【推しライナー】   作:チェシャ猫もどき

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マーレ編に行く前に例のアレについてのお話です!

今回もアイがアホになっているのでアイのファンの方は閲覧注意です!!

アホになってしまったアイに脳を焼かれたので初投稿です!!


絶体絶命

 

 進撃の巨人、その人気は凄まじいものであった。

 

 巨人という圧倒的な恐怖。

 何度も襲い掛かって来る困難。

 少しずつ明らかになっていく世界の秘密。

 

 そして、どんな絶望にも諦めない兵士達。

 

 それらは多くの人を魅了した。

 

 進撃の巨人の人気は日本だけにはとどまらず、漫画やアニメは多くの国で楽しまれている。

 

 進撃の巨人は今や、日本を代表する漫画へとなったのだ。

 

 しかし、光があれば影があるように。

 

 進撃の巨人はがもたらしたのは必ずしもいいものばかりとは限らない。

 

 進撃の巨人により、とある家族に未曾有の危機が訪れていた。

 

 都内のとあるマンション。

 その一室で星野アイとライナー・ブラウン。

 そして、2人の子供であるアクアとルビーがいた。

 

 アイは進撃の巨人のある話を読んでいる。

 

「ふーん」

 

 進撃の巨人を読んでいるアイに対して、ライナーとアクアとルビーはアイの正面に向かい合うようにソファーに座っている。

 

「へぇー」

 

 進撃の巨人を読んでいるアイの表情は笑顔であるものの、その目は全く笑っていなかった。

 

「そっか、そっか」

 

 そんなアイにライナーは恐怖に震え、普段はアイのことが大好きなアクアとルビーでさえ両側からライナーに抱き着きながら怯えている。

 

「なるほど、ね!!」

 

 勢いよく閉じられたことで発生した音にビクリと体を震わせるライナーたち。

 そんなライナー達を全く気にする様子もなく、アイは大きく息を吸う。

 

 そんなアイに対して、これから来るであろう恐怖にライナーたちはただ恐怖するしかなかった。

 

「ライナーって、クリスタみたいな子がタイプだったんだ!!」

 

 アイが読んだ進撃の巨人の話でライナー、ジャン、アルミンの3人は危機にあった。

 女型の巨人に襲われ、馬が逃げてしまったことで3人のうち誰か1人を犠牲にしなければいけない状況だった。

 

 そんな中、ライナーたちの元に逃げた馬を連れて来てくれた少女がいた。

 

 その少女の名前はクリスタ。

 温和な性格で、心優しく気品があり可愛らしい彼女は多くに者に慕われていた。

 

 ライナーもその1人であり、アイが読んだ話にもその光景が描かれていた。

 巨人と戦ったことを知り、太陽の光に照らされながら3人が無事だったことを目に涙を浮かべながら喜ぶクリスタはあまりにも神々しかった。

 

 そんなクリスタを見たライナーたちの反応は。

 

 アルミンは「神様」であり。

 

 ジャンは「女神」であった。

 

 そして、アルミンとジャンが形容詞だったのに対してライナーは。

 

 ライナーは「結婚したい」であった。

 

 結婚したいであった!!

 

 いまだにライナーに告白されたことの無いアイは羨ましくなってしまったのである。

 しかもアイたちは進撃の巨人がライナー前世であり、実際に起こったことであると知っている。

 

 つまり、ライナーがクリスタと結婚したいと思っていたことは紛れもない事実なのである!!

 

「あの……アイ」

 

「そうだよねー!!クリスタかわいいもんねー!!」

 

 恐る恐るライナーがアイに声をかけるが、アイはめちゃくちゃ拗ねていた。

 漫画とはいえ、アイから見てもクリスタは美少女である。

 そんなクリスタにライナーが結婚したいと思ったことはアイにとってこれは決して見過ごすことは出来ない事態であった。

 

「アイ、これ……漫画だから……」

 

「そ、そうだよママ……これは漫画だから……ね」

 

「き、きっと……作者の人が勝手に描いたんだよ!だからお父さんは結婚したいなんて思ってないよ!!」

!!」

 

「そうだよ!パパはクリスタと結婚したいなんて思ってないよね?」

 

 アクアとルビーがなんとかアイを落ち着かせようとする。

 いくらライナーの前世とはいえ、漫画に描かれていることがすべて事実であるとは限らないはずだと。

 ライナーの結婚したいという考えは、作者による創作であると言うしかなかった。

 

「そうなの……ライナー」

 

「あ……ああ。俺は結婚したいなんて思って……いない」

 

「本当に?」

 

「ああ……本当……」

 

「本当に?」

 

「思い……ました」

 

 ライナーもアクアたちの意図を理解して結婚したいは作者の創作だということにしようとしたが、嘘を吐くことは決して許さないというアイの圧に屈してしまった。

 

「ほらー!!やっぱりライナーはクリスタと結婚したいんじゃん!!」

 

「パパ!!」

 

「お父さん!!」

 

「すまない!!」

 

