転生したグリードがスライムと相棒になった件   作:バンドリーマーV

37 / 37
描写は漫画版準拠だったりアニメ準拠だったり…


魔王誕生編11 起死回生

 

ヤミー軍団を薙ぎ倒しながら、仲間達の救援に向かったリムル。ビオーラがベレッタにあっさり解体されているのを見て、唖然としていると…

 

 

ヴェルドラ「波動拳!」

 

リムル「ん?」

 

ヴェルドラ「波動拳!波動拳!波動拳!」

 

 

ヴェルドラが波動拳を連発し、ミリムが弾いていた。

 

 

リムル「あ、あの技、どこで覚えたんだ…」

 

ヴェルドラ「昇~龍拳ッ!か~ら~の、竜巻旋風~脚ッ!」

 

リムル「はぁ…」(汗)

 

 

リムルは頭を抱えた。

 

 

リムル「残るは…」

 

 

 

 

 

シオン「この程度ですか?魔王を名乗るには弱すぎる」

 

 

シオンはクレイマンが操る人形を、込められた魂ごと全滅させていた。

 

 

クレイマン「食らえ、デモンマリオネット!」

 

 

クレイマンはエネルギーの帯でシオンを拘束するが…

 

 

シオン「これは何のつもりです?痛くも痒くも無いが、もう少し待てば良いのですか?」

 

クレイマン「そ、そんな馬鹿な…!究極の支配の呪法なんだぞ…!」

 

シオン「──フッ!」

 

 

シオンはデモンマリオネットを振り払った。

 

 

クレイマン「なァッ…!?」

 

リムル「これで手詰まりか?奥の手があるならさっさと出せよ。お前の計略は全て潰すって決めてるんでね。それとも、今度こそお前自身が戦うか?魔王クレイマン」

 

クレイマン「そうか…そうだな、そうだったよ!魔王。私は魔王なのだ。だから戦い方にこだわり、上品に優雅に敵を葬って来た。だが良い、もう良いのだッ!久しく忘れていたよ…!自らの手で敵を捻り潰したいという、高揚感をな!」

 

 

クレイマンは上半身の服を脱ぎ捨て、禍禍しいオーラに包まれた。背中から四本の腕が生え、角や外殻が現れ、戦闘形態に変身したクレイマンは、中庸道化連の仮面を付ける。

 

 

シオン「リムル様、私が…」

 

 

リムルはシオンを制し、前に出る。

 

 

リムル「少しはマシになったじゃないか。見直したよ。──テンペスト二大国主が一人、リムル・テンペストだ。決着をつけようぜ」

 

クレイマン「魔王──いや、《喜狂の道化(クレイジーピエロ)》クレイマンだ。殺してやるぞ、魔王リムルッ!」

 

 

リムルとクレイマンが、ついに正面から激突した。

 

 

 

 

 

(♪「POWER to TEARER (プトティラ コンボのテーマ)」)

https://m.youtube.com/watch?v=bk4flPX_2AQ&pp=ygUPcG93ZXIgdG8gdGVhcmVy

 

 

オーズ「──オォオオッ!」

 

ロスト「ヌゥウッ…!?」

 

 

オーズは《魔王覇気》を解放し、ロストはたじろぐ。

 

 

ロスト「グウッ…!ハァッ!」

 

オーズ「オォッ!」

 

 

互いに翼を広げ、激しい空中戦となる。

 

 

ロスト「ハァアアアッ!!」

 

《スキャニングチャージ!》

 

オーズ「セイヤァアアッ!!」

 

 

ロストの炎を纏う両足蹴りと、オーズのライダーキックが激突し…

 

 

ロスト「ヌァアアアッ!?」

 

 

オーズが押し勝ち、墜落していくロストに、オーズが高速飛行で接近。

 

 

オーズ「デァアアアアッ!」

 

ロスト「ガハァアッ…!」

 

 

右腕に錬成したハチアームのハチニードルで、ロストを貫いた!

 

ユニークスキル《具現化(CLAWs)》は、究極スキル《真願之王(オーズ)》に統合され、権能の一つ《超錬成(コアバースト)》に変化、更に強化されている。

 

フラメアとヴェネーノのドライバーも、この力と彼女達の力の共鳴で錬成された。

 

 

オーズ「オォオオオオッ!!」

 

ロスト「グァアアアアッ!」

 

 

究極スキル《暴風之王(ヴェルドラ)》の権能《暴風系魔法》を発動、《黒き稲妻》をロストに浴びせた!

