転生したグリードがスライムと相棒になった件   作:バンドリーマーV

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OP「Nameless Story」寺島拓篤

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(♪「オーズ・ザ・ストーリー」)

大賢者:告。前回までの三つの出来事を纏めます。

一つ。鳥のヤミーの出現に驚愕するゴーダですが、見事撃破し、負傷した牙狼に『ゴーガ』の名を与えることで、回復させました。

二つ。リザードマンの首領側近と邂逅したマスターとゴーダは、彼女の願いを聞き入れ、共闘を決めました。

そして三つ。オーク軍に挑むガビルは、オークロードの真の恐ろしさを知ることになります。

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(♪「カウント・ザ・メダルズ」)

大賢者《告。カウント・ザ・メダルズ。現在、個体名:ゴーダ・テンペストの使えるメダルを確認します》

ライオン、トラ、チーター

クワガタ、カマキリ、バッタ

サイ、ゾウ



13 大激突

 

ゴーダ「ただのお調子者かと思いきや…」

 

リムル「なかなか根性あるじゃないか」

 

 

ゴーダとリムルは、上空からガビルの戦いを見ていた。ガビルは仲間の身を案じながら、圧倒的に格上のオークジェネラル相手に粘っている。

 

リムルは蝙蝠の翼、ゴーダは蝙蝠の翼を広げているが、どういう経緯かと言うと、少し前に遡る。

 

 

ゴーダ「それ便利そうだな」

 

リムル「あぁ、捕食した蝙蝠の部分的な擬態だよ」

 

 

出陣前、リムルの翼を見たゴーダが…

 

 

ゴーダ「そうだ、俺だってハチのメダルが入ってんだから、羽根ぐらい出せるんじゃね?」

 

 

試しに意識を集中させ、背中に魔素を集めるようにイメージする。

 

 

《告。ユニークスキル《具現化(CLAWs)》を獲得しました》

 

ゴーダ/リムル「「ん?」」

 

リムル「今の声《大賢者》か?」

 

大賢者《否。《世界の言葉》です》

 

ゴーダ「おわっ!?」

 

 

ゴーダの背中に、巨大なハチのハネが現れた。

 

 

ゴーダ「新しいスキルか…?おぉ、飛べた。成功だな」

 

リムル「んなあっさり!?」

 

ゴーダ「お前もけっこうあっさりスキル獲得してたろうが」

 

 

というわけである。そして現在。

 

 

ゴーダ「そろそろガビルがヤバいな。助太刀してやるか」

 

リムル「あぁ。みんな、出番だ!」

 

 

 

 

 

ゴブタ「──ハァッ!」

 

ガビル「そなたは…!」

 

 

ゴブタが《影移動》でガビルを救出、更にランガとゴーガが並んだ。

 

 

ランガ「我が名はランガ。リムル様の命により、助太刀に来た」

 

ゴーガ「私はゴーガ。ゴーダ様より命を受けた。加勢しよう」

 

 

更に…

 

 

『『『グァアアアッ!?』』』

 

 

ベニマルが放った黒い炎で、オーク達が次々と焼き尽くされる。

 

 

『な、何者だ…!』

 

ベニマル「覚えてないか。酷いなぁ、里を食い散らかしてくれたじゃないか」

 

『!そのツノ、まさかオーガか!?』

 

ベニマル「どうかな?今は少し違うかもしれないな」

 

ハクロウ「いよいよじゃな」

 

シオン「この機会を与えてくださった、リムル様とゴーダ様に感謝を…!」

 

 

鬼人達により、オーク達が次々と蹴散らされる。

 

 

ランガ「オォオオオオオオンッ!」

 

 

テンペストスターウルフに進化したランガが、天候すら操る《黒雷嵐(デスストーム)》を発動、嵐と雷で、オークジェネラルと多くの敵兵を薙ぎ払う。

 

 

ゴーガ「私もランガ様に続くぞ!オォオオオオオオンッ!」

 

 

ゴーガも《疾走(アクセル)》のタイヤで加速し、オーク達を次々とはね飛ばした。

 

 

リムル「え~…何これ…」

 

