂し人々を盛り上がらせたい。

それだけじゃない、孤児院の施設長が言うからには、

 

(お前の父と母は、ここで伝説のライブを披露して、死んでいった)

 

と、話しているけど、実際、僕は見たことが無いので、

よくわかっていない。

 

だから、僕は、気になって仕方が無かった。

だからこそ、俺は中学の時から、歌い始めた。

 

そして、東雲彰人という、強力なライバルが出た。

ぶつかり合った。衝突もした。

きっと、これからも、起こりうるだろう。

 

「ねぇねぇ、舞も見に来ていい?

他の子達や友達も、誘うんだ!」

 

「うん、いいよ。でも、迷惑かけたら、ダメだからね?」

 

「はーい!」

 

 

その後、ストリートにある、とあるライブハウスにて…

 

(真凛だ!今日も楽しんでってくれ!)

 

 

「あっ、見て見て!真凛君だよ!」

 

「ホントだ!カッコいいし、顔立ちも整っているし、

それに…ちょっと、可愛いかも?」

 

 

真凛の歌声が、ステージの上から、響き渡った。

そして、周囲の人たちを虜にした。

 

舞は感じた。これが、熱狂して、盛り上がる感情、

なかなか無い、感情が、舞の中に渦巻くのだった。

 

真凛は舞からの応援を確かに受け取っていた。

 

これから、何が起こるとやら…!

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