「……」
『ポンにゃ!』
あっ手番飛ばされた。
しかも東鳴きやがった、こえー。
……おっドラきた。
でも使えないんですよねーこれが。
今竹で染めようとしてるんだから、四筒きても……ねぇ?
……七萬とかいらねー!
索子……竹を出せ竹をヨォ!
……キター!これで勝つる!
『立直!』
これロンすれば勝てる!勝てるぞォ!
あっ……ふう、なんだ遅延か。
遅延行為やめてくださーい。
……ふぅ。
『ロン!』
僕の勝ちだ。
……おっ裏ドラのった……12000点オイシー!
これで昇格できたぜ、アーもう疲れたー……いまなんじー?
「……」
……もうこんな時間かよ、麻雀は時間溶けるなあ。
学校あるし、寝ないとなあ……。
明日を乗り越えれば休日、はあ……早く休日になってほしい。
「――――で、――――――――」
「……」
明日何しようかなあ……。
なんか楽器を触りたい気分ですね、今は。
人気のない公園でヴァイオリン弾こうかなあ……どっかにあったっけ?
最悪、いつもの公園で弾こうかな……人多いし、俺のことなんて気にしないでしょ。
物置から取り出しておかないとなあ、どこにあったっけ?
ちなみに自室はないです、姉の部屋はともかくウチの部屋は防音ではないので。
「――――、――――」
「……」
……はやく終わらねえかなあ……今日*1
「……」
キングクリムゾンッ、時間を割愛したあッ!
ただいまバイト終了間際です。
今日も今日とて頑張りましたよ……、もう体中がボドボドダ。
駄菓子菓子!これが終わればゲームし放題、小説読み放題!
これには誰かさんもニッコリ、後片付けにも力が入りますね。
「おつかれさまー青葉くん」
「……お疲れ様です」
おや……?テンチョさん?
「青葉くん、来週って何か予定入ってたりする?」
「……」
んー、確かなかったはず……?
「あー……なかったハズ……?」
「そっか……実はね、日野森さんが都合でこれなくなったんだ。ほかの人にも声をかけるつもりだけど、青葉くん、代わりに入ってくれるかな」
「……ハイ、大丈夫っス」
「ありがとうね、青葉くん」
えー、めんどーい。
……まあいっか、そんなことより家帰ったらゲームやってログインボーナス取らなきゃ、あとヴァイオリン。
「……」
うーん、いつ見ても雑多……ワクワクするね!
「……」
うちの物置には結構な楽器類があります。
三味線、ギター、トランペットやクラリネットまで、ほこりをかぶっております。
そのほとんどはワイの私物になります。
動画で見て衝動買いしちゃいました☆彡
いやー中古で漁って買ってきたけど高いのなんの、一万なんて軽く超えるやつ多いかったわ。
そのためにバイトをする必要があったんですね、家の金なんて手ぇ出せないよ。
「……」
これかな?ヴァイオリン。
……あってるあってる、それじゃあ退散しましょー。
ワイワイ キャッキャッ
「……」
やっぱり面倒なんでいつもの公園にきました。
よくよく考えたら人気のない公園といっても、そういうのだいたい家に囲まれてるよね……。
近所迷惑になるのはダメなので、この広々としたところのほうがいいよね。
「……」
さて、人がいないところを探しますか。
ん……?“言ってることがおかしいじゃろがい!〟って?
黙れ小僧!おかしくないおかしくない、ここ結構広いから子供の多い休日でも、そういうところはあるんです。
「……」
まあまかせんしゃい!この公園は小さいころから来てたから、結構詳しいのです。
いわば、ここは俺の庭なのです。
……ここらへんですね、それじゃあ弾いていきますか。
目ぇかっぽじって聞いておれ!俺の激うまヴァイオリンを!
青葉くんが弾いた曲
『ジムノペディ』
『彼こそが海賊』
『植物園』
『U.Nオーエンは彼女なのか』
『ありふれたせかいせいふく』
『フォニィ』……