部外者には閲覧権限はないよッ♪
ウオーーー!
「……ありがとうございます!次は、これも俺たちのオリジナルの曲で――」
「さっきの曲よかったな!」
「おう!テンション上がったわ!」
「曲名なんていうんだっけ」
「青春らしい曲名だって」
……うーん、へたっぴだなぁ。
ドラムは途中でつられてるし、ギターはちょっと主張弱めだし……ボーカルは所々いい感じなんだけどなぁ。
いかにもみんなでワイワイグループって感じ。
……うーん、他人がやってるのみると俺も引きたくなるんだろう?
人前で引きたくないのにちやほやされたい気分が出てくるなぁ
アイツらよりうまく弾けるぜ!って思ってんのかなぁ……思ってるんだろうなぁ、知らんけど。
「飲み物下さい」
「……何にシヤスカ」
「あーコーラで」
「アイ」
~~♪
「――――、――――っ――――、――――!」
あうるさっ!
―――――
「……」
ライブ中は暇だったのに後片付けが終わったら忙しくなる。
なぜか、そりゃあまあスタッフだからでしょ。
……あっこんなところにもゴミが……キレイキレイしましょうねぇー
「……」
よし、今日のバイト終了!
疲れましたワ……
「お疲れさまでした」
「日野森さん、おつかれさまー」
「……」コクリ
よしよし、もう店長しかいない!
「……店長、ドラムたたいていいっすか」
よしよしよし、店長から許可は頂いた!ありがとうてんちょ!
……それじゃあやりますか、マイドラムを!
―――――
「……」
やっぱりテオのドラムはたたいて楽しいなー。
ババババババッと叩いて気分爽快!これしか勝たん!
「……」
さて……姉はどおしてるかなー?
「……」
「……姉ちゃん」
もー、まーたモニターとにらめっこしてるよぉ。
あっ、夕食はカプメンを食べたみたいですね、青いシーフードが置いてありますね。
うおおお、あれを見てると非常にシーフードが食べたくなってくるのだが!
……ッだがっ!だが駄目だ……!
昨日つくったフライを食べないと!
「……」
「……」
……反応がない、屍かただの。
なんか意気が消沈しているように見えなくもないけど、大丈夫でしょ。
この人勝手に立ち直るし。
……そんなことより飯だ!
全速前進DA!(韻)
――――――――
――……う……。あれ?ここは……?――
倒れた姉は、病院に運ばれてから、空が暗くなる前には目を醒ました。
まあ、あそこまでバカやったのだし倒れるのは当り前だ。
――あっ……!――
――宵崎さん!奏さん、気が付かれましたよ!――
――奏ちゃん!?ああ、よかった……!――
代行の人や祖母には迷惑をかけた。
姉も、やっと頭も醒めたのか、昔のように穏やかな雰囲気だ。
……だが、完全に昔の姉……ではない。
顔は申し訳なさそうな表情なのに、ごくわずかだが瞳の奥底は使命感で煮えたぎっている。
いや……今も昔も、こんな性格だったか……。
……明日になると、またいつものような日常に戻るのだろうか……。
――けれどそうはならなかった。
数日後、飯の時間を伝えると、本当に久しぶりに一緒にご飯を食べるそうだ。
……机を挟んでみた姉は落ち着いている。
いつものようなピリピリした雰囲気も、ここ最近の焚火に薪をくべられ続けている予感も感じない。
話を聞くと、共同で曲を作ることにしたらしい。
……それを聞いて安心した。
ならば、姉には余裕ができることだろう。
俺もこれから家事が楽になる、いいこと尽くしだな。
俺はシリアスな日常は嫌いだからな、代り映えのしない平和な日常が来ることを祈ろう。
今日は平和な土曜日☆彡
朝から晩までオールナイトホリデイだ!
……まあバイトが午後から入っているんですけどね、奥さん。
おf〇ckですわ!!!
おや、こんな時間(7時半ごろ)にマイシスターが、珍しっ
「青葉、今日お父さんに会いに行くんだけど、一緒に会いに行かない?」
「……メンドイ。あと、午後からバイトだからムリ」
「そう……わかった」
こんな日に午前もつぶさせてたまるかよっ
「バイト遅くなるから、昼前には晩御飯つくってく。今日それ食べて」
「あ、青葉そのことなんだけど……。今日は晩御飯つくってもらわなくてもいいよ」
あぁ?
「なに?なんかあんの?」
「うん、午後から一緒に曲を作っているメンバーと打ち上げしに行くんだ」
「ふーん、わかった」
……姉がアオハルやってる……(戦慄)
「ごっそさん。じゃあ、俺寝るから。姉ちゃんおやすみ」
「うん、おやすみ」
さて……俺の休日はここから始まるのだ
25時ナイトコードで 完
最後までぇ、ストーリーに直接かかわってこなぃ主人公がぁ、いるらしいっすよぉ