 結婚したいが本当だったことを知り、荒れてしまうアイ。

 せっかくなんとかなりそうだったにもかかわらず、本当のことを言ってしまったライナーを責めるアクアとルビー。

 圧力に屈してしまい、謝ることしか出来ないライナー。

 

 事態は混沌としていた。

 

 あらためて言う必要など無いが、星野アイはライナー・ブラウンのことを愛している。

 施設にいた頃から面倒を見てくれる頼れる兄のような存在だったが、アイドルになってからはマネージャーとして公私ともに支えてくれるライナーにアイは惹かれていった。

 

 その結果がライナーを眠らせてからのアレであったが、ライナーは血の繋がりがあると知らなくてもアクアとルビーのことをまるで本当の父親のように可愛がり、実の親子であったと知ってからも態度を変えることなくアイたちと接してくれた。

 

 そして、ライナーが前世で何の罪も無い人達を殺してしまったと知ってからは、そんなライナーを支えてあげたいとアイは思うようになったのである。

 

 星野アイはライナー・ブラウンを愛している。

 

 そして、ライナー・ブラウンも星野アイを愛している。

 

 疑いようも無いそんな関係であったにもかかわらず、今回描かれてしまったライナーの『結婚したい』。

 

 愛し合っているにもかかわらず他の女性と結婚したいと言われるという状況、それすなわち!

 

 寝取られである!!

 

 厳密には違うのだが、アイにとっては寝取られと同じであった!!

 

 恋愛経験が全く無いアイにとって寝取られは衝撃的すぎた!!

 その寝取られの衝撃によりアイの脳は完膚なきまでに破壊されてしまう!

 

 普段のアイは歌やダンス、ファッションやファンへの対応など理想のアイドルでいるために脳をフル稼働させている。

 そんなアイの脳が寝取られによって破壊されてしまったことにより。

 

 今のアイはめちゃくちゃアホになっていた!

 

「うわーん!ライナーがクリスタと結婚しちゃうよー!!」

 

「どうしよう!ママが泣いちゃった!」

 

「早くなんとかしないと!!」

 

 アホになった結果、まるで子供のように泣き出すアイ!

 そんなアイを泣き止ますべく、ライナーたちは必死だった!

 

「たしかにあの時はクリスタと結婚したいと思ったが、今は違う!」

 

「嘘だ!絶対嘘だ!ライナーはクリスタと結婚しちゃうんだ!!」

 

「そんなことないよ!あの時はママがいなかったからだよ!」

 

「そうだよ!アイがいたらお父さんはクリスタと結婚したいって思わなかったよ!!」

 

 必死になってアイをフォローする3人。

 クリスタは美少女だが、アイもクリスタに負けないくらいの美少女である。

 もし進撃の世界にアイがいたとしたらライナーがクリスタではなく、アイに惚れた可能性は充分あったと思われる。

 

「……本当?」

 

「ああ、本当だ!前世にアイがいたら、きっと俺はクリスタじゃなくて、アイと結婚したいと思ったはずだ!」

 

 フォローのおかげか、少し落ち着きを見せるアイに希望を見出すライナーたちだったが!

 

「……いないじゃん」

 

「え?」

 

「ライナーの前世に!私!いないじゃん!」

 

アホになったアイには通用しなかった!

 

「そりゃ……いないが」

 

「うそつき!私いないのに!ライナーのうそつき!!」

 

「いや、嘘じゃなくてもしもの話なんだが……」

 

「ダメだ!今のアイには通じないよ!」

 

「どうすればいいのこれ!?」

 

 希望は抱いた瞬間に消え失せた。

 事態はよくなるどころか、むしろ悪化してしまった。

 

 だが、それでも諦めるわけにはいかなかった。

 

 アホになっているとはいえ家族であるアイが泣いているのは辛いし、可能性は限りなく低いとはいえこの状態のアイを誰かに見られるのはいろいろとアウトだと思うからだ。

 

「そうだ!お父さんの前世にアイはいないけど、この世界にはクリスタはいないよ!」

 

「そうだよ!クリスタはいないからパパはクリスタと結婚しないよ!」

 

 アクアとルビーの言う通り、この世界にクリスタはいない。

 もし仮にライナーがクリスタと結婚したいと思っていても、いない相手とは結婚出来ない!

 

 この事実で、すべては解決!

アイは落ち着くと思われた!

 

「……わかんないじゃん」

 

「……え?」

 

「クリスタいるかもしれないじゃん!」

 

 アイは全然落ち着かなかった!

 クリスタがいるかもしれないと言い出した!

