ARC-Vに転生したが   作:火壁

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罪宝ストーリー面白いよね。

え?更新まで長い?そのくせストーリー進んでないって?……許して(懇願)


舞網チャンピオンシップ開幕だ(警備員)!!

 あれから日にちも経ち、ついに舞網チャンピオンシップ当日となった。意識が高い故か、スタジアムには朝早くからLDSで俺の講義を受けた沢渡他数名が集まり、俺からの激励を待っていた。

 

「……遂にこの日が来た」

 

 俺は夢を掴む彼らに、そして俺に向かい言葉を紡ぐ。

 

「最初は百を超える者達が俺に教えを乞い、実に9割以上が去っていった。その中には俺の教えを過ちと宣う者もいた。諸君に問う。俺の教えに過ちはあったか?」

 

「「「ありませんでした!!!」」」

 

 各々使う技術は異なれど、応用をきかせられる知識は教えた。相手に対応出来れば、それだけでもこの世界では決着への布石になる。ソースは俺(一時期めっちゃきた挑戦者のエース出すルート潰してたら一気に来なくなった)

 

「なら良かった。敵を知り己を知れば百戦危うからず。君たちが使う技術、相手が使う技術、理解するだけでそれが相手への致命となりえる。逆に自分の弱点を理解していれば、それを補う、或いはそこを突かれないように立ち回る事もできる。その知識は少なくとも諸君を勝ちへ導いてくれるだろう」

 

 俺は一呼吸置いて子供らへ語り続ける。もうすこしだから我慢してな。

 

「諸君は強くなった!全力で戦え。一番の敵は遊勝塾だ。何せ俺が手ずから育てた集団、実力はお前達より上と見ろ。侮るな。お前達に出来る事は奴等も出来ると思え」

 

「「「っ……」」」

 

 自分達は最強ではない。それを理解させられ、自尊心をへし折られた彼らには、新たな敵という存在が不安要素となったんだろう。

 

「へっ!何を言うかと思えば、そんな事は百も承知だぜ!」

 

「「「!!」」」

 

 まあ、この男(沢渡シンゴ)にはモチベーションにしかならないんだが、本当に使いやすいなこいつ。皆も沢渡の啖呵に乗って士気を上げている。

 

 ………………こいつらを戦争の道具にするつもりなんだよな。

 

「さあ言いたい事は言った。これで本当に最後だ。

 

 

 

 

 

 勝ってこい!!!

 

 

「「「はい!!!」」」

 

 俺の一言で各々出場待機室へ向かっていく。と、沢渡だけが残った。

 

「どうした?」

 

「師匠よ、俺は難しい事は分かんねえし、師匠も榊遊矢も他人だ。俺がどうこう言えるもんじゃねえ。

 

 でもよ、二人して浮かねえ顔してるのが気になって仕方ねえんだよな」

 

 ……昔っから勘だけは良いんだよなこいつ。遊矢が遊勝へ持つ感情も言語化出来ずだが当てている。遊馬先生並のカウンセリング能力を持てたらデュエリスト以外の道も選べるな。心理戦にも有用だし。

 

「成程、まあ人は誰だって悩んでいるもんだ。俺だってデッキ構築には悩んでるぞ?次はどうやって相手をワンキルするかとか」

 

「師匠、それ滅茶苦茶質悪いぜ」

 

 多少呆れた様子を見せながら、沢渡も待機室へ向かう。……何とかごまかせたか?と思っている間に遊矢達遊勝塾の皆と権現坂も来たようだ。

 

「敦人にぃ、もう来てたんだ」

 

「敦人さん。なんか久しぶりの感じがするわね」

 

「おう、LDSの生徒を見送りにな。あいつらもやる気満々だったぞ。負けてらんないな」

 

「元より負けるつもりは無い。敦人殿の教えを受けているのなら尚の事」

 

「権現坂はそういうよな。という事だお前等!勝ちに行けよ!」

 

「「「おう/はい!!!」」」

 

 そう言って三人も待機室に移動していく。そして忘れちゃいけない。遊勝塾には小学生もいる事を。

 

「敦人せんせー!今日だよ!!」

 

「俺のデュエルで、皆をシビレさせてやるぜ!」

 

「今日は全力で挑みます!!」

 

 アユ、フトシ、タツヤが改めて俺に話しかける。ジュニアは原作では戦争に参加しなかったが、俺が育て上げた彼らを零児が見逃すかどうか。

 

「よーしよく来たな!皆の活躍もちゃんと聞いてるぜ。3人まとめて6連勝とは、やるじゃねえか」

 

「へへっまあな!」

 

「せんせーが良いお陰だよ!」

 

「特にタツヤ、他2人より遅い入塾だってのに、俺の教えた事をどんどん吸収していく。教え甲斐があったぞ。ジュニアユースに入っても楽しみだな」

 

「ま、まだ早いですよ」

 

 そう言いながらも口元がニヤついている。正直だな。

 

「だが油断は厳禁だ!それで足元を掬われたら元も子もないからな。油断せず行け。以上!!」

 

「「「はい!!!」」」

 

 3人に激励を送り見送る。俺やる事も終えたので俺も自分の仕事を始めんと歩き出す。

 

 更衣室に入り、制服に着替え、指定の帽子を被る。

 

 

 

 

 

 今の俺は警備員だ!おい!呆れんじゃねえ!ちゃんと考えてっから!!

 

 まず、この大会は我がスタンダード次元において、他次元から初めて侵攻される。槍サーの姫ことランサードッグこと脳筋ことセレナと勲章おじさんと邂逅に始まり、バトルロイヤルにはAOF(アカデミアオベリスクフォース)48の参戦。そこから始まるバトルストーリー……対策というか、布石は打つべきだよねって事で戦力を配置。志島北斗がカード化されるのは原作であったからまずは彼のカード化を退ける。尤も、それまではまず暇だし、赤馬零児からもそれまでは遊矢達のデュエルを見ていても良いと許可を得ている。

 

 着替え終わり、丁度選手入場の時間になったので俺も観客席に行く。丁度近くに塾長と遊矢のお母さんもいたので塾長の隣に座る。

 

「おお敦人!お前こっちにいても大丈夫なのか!?」

 

「おはようございます。赤馬零児からは許可取ってるんで、開会式は観客席で観ようかなと」

 

「敦人!最近会ってないけど、なんか面倒事に巻き込まれてるみたいだね。身体は気を付けなよ?あんたに何かあったら正人にも申し訳が立たないんだから」

 

「大丈夫ですよ洋子さん。親父に迷惑かける事はしませんから」

 

「「LDSに喧嘩売る(あんな事)やってからそれ言われても信憑性無いぞ/わよ」」

 

「あれぇー?」

 

 おかしい……俺は特に波風立てる事はしていないはず……あっLDSの鼻っ柱へし折って(ジュニアジュニアユース連覇して)ましたねすんません。でも勝てない奴は勝てない奴なりに問題があると思います誘発入れないとか。

 

「あ、おい!もうすぐ始まるぞ!」

 

 塾長が話題を変えてくれる。というより開会式も始まるし、湿っぽい雰囲気を流したかったんだろうか。

 

 

 

 

 

 兎に角、今は遊矢達が勝てるように祈るだけだ。

 

 




青眼新規、作品でも使いてえ……
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