伝説のアイドルの子   作:アッシュクフォルダー

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第七話 十五年前の回想

今から、遡る事、15年前の話…

 

目の前には、小さな赤ちゃんが三人いる。

 

どうやら、名前は、アクア、ルビー、マリン、

と言うらしい。

 

星野アクア、星野ルビー、星野真凛の事である。

 

「お腹減った?おっぱいのむ?」

 

アクアとマリンは、おっぱいを嫌がった。

 

アクアとマリンは哺乳瓶を飲んでいたが…

 

「ルビーは、二人と違って、おっぱい大好きだね~」

 

と、ルビーは、ママの、おっぱいを飲んでいた。

 

母親は、現役アイドルだが、17歳にして、三児の母親。

 

もちろん、世間にバレたら、大問題。

 

今日も、母とアイドルの二重生活を送っていた。

 

マリンの兄と姉である、アクアとルビーには、

ある秘密があった。

 

それは、マリンと違って、前世の記憶がある上に、

片方の瞳に星が付いているからだ。

 

「どうしたの?アクア?」

 

(そっちは、ルビー…)

 

「あっ、こっちだ!」

 

(こっちは、マリン!)

 

「この子だった!

あー我が子の顔と名前が一致しないな…

アクアとルビーを産んで、その後に産んだ子を、

マリンって付けちゃた!

ま、いっか。アクアマリンって、今気が付いたら、長いからな…

だから、この子は、マリン!

お兄ちゃんは、アクア!」

 

(俺の名前の由来は、こんな理由だったのか…!?)

 

「今月の給料、30万か…世の中、お金だもんね…結局は…」

 

(嫌なことに気が付いている様だ…)

 

 

そんなある日だった。

一歳のアクアとルビー、 生後五か月のマリンが、

母親のライブを観に行った。

 

アクアとルビーは、ベビーカーに乗っており、

マリンは、誰かに抱きかかえながら、

母親のライブを鑑賞していた。

 

マリンは衝撃的な光景を目の当たりにした。

 

それは…実の兄と姉が、オタ芸をしていた。

一歳とはいえ、ベビーカーに乗り、

おしゃぶりを、くわえながらだった。

 

母親は思った。

 

(ウチの子達、きゃわた~ん♡)

 

と、感じた。

 

 

そして、一か月後…

 

「マリンを引き取る?」

 

「あぁ、アイ自身も、アクアとルビーを育てるのに、

必死だろう?だから…」

 

「そんなのイヤ!」

 

「でも、これは、決定しているんだ…」

 

こうして、マリンは生後半年にして、

母親と永遠の別れをするのであった。

 

父親に関しては、一度も会ったことが無い。

 

 

その後、マリンは、星川真凛という、新しい名前が付けられ、

東京都内にある、孤児院、オガモの家に引き取られるのだった。

 

小学校卒業後、真凛は、伝説のイベントをきっかけに、

歌を歌い始めた。

 

そして、東雲彰人や青柳冬弥と出会い、

歌で競い合っていた。

 

それから、現在。

真凛はアクアとルビーと接触するべく、

苺プロダクションに入り、芸能界入りをするのであった。

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