ゴーダ「俺もそろそろ行くか…変身!」

 

《ライオン!トラ!バッタ!》

 

 

ゴーダは変身し、地上に降りていった。同じ頃、リザードマンの本拠地では、ソウエイがリザードマンの首領達を救出していた。

 

 

 

 

 

(♪「オーズ・ザ・ストーリー」)

 

 

オーズ「フッ!オラォッ!」

 

 

ライオンヘッドの光で敵兵の目を眩ませ、メダジャリバーで敵兵を斬り裂いていたオーズは、メダルを交換する。

 

 

《クワガタ!トラ!バッタ!》

 

オーズ「デアッ!」

 

 

クワガタヘッドから電撃を放ち、数体纏めて吹き飛ばす。

 

 

《クワガタ!トラ!チーター!》

 

オーズ「フッ!オラッ!セイヤァッ!」

 

 

チーターレッグで加速し、トラクローで次々とオーク達を蹴散らしていくが、敵兵が多過ぎる。

 

 

オーズ「キリがねぇな…だったら、解禁といくか…!」

 

《クワガタ!カマキリ!バッタ!》

 

《ガ~タガタガタ・キリッバ・ガタキリバッ!♪》

 

 

オーズはガタキリバコンボに変身した!

 

 

 

 

 

(♪「Got to keep it real」)

 

 

オーズ「フッ…!」

 

 

オーズは次々と分身していく…!

 

 

リムル「へっ!?」

 

『な、何ぃっ!?』

 

オーズ「「「オォオオオオッ!」」」

 

 

無数のオーズ達が、カマキリソードを構えて飛び出し、次々と敵兵を蹴散らす。

 

 

()()()()()()()()()()()()

 

オーズ「「「セイヤァアアアアッ!!」」」

 

 

無数の分身体によるガタキリバキックで、オーク達は次々と大爆発に飲まれた…!

 

 

リムル「いや無茶苦茶過ぎるだろぉッ!?」

 

オーズ「お前に言われたくねぇわ最強スライム」

 

 

 

 

 

(♪「バース バトル」)

 

 

ウツロ「お兄ちゃんも暴れてるねぇ。じゃ、私も暴れちゃおっかな」

 

 

ウツロは剣を構える。オーク達が襲いかかるが…

 

 

ウツロ「遅い」

 

『『『グァアアアッ!?』』』

 

 

ウツロはシズ譲りの剣技で、次々と斬り伏せる。

 

 

ウツロ「しかし数だけはいるね…一気に片付ける」

 

 

ウツロは胸から飛び出したメダルを掴み、腰に現れたドライバーにセットする。

 

 

ウツロ「──変身」

 

《セイウチ!シロクマ!ペンギン!》

 

 

メダルを装填し、ハンドルレバーを回転させる。

 

 

《ウ・ツ・ロ~・ウツロ・ウ・ツ・ロ~…!》

 

【挿絵表示】

 

《──ギンシロセイ!》

 

ウツロ「──フッ!」

 

 

変身したウツロは、メダジャリバーで敵を切り裂く。

 

 

ウツロ「……」

 

 

メダルの順番を入れ替え、レバーを回す。

 

 

《ペンギンキャノン!》

 

 

ウツロの胸部に、ペンギンの意匠を持つバズーカ砲が装備される。

 

 

《ペンギン・コアバースト!》

 

ウツロ「──シュートッ!」

 

 

放たれた冷凍光線で、オーク達は凍り付き、砕け散った。

 

 

オーズ「あいつも大概だな…」

 

リムル『いたぞ、オークロードだ』

 

オーズ「ついにお出ましか」

 

 

上空のリムルが、オークロードを発見した。

 

 

オークロード『腹が減った…何でもいい…食いたい…!』

 

 

 

 

 

その時。

 

 

リムル「うおっ!」

 

 

何者かが、猛スピードでオークロードの前に着地した。

 

 

「貴様ら!このゲルミュッド様の計画を滅茶苦茶にしやがって!」

 

ゴーダ「何だこの小物臭い野郎…ん、ゲルミュッド?」

 

ウツロ「何度も聞いた名前」

 

