艦これSS パールハーバーの提督   作:九九艦爆

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今回からは戦闘が始まります!表現が分かりにくかったりするかもしれませんが楽しんでもらえると嬉しいです。今回から艦載機搭乗員などが出てきます、真珠湾攻撃時の史実の名前で書かせてもらっています。ですがあまり史実どうりの表現ではなかったりするのでこのストーリーの登場人物…いえ、登場妖精だと思ってください。では、どうぞ!


第三話 襲撃

沢山の妖精が走って配置につこうとしている。命令を叫けぶ者、意気込みを叫ぶ者、静かに自分の武装を点検する者、空を睨みつける者。その中で一人笑っている”人間”がいた。この基地にいるのはほとんどが妖精、または艦娘である。その中で唯一の人間である提督だった。彼はバンカーから移動しているときもずっとニヤニヤしていた。

 

~空母加賀の艦橋~

 

 

加賀「提督、なぜそんなニヤニヤしているんです?」

 

提督「楽しみだからさ」ニヤニヤ

 

加賀「空襲が楽しみなの?」

 

提督「理由はじきにわかるさ」ニヤニヤ

 

 

~オアフ島より北西に200キロの上空~

 

 

加賀制空隊隊長”志賀 淑雄”大尉妖精(以下志賀大尉)「全機、そろそろ戦闘空域だ。機銃の装填と各計器の点検をしておけ。」

 

制空隊二番機妖精「隊長、敵は80機近くいるって哨戒機から連絡きたんですよね?なのにこっちは20機ですよ?どうやって生き残るんです?」

 

加賀爆撃隊隊長”牧野 三郎”大尉妖精(以下牧野大尉)「おいおい?俺たちがいるのを忘れてないだろうなぁ、あ?」

 

爆撃隊二番機妖精「大尉、我々九九式艦爆ですよ?いくら同軸機銃ついてて機動性いいとは言え、所詮爆撃機ですし敵さんに戦闘機でもいたらどうするんですか!」

 

牧野大尉「なぁに、心配するこたぁねえよ。出撃しろっつたのは提督だしな、提督のお墨付きってわけだ。」

 

志賀大尉「爆撃隊はなるべく戦闘機以外を狙ってくれよ?機数的に俺らもおもりできるほど余裕はないからな。」

 

志賀大尉(正直言って状況はかなりまずい。敵さんに手練れでもいいたらおしまいだ。航空隊も壊滅することになるっていうのになぜ提督は艦爆隊まで出させたんだ?まったくわからん。)

 

制空隊三番機妖精「隊長!右の雲の切れ目に機影らしきものが!」

 

志賀大尉「こっちでも確認した。全機、戦闘開始だ。増槽を投棄!小隊ごとで固まって行動しろ。こっちは機数が足りてない。生き残ることが優先だ!」

 

迎撃隊全機「了解!」

 

牧野大尉(変だな、こっちがバラけてるってのに向こうは微動だにしねぇ。いくら練度の低い深海棲艦の艦載機とは言えさすがに気が付いてるはず…相手には戦闘機はいない?いや、考えられねぇ。そういや接触機の報告は4機編隊20ほど…ん?15編隊ぐらいしかいない?偵察機の誤差にしては大きすぎる……まさか!)

 

 

牧野大尉はとっさに太陽の方向を見た。太陽は迎撃隊のちょうど後方にあった。そこにはまぶしい太陽の光を遮るように小さい黒い点が数個うつっていた。それらはみるみるうちに大きくなり、やがて形がはっきりとしてきた。彼はとっさに操縦桿を横に倒し被弾面積を減らそうとした。

 

 

その時だった。彼はその瞬間に何かが体からフッと何かが抜けるのを感じた。

 

 

牧野大尉「あれ?撃たれない?なんで……ん!?あれは!?」

 

 

そこには見慣れた機体があった。

 

零戦である。

 

胴体の後部には一本の赤い線が描かれていた。加賀隊は二本である。加賀隊ではない。鹵獲機だったら攻撃してくるはずだ。そこで牧野大尉はハッと思い出した。

 

彼らは赤城隊だった。同じ一航戦の仲間で、真珠湾攻撃時にも共に戦った部隊であった。

 

牧野大尉「全機!攻撃中止!彼らは敵じゃない!友軍機だ!」

 

牧野大尉は無線に叫んだあと、通りすぎた零戦を見た。

 

その零戦の胴体には赤い一本の線が入っていた。

 

それは同じ一航戦で加賀隊と同格の練度を誇る赤城隊の塗装だった。

 

