伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 桐谷遥との出会い

桐谷遥には、目標としていて、きっかけとなり、

憧れている、アイドルがいた。

 

そう、アイという、伝説のアイドル。

 

遥自身は、幼少時の時に出会った時があり、面識もあった。

 

(アイさん…すごい…)

 

小さい頃の遥は、アイという伝説のアイドルの、虜になっていた。

 

そんな、アイという、カリスマ性溢れる、アイドルに憧れ、

遥自身が、アイドルになる、きっかけを与えてくれた、

存在でもある。

 

桃井愛莉と日野森雫も、また、アイに、魅了されるのだ。

 

今日は、遥は、ルビーと一緒に、

お出かけしていた。

いわば、買い物デートだった。

 

「ルビー、今日はよろしくね!」

 

「よろしく!遥ちゃん!

あーあ、お兄ちゃんと、真凛くんも、

一緒に行ったら、よかったのに~!

私ね、お兄ちゃんと、真凛くんのこと、大好きなんだ!」

 

「真凛くん?」

 

「えっと、同じ事務所に所属している、

後輩なの!いっつも、お兄ちゃんと行動しているんだ!」

 

「そうなんだ。共演できるといいな」

 

「うんっ!私も遥ちゃんと一緒に共演したいな~!」

 

「そのうちね」

 

「あっ!真凛くん!」

 

「えっ?」

 

「あっ」

 

「奇遇だね!お買い物?」

 

「あぁ、また、友達に頼まれてな」

 

「貴方が、星川真凛くん?」

 

「そうだけど?」

 

「初めまして、桐谷遥です。

共演する時は、よろしくね」

 

「よ、よろしくお願いします…」

 

「もーう!真凛くんは、女の子にデレデレなんだから!

昨日なんか、結婚式の撮影の時ね!」

 

「あー!言うなー!」

 

「雫と愛莉と杏、それに…こはねがいたよね?」

 

「私もいたんだよ!ほら!

記念写真!」

 

「うぅ…!」

 

ルビーは遥に、新郎姿の真凛。

そして、ウエディングドレス姿の、

愛莉、雫、杏、こはね、ルビーの、

写真を見せるのだった。

 

「モテモテだね?」

 

「ちげー!」

 

「真凛くんって、可愛い女の子に弱いんだよ~?

今ガチの時なんか…」

 

「それ以上言わないで!」

 

「今ガチ?私も、出演したことあったな、

愛莉も出演していたよ」

 

「そろそろ、買い物に行かないと…」

 

「一緒に行くよ?」

 

「まぁ…勝手にしたら?」

 

 

歩いている時だった。

 

「孤児院にいてな、買い物担当は、当番制なんだ。

俺はな、親とか、そーゆーの知らずに育っていてな…」

 

「そうだったんだ…」

 

「僕の母親は、あるライブをしていて、

それしか、覚えていなくてさ…

そして、会える訳の無い、母親を知りたくて…」

 

「それで、芸能界に?」

 

「僕の母さんは…アイ。

B小町の絶対的なセンターだったんだ」

 

「えっ?」

 

「…!」

 

ルビーと遥は、困惑するのだった。

 

特にルビーは、アクアと真凛。

三人は同じ母親の血を引いていることに、

衝撃を受けた。

 

遥も、驚きを隠せなかった。

自分の憧れていた、アイドルの息子が、

目の前にいることに!

 

「兄貴から、聞かされたんだ」

 

「じゃあ、真凛のお兄さんは…ひょっとして…」

 

「アクアだ」

 

「…」

 

「僕は、母親の存在を知りたい。

そして、母親が何者だったかを知りたいだけだ」

 

「…それだけで、芸能界に?」

 

「最初は、乗り気じゃなかったんだ。

でも、これは、やらないといけないことなんだ」

 

「えっ?」

 

「喋りすぎた。やっぱり、一人で買い物する」

 

と、真凛は、この場を立ち去るのだった。

 

 

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