転生したグリードがスライムと相棒になった件   作:バンドリーマーV

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魔王誕生編10 Mirage Mirror

 

リムルvsミリム、ゴーダvsロストを中心に、激戦が繰り広げられる。

 

 

ベレッタ「ラミリス様、私も戦いたく存じます」

 

ラミリス「よし…!ギィ!私もリムルとゴーダに付くから、うちのベレッタも参戦を…」

 

ギィ「ダメだ」

 

ラミリス「なんでさ!」

 

ギィ「魔王同士の戦いに従者が混ざるな。それにあいつらの戦いだろ」

 

ラミリス「ミリムは戦ってんじゃん!」

 

ギィ「あいつには考えがあるんだろう」

 

ラミリス「それじゃあ私が何も考えてないみたいじゃん!?」

 

ギィ「違うのかよ?それに、お前の従者は誰に忠誠を誓っているんだ?もう一人はお前を守ることに全力だが、もう一人は違うな」

 

ベレッタ「…確かに、我は主を天秤にかけております。マスター及びクリエーターとしてのリムル様、そしてラミリス様。

 

リムル様の願いは、我がラミリス様を守護すること。我もまた、ラミリス様に仕えることを良しとしています。

 

我はリムル様に恩返しをしたいのです。ラミリス様もリムル様を救いたいと願っておりますゆえ」

 

ギィ「ほう…お前が望むからこいつも動く。いい従者だな、ラミリス」

 

ラミリス「でしょ!」

 

ギィ「まぁ、いいけどよ」

 

ベレッタ「感謝します。《原初の赤(ルージュ)》」

 

ギィ「その呼び名はやめろ。お前にもギィと呼ぶことを許す。ただし、今後ラミリス以外の主は認めねぇが、いいな」

 

ベレッタ「ギィ、我は今後全力で、ラミリス様にお仕えします」

 

ギィ「本当にいいのか?」

 

ベレッタ「リムル様とゴーダ様には、我より遙かに強い方々がお仕えしております。それに、我は研究が好きなのです。ラミリス様との研究の日々は、まさに夢のような…おっと、失礼しました」

 

ギィ「一つ聞く。お前の系統は?」

 

ベレッタ「我は末端、グレーターデーモンでした。ですが、我と同系統の者は非常に少ないでしょう」

 

ギィ「数の少ない系統か…そうかよ。どうりで俺を恐れないわけだ。あの系統は、自分勝手で興味本位だからな。そんなお前が自分より強いと認める者がいるのか?それも複数」

 

ベレッタ「我などまだまだです。我の系統の頂点と、更にもう一人…」

 

ギィ「…ふむ。行っていいぜ」

 

 

ギィはベレッタを結界内に送り出した。

 

 

ギィ(お前も動くか、《原初の黒(ノワール)》。もう一人とは、白、紫、黄のうちの誰か…あの二人はさぞ面白い存在なのだろうな。リムルにゴーダか、覚えておこう)

 

 

 

 

 

「「ッ!」」

 

 

攻撃がぶつかった大爆発により、ロストとオーズの距離が大きく開く。

 

 

オーズ「クッ…!」

 

『──助けて…!』

 

オーズ「…!」

 

 

《探求者》から引き継がれた《真願之王》の権能が、助けを求める心の声を聞きつけた。

 

 

ナインヘッド『助けて…!』

 

 

クレイマン配下のナインヘッドが苦しんでいる。戦っていたランガやゴーガも、それに気付いたらしく、攻撃できずにいた。

 

 

オーズ「クレイマンに操られてるのか…ゴーガ、ランガ!横の従魔達を抑えてろ!」

 

「「了解しました!」」

 

 

ゴーガ、ランガが従魔を抑える中、ゴーダはナインヘッドに手を向ける。

 

 

オーズ「《解呪》…!」

 

 

オーズは《真願之王》の権能により、ナインヘッドをクレイマンの呪法から解放する。

 

 

オーズ「…もう大丈夫だ。ゴーガ、こいつを頼む」

 

ゴーガ「かしこまりました!」

 

 

オーズはナインヘッドの頭をなで、ゴーガに託すと、ロストとの戦いに戻った。

 

 

 

 

 

解析でも呪いが発見できないまま、ミリムに応戦するリムル。

 

 

ベレッタ「お待たせしました、リムル様」

 

