『幼馴染に誘われて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のマネージャーになったら』   作:かまくら雪

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『打ち明ける想いは夜空に咲く。』 ~日常45~

 

雪「合宿?」

 

かすみ「はい!夏合宿です!」

 

雪「しずくの家?」

 

しずく「違いますよ」

 

雪「どこ?」

 

かすみ「学校です!」

 

~数日後(学校)~

 

雪「虹学に泊まるの初めてだな~」

 

栞子「私もです!」

 

雪「そうなの!?」

 

嵐珠「ミアと私もよ!」

 

果林「そう言えば4人は学校での合宿は始めてだったわね」

 

せつ菜「同好会も人数が増えたので前回よりも広い部屋を用意しました!」

 

彼方「流石せつ菜ちゃ~ん♪」

 

かすみ「では早速!荷物を置いて練習しましょう!」

 

~練習~

 

次のライブに向けて練習を始めた。

 

雪「涼しい~外は暑いから室内にして良かった~」

 

歩夢「ゆー君何してるの?」

 

雪「ここ丁度冷たい風が来るのよ」

 

歩夢「もぉ~ちゃんと私のダンス見てよ~」

 

雪「ごめんごめん」

 

歩夢「ほら侑ちゃんはちゃんとしてるよ」

 

侑「98…99…100!」

 

愛「ゆうゆ腹筋100回すごいよ!」

 

侑「最近は家でも筋トレしてるからね!」

 

エマ「侑ちゃんかっこいぃ~♡」

 

璃奈「お腹硬い」

 

歩夢「ゆー君のお腹は?」

 

雪「筋トレはやってますよ!」

 

歩夢「流石!ゆー君かっこいい♡」

 

歩夢は雪のお腹を指先で上から下にかけてゆっくり撫でるように触った。

 

雪「おい!///触り方!!!///」

 

歩夢「いいじゃん!」

 

雪「歩夢のお腹も触るよ?///」

 

歩夢「別にいいよ…///」

 

歩夢は服を少しだけ上げた。

 

歩夢「ちょっとだけだから…///」

 

ピトッ

 

歩夢「キャア!?ちょっと!」

 

雪は冷たいペットボトルを当てた。

 

雪「冷たいでしょ?」

 

歩夢「もう!ゆー君!」

 

歩夢は正面から雪に抱き着いた。

 

雪「ごめんごめんって…歩夢なんか熱くない?大丈夫?熱中症?」

 

歩夢「ゆー君のせい…///」

 

それから練習を終えると調理室で夕飯を皆で作る事になった。

 

せつ菜「完成しました!」

 

璃奈「前より紫色が濃くなっている気がする…」

 

嵐珠「夏にぴったりなサッパリしたデザートなんてどうかしら?」

 

エマ「前回も作ったけどゼリーなんてどう?簡単に作れるよ」

 

愛「エマっちナイス!実は愛さんもゼリー作ろうと思ってゼラチン持って来たよ!」

 

ミア「コーラ持ってるけど、コーラゼリーなんてどう?」

 

果林「いいわね!早速作ってみましょう!」

 

役割を分けて料理を始めた。

 

雪「あの~…何か手伝う事ありますか?皆何も言わず料理し始めたからどうしたらいいのか…」

 

侑「あ!雪ごめん!どうしよう…」

 

歩夢「ここは私と侑ちゃんで足りてるし…」

 

彼方「雪く~ん彼方ちゃんの事手伝って~」

 

雪「はい!料理長!」

 

