伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第十四話 星野ルビーと星川真凛

ある日の事。

今日は星野ルビーとデートの日だった。

 

実の姉…との、デートだが、

ルビーが、僕が実の弟であることを知ったのは、

つい、最近の事だった。

 

「聞きたいことがあるけど」

 

「?」

 

「私とお兄ちゃん、それに、真凛くんとの関係」

 

「あぁ、同じ母親を持っていることですね」

 

「うん、前から思っていたの。

ひょっとして、同じ母親を持っているんじゃないかって」

 

「何となくそうは思っていた」

 

「つまり、生き別れってこと?」

 

「どっちから見てもだな」

 

「色々と聞きたいけど、

どうして、陽東に通わないの?」

 

「まさか、生き別れの兄と姉が、陽東にいるとは、

思わなくてさ、そんで、俺のライバルである、

彰人の通う、神山高校全日制に、俺も通う事になったって訳」

 

「どうして、芸能界に?」

 

「俺は自分の母親の顔も素性も知らない。

芸能界に関わっているっていう話を聞いて、

母親を知りたくて、この世界に入った」

 

「お兄ちゃんの事、どう思う?」

 

「頼れる先輩、兄貴と言ったところか」

 

「お母さん、そのアイについて、

どれくらい、知っている?」

 

「自分の実の母親、B小町のセンターと言われた、

伝説のアイドルと思っている位」

 

「舞って子、どんな子なの?」

 

「中学生で、僕と同じ孤児院に入っている子だ」

 

(形や環境は違えど、私やお兄ちゃんと同じく、

真凛くんも、孤児なんだ)

 

「真凛くんは、初めてのテレビ出演、どうだった?」

 

「緊張していた。むしろ、心臓がバクバクしていた」

 

「じゃあ、最後に、このお姉さまである、

星野ルビーとデートをして、嬉しい?」

 

「最高で最悪だ」

 

「どーゆーこと?」

 

「女の子には興味は無い」

 

「年頃なのに?」

 

「生憎、女子たちには、嫌われているのでね」

 

「舞ちゃんや、こはねちゃん、杏ちゃん、

それに、日野森さんや桃井さんに、チヤホヤされているのに?」

 

「それと、あれとは、別だ」

 

「それにしても、やっぱり、似ているよね~

私とお兄ちゃんと真凛くん!」

 

「そりゃ、同じ母親ですとも」

 

「あっ、ここのカフェで、お茶する?」

 

「杏の実家だな」

 

「白石杏ちゃんの家?」

 

「白石の父さんが経営しているカフェらしいぜ?」

 

「じゃあ、入ってみようよ!」

 

そこで、白石杏が出迎えてくれた。

 

「あっ!いらっしゃい!真凛くん!

それに…ルビーちゃん!?」

 

「こんにちは!」

 

「まさか…本物のアイドルが、

ウチに来店してくるなんて…!」

 

「声がデカいぞ」

 

「こう見えても、正体隠しているんで!」

 

「そ、そうだよね!アイドルだからね…!

あっ、席に案内するから!」

 

「はーい!」

 

「わかりました」

 

僕とルビーは、席に案内された。

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