『幼馴染に誘われて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のマネージャーになったら』 作:かまくら雪
ピュ、ガシャン
雪「あったけぇ~」
12月、風が強く吹く曇り空の下、中庭にある自販機の前で歩夢に頼まれたホットココアを買った。
ビューーー!!
雪「あ”あ”あ”------!!!!!」
雪「ジャージ着れば良かった…早く教室戻ろう…」
~~~~
ガラガラ
雪「買って来たよ~」
歩夢「ありがとう♪ゆー君は?」
雪「はちみつレモンティーだぜ~ってあれ?俺のジャージは?椅子に掛けていたんだけど?」
歩夢「侑ちゃんが借りて行ったよ」
雪「は!?」
歩夢「借りるよ~って言うから、いいよ~って言ったよ」
雪「俺のなんですけど」
歩夢「いいじゃ~ん」
~昼休み~
雪「返してください」
侑「え~どうしようかな~」
雪「どうしようかな~じゃなくて俺のなの!」
侑「あゆむぅ~」
歩夢「もう!自販機行く前に着なかったゆー君が悪いでしょ!」
雪「えーー!理不尽!」
侑「何で着なかったの?」
雪「教室暖房効いてるから暖かくて脱いだのよ、そしたら短い休み時間に買って来い言うから」
歩夢「外出たくなかったもん」
雪「俺もだよ!しかも焦らせるし!」
侑「それでも着るって言う考えは出来たんじゃない?」
雪「いや…まぁ…」
侑「
雪「正論すぎて泣きそう」
歩夢「どんまい♪」
雪「この話はもういいから!ジャージ返せ!」
侑「かすみちゃんに貸したよ♪」
雪「はー!?」
侑「貸してくださいって言うから~いいよ~って言った」
雪「今着ていないからどうしたんだろうって思っていたけどそうゆう事か」
~放課後(部室)~
雪「返せ~」
かすみ「何でですか!これは侑先輩のジャージですよ!」
雪「俺の!名前書いてあるでしょ!」
かすみ「あ、本当だ!気付かなかった!」
雪「名前に気付かなくても着て大きいな~ってわかるでしょ!」
ミア「雪!うるさい!」
雪「すみません…」
かすみ「確かに大きいって思いましたけど侑先輩はピッタリより少し大きいサイズを選ぶ方と思って」
雪「そうゆう人居るけど…それで俺のジャージは?」
かすみ「果林先輩に貸しました♪」
雪「おかしいやろ!かすみからしたら侑のジャージ勝手に貸してる事になるよね?」
かすみ「果林先輩に貸した時『これ雪のジャージなのね』って言ったので先輩のならいいやって思って」
雪「さっきの『あ、本当だ!気付かなかった!』は何?」
かすみ「聞かれたら初めて知った演技してってしず子に言われて~」
雪「お~い~」
しずく「てへ♡」
雪「もうなんか頭痛い…」
璃奈「半分優しさで出来てる錠剤飲む?」
雪「飲む」
ガラガラ
雪「先輩!」
果林「どっどうしたのよ!?」
雪「俺のジャージを…」
果林「無くしちゃった♡」
パタリ
かすみ、しずく、璃奈
「「「せんぱーーーーーーい!!!!」」」
ミア「雪」
雪「ミ…ア?」
ミア「Don't give up.(諦めるな)」
雪「もうやだ~」
ピーンポーンパーンポーン
『虹月雪さん至急生徒会室に来てください』
しずく「私達もついて行きます」
~~~
ガチャ
雪「栞子何~」
栞子「雪さん落し物です」
雪「ジャージ~~~~~」
かすみ「良かったですね!」
璃奈「どこにあったの?」
栞子「視聴覚室にありました」
果林「あ、あの時///」
栞子「優しい誰かが届けてくれました」
雪「ありがてぇ~けど、直接部室で渡せば良かったのに」
栞子「慌てて探しているかと思ったので部室だとすれ違いもありますし電話だと出ない可能性もありましたし」
雪「天才!」
栞子「もう無くさないでくださいね!」
雪「ごめんなさい」
果林「なんで雪が謝ってるの?」
雪「確かに!」
~放課後(帰宅途中)~
雪「2度と貸さないから!」
侑「でもいい香りでしょ?」
雪「うん///」
歩夢「正直になった方が楽だよ〜」
雪「ありがとうございます///!!!」
侑「じゃあマフラー借りるね〜」
歩夢「侑ちゃんあいあいマフラーしよ〜」
雪「もう勝手にどうぞ…」