 

 

オーズ「これで決める…!」

 

《ガブッ!ゴックン!》

 

 

オーズはメダガブリューにセルメダルを投入し、バズーカモードに変形させ、再び翼を広げて飛び出す。

 

 

ロスト「グウッ…!ウォオオオオッ!」

 

 

ロストは火炎弾を連射するが、オーズは高速飛行で接近する。

 

 

《プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!》

 

ロスト「──ッ!」

 

オーズ「──フッ!オォオオッ!!」

 

 

銃口をロストの胸に押し当て、引き金を引く。

 

 

ロスト「グァアアアアアアッ!?」

 

 

ゼロ距離のストレインドゥームで、ロストは大爆発と共に吹き飛ばされ、床に激突した。

 

 

ロスト「がっ…はっ…」

 

 

ロストは完全に動けなくなった。

 

 

 

 

 

クレイマン「ヌォオオッ!」

 

リムル「フッ…!」

 

 

リムルはスライム形態と人間態を自在に切り替え、クレイマンの多彩な魔法に対応する。

 

 

リムル「──フッ!」

 

 

六本の腕で振るわれる武器も、クロベエ特製の剣で弾き、クレイマンの腕を次々と斬り飛ばしていく。

 

 

リムル「なぁクレイマン。『あの方』ってのは誰のことだ?」

 

クレイマン「…ッ!ウォオオオオッ!!」

 

 

クレイマンは強化されたデモンマリオネットを束ね、リムルを包み込む。

 

 

クレイマン「クハハハハハッ!その繭が解けた時、貴様は私の命令に従うことしか出来ぬ操り人形になるのだ!」

 

 

次の瞬間…

 

 

クレイマン「ガハァアッ!?」

 

 

繭を破ったリムルの拳が、クレイマンの顔面に直撃し、クレイマンは倒れた。

 

 

クレイマン「ぐぁあっ…!な…何故…」

 

リムル「さぁな、お前が弱かっただけだろ」

 

 

 

 

 

オーズ「そっちも決着らしいな」

 

リムル「あぁ、もう終わる」

 

クレイマン「み、ミリムは何をして…!」

 

 

凄まじい爆発と共に、ヴェルドラとミリムが激闘を繰り広げていた。

 

 

クレイマン「な、何者だ…何なのだ、あの桁外れの強さは…!」

 

リムル「俺達の友達だ。ヴェルドラだよ」

 

クレイマン「…!」

 

ヴェルドラ「鉄山靠ッ!」

 

 

ミリムを吹き飛ばしたヴェルドラは、エネルギーを集束させる。

 

 

ヴェルドラ「か~め~は~め~ぇ…!波ァアアアアアッ!!」

 

 

ヴェルドラのかめはめ波が、ミリムに直撃した!

 

 

リムル「おいコラ、波を撃つな波を」

 

ゴーダ「何やってんだあいつ」

 

リムル「遊んでんだろ。さっきも波動拳だの昇龍拳だの竜巻旋風脚だの…」

 

ゴーダ「アホか」

 

クレイマン「ふ、フレイ!何をしているのです!さっさと私に手を貸しなさい!」

 

フレイ「あら、悪いわねクレイマン。この結界はギィが認めないと通れないのよ。本当に残念だわ」

 

クレイマン「ミリム…!私の命令に従い、《狂化暴走(スタンピート)》しなさい!この場にいる者全員を殺し尽くすのです!」

 

 

 

 

 

ミリム「──何でそんなことをする必要があるのだ?」

 

『『!?』』

 

ミリム「リムルやゴーダ達は友達なのだぞ」

 

リムル「ミリム!?お前、操られていたんじゃ…!?」

 

ミリム「わ~っはっはっは!見事に騙されてくれたようだな!」

 

ゴーダ「おいおい、最初から支配されていなかったのか…」

 

ミリム「うむ!奴らが何か企んでいると思ったのでな。探っていたのだ」

 

クレイマン「なぁっ…!?あの方より授かった支配の宝珠で、私の支配下にあった筈…!」

 

ミリム「成功したように見せねば、用心深いお前は信用しないだろう?だからわざと受けたのだ。だが私を支配するのは無理だったな!」

 

 

ミリムは支配の宝珠を投げ捨てる。

 

 

クレイマン「…!貴女は私を欺く為だけに、カリオンを殺したというのですか!?」

 

「おいおい、誰が死んだって?」

 

 

ライオン覆面が覆面を外すと、正体はカリオンだった。

 

 

リムル「ぶ、無事だったんだな!」

 

