伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第三話 真凛の日常

ライブハウスで歌い終えた後

 

「どうだい?僕の歌は」

 

「うん、とっても、良かったよ」

 

「舞ちゃん。ありがとう」

 

「ねぇ、パフェ食べに行かない?」

 

「日曜日に、連れってってやるよ」

 

「わーい!やったー!」

 

「よぉ、真凛。なかなかだったぜ」

 

「彰人、それに冬弥も」

 

「次は俺たちの番だ」

 

「あぁ、楽しませてもらう」

 

 

彰人と冬弥が歌い終えた後

 

「どうだ?これが、俺たちの歌だ」

 

「悪くないよ。彰人と冬弥の歌は、

相変わらず、人々を魅了するな」

 

「ねぇねぇ、真凛!帰ろうよ!

施設の人に怒れらるよ!」

 

「わかった。じゃあ。、二人とも」

 

「あぁ」

 

「またな」

 

門限は20時!

 

孤児院。オガモの家にて、何とか、間に合った。

 

子ども達が、一台のタブレットを見ていた。

 

どうやら、動画チャンネルが、

子ども達の間でブームになっている様だ。

 

そして、この孤児院にある、DVDは、

もっふんといっしょ、星くずうぃっちメルルという、

アニメDVDしか、置いていない。

 

十年近く使っている、箱形のテレビに

DVDレコーダーを付けて、

子ども達が、暇そうに観ているのだった。

 

本は…大体、絵本しか置いてない。

 

白雪姫、かぐや姫、シンデレラ、赤ずきんと…!

 

 

孤児院の一室の部屋にて

 

真凛は舞と一緒にいた。

 

「見て見て!アクアくんとルビーちゃんだよ!

真凛くんと、似ている気が!」

 

「?」

 

僕はアクアとルビーが出ている、動画を視聴した。

 

僅かながら、僕は、この二人に関して、

何かしらのシンパシーと波長を感じた。

 

「まさかな。大体、雰囲気だけだろ?

僕が、あういう煌びやかな、芸能人と、

似ているわけないよ」

 

「じゃあ、どうして、歌の活動しているの?」

 

「お母さんのことが、わかるかもしれないから。

それに、あの伝説のライブをするには、

親の事を知る必要がある」

 

「でも、このアイってアイドルも、

真凛の、お母さんと同じく、伝説のアイドルだよね?」

 

「そうだね。でも、アイっていう、アイドルと、

俺の死んだ母さんが、同一人物とも、限らない」

 

「それも、そうだけど…」

 

「じゃあ、芸能人になってみない?」

 

「興味は無いな…」

 

「お願い!なってよ!芸能人!

アクアくんとルビーちゃんから、サイン貰ってよ!」

 

「…」

 

「ダメ?」

 

「この生活を維持するには、確かに、

一定の金は必要だ、貯金は9600円ある」

 

コインケースを、じっと見つめる、真凛。

 

「じゃあ、オーディションに挑戦してよ!」

 

「わかった。一回だけだ。

でも、成功するとも、限らないけど」

 

「施設長に直談だ!」

 

「明日ね」

 

こうして、一日を終えた。

にしても、真凛が芸能界に入るのは、どうかと、

真凛は考えるのだった。

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