侑、歩夢

「「良かったね♪♪」」

 

~~~

 

『いただきま~す!』

 

彼方「美味しい?」

 

雪「美味しいです!料理長!」

 

しずく「彼方さんいつの間に料理長に…いや、これは今度の演劇で料理長の役の参考になるかも…」

 

彼方「なるかなぁ…」

 

歩夢「ゼリー美味しい!」

 

栞子「サッパリしていて美味しいです!」

 

嵐珠「上手く作れて良かったわ♪」

 

侑「雪オムライス食べた?」

 

雪「食べてないけど」

 

侑「歩夢と一緒に作ったから食べて♪はい、あ~ん♪」

 

雪「自分で食べるよ!///」

 

侑「いいから♪」

 

侑はスプーンを雪の口の前に持って来て食べさせた。

 

雪「美味しい///」

 

侑「でしょでしょ♪♪」

 

雪「じゃあ侑も」

 

雪は侑と同じ事をした。

 

侑「美味しい~♪」

 

歩夢「ゆー君と侑ちゃんお皿全部洗ってね♪」

 

侑、雪

「「えぇ!」」

 

かすみ「イチャイチャしたからです!」

 

雪「だって侑が!」

 

愛「二人共よろ~♪」

 

食後2人で食器を洗うことになった。

 

~調理室~

 

侑「雪ごめんね…」

 

雪「謝ることないよ」

 

侑「そうだよね☆」

 

雪「おい!」

 

侑「あぁ~今回も食べ過ぎたなぁ~」

 

雪「前回も食べたの?」

 

侑「結構食べた…あ!そう言えば小学校の時の林間学校の時覚えてる?」

 

雪「あまり記憶ないなぁ~」

 

侑「歩夢と同好会入りたての合宿の時、一緒にお皿洗っている時、歩夢に聞かれてさ、私もあまり覚えてなかったんだ~」

 

雪「歩夢は覚えてたの?」

 

侑「覚えてたよ♪それでね私が『いつも一緒にやってるね』って言って、『これからもずっと一緒にいたりしてって』って歩夢と話してさ…目指している夢や目標は違うけど本当にずっと一緒にいたりして♪もちろん雪もだよ!!」

 

雪「ありがとう」

 

楽しく話す侑の横顔を見て、ふと雪は侑の人生を早送りするかの様にこの先の事を考えてしまった。

『ずっと一緒に居る』そうは言っても、侑は好きな人を作り結婚もするのだろう。

自分から離れていく…喪失感に襲われた。

雪から見えるのは食器を洗う姿ではなく、髪を下しブーケを持ったウエディングドレス姿の侑だった。

 

侑「ねぇ雪」

 

雪「あ!ごめん」

 

侑「大丈夫?体調悪い?」

 

雪「大丈夫だよ♪ちょっと眠くなってさ…」

 

お皿を洗い終え、薄暗い廊下を歩き部屋へ戻る途中2人はミアを見かけた。

 

侑「ミアちゃんどうしたの?」

 

ミア「あっ…歩夢が…」

 

ミアが指をさす先を見ると歩夢が倒れていた。

 

雪「歩夢!?」

 

遊ぼ、ミアちゃん一緒に遊ぼ

 

ミア「ぎゃぁーー!!」

 

歩夢の頭に付いているお団子が浮いていた。

 

侑「ぽむ玉じゃん」

 

侑ちゃん、ゆー君、遊ぼ

 

雪「はいはい、分かった分かった」

 

侑「ごめねぇ~今は遊べないんだ」

 

侑はぽむ玉を捕まえて歩夢の頭に付けた。

 

侑「これねちょっとコツがあって、ちゃんと奥まで押し込んで…」

 

ぽむっ

 

ミア「なんかぽむって鳴った!」

 

侑「鳴ったらOK!」

 

歩夢「あれ?侑ちゃん…」

 

侑「歩夢お団子取れてたよ」

 

歩夢「侑ちゃんありがとう♪付けてくれて」

 

雪「ミア大丈夫?」

 

ミア「これは…夢…?」

 

雪「現実です」

 

ミア「oh my god…」

 

ミアはそのまま気を失った。

 

~部屋~

 

ミア「ここは…」

 

彼方「今日お泊まりするお部屋だよ~」

 

エマ「雪君から話は聞いたよ~今は私のお膝の上で休んでね」

 

ミア「ありがとう…雪は?」

 

歩夢「ゆー君はお風呂に行ったよ」

 

侑「私お風呂まだ入ってなかった!」

 

歩夢「後で一緒に入ろうね♪」

 

侑「なんか修学旅行みたい!」

 

彼方「お泊りの場所は学校だけどね~」

 

エマ「皆で旅行行きたいね♪」

 

果林「関西なんてどうかしら?」

 

栞子「私京都に行ってみたいです♪」

 

愛「愛さんたこ焼き食べたい!」

 

璃奈「神戸とかどう?」

 

せつ菜「大阪の梅田スカイビルなんてどうでしょう!夜景が綺麗ですよ!」

 

ミア「甲子園球場でbaseballを観ようよ!」

 

侑「いつか皆で行こうね♪」

 

嵐珠「そうだわ!修学旅行の夜と言えば恋バナって聞いたことあるわ!みんなで恋バナしましょう!」

 

『えぇ!!!』

 

歩夢「突然過ぎるよ~」

 

栞子「そうですよ嵐珠」

 

嵐珠「うぅ…」

 

侑「いいんじゃないかな!恋バナ!」

 

嵐珠「侑!」

 

侑「将来どうゆう人とどんな人生過ごしたいかとか、どうゆう恋人になりたいかとか」

 

エマ「バレンタインのイベントの時そんな感じで歌ったの覚えてる!」

 

果林「あったわね!」

 

栞子「改めて考えるのもいいですね!」

 

侑「みんな頑張って!」

 

ミア「ベイビーちゃんは?」

 

侑「え!?」

 

ミア「ベイビーちゃんはどんな人と付き合って、どうゆう恋人になりたいの?」

 

