伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第十話 アクアとマリン

それから、数日が経とうとしていた。

星川真凛は、星野アクアに、ある場所に呼び出されていた。

 

「真凛」

 

「アクアか、どうした?」

 

「話があるから、ちょっと来い」

 

「わかった」

 

俺は、アクアと共に、ある場所へと向かった。

 

「話とは何だ?」

 

「ロッカーから、聞いただろ?

俺とルビー、そして、お前も…

同じ両親を持っていて、そして、母親は星野アイだってことを」

 

「星野…アイ!?」

 

アクア、ルビー、この僕、真凛の実の母親。

それは、星野アイという、

十五年前に他界した、伝説のアイドル。

 

「あぁ」

 

「じゃあ、ロッカーに情報提供したのも!?」

 

「俺なんだ」

 

「どうして、初めから、言わない?」

 

「黙っておくつもりだったんだ」

 

「そうだったのか、

ルビーさんから、僕とアクアは、

よく似ていると、度々、言われていたが、

本当にそうだったんだな。

僕たちの母親は、伝説の一番星の生まれ変わり。

そう、トップアイドルだったんだな…

僕は何かに引き寄せるような感じで、芸能界に入った。

そして、僕の両親が、芸能界に関係しているなら、

その真実を確かめたかった、やっと、わかったよ」

 

「そうか、この写真を見せよう」

 

「これは…?」

 

「一歳の時の、俺とルビー、

そして、生まれたばかりの真凛と…」

 

「生まれたばかりの僕を抱いているのは、

星野アイ…?」

 

「そうだ」

 

この写真を目に焼き付けた。

生まれたばかりの頃の記憶は、一切無いが、

この、赤ちゃんは、間違いなく、僕だ。

青い髪の毛と青い目、

そして、双子の兄と姉に当たる、

アクアとルビーと違って、

僕には、瞳に星が付いていない。

 

この写真は、十五年前に撮った、

アクアとルビーと、この僕、

そして、星野アイが、一緒に写った、唯一の写真らしい。

 

裏に書かれていた、日付は、

俺の誕生日である、2月15日と書かれていた。

 

「そうだったのか、全ては必然的な出来事だったのか、

僕が十五年間、孤児院にいたのも、

苺プロダクションに入ったのも、

全ては、母親の素性や名前を知るため、

でも、そう簡単には、いかなかった、

でも、やっと、辿り着いたんだ」

 

「でも、まだだ。この芸能界には、父親が潜んでいる」

 

「…」

 

「きっと誰かが、全てを仕組んでいる」

 

「じゃあ、誰が僕たちの父親?」

 

「わからない」

 

「僕は知りたい。僕たちの父親が何者か、

そして、どうして、星野アイ、

僕たちの母親は、十五年前に死んでしまったのか…」

 

「だったら、知るしかない」

 

「だな」

 

一つ謎が明かされた。

しかし、新たな災難が降りかかろうとしていた!

 

この写真は情報屋から提供された写真であることが分かった。

 

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