牧野大尉「おいおい、赤城隊かよ…ってまさか?!」

 

志賀大尉「提督が言っていたのはこのことだったのか…変だと思ったよ。」

 

??「お出迎え感謝する。燃料がギリギリだ、誘導をお願いする。」

 

志賀大尉「お久しぶりです”坂谷少佐”。艦爆隊に続いてください、誘導します。」

 

赤城制空隊隊長”坂谷 茂”妖精(以下坂谷少佐)「さっきこっちに向かってきている艦隊をみつけた。打電させてもいいか?」

 

志賀大尉「本当ですか?打電をお願いいます。」

 

坂谷少佐「淵田中佐、そちらの無線機のほうが出力強かったですよね?お願いします。」

 

赤城雷撃隊隊長”淵田 美津雄”中佐(以下淵田中佐)「了解、打電する。基地にはすぐ出せる機体はあるのか?」

 

牧野大尉「現状は我々の艦攻だけです。ですが彼らだけで行かせるのは危険です。我々は補給が必要ですし…」

 

淵田中佐「全機、急いで基地に向かい、補給でき次第出撃だ!」

 

加賀、赤城隊全機「応!」

 

 

~そのころ加賀艦橋~

 

通信妖精「報告します。迎撃部隊より不明機と接触、不明機の正体は深海機ではなくわが軍の部隊だということです。」

 

提督「……」ニヤニヤ

 

加賀「提…督…?」ゴゴゴゴ…

 

提督「加賀さん?落ち着いて?ね?」

 

加賀「わかっていたのならなぜ報告をしなかったのかしら?」ゴゴゴゴゴ…

 

提督「イヤー、オレモマサカコンナニハヤクツクトオモワナカッタンダヨ?」

 

加賀「言い訳はそれだけ?」ゴゴゴゴゴ…

 

提督「そうだ!まだ報告があるんじゃないか?通信妖精?」

 

通信妖精「は…はい!合流した部隊から北西に敵艦らしき艦影を発見、約250地点とのことです!」

 

提督「……」

 

加賀「これも想定内?」

 

提督「さすがに予想外だったよ。フォード島飛行場に連絡、索敵機を発進させ接触を試みてくれ。新しく来る部隊と加賀隊の収容準備もだ!」

 

加賀「艦隊は出すのかしら?」

 

提督「備蓄も余裕あるわけでもないしな。一応出せるようにはさせておいてくれ、もちろん由良たちだけだがな。」

 

提督(フフフ…合流した部隊も合わされば負けることはないだろうがな…)

 

夕立「提督さん、悪い顔してるっぽい!」

 

提督「ヘァッッ!なんだよいたのか夕立…」

 

時雨「僕もいるよ、提督。」

 

提督「二人ともどうしたんだ?」

 

時雨「由良さんから伝言なんだけど、航空隊は出さずに出撃したほうがいいんじゃないかってさ。」

 

夕立「久しぶりに出撃したいっぽい!」

 

提督「んー…それはまたどうして?」(夕立は戦いたいだけなんじゃないのか?)

 

時雨「ほら、航空隊っていっつも哨戒してるからさ疲労もたっまてるだろうし、何より新たな敵が出てきたときに艦隊より素早く向えるからさ」(夕立もだけど妖精のみんなも同じ気持ちだよ)

 

提督「よし、通信妖精!フォード島管制につないでくれ」

 

フォード島飛行場長妖精(以下F飛行場長妖精)「はい!こちらフォード島飛行場です!」

 

提督「提督だ、お願いがある」

 

F飛行場長妖精「て、提督!どうしたんですか、わざわざ有線で電話なんて」

 

提督「緊急だ、哨戒機は予定どうり飛ばしていいんだが収容機と艦攻隊は出撃命令を出すまで待機だ」

 

F飛行場長妖精「わかりました、待機させます」

 

提督「よし、この鎮守府について初の出撃だな」

 

加賀「私は残って航空指揮ですか…砲術妖精が泣いてますよ、提督」

 

加賀砲術妖精「ウタセロォォォォォ!ナンデモイイカラウタセロォォォォォォ!」

 

提督「えぇ…また今度な…」

 

提督「まぁ、気を取り直して…」

 

提督「真珠湾第一艦隊、旗艦”由良”、”白露”、”時雨”、”村雨”、”夕立”、出撃!!!」

 

 




戦闘シーン…なんでしょうかね?微妙だったかもしれません。次回からはしっかり深海棲艦とやりあいます!お楽しみに!
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