侑「えっと…///」

 

歩夢「誰かな~?」

 

嵐珠「そう言えば、侑と雪はいつ結婚するの?」

 

『嵐珠!』

 

嵐珠「え?」

 

侑「結婚って///…付き合ってもないよ」

 

嵐珠「え!?そうなの!?」

 

歩夢「誰かさんがハッキリしないから」

 

愛「ゆっきーまだ告ってなかったんだ!」

 

しずく「お二人共たまに睦み会う姿見かけるので、もう付き合ってるかと…」

 

果林「侑から告白はしないの?」

 

侑「私から告白されても嬉しくないんじゃないかなって思って…」

 

せつ菜「侑さんらしくないです!私がスクールアイドルをまた始める事ができたのは、大好きを教えてくれた侑さんのおかげなんですよ♪」

 

エマ「スクールアイドルが大好きな侑ちゃん♪」

 

かすみ「同好会でかすみん達を支えてくれて♪」

 

しずく「ピアノも始めて、音楽科に転科もして♪」

 

彼方「たくさん大好きを見つけて、大切にして、素直に大好きを楽しんでいる♪」

 

侑「みんな…」

 

歩夢「侑ちゃん、ゆー君の事大切にしてあげてね♪」

 

侑「でも!歩夢も!」

 

歩夢「ゆー君小さい頃から侑ちゃんの事好きだから…」

 

侑は少し嬉しく、悲しい感情が混ざった表情をした。

 

歩夢「侑ちゃんがバスケの試合観に行けなかった時も、ゆー君が入院してお見舞いに行けなかった時もゆー君落ち込んでいて、侑ちゃんが来たらとっても喜んでいたから…ゆー君に聞かなくても分かるよ」

 

侑「歩夢…」

 

彼方「この前、部室で雪君寝てるとき『侑…侑…』って言ってたし」

 

ミア「最近なんか、音楽室に来て『侑居る?』って聞いてくるし」

 

かすみ「それ!かすみんも言われた!」

 

歩夢「私もこの前、ゆー君の部屋に行ったら『侑は?』って聞いてくるし」

 

愛「愛されてるね!愛さんだけに!なんつって!」

 

しずく「愛先輩…侑先輩が笑って気絶しそうです…」

 

~数分後~

 

侑「落ち着いた」

 

璃奈「良かった」

 

歩夢「話し戻るけど、私は大丈夫だよ♪侑ちゃん♪」

 

侑「ありがとう歩夢!」

 

歩夢「ありがとう侑ちゃん!」

 

侑、歩夢

「「これからもよろしくね!!」」

 

侑「これ前も言ったね♪」

 

歩夢「二回目だね♪」

 

せつ菜「侑さん…スクールアイドル、音楽…今度は雪さんに『大好き』をぶつけてください!」

 

侑「ありがとうせつ菜ちゃん!!」

 

雪「お風呂終わった~」

 

侑「雪!ちょっと来て!」

 

雪「あっ!ちょっと!」

 

『行ってらっしゃい!』

 

侑は雪の手を掴み、みんながいつも練習している屋上に来て2人でベンチに座った。

 

雪「急に何?」

 

侑「ごめね…でも、雪に今伝えたいから…」

 

雪「何?」

 

侑「私達っていつ出会ったっけ…」

 

雪「保育園?幼稚園だったかな…?それがどうしたの?」

 

侑「小さい頃からずっと一緒にいて、ずっと雪の事見てきて…」

 

雪「侑?どうしたの?」

 

侑は突然立ち上がり、雪の前に立った。

 

侑「私ね…雪の事!!!」

 

その瞬間侑の後ろから大きな花火が打ち上がった。花火の光で照らされながら少し涙を浮かべいる侑の言葉を雪は一言一言心にしっかりと包み込むように受け取った。

 

~次の日~

 

かすみ「これで合宿は終わりです!皆さんお疲れ様でした!」

 

合宿が終わりそれぞれ帰路へ着く。

 

歩夢「侑ちゃんあの後どうなったの~?」

 

侑「え!?あっ…///」

 

雪「俺先帰るわ!」

 

侑「雪待ってー!」

 

歩夢「侑ちゃん一緒にお話ししようね♪」

 

~数日後(部室)~

 

雪「みんなどうしました…?」

 

歩夢「次はゆー君とお話ししようと思って♪」

 

雪「侑から聞いてないの?」

 

歩夢「侑ちゃんからは全部聞いたけど、ゆー君からも聞きたいから♪」

 

雪「なんでだよ!」

 

かすみ「いいじゃないですか!雪先輩視点も聞きたいです!あの後何したんですか~?」

 

エマ「返事はなんて言ったのかな~?」

 

ガラガラ

 

雪「あ!侑!」

 

ミア「ベイビーちゃん今は…!」

 

嵐珠「事情聴取中よ!」

 

侑「音楽室行かなきゃ…」

 

ガラガラバンッ!

 

雪「侑ー!」

 

しずく「まぁまぁ先輩お茶でも飲んで下さい♪」

 

雪「ありがとう」

 

彼方「彼方ちゃんが作ったんだぜ~」

 

雪「美味しい!…実はあの後ねぇ~…やべ!」

 

雪は咄嗟に手で口を塞いだ。

 

栞子「璃奈さんが作った『聞かれたことは何でも言ってしまう薬』をそのお茶に混ぜておきました♪」

 

愛「りなりーナイス!」

 

璃奈「璃奈ちゃんボード「ブイ!」」

 

果林「もう逃げられないわよ!」

 

せつ菜「全部言って楽になりましょ!」

 

歩夢「ゆー君」

 

『あの後どうなったのかな~?』

 

その後部室で数時間に及ぶ事情聴取が行われた。

 

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