星川真凛は、撮影が始まる直前であるにも関わらず、
神山高校では、定期テストが始まろうとしていた。
C組のクラスメイトは、各自、予習復習をしていた。
この俺、星川真凛は、クラスメイトの、
東雲彰人と小岩井よつばと一緒に、テスト対策の勉強をしていた。
「んで、よつばと真凛は、
一学期のテストは、どうだったんだ?」
なお、C組のクラスメイトは、全員で26人いる。
「俺は22番目」
「よつばは25番目だぞ」
「俺は今回は26番目…要はビリから二番目…」
この三人は、ハッキリ言って、成績が悪い。
星川真凛は22番目
小岩井よつばは25番目
東雲彰人は26番目である。
C組の中でも、成績が悪いのだ。
学年でも、ワースト10に入りそうな位の成績の悪さである。
「こんな、成績の悪い者同士、三人が一緒に勉強しても、
どーせ、身に付く訳がねー」
「じゃあ、どうすんだ?」
「こうなったら、しゃーない。
冬弥を呼ぶか」
隣のB組から、冬弥を呼び出し、
冬弥による、テスト対策の勉強が始まった。
「それじゃあ、始めるけど、
彰人と真凛、それに、よつばは、
どの科目が苦手なんだ?」
「俺は全教科」
「僕は数学」
「よつばは数学と英語だぞ」
「彰人は全教科とも。よつばは、数学と英語。
真凛は数学か。うん、何とか教えそうだ」
「おう!サンキューな!
冬弥が教えてくれたら、多分、どーにか、なりそうだ」
冬弥は、一先ず、三人に対して、
英語と数学を教えるのだった。
冬弥自体は、教え方に、あまり自身は無いらしい。
英語の解読方法や、文章の意味の解読、
連立方程式から、少数分数まで、きめ細かく教えていた。
「テスト範囲もだが、理解出来ねー部分もあるからな…」
「そこは、書店でドリルやワークを買って、
やり方を、研究するのもいい」
「なるほどな…」
「ひとまず、赤点回避しねーと、やりてーことが、
出来なくなってしまうな」
「赤点回避しないと、俺は次の撮影以外で、
仕事が来なくなる可能性があるからな…」
「赤点回避しねーと、とーちゃんに怒られる!」
「それで、親父に!?」
「うん、よつばのとーちゃんは、怒ると、こえーから、
テスト対策の勉強は、いつもしている」
「クラスじゃ、俺より、少しだけ成績が良いのが腹立つ。
さらに、真凛の方は、少しだけ成績が良いのが、
余計に腹立つ要因だけどな!」
「彰人。集中しよう」
「あーわかってるぜ。冬弥」
「俺たちには、やりたい事がかかっているんだ」
「二学期こそは、ギャフンと言わせてやるからな、
テストでな!」
「よつばは、負けないぞ?」
「じゃあ、俺も気合入れないとな」
「三人共、その調子だ」
テスト対策の勉強は、続くのだった。