デュエルが終わり、講義室に場所を移して講義を始める。とは言っても今日はデュエルもやったし20分程度の心構えを説く時間だ。更に講師の人達も呼んでいる。さあ始めようか。
「LDS生の頭が悪すぎる」
「頭から罵倒で始まるのマジ?」
「教育者として最悪だね」
何やら文句を垂れるだけのぼんくらが口を開いているが、気にせず進める。構ってたら時間ない。
「このいかにも『自分が世界最強ですから』と他人を見下すようなにやけ面が止まらないこれらは天下のレオコーポレーションが経営するデュエル塾『レオデュエルスクール』の塾生であり、そのタクティクスは舞網市ならトップクラスに入ります」
「今度は手のひら返しでほめて来たわね」
「なんか喋り方動画で見たことあんな」
「更にこの塾の講師も世界中から腕利きのデュエリストを集め、教育環境としては申し分ありません」
「マルコ先生、腕利きですって」
「い、いやぁ……」
マルコ氏も照れながら頭を掻いている。さあおべっかはここまでだ。
「しかし、そんなLDSにも一つだけ欠点があります。それは
基準が低すぎるという事です」
「「「は?」」」
「どれだけ舞網市の中で強い塾に入っていると言っても、所詮中学生や高校生のお遊びデュエル。舐めプや煽りプレイが横行して戦術なんてものは存在しませんカードパワーで殴るだけです」
「てめッ!」
「言わせておけば!」
「その証拠に先のデュエルでは簡単なロックや制圧に何の対応も出来ていませんでした」
言ってしまえば、この世界のカードプールでもヴェーラーもあればうさぎだってある。うららも探したらあったし増Gもあった。特に禁止されている訳でもない。それを入れずに敗北して文句を垂れるのはファンデッカスと同じだ。とれる択を自ら捨ててしまえば、それは自殺と変わらない。どうぞ大回転してくれと言っているようなものだ。
「そして正直な話、デュエルタクティクスに至っては我が遊勝塾の方が俄然上というのは先程のデュエルで証明されています。このままいけば、舞網チャンピオンシップでは遊勝塾のおやつになる事は間違いありません。
それが小さな箱庭でイキリ散らかしているピエロ、LDS生です」
LDS生は何か言おうとするも、あのデュエルを見た後では何も言えなくなったんだろう。講師たちも自分のデュエルに思い当たる節があるのか、さて、切り替えていこうか。
「まあ何が言いたいかって言うと、自分は強いって思ってるやつは実はそこまで下のやつと大差はない。なんなら俺のとこにいるジュニアの方がまだ良い動きが出来る」
ここでもう少し全員を落とす。自分たちは小学生よりも下だと思わせる事でふるいにかける。万が一にも
「講習するには覚悟しろ。最後まで付いてこられたら阿呆みたいに強くなるが、お前らの積み重ねた常識は殆ど否定する。驕るなら今すぐドロップアウトだ」
精々強者のプライド、見せてくれよ?
yscの情報が出て行きたくなった男です。