ゲルミュッド「もう少しで俺の手足となる新しい魔王が誕生したというのに!」

 

ベニマル「魔王…!?」

 

ゲルミュッド「だから名付けをしまくった!種を育てるためにな!」

 

シオン「そのために我らの村にも来たというのか…ッ!」

 

ガビル「げ、ゲルミュッド様、どうしてここに…!」

 

ゲルミュッド「役立たずが!貴様もオークロードの糧となれ!俺とあのお方のために!」

 

リムル「あのお方…?」

 

ゲルミュッド「死ねぇッ!」

 

「「「うわぁああっ!」」」

 

 

ゲルミュッドの攻撃から、部下達がガビルを庇った。

 

 

ガビル「お前達ッ!?」

 

「ガビル様が、無事で…」

 

「よかった…」

 

ガビル「…!うわぁああッ!」

 

 

ガビルが悲痛な叫びを上げる。

 

 

ゲルミュッド「デスマーチダンスッ!」

 

 

ゲルミュッドが魔法で無数のエネルギー弾を放つが…

 

 

リムル「フッ!」

 

オーズ「ヌンッ!」

 

 

リムルは《捕食者》でエネルギー弾を食らい、オーズはクワガタヘッドの電撃でエネルギー弾を撃ち落とした。

 

 

リムル「回復薬だ。部下達に使ってやれ」

 

ガビル「!かたじけない…!お前達、しっかりしろ…!吾輩のために、こんな!」

 

 

ガビルはリムルから貰った回復薬で、部下達を治療する。

 

 

リムル(気に入ったよ、ガビル)

 

ウツロ「ほい」

 

ゲルミュッド「ぎゃあっ!?お、俺は上位魔人だぞぐへぇっ!?」

 

 

ゲルミュッドはウツロの氷で拘束され、蹴り飛ばされた。

 

 

ゲルミュッド「ひぃいいっ!?俺を助けろオークロード!いや『ゲルド』よ!」

 

『む…』

 

 

『名』を呼ばれたオークロードが反応する。

 

 

ゲルミュッド「ノロマが、ようやく動いたか…!フハハ!こいつの強さを──」

 

 

ゲルドはゲルミュッドの首をはねた。

 

 

ゴーダ「…おいおい、食ってやがる」

 

 

ゲルドはゲルミュッドの死体を食らい、禍禍しいオーラに包まれる。

 

 

大賢者《個体名ゲルドの魔素量が増大。魔王種への進化を開始します》

 

リムル/ゴーダ「「魔王…!?」」

 

大賢者《個体名ゲルドは、豚頭魔王(オークディザスター)に進化完了しました》

 

ゲルド『俺はオークディザスター、ゲルドッ!この世の全てを食らう者!食わせろぉおおッ!!』

 

 

 

 

 

──その様子を、遥か上空から、何者かが見下ろしていた。

 

 

『その欲望…解放しなよ』

 

 

何者かは、1枚のセルメダルを、ゲルドに向かって投げつけた。

 

 

ゴーダ「ん…?…!」

 

ウツロ「今の気配…あっ!」

 

 

ゲルドにセルメダルが投入される。

 

 

ゲルド『!ヌォオオオオッ!』

 

 

スキル《ウエルモノ》によるあまりに強大な欲望に反応し、ゲルドから大量のセルメダルが放出され、卵を形成する。

 

 

『『クワセロォオオッ!』』

 

 

卵から、巨人のような白ヤミーが生まれた!

 

 

リムル「何だぁっ!?」

 

ゴーダ「ヤミーだと!?やっぱり、俺以外のグリードがいるッ!しかも、卵から生まれたってことは…!」

 

『『クワセロ…クワセロォッ!!』』

 

 

巨大白ヤミーは、リムル側の戦力を滅茶苦茶に攻撃する。

 

 

オーズ「チィッ…!ウツロ!ゴーガ!奴は俺達で相手するぞッ!」

 

ウツロ「分かった」

 

ゴーガ「承知!」

 

ベニマル「オークディザスターは俺達が!」

 

 

ゴーダ達は、それぞれの敵に立ち向かった。

 

 

ED「Another colony」TRUE

 

 

 

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