明晰夢の夢日記   作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_

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2023年6月19日夜

俺は夢を見た。


〇△×

 目が覚めた。

 自分は男だった。

 金と車とバイクと家があった。

 家へ帰った。

 

 女が居た。

 知った女だ。彼女だった。

 その後、喧嘩した。

 記憶が朧げだ。

 その後、公園に場面転換した。

 まだ俺は女と喧嘩していた。

 女は木村清美(きむらきよみ)といった。

 それが女の名前なのか、怒っている理由なのかも分からなかった。

 俺は喧嘩の果て、昔ジャングルジムから落ちて死にかけた事をふと思い出した。

 去っていく女を追い抜き、ジャングルジムに登った。

 俺は女の目の前で死んだ。

 

 

 

 俯瞰視点になった。

 ドラマのようだった。

 老婆が車へと歩いていっていた。

 謎の男が老婆の手を、バックドアの開いた車に括り付けた。

 そして車は発進し、引き回された。

 老婆は木村清美だった。

 目の前で俺が死んだ事を悔いて、「痛めつけてください」「ごめんなさい」と謝っていた。

 人々はそれを何も気にせず生活していた。

 「飯田市」に付いた。元いた場所は「鈴原市」と言うらしい。

 車は止まった。

 何故か木村清美という老婆は「俺」になっていた。

 車から人が降りてきた。

 「自由に生きなさい。ただし飯田市から出ては行けないよ」と言われた。

 俺は「鈴原市で生きたい」と言った。

 しかし、体に取り付けられたブザーが飯田市から出たら俺を「なにか」が捕まえに来るらしい。

 場面転換した。

 そこは畳の部屋だった。

 俺は「なにか」に捕まったんだと何故か理解した。

 最低限の服と、お守りを1つと、ルールを聞かされた。

その1、人権は無いこと。その2、無駄に声を出さないこと。その3、何かあったらすぐ殺すこと。

 夜になった。

 壁にあった大量の襖のひとつが開いた。1畳分の広さの部屋?から額に「〇」の記号が書いた紙を付けられた男が出てきた。

 先程のルールをもう一度聞かされた。そして、誰かを呼んだ。

 真ん中の襖が開いた。

 そこには、足が異常に小さく変形した、額に「△」の紙を付けられた太った外国人男性が居た。

 器用に両手で出てくると、「何か一つを差し出せ」と言われた。

 俺はお守りを渡した。

 満足そうに帰って行った。

 周りからは「差し出したぞ」と小声で言ってるのが聞こえた。

 

 そこで俺は夢であることに気付いた。

よくある明晰夢だと思った。

面白い夢だと思った。

俺は目覚めず、夢の続きを見ることにした。

 

 俺は自分の部屋へ戻った。

外からは、いつも寝る時に聞いているYouTubeの音が聞こえる。ゆっくり実況だ。

 ふと足元を見ると、視界が無限に広がる感覚がした。1畳しか無かった部屋は大広間になった。高さは変わらなかったが。

 俺は外から流れてくるYouTubeの音を聞きながら、「寝る前の自分」の事について考えていた。

 そういえば何時だったろうか。6時に薬を飲んだな。7時頃、酷い金縛りにあったなと色々考えていた。

 その後、記号の意味を考えた。最初の男は〇だった。小さな足の外国人は△だった。ちらりと見た他住人の頭には×が書いてあった。

 ここは刑務所か、奴隷施設だと仮定すると、〇は監査役、△は仕事の出来ない人、×は仕事をする人だと思った。

 俺はなんとか〇になりたいと思った。

 外からの音が止んだ。不思議に思い、酷く(すすき)れた襖の堺から外を見ると、誰かと目が合った。どうやら夢は夜から朝になったらしい。

 外に出ると、最初にいた広間で何人かが体操をしていた。

 俺は「そういえば何かあったら殺されるんだな」と思った。

 俺はするりと外へ出ると、無言で刑務官?に頭を下げた。夢だとわかっていたから、突き付けられた拳銃も怖くなかった。

 刑務官?は困惑していた。それから俺を拷問すると言い出した。殺すには惜しいと思ったらしい。

 俺は保健室のような場所に連れていかれ、腕の毛を見られた。

 「濃いな。珍しい。これで捨てられたんだな」そう言って、刑務官?は俺の腕を冷やし、薬を塗り、毛を1本抜いた。痛くなかった気もするし、痛かった気もする。

 それを何度か繰り返し、俺は開放された。

 

 その後はよく覚えてない。

 仕事をした気がする。俺は×だった。

 ただ最後に、横になってあの(すすき)れた襖を前に、外から聞こえてくるYouTubeの音を聞いていたら、背後から肩を捕まれ振り返らせようとされた。

 俺は何故か「振り向いてはいけない」と思った。

 反抗した。

 反抗して、反抗して、このままではいけないと思い、襖を開いた。

 

 

 

 目が覚めた。

 いつものベットの上だった。

 さっきまで夢で聞いていたYouTubeと全く同じ動画の音が聞こえる。

 汗はかいていなかった。

 扇風機の風の音とYouTubeから流れるゆっくり実況のゆっくりの声と、朝の電車の音が聞こえた。

 

 何故あんなに「振り向いてはいけない」と思ったのか、俺には分からない。

 夢はそういう物だと俺は結論付け、俺はスマホから未だ流れるYouTubeの動画を止め、ハーメルンを開いた。

 

 時計は8時を指していた。




良く明晰夢を見ます。
今日はとても深い?浅い?明晰夢でした。
いつでも目が覚められる明晰夢でした。
見てやろうと思い、途中からは夢を楽しんでいました。
最後だけ、恐ろしく感じ、慌てて目を覚ましました。
良くある夏の、1つの明晰夢でした。

夢って怖いですね。

タイトルの「〇△×」は、目が覚めた後頭に強く残った印象だったので、そのままタイトルにしました。
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