リムル「待ってたよベレッタ!」

 

 

ベレッタはクレイマン、魔人形ビオーラと2対1のシオンに加勢する。リムルはスライム形態と人間態を切り替えながら戦っていた。

 

 

リムル「隙有り!」

 

ラファエル《告。罠と推定》

 

リムル「ヤバっ…!?」

 

 

ミリムの拳がリムルに迫るが…

 

 

ヴェルドラ「ぐわぁあっ!いきなり何をするぅッ!ひどいでは無いかぁッ!」

 

リムル「ヴェルドラぁっ!?」

 

 

その拳は、何故かいるヴェルドラの後頭部に直撃した。更に…

 

 

フラメア「わひゃあっ!?」

 

ヴェネーノ「あだっ!?」

 

オーズ/リムル「「はぁっ!?」」

 

ルミナス「…む?」

 

 

何故かフラメアとヴェネーノまで、床に転がり落ちた。

 

 

ギィ(あいつは《原初の紫(ヴィオレ)》の眷属か?もう一人はお前か、ヴィオレ)

 

 

 

 

 

フラメア「え、ゴーダ様!?ここって…!」

 

ヴェネーノ「…ワルプルギスの真っ只中だね」

 

フラメア「うそぉっ!?」

 

ラファエル《告。マスターと個体名ゴーダの究極スキル《暴風之王(ヴェルドラ)》の権能に、《暴風竜召喚》があります。個体名ヴェルドラは、召喚経路を自力で逆走して来た模様です。

 

個体名フラメアと個体名ヴェネーノは、個体名ヴェルドラを止めようとして巻き込まれた模様》

 

ゴーダ「何やってんだバカ野郎!」

 

リムル「ていうか何しに来た!?」

 

ヴェルドラ「要件はこれだ!」

 

 

ヴェルドラは一冊の漫画を取り出す。

 

 

ヴェルドラ「カバーと中身が別物ではないか!最終巻にしてこの嫌がらせは悪質すぎるぞ!」

 

リムル「しまった、そういや悪戯したんだった…!」

 

ゴーダ「んなことで二人を巻き込むなバカ!…いや、ヴェルドラならミリムの相手も…!」

 

リムル「よし、最終巻を渡す前に一つ頼みがある!ミリムと少しの間遊んでやってくれ!」

 

ヴェルドラ「ミリム?おぉ、我が兄の一粒種か。よかろう!」

 

リムル「それはどういう…まぁいい、ミリムはクレイマンに操られてるだけだから、絶対に怪我させないようにな」

 

ヴェルドラ「操られ…いやリムルよ、あれは…」

 

リムル「じゃあ頼むぞ!」

 

ヴェルドラ「おい!全く…ではミリムよ、我と少し遊ぼうぞ!」

 

 

 

 

 

ヴェネーノ「さ~て…私達はどうしようか、フラメア?」

 

フラメア「…ここに来た以上、やることは一つ…!私達も戦おう!」

 

ヴェネーノ「そうこなくっちゃね…!」

 

オーズ「お前ら…覚悟は分かった。だが無茶だけはするなよ…!」

 

フラメア「はい!」

 

 

二人はドライバーを装着する。

 

 

《プテラ!トリケラ!ティラノ!》

 

 

フラメアはバースXと同型のドライバーに、映司から託された恐竜メダルをセット。

 

ヴェネーノはバースと同型のドライバーに、指で弾きキャッチしたセルメダルをセットする。

 

紫のメダルのエフェクトが飛び交い、フラメアが掌を開いた左腕を縦に構え、ヴェネーノが拳を握った右腕を横に伸ばし、二人の腕が十字を作った。そして…

 

 

フラメア/ヴェネーノ「「──変身ッ!!」」

 

 

二人はドライバーのレバーを回した。

 

 

─(・)─(・)リ(・)バ(・)ー(・)ス(・)ア(・)ッ(・)プ(・)!(・)

 

R(・)e(・)-(・)b(・)i(・)r(・)t(・)h(・)…(・)!(・) (・)リ(・)・(・)バ(・)ー(・)ス(・)…(・)!(・)♪(・)

 

《エェエックス…!》/《ブゥウウィッ…!》

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

─(・)─(・)テ(・)ィ(・)ラ(・)ト(・)プ(・)!(・)

