ジュレイモンの森林では、巨大化したジャガモンが盆栽城へと変化していた。
いったい何がきっかけで、この盆栽城ができるに至ったのか、我々は調査した。
ジュレイモンの森の観察は、しばらくの間は他の研究員に任せていたので、彼が撮っていた映像記録を見ることができた。
ジュレイモンの森。
そこでは、相変わらず過酷な生存競争が繰り広げられていたが、3代目スターモンやゴツモン達、そしてテントモン達の生活にはある程度の秩序があった。
ごく初期の頃こそ、植物型デジモンと甲虫型デジモンは敵対していたが…
鳥類型デジモンや恐竜型デジモン、偶蹄類型デジモンの出現によって、森林の勢力図は一変した。
現在では、植物型デジモン、鉱物型デジモン、甲虫型デジモンはスターモンを最高戦力として手を組み、ビースト型デジモン達と争う構図になっている。
そうして生存競争が繰り広げられている中で…
突如、空に眩い光が輝いた。
やがて光の中から、何かが燃えながら地上に落下してきた。
よく観察すると…
…星型の弾頭にサングラスと口がついた、ミサイルのようなものが、ジェット噴射しながら森に突撃していたのである。
そのミサイル型デジモンは、森林のど真ん中に着弾し…
凄まじい爆発と共に、巨大な衝撃波で森を揺るがした。
着弾地点では、木々は根こそぎ吹き飛び、宙を舞った。
そこに住んでいたデジモン達は、特大の衝撃派や、飛び散る土砂が直撃し、ズタズタに引き裂かれた。
砂埃が止んだとき…
中心には巨大なクレーターができた。
その威力は、これまで見てきた中で最大級だ。
スターモンが呼ぶ隕石よりも凄まじい。
パイルドラモンのパンチや、全盛期ジャガモンの打撃攻撃ですら、これほどの威力は出ないだろう。
ミサイル型デジモンは、クレーターの中心に倒れたまま動かない。
やがて、最初に光ったあたりからデジタルゲートが開き、数体のデジモンが降り立った。
その中心にいる個体は、スターモンに似た星型の外殻で覆われているが…手足が生えていない。
ミサイル型デジモン同様に、サングラスのようなものが顔についている。
名称は不明だが、小型スターモンとでも呼んでおこう。
その周囲には、小型スターモンをさらに小型化したような小さなデジモン達が10体ほどいる。
極小型スターモンとでも呼んでおこう。
小型スターモンと極小型スターモン達は、吹き飛ばされた森林から、デジモンの死骸を集めて、クレーターの中心に寄ってきた。
ミサイル型デジモンは、小型スターモンから渡されたデジモンの死骸を、次から次へと、もりもり食べていく。
やがて、たくさんのデジモンの死骸を集めた後、ミサイル型デジモンを中心として、小型スターモン達は陣形を組んだ。
すると、ミサイル型デジモンと小型スターモン達の間に、何やら放電のようなバチバチとした光のワイヤーがつながった。
まるで網のようだ。
そして、ミサイル型デジモン達が浮き上がると…
その電磁網は、集めたデジモン達の死骸を包み込んで、持ち上った。
まるで海で漁網による漁をするかのように。
ミサイル型デジモン達は、そのままデジタルゲートの中へ入っていった。
…どうやらこのゲートは、レアモンや火口のズルモンのときのゲートとは異なる信号のようだ。
ニセシャッコウモンが出入りしたゲートの信号とも異なる。
もしかしたら、ジャガモンが盆栽城になったのは、この攻撃がきっかけかもしれない。
デジタルワールドには、未探索地域が未だにたくさんある。
むしろ我々が観察していない地域の方が多いといえる。
そこでは、驚くような生態系が発生していることだろう。
…かつて我々が全くのノーマークだった、蛮族と呼称される集団のように。
例のミサイル型デジモン落下事件の後、未探索地域をデジドローンで空撮していると…
同様のクレーターが見つかったことがあったそうだ。
つまりあのデジモン達は、あのやり方で何度か狩りをしているということだ。
効率がいいのか悪いのか分からないが…
とにかく大量に餌を獲得しているのは間違いない。
シーズン2の後編に入りました。
活動報告のほうで、Q&Aコーナーをやってます
よろしければ見てみてください
シーズン2で登場したデジモンの中で好きなのは
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ベーダモン
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オタマモン赤
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サラ(サラマンダモン)
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モスモン
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ディノビーモン
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パイルドラモン
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盆栽城(ジャガモン)
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ルドモン/ズバモン