キャラ全体的に強くします!
物語と設定もオリジナル要素多めです
かつて暴虐の魔王と呼ばれた1人の男がいた、彼は魔族の為に人間を殺し、恐れられ忌み嫌われていた、しかし、勇者カノンと言う青年と争いを終わらせる為の和平交渉をしその結果、自身を犠牲に四つの世界を隔てる壁を作った。
そう、暴虐の魔王と呼ばれた男の名はアノス・ヴォルディゴードであり、勇者カノンとある約束をし、そのまんま消滅し、姿形が完全に無くなった。
しかし、それからアノスは2000年の時を得ずして、早くも転生を果たしたのだ、これが誰とイタズラかは本人も分からなかったが、自身が生まれ変わった事を自覚した。
アノスは自身のスペックを何故か、見れるようになっている事に気付き、改めて自己評価をし始めた。
『ふむ・・転生するにはあまりにも早すぎる・・だが、・・・まさか自分の全能力を、スペックを見れる日が来ようとは、しかし、こうして見ると俺はかなりのぶっ飛んだ魔法を、うん?覚醒魔王?、まぁいいか今は、だがまぁ、これはこれで、何か特別な事でも起きるのではないか?』
自分のスペックを見ながら、アノスは自己評価するのは初めてなのか、ちゃんとステータスが成立したのは初めて見たので内心彼は、子供の時以来の興奮を覚えていた。
そして、アノスは転生直後に気付いていた事がもう一つあった、それは自身が男ではなく女として転生をしたと言う事実だった。
『しかし・・女子に転生するとはなぁ・・・誰かのイタズラか?、・・・・いや、そのまさかなぁ、・・・・・・深層十二階の全てを支配し、そして初めて深淵の底に至った魔王・・奴のしわざとは言わぬよなぁ?』
アノスは一人でそう呟いていると、後ろから大きな自身より大きい魔物の姿が現れない、彼を獲物だと認知し襲いかかって来た。
しかし、アノスはその攻撃を瞬き1回で相殺し、その勢いで魔物は全身から大量の血を流して死んだ。
『大きさの割には大した手応えも無い・・しかも弱過ぎる、はっきり言って雑魚以下だぁ、その辺の雑魚でももう少しへばるものなのだがぁ・・・まぁどうやらここは俺が知る世界では無さそうだ、せっかくの転生楽しもうでは無いか……』
アノスは、魔物に襲われる度、瞬き一つで瞬殺し、倒していくと、1匹のスライムが巨大なムカデの魔物に襲われてる場面に出会した。
最初はアノスも手をかそうと考えたが、そのスライムがただの魔物では無いと悟り、バレないように気配を完全に消して、様子を伺う事にした。
そして、スライムは時間もそこそこかけた程度で、以外にも早くムカデの魔物を倒して見せた。
そしてアノスはそのスライムが今倒したムカデの魔物を捕食した所を見て、内心は食えるのかと思いつつ、冷静に自分の頭の中で今の状況を的確に適切に処理した。
『そこのスライム、中々やるでは無いか、あのムカデの魔物をあれ程容易く倒して見せるとはなぁ、あ、紹介が遅れた、俺の名は暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードだ……』
《!?・・あ、は・・・はい……》(え!?何急に、てかこの人いつの間に後ろにいた?、いくら俺がアイツと戦っていたとは言え、気配が分からないなんて事・・・それにしてもこの人綺麗だし可愛い・・なんか守ってあげたくなるようなぁ・・・)
スライムは、いきなり自分の背後から話しかけるアノスと名乗る女の姿を見て、いつからそこにいたのかと思ったのと同時に、彼女に一目惚れをしてしまった。
『しかし、まさかあのムカデの魔物を食らうとはなぁ、まぁスライムだから何でもいけるのか、だがお前はただの魔物ではあるまい、・・テレパシーで会話が出来ると言う事は、それだけ知識が高いと言うこと、しかも人間と同じような思考をしているなぁ……』
アノスはスライムから出る魔力量からただの魔物では無い事を悟り、そして考え方や思考も人間特有のものだとも理解した。
だがアノスは分からなかった、スライムは魔物であって人間ではないと言うのに何故このような思考を持っているのか、言語もちゃんと理解しているあたり直感的に転生者なのかと思った。
《あ、アノスさんでしたっけ・・・・その良ければ、一緒に行動して貰えませんか!?》