 

 

フラメア/仮面ライダーリバースX。

 

ヴェネーノ/仮面ライダーリバースV。

 

新たな二人の仮面ライダーが並び立った。

 

 

ルミナス「…!」

 

ギィ「ほう…悪魔の力を身に纏うか。面白い…!」

 

リバースX「自由と平和を一つに…!」

 

リバースV「私達が通るよ…!」

 

「「──邪魔するなッ!!」」

 

 

二人は再び腕を合わせた。

 

 

 

 

 

(♪「バディアップ!」)

https://m.youtube.com/watch?v=Z0os81ov9UM

 

「「──ハァッ!」」

 

 

リバースX、リバースVは同時に飛び出し、ロストの屑ヤミー軍団を薙ぎ倒していく。

 

 

リバースX「ハァッ!やぁあッ!」

 

 

リバースXは愛用のリーフブーメランを投げ、更にメダガブリューを振るい、敵を切り裂く。

 

 

リバースV「フッ…!」

 

 

リバースVはバースバスターの銃撃で、ヤミー達を蹴散らしている。

 

 

《トリケラアーム!》

 

《クレーンアーム!ドリルアーム!》

 

 

リバースXはトリケラトプスを模し、パイルバンカーを備えた巨大な盾、リバースVはクレーンとドリルの合体アームを装備。

 

 

《トリケラ・コアバースト!》

 

「「ハァアアアアアッ!!」」

 

 

エネルギーと共に伸ばしたパイルとドリルが、屑ヤミー軍団を次々と串刺しにし、爆散させていった…!

 

 

リバースX「このまま一気に…!一緒に行くよッ!」

 

リバースV「うっひょ~ッ!燃えてきたぁッ!」

 

 

 

 

 

(♪「バースの悲劇」)

 

 

『セカイヲ…セカイヲォッ…!』

 

 

ワシヤミーは、ロストがユウキの欲望から生み出したヤミー。その巨大過ぎる欲望に自らも振り回され、制御できずに暴走しているが、それでも他のヤミーとは桁違いに強い。だが、ウツロが苦戦している理由はそれ以上に…

 

 

ウツロ(まさか、このヤミーの親は…!)

 

 

察して、動揺してしまったからだ。

 

 

『『ガァアアッ!』』

 

ウツロ「がはっ…!」

 

 

ウツロは鉤爪の一撃を受け、膝を付く。そこに追撃しようと、ワシヤミーが腕を振り上げる。

 

 

リムル「ウツロ!」

 

レオン「ッ!」

 

ラミリス「え?」

 

 

レオンがガタッと立ち上がる。

 

 

ウツロ(まずい…!)

 

 

──その時。

 

 

ウツロ「──ッ!?」

 

 

ウツロの腕が、ウツロの意思とは関係なく動き…凄まじい速さでメダジャリバーを振るい、ワシヤミーを斬りつける。

 

 

レオン(今の動きは…!)

 

ウツロ「…!」

 

 

変身が解除され、ウツロは何かを察する。

 

 

ウツロ「…そっか…」

 

 

その体からメダルが抜け出し、光に包まれる。そして光が収まった時、銀髪は黒髪に戻り…

 

 

 

 

 

シズ「──フッ…!」

 

 

──井沢静江が、目を開いた。

 

 

レオン「…シズ」

 

 

 

 

 

リムル「シズさん…!」

 

シズ「久しぶりだね、悟さん。そして…」

 

 

シズの隣で、ウツロが実体化した。シズに憑依していた時と同じ姿だ。

 

 

シズ「やっと、向かい合って話せるね。ウツロ」

 

ウツロ「シズ…」

 

 

ウツロは俯く。

 

 

ウツロ「…ごめん。覚悟を決めた貴女の時間を、私が欲望から引き伸ばした。それに…私が進化した時、シズも人魔族(デモンノイド)に…人間じゃ、なくなって…」

 

シズ「いいんだよ。貴女がいたから、あの子達が救われる瞬間を、この目で見られた。少しだけ、この世界を好きになれた。

 

この世界のこれからを見届けたいって、思うようになった。

 

貴女は私の欲望の化身。貴女は私を、私の本当の望みと向き合わせてくれた。

 

貴女は私で、私は貴女。もう、切り離せば自分が欠けてしまうほど…私達は、二人で一人」

 