カリオン「無事…とは言えないかな。俺の部下達が世話になった」

 

クレイマン「そ、そんな…では、本当に…?だが、フレイの報告では…」

 

フレイ「あら、いつから私が貴方の味方になったと勘違いしていたの?」

 

クレイマン「き、貴様ぁっ!」

 

リムル「見苦しいぞ」

 

クレイマン「がはぁっ!」 

 

 

リムルの一撃で、クレイマンは血溜まりの中に倒れた。

 

 

 

 

 

ギィ「フッ…」

 

 

ギィが結界を解除する。

 

 

シズ「やったね」

 

リムル「あぁ。そして…やっとまた会えた」

 

シズ「うん、悟さん」

 

リムル「ハハ…過去を捨てる気はないけど、そう呼ばれると照れくさいな。今はリムルだよ」

 

シズ「じゃあ、リムルさんね」

 

リムル「あぁ、シズさん」

 

 

リムルとシズは握手する。

 

 

フレイ「貴女なら操られないと信じていたけど、ヒヤヒヤしたわよ。でも、私との約束を守ってくれたわね。感謝するわ」

 

ミリム「友達だからな!当然なのだ!それよりもあれ、ちゃんと大切に持ってきてくれているんだろうな?」

 

フレイ「はいはい、これでしょ」

 

 

ミリムはリムルからのプレゼント、ドラゴンナックルを受け取る。

 

 

ミリム「リムル、ゴーダ!私の為に怒っているのが分かって嬉しかったのだ!」

 

リムル「お前なぁ…」

 

ゴーダ「まぁ、よかったけどよ」

 

カリオン「なぁミリム」

 

ミリム「ん?」

 

カリオン「お前さぁ、操られて無かったんだよな?ということは、ノリノリで俺をいたぶってくれたのかなぁ?」ニッコリ

 

ミリム「あ…」(汗)

 

カリオン「いやいやいいんだよ?俺が弱いってだけの話だから。だがよ、俺達の国を吹き飛ばしたのも、貴女の意思ってことですよねぇ…?」

 

ミリム「ぐぅ…!そんな小さなことはどうでも良かろう!」

 

カリオン「小さなことじゃねぇよ!下手したら俺様も死ぬとこだったんだぞ!」

 

ミリム「えぇいうるさいのだ!あれは演技に熱中…じゃなくて、クレイマンを騙す為に頑張っただけなのだぞ!なので悪いのはクレイマンなのだ!」

 

カリオン「おいおいクレイマンのせいかよ…って、もう良いや」(涙目)

 

リムル「三獣士や国の皆さんも無事だし、カリオンさんの復讐戦ってことで頑張ってたんだしさ」

 

カリオン「おぉ、リムル…すまんな、慰めてくれて…」

 

リムル「だから気にするなって。街ならまた作れば良いさ」

 

ゴーダ「そのためにクレイマン配下の魔人達を、労働力として捕えさせたんだし」

 

カリオン「おいおいマジかよ…!」

 

リムル「俺達も手伝う。前より立派で快適な国に作ろうぜ!」

 

カリオン「助かる…!リムル、ゴーダ……いや、リムルさん、ゴーダさん!今後、獣王国はあんた達の国を永世友好国として、協力を惜しまないと誓うぜ!」

 

 

三人は握手する。

 

 

ミリム「わ~っはっはっはっ!よかったなカリオン!これも全て私のおかげなのだぞ?」

 

ウツロ「あんたはもうちょっと反省しなさい」

 

カリオン「その通りだ!」

 

ギィ「労働力とはな。魔人どもを生かすなんて、甘い野郎どもだと思ったが、中々面白い考え方をする奴らだぜ。黒と紫が懐いたのも頷ける話だ」

 

 

魔王達が集まってくる。

 

 

ルミナス「……」

 

フラメア「!!?」ビクッ

 

 

フラメアはルミナスに気づいてビビっていた。

 

 

シズ「……」

 

 

シズはレオンをチラリと見るが、レオンはプイッと顔を逸らした。

 

 

シズ「……。…?」

 

 

ふと、倒れている魔王アンクが眼に入る。

 

 

──────

 

 

『青い鳥を探してるの。トリさんは何色?』

 

?『俺は…赤い』

 

 

──────

 

 

シズ「うっ…」

 

 

シズは頭を抑える。

 

 

リムル「シズさん?」

 

シズ「あ…何でもないよ」

 

シズ(…今のは?)

