転生したグリードがスライムと相棒になった件 作:バンドリーマーV
OP「メグルモノ」寺島拓篤
(♪「オーズ・ザ・ストーリー」)
大賢者:告。前回までの三つの出来事を纏めます。
一つ。マスターとゴーダは、激戦の末、オークディザスターに勝利しました。
二つ。『ジュラの森大同盟』が成立し、マスターとゴーダが二大盟主となりました。
そして三つ。ドワーフの英雄王ガゼルとの手合わせをを経て、ドワーフ王国ドワルゴンとの同盟が成立、国家名が『ジュラ・テンペスト連邦国』と決まったのです。
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(♪「カウント・ザ・メダルズ」)
大賢者《告。カウント・ザ・メダルズ。現在、個体名:ゴーダ・テンペストの使えるメダルを確認します》
ライオン、トラ、チーター
クワガタ、カマキリ、バッタ
サイ、ゴリラ、ゾウ
シャチ、ウナギ、タコ
リムル「ベスター、よろしくな」
ガゼル「ベスターよ。ここで研究に励むがよい」
ベスター「はい…!今度こそ、ご期待に応えてみせます…!」
かつてドワルゴンで、リムルやカイジンと一悶着あった、元大臣にして研究者でもあるベスターが、改心して謝罪、リムルとゴーダの部下になった。そんなある日。
ゴーダ「──ッ!何だっ!?」
リムル「ヤバい、何か来る!」
とてつもなく強大な力を感じ、二人は走る。
「「ッ!?」」
何かが物凄い勢いで、二人の前に着地した。
「な~はっはっはっ!私はミリム・ナーヴァ!魔王なのだ!」
リムル/ゴーダ((魔王かよ!?))
ピンク髪のツインテールが目立つ少女…魔王ミリムが現れた。
ミリム「お前達がこの町で一番強そうだから、挨拶に来てやったのだ!」
ゴーダ(ヴェルドラに匹敵する覇気…!これが魔王か…!)
リムル「は、初めまして…この町の二大盟主の一人、リムルです」
ぷにぷに突っつかれながら自己紹介するリムル。
ゴーダ「もう片方が俺、ゴーダだ」
ミリム「ほう!で、その姿が本性か?ゲルミュッドを圧倒した銀髪は変化したものか?」
リムル「全部知ってるわけね。これですか?」
リムルは人間態になる。
ミリム「おぉ!やはりお前か!」
ゴーダ「で、何の用だよ」
ミリム「ん?挨拶に来ただけだぞ」
リムル/ゴーダ((それだけかよ!?))
シオン「覚悟ぉっ!」
《シロクマ・コアバースト!》
ウツロ「あらよっと」
リムル/ゴーダ「「えぇっ!?」」
現れたシオンと仮面ライダーウツロがミリムを攻撃し、ランガとゴーガがリムルとゴーダを背に乗せて走り出した。
ゴーダ「お、おいゴーガ待て!」
ゴーガ「待てません!相手はあの魔王ミリムなのですよ!?」
ソウエイ「フッ!」
ベニマル「ヘルフレアッ!」
ソウエイが《粘鋼糸》でミリムを縛り上げ、ベニマルが黒い炎を撃ち込むが…
ミリム「フハハ!なかなかの攻撃だ!」
ミリムは無傷で現れ、覇気だけで全員を吹き飛ばした。
ゴーダ「だぁあッ!もう見てらんねぇッ!」
ゴーガ「あ、ゴーダ様!?」
ゴーダはハチのハネを背中に具現化し、飛び上がる。
ゴーダ「変身ッ!」
《シャチ!ウナギ!タコ!》
《シャ・シャ・シャウタ!シャ・シャ・シャウタ!》
ゴーダはオーズシャウタコンボに変身し、ミリムに向かっていく。
ミリム「おぉ!オークディザスターとの戦いで見せた姿か!」
オーズ「喰らえッ!水刃乱れ雨ッ!」
オーズは無数の水刃をミリムに降り注がせた!ミリムは次々と弾いていくが…
ミリム「おっ?」
その隙に、オーズはウナギウィップで拘束、凄まじい電流を流す。
ミリム「おぉ、さすがに強いな!」
オーズ「全く魔王ってのは…!」
《スキャニングチャージ!》
オーズ「セイヤァアアアッ!」
