…じゃなくて、初めてのオリジナル&組み合わせ作品です。
序章・一時の希望、深淵の絶望、全ての始まり
俺は…どうなったんだ?
ここは…どこなんだ…?
暗い…寒い…怖いダs…とか言ってる場合じゃない…。
記憶を辿るか… 。
確か…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は高校二年生の天下雄仁(あまさかゆうと)。
西日本のど田舎…と言うほどでもないがそこそこイイ街に住んでる。
しかしなぁー…つまらない。
学校行って、業務のような勉強して、好きでもない部活して、帰って、飯食って寝る。
そんなつまらん日常を、埋めるようにゲームをする。飯を食う。
そんなつまらなさが加速していく、欲望に塗れた人生だった。
助けれるなら助ける。手伝えるなら手伝う。そんな中途半端な優しさしかない。
長所もこれと言ってない。むしろ短所ばかりだ。
学校では、やばい奴扱い。
家ではクソみたいな父親の相手。
成績は中の下。趣味もこれと言って無い。
部活はハンドボール。昔はバドミントンだったが。そんな上手くない。
クロスバイクは持っているが、最近は通学用にしか使えてない。
ゲームも何だかマンネリというのかな?そんな感じだ。
そんな自分の祐逸信用できるやつ。
母親は本当に感謝してるし大好きなんだ。
あと兄もだ。尊敬してるけど、兄弟愛が強いぜほんと。
あと、親友がたった1人。重度のゲーム廃人?で中学からの付き合い。
そんなクソみたいな人生に転機が訪れた。
ある日,いつものように登校して、この世界はどうして争いが絶えないのだろうとか
訳分からん事を考えていると…
おっ!ラッキー!ここの信号いつも詰まるんだよな。
学校に着くと…
「今日カラオケ行かね?」「あっ、この前はありがとう!」「あのっ、お付き合いしてください!」
授業を受ければ…
「天下!100点だ!」「ああ、助かるわ天下!」「いい考えです!」
部活に行けば…
「先輩!いつもありがとうございます!」「雄仁今日めっちゃシュート入るやん!」「天下!今日めっちゃ調子いいじゃねえか!」
家に帰れば…
「今日は寿司よ〜。」「ジュース買ってきたけん!」「お、久々に帰ってきたよ〜。」
とまぁ…気持ち悪いくらい上手く行ってる。
何だか楽しい気分だ。明日もこうだといいn…
…翌日の朝俺はとてもいい気分で相棒のクロスバイクに跨っていた。
その朝ちょうど下校時だろうか…小学生がいる。
青の横断歩道を渡っている。
向こうから車が?危ない!
その時訳も分からず必死に、ただ必死にペダルを漕いでいた。
小学生を自転車から飛び降り小学生を抱え込む。
こうすればこの子は助かる。
自転車がひっくり返る音が聞こえた。あんなスピードだ。きっと大破だろう。
今度は、俺が死ぬほどの衝撃を感じた。体の節々が歪む感覚があった。不思議と痛みはない。
気づいた頃には体はピクリとも動かない。目の前のぼやけた視界に子供が映る。
泣いている?なんで?
…。
もう意識も薄れていく…。
全てが遠くなっていく…。
何もかも見えなくなっていく…。
身体が熱くなっていく…。
身体が寒くなっていく…。
何かうっすら見えてくる…。
全てが見える様になる…。
みんなの呼ぶ声が聞こえてくる…。
広い花畑が見えてくる…。
その先の川が見えてくる…。
お金を払う様な気がする…。
ただ川を進む様な気がする…。
ただ進まないといけない気がする…。
真っ直ぐ…ただ真っ直ぐ…。
霧が強くなった様な気がする…。
一気に晴れた様な気がする…。
何か晴れた、青い、とても青い、どこまでも広くなる空を感じる…。
身体が軽くなる気がする…。
心が躍る様な気がする…。
…ピシッ
何かが割れる音が聞こえる…
世界が裂けている様な気がする…
裂け目から巨大な手が出てきた…
それが僕ごと全てを包む…
私の周りは暗くなる…
あらゆる所から視線を感じる…
あなたはとても不安になる…
不安は恐怖に、恐怖は絶望となる…
それらはあなたをつま先まで包む…
視線は背後に集中する…
何か黒い穴ができる…
それはとても深い漆黒…
黒くて長い手が出てくる…
それは何度も何個も出てくる…
それは僕を包んでくる…
それは私を蝕んでくる…
それは複雑に自分を包む…
私の全てを包み込む…
全てを包み、全てを溶かす…
残ったのはsoulだけ…
それの輝きすら飲み込む…
それを奪い、そして輝く…
そして私は自由を失う…
暗く…より暗く…さらに暗く…
暗闇は広がり続ける…
闇は深淵を切り裂いている…
一片の光さえも見えない…
恐怖も、絶望も、ケツイも…
全て飲み込み存在がなくなる…
もう…
何も感じない…。
W・G・ガスターかな?