 

シズはウツロに手を差し伸べる。

 

 

シズ「一緒に行こう」

 

ウツロ「──うん…!」

 

 

ウツロはシズの手を取り、立ち上がると、再びシズの体に宿った。

 

 

シズ「……」

 

レオン「……」

 

 

シズは一瞬レオンを見てから、腰に出現したウツロドライバーに、メダルをセットする。

 

 

《セイウチ!シロクマ!ペンギン!》

 

シズ「──変身…!」

 

《ウ・ツ・ロ~・ウツロ・ウ・ツ・ロ~…!》

 

《──ギンシロセイ!》

 

 

 

 

 

(♪「Mirage Mirror」五十嵐大二&カゲロウ)

https://m.youtube.com/watch?v=5pgxdNoItjo

 

 

シズ/ウツロ「「──フッ!」」

 

 

仮面ライダーウツロは、ワシヤミーに向かって飛び出す。

 

 

『『セカイヲォッ!』』

 

 

ワシヤミーは、金色のエネルギー弾を連射するが…

 

 

「「フッ…!ハァッ!」」

 

 

ウツロは全て回避しながら接近し、メダジャリバーで斬りつける。

 

 

「「ハァアアアッ!」」

 

 

力も速さも技量も数段跳ね上がり、ワシヤミーを追い詰めていた。

 

 

レオン「…二人の力が、重なっているのか」

 

《シロクマアーム!》

 

 

巨大な鉤爪で斬りつけ…

 

 

《セイウチレッグ!》

 

 

牙を備えた足装甲を叩き込み…

 

 

《ペンギンキャノン!》

 

「「ハァッ!」」

 

 

光線を直撃させ、全ての装備を纏った。

 

 

 

 

 

リバースX/Vは、中庸道化蓮と似た仮面をつけた、黒いカラスヤミーと戦っていた。

 

 

『『アノカタトトモニ、セカイヲ…!』』

 

 

カラスヤミーが飛ばした無数の黒い羽根の矢が、二人に降り注ぐ。

 

 

リバースV「このヤミーの親はクレイマンだね…!」

 

リバースX「元が誰でも、勝つだけだよッ!」

 

リバースV「そのいきだよ!」

 

《カッターウイング!》

 

 

二人はプテラの翼とカッターウイングで飛び上がり、追撃の羽を避けながら進む。

 

 

《ショベルアーム!》

 

リバースV「よっと!」

 

リバースX「ヤアッ!」

 

 

リバースVがショベルアームでかち上げたカッコウヤミーを、リバースXがメダガブリューで斬りつける。

 

 

シズ/ウツロ「決めるよ!」

 

リバースX「はい!」

 

リバースV「よしきた!」

 

「「「ハァッ!」」」

 

 

三人はベルトのレバーを二回回し、跳び上がる。

 

 

《ギンシロセイ!コアバースト!》

 

 

ウツロは全てのメダル武装を輝かせ…

 

 

《アルティメット・コアバースト!》

 

《アルティメット・セルバースト!》

 

 

リバースX/Vは、それぞれ赤と青の光を纏い、磁力を操って高速旋回、強力な竜巻を発生でヤミーを巻き上げ、引力で加速する。

 

 

「「「ハァアアアアアアアッ!!!」」」

 

 

三人のライダーキックが、ヤミー達に直撃した!

 

 

リバースV「それでは皆さんご一緒に!スリー、ツー、ワン…!爆発ッ!」

 

『『セカイヲォオオオオッ!』』

 

 

ヤミー達は爆散した…!

 

 

 

 

 

 




【仮面ライダーリバースX/V】

フラメアとヴェネーノがリバースドライバーX/Vで変身するライダー。

リバースXはメダル武装、メダガブリュー、フラメア愛用のリーフブーメランを使用。

リバースVはCLAWsやバースバスターを使う。

モチーフ、変身ポーズ、変身音のメロディはアルティメットリバイス。

変身音は『ギファー!ギファードレックス!』のとこ。『エックス』と『レックス』もかけていたりいる。

トリケラアームはアバレブルーのトリケラバンカー、ティラノキャノンはアバレンオーの胸、プテラレッグは翼っぽい刃が足について回し蹴りで斬る、みたいなイメージ。

リバースXの複眼が赤青なのはルミナスのイメージ。



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