オーズはオクトバニッシュを放つ。
ミリム「そりゃあっ!」
ミリムは拳にエネルギーを集め、オーズのキックと正面からぶつけ合う。
オーズ「グァアアッ!」
「「「ゴーダ様!」」」
押し切られたゴーダは、変身を解除された。
リムル「ゴーダ、大丈夫か!回復薬だ!」
ゴーダ「わりぃ…アイツ、本物だぞ…」
リムル「あとは俺がやる。考えがあるからな」
ゴーダ「分かった…」
そして…
ミリム「なんだぁっ!?こんな美味しいもの食べたことないのだっ!」
リムル「俺の勝ちと認めるならもっとくれてやるぞ!」
ゴーダ「蜂蜜かよッ!?」
リムルは蜂型魔獣の蜂蜜で釣る作戦に出た。
ミリム「ひ、引き分けでどうだ!今後お前達に手を出さないと約束するぞ!」
リムル「よし!」
ゴーダ「それでいいのか魔王よ…」(汗)
ミリムを連れて帰路につく一行。
ミリム「なぁお前達、魔王になろうとか思わないのか?」
ゴーダ「いや思わねぇよ」
リムル「同感だ、めんどくさい」
ミリム「え、だって魔王だぞ?かっこいいだろ、憧れたりするだろ!?」
「「別に」」
ミリム「え!?」
「「え?」」
リムル「魔王になったらなんかいいことあるのか?」
ミリム「強い奴が向こうから喧嘩を売ってくるのだ!楽しいぞ!」
リムル「間に合ってるし興味ない」
ミリム「ま、魔人や人間に威張れるぞ!」
ゴーダ「俺パス」
ミリム「何故だ!?」
ゴーダ「その手の話とは縁を切った」
ミリム「ん~?よく分からんが、お前面白いな!」
ゴーダ「そうかよ。お前は退屈そうだな」
ミリム「ぬおっ…!」
((図星か))
ミリム「お前達魔王になるより面白いことしてるのか!ズルいぞ!私も仲間に入れるのだ!」
リムル「分かった分かった。代わりに今度からリムルさんゴーダさんと呼べよ」
ミリム「逆なのだ!お前達がミリム様と呼べ!」
リムル「ならお前をミリムと呼ぶから、お前もリムルと呼べ」
ゴーダ「俺もゴーダでいい」
ミリム「分かった、しかし特別だぞ!私をミリムと呼んでいいのは、仲間の魔王だけなのだ」
リムル「はいはい。じゃあ俺達友達だな」
ミリム「う、うむ!」
ゴーダ「ま、よろしく頼むわ」
ミリム「うむ!よろしくなリムル、ゴーダ!」
ガビル「ぎゃああああっ!」
リムル/ゴーダ「「ガビル~っ!?」」
ミリムの正体を知らず、うっかりちびっ子呼ばわりしたガビルがぶっ飛ばされた。
ミリム「今は機嫌がいいから、これで勘弁してやるのだ!」
リムル「すぐに手ぇ出すなよ」
ミリム「むう…」
ガビル「こ、こちらの方は…?」
リムル「あぁ、魔王ミリムだよ」
ガビル「魔王ですとぉおっ!?」ガーン!!
ゴーダ「この反応が普通なんだろうな」
そしてもう一人。
フラメア「えぇええっ!?ま、魔王ミリム様…!?」
ゴーダ「落ち着けフラメア」
たまたま来ていたフラメアが、青い顔でガタガタ震えていた。
ミリム「ん~?」
フラメア「ひいっ!?」
ミリムがフラメアをじ~っと見ている。
ミリム「なんだか不思議な匂いのする娘なのだ…な~んかどっかで覚えがあるような…」
フラメア「あ、あの、えっと…?」
ミリム「ま、いいのだ!」
ミリムは町の様子を見に行った。
ゴーダ「何だったんだアイツ」
フラメア「こ、腰が抜けそうですぅ…」
ゴーダ「それが普通だ。ん、その服は…」
フラメア「あ、はい!これ、シュナ様が私の為に仕立ててくださったんです!」
ゴーダ「そうか。よく似合ってる」
フラメア「あ、ありがとうございましゅっ!」(///)
そして、ミリムは客人としてテンペストに滞在することになった。
ミリム「私達、マブダチだな!」
リムル「ま、マブダチだな!」
ゴーダ「お、おう…」
ミリムはリムルとゴーダの腕を掴んで笑っていた。
ED「リトルソルジャー」田所あずさ