『あぁ、良かろう、それに俺1人ではこの洞窟内の魔物を全て殺し尽くしてしまうしなぁ、お前のようなストッパーがいてくれれば安心だ……』
《あ、ありがとうございます!、あ!、俺も名乗ってませんでしたね、この姿になってからはないんですけど、生前の名前を使うから三上悟です!》
『三上?・・悟・・・変わった名をしているのだなぁ・・俺のいた世界ではそのような者はいなかったから初めて聞く、悟でいいか?、あ、俺もアノスで構わない、さん付けはどうも変な感覚になるからなぁ』
《はい!アノス・・》
『後、敬語も不要だぞ悟』
《分かった!アノス!これから宜しくな!》
その後、アノスと悟は2人で洞窟の奥の奥に進み、お互いの話をしつつ、理解を深め合い、いつの間にか友達になっていた。
『そうかぁ悟の世界では魔法は存在しないが、漫画、小説、アニメとやらはあったのだなぁ、でその中ではあったと・・』
《そうそう!、でもまぁまさか、会社の後輩を庇って刺されて死んだ後にこんなファンタジーな世界に転生出来るとは俺も夢にも思わなかったがなぁ!》
『それは不運であったなぁ悟・・俺は世界を四つに分け隔てた時に肉体を失った、だが俺の事が怖くないのか?』
《怖い?》
『普通は怖いと思うのだが・・・・魔族の平和の為とは言え人間達を殺したのだぞ?、恐怖しないのか?悟』
アノスは悟が元は人間だったからこそ、自分がかつて大量に殺してきた人々と重なってしまっており、内に秘めていた不安を言った。
《世界が世界、争いの絶えない世界だったんでしょう?、だったらやもえなかったんじゃないかな?俺だってアノスと同じ立場なら、自分達の一族の平和の為には人間を殺す道しかないとなったらそうする、暴虐って言われてるけど中身は暴虐とは正反対の、優しい魔王だと思うぞ……》
『悟・・そうかぁ・・・心が広いのだなぁお前は……』
悟の心の広さにアノスは心を打たれ、一瞬だが、顔を赤くさせデレたように見えた。
その瞬間を悟は見逃す事はなかった、アノスがデレてる場面を見た時、彼はめちゃくちゃ嬉しいと言う感情が爆発的に上昇していた。
こうして、洞窟の奥の奥へ進むアノスと悟は突然として、声が聞こえ、その主の元へ行ってみると、そこには巨大なドラゴンが立っており、アノスと悟に話しかけていた。
「小さき者達よ、よくぞ来てくれた、我が名は暴風竜ヴェルドラ・・・・ここに長らく封印されていたなぁ、暇を持て余していたのだ」
『お前中々の魔力量だなぁ、ドラゴンだから当然か?、・・・・ほぉ、面白い興味深かいなぁ、暴風竜ヴェルドラ、・・・』
「ん?スライムも中々の魔素を保有しているようだが、・・・・そこのお前は尋常ではないなぁ・・・普通に魔王クラスいやそれ以上!?・・だと!!?お前何者だ!!?」
ヴェルドラは、アノスの保有する魔力量ががあまりにの高過ぎて、異常と感じる程であり、驚きを隠せす彼が何者かを問い質した。
『俺か?俺は暴虐の魔王、アノス・ヴォルディゴードだ』
「あ!アノス・ヴォルディゴード!!!?、まさかあの暴虐の魔王の・・」
『?・・何故俺を知っている、俺はこことは別の世界から来たんだぞ、何故俺の名前が知れ渡っているんだ?』
自身の名前が自分の全く知らない世界で知れ渡っている事に対して、アノスは不審に思いヴェルドラに聞いた。
「それは・・我には兄上がいてなぁ、その兄上の記憶からアノス・ヴォルディゴードと言う名前が浮かび上がったのだ……」
『兄上・・』(まさかぁあのヴェルダナーヴァと呼ばれるあのドラゴンの弟なのか、ヴェルドラも、だが・・・・これは何かの縁やもしれんなぁ……)
アノスは自身の名前を知っているヴェルドラの話を聞きそこから彼の記憶を覗き見て、事情を把握した。
「だが、よく来てくれた!話し相手がいなくて暇をしてたのだ、相手にはなってくれるだろうか?」
ヴェルドラの話と記憶を覗き見たアノスは彼の素性を理解していた、400年前に街で暴れ、1人の仮面を付けた女に敗れ、封印されていたと言う事実を。
だが、ヴェルドラはアノスが自身の素性を知っているのを全く気付いてないのか、自分の事を語り始め、悟もその話を真剣になって聞いていた。
そしてアノスと悟は、ヴェルドラの話を聞き終え、結局彼は1人が寂しいのだと理解した。