 

 

 

 

 

フレイ「ねぇクレイマン、アンク。ミリムが我慢していたから邪魔はしなかったけど、少し怒っていたのよ、私も」

 

カリオン「弱肉強食がルールとはいえ、お前達はやりすぎた。俺達としても、国を荒らされた恨みは晴らさせてもらうぜ」

 

クレイマン(…あぁラプラス。君の言う通りだったよ)

 

 

──回想──

 

 

『やぁ、君がクレイマンだろう?』

 

クレイマン『馴れ馴れしく私を呼ぶとは、死にたいのでしょうか?』

 

ユウキ『おいおい、そう警戒するなよ。こっちは紹介されて来てるんだからさ。君の親、魔王カザリームからね』

 

 

──────

 

 

そして、ロストもまた…

 

 

────

 

 

オーズ「違う…!お前のメダルじゃない…!アイツのだッ!」

 

ロスト「僕の、コアが…!僕のッ!うぁアアアアアアッ!!」

 

 

────

 

 

ロスト(あの時とは違う…僕は自分の欲望を得たんだ。それを叶えるまでは死ねない…!)

 

 

そして二人は、ユウキの言葉を回想する。

 

 

──回想──

 

 

ユウキ『僕達で世界を手に入れよう。そして、面白おかしく暮らそうぜ!』

 

 

──────

 

 

クレイマン(カザリーム様は復活したというのに、私の迂闊さで…私はまだ死ねない…!真なる魔王に覚醒などしなくても良い。寄こせ…この私に力を…!)

 

ロスト(僕の欲望を叶える、圧倒的な力を…!)

 

「「寄こせぇええッ!!」」

 

世界の言葉《──確認しました。魂をエネルギーに転換。肉体を分解、再構築します》

 

『『!』』

 

 

クレイマンとロストが、禍禍しいオーラに包まれる。

 

 

ゴーダ「始まったか…」

 

シズ「一体何が…!?」

 

リムル「奴らが覚醒したんだ。予定通りだよ」

 

 

クレイマンとロストが今まで殺した人々の、魂の残滓が溢れ出している。それを解放するため、覚醒を促したのだ。

 

 

カリオン「覚醒だと…!ここは俺様も…!」

 

リムル「いや、カリオンさん。こいつらとは俺達が戦う。魔王を名乗った訳だし、自分の席は自分で用意したい」

 

ゴーダ「俺も元いた世界から繋がった、魔王アンクとの因縁に、決着を付けるよ」

 

カリオン「フッ…負けるんじゃねえぞ」

 

ミリム「リムル、ゴーダ、がんばるのだ!」

 

ラミリス「しっかりやりなさいよ!」

 

 

 

シズ「リムルさん…勝ってね」

 

リムル「もちろんだ…!」

 

 

 

フラメア「ゴーダ様…」

 

ゴーダ「心配するな。ケリをつけてくる」

 

フラメア「はい…!信じています!」

 

 

 

リムル「さぁクレイマン、決着をつけようじゃないか!」

 

ゴーダ「終わらせるぞ、魔王アンク!」

 

クレイマン「この私を散々コケにした者どもよ…!必ず報いを受けさせてやる!フハハハハッ!」

 

ロスト「僕の欲望を満たすために、お前達には消えてもらうッ!」

 

 

最終決戦が始まった。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

夢想は甘き鎧となる~ダンジョン世界でおカシな仮面ライダー!?~(作者:妄想めっちゃ代理人)(原作:仮面ライダー)

一人のライダー好きがダンジョンのある日本に落ちてしまう話▼ライダーがファンタジーで活躍するのが読みたかったので作って貰いました▼作:俺の妄想を形にしてくれたAI様▼校正と編集:自分▼です。AIとインターネットの集合知へ感謝を捧げます▼07/13追記:ちょっとだけタイトル変えました


総合評価:1361/評価:8.92/連載:25話/更新日時:2026年08月07日(金) 00:45 小説情報

斎賀家の義兄はお強いらしい(作者:全智一皆)(原作:シャングリラ・フロンティア)

シャンフロでは廃人として名高いサイガ-100とサイガ-0だが、しかし現実(リアル)では長姉である斎賀仙にはどうやっても頭が上がらない。▼文武両道で高嶺の花、斎賀家の家長たらんとする姿はまさに凛と咲く花の如し。▼だが、▼「威圧感がすごくないかって? 何言ってんのさ仙(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)は今日も今日とて可愛らしいが????」▼「かわっひゅはっ!?!?」…


総合評価:3060/評価:8.67/連載:13話/更新日時:2026年10月27日(火) 23:59 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>