 

「いやいや!クリスタいないって!」

 

「そうだよアイ!クリスタもこの世界に転生してる可能性なんてあるはずないだろ!」

 

「わかんないじゃん!もしかしたらクリスタいるかもしれないじゃん!世界中探したらいるかもしれないじゃん!」

 

「いや、無理だから!世界中探すとか無理だから!」

 

「じゃあ、クリスタいるんじゃん!!」

 

「どうしてそうなるんだ!?」

 

 世界の人口が80億を超えている現在、アイの言う通り世界のどこかに転生したクリスタがいる可能性は決して0ではない。

 

 0ではない=クリスタはいる。

 

 アホになったアイの頭脳はそう判断してしまった。

 

「クリスタいるならライナー結婚しちゃうじゃん!クリスタがアクアとルビーのおかあさんになっちゃうじゃん!」

 

「「「ならないだろ!!」」」

 

 ライナーたちの意見が完全に一致した。

 仮にライナーがクリスタと結婚したところでアクアとルビーを産んだのは紛れもなくアイである。

 養子になるという方法もあるだろうが、アイのことが大好きなアクアとルビーがそんなことを受け入れるはずも無いのでクリスタがアクアとルビーのおかあさんにあることは決してありえないことであった。

 

「なら……ない?」

 

「ならないよ!私たちのママはママだけだよ!」

 

「僕たちの母親はアイだから!それは絶対だよ!」

 

「そうだ!俺もアイが2人を産んだの時に病院にいた!アクアとルビーの母親はアイで間違いない!」

 

 何故かアクアとルビーの母親がクリスタになると思ってしまっているアイを説得するために必死になるライナーたち。

 自身の子供であるアクアとルビーの言葉と、出産した時に病院にいたライナーの言葉によってアイの不安は解消されるはずであった。

 

「でも……金髪じゃん」

 

「え……金髪?」

 

「アクアもルビーもライナーもクリスタも!!みんな金髪じゃん!!」

 

「金髪だけど!!」

 

「じゃあ、クリスタがママじゃん!!」

 

「「「どうしてそうなるんだよ!!」」」

 

 たしかにアイの言う通りアクアとルビーとライナーの髪は金髪であり、そしてクリスタも金髪である。

 3人が金髪であるなかで自分1人だけ黒髪であることをちょっとだけ気にしていたアイの不満が、クリスタという金髪の美少女の登場によって刺激されてしまったのである。

 

 だからといって、クリスタがアクアとルビーの母親であるということには決してならない故にライナーたちは吠えた!

 

「たしかにみんな金髪だけど!!そうはならないよ!!」

 

「お父さんの髪が遺伝しただけでクリスタは関係ないって!!」

 

「アクアとルビーもたしかに金髪だが、それ以外にクリスタとの共通点は全く無いぞ!!だからアクアとルビーの母親はクリスタじゃない!!」

 

 アクアとルビーの髪は金髪でそれはライナーからの遺伝であるが、顔の特徴などはアイに似ている。

 アクアとルビーをアイとクリスタのどちらに似ているか問えば、間違いなくアイ似であると言えるのである。

 アクアとルビーのクリスタとの共通点は金髪のみであり、それだけで親子とはならないだろう。

 

「じゃあ……クリスタは……アクアとルビーのママ……じゃない?」

 

「そうだよ……クリスタは私たちのママじゃないよ」

 

「……そっか」

 

(よかった、これでなんとかなりそうだね)

 

(そうだな。どうしてこんなことになったのかはわからないが、とにかくこれで一件落着だ)

 

 ライナーたちの言葉で落ち着いたアイを見て安堵するライナーたち。

 まさかクリスタの存在によりこんなことになるとは思っていなかったためかなりの苦労をしてしまったが、これで解決したとホッとしていた。

 

「そっか……クリスタは……私だったんだね」

 

「「「はぁ!?」」」

 

 アイのまさかの発言はもう大丈夫と安堵していたライナーたちに思いっきりブッ刺さった!

 

「ママ……なんて?」

 

「どう……いう?」

 

「何を……言ってるんだ?」

 

 当然の疑問だった。

 なにがどうして、アイがクリスタになるのか。

 その理由が3人には全くわからなかった。

 

「ライナーはクリスタと結婚したい!この世界にクリスタはいるかもしれない!アクアとルビーは金髪!じゃあ、アクアとルビーのおかあさんな私はクリスタってことになるじゃん!!」

 

「「「ならないよ!!」」」

 

 アイの脳は寝取られによって完膚なきまでに破壊された。

 さらに、自分がライナー前世にはいなかったことと、クリスタがこの世界にいるかもしれないとい可能性。

 それに加えて、アクアとルビーはクリスタと同じ金髪だったこと。

 これらの要素が完膚なきまでに破壊されたアイの脳をさらに破壊したことで、導き出した答えが自分はクリスタであるということだった。

 

 つまりはこうである。

 

 ライナーはクリスタと結婚したい。

    ↓

 この世界にクリスタはいるかもしれない。

    ↓

 アクアとルビーは金髪。

    ↓

 クリスタも金髪。

    ↓

 クリスタはアクアとルビーの母親。

    ↓

 つまりアクアとルビーの母親である自分はクリスタである!

 

 それが、アイの破壊されつくした脳で導き出した答えであった!!

 

「アクア、ルビー……私がおかあさんだよ……」

 

「そうだけど!そうじゃない!」

 

「今のアイは多分自分をクリスタだと思ってるぞ!どうすればいいんだこれ!?」

 

 遠い目をしてアクアとルビーの母親だと言うアイにアクアとライナーはもはや限界寸前であった。

 アクアとライナーは何とか耐えることが出来たが、ルビーは違った。

 

「う……うう」

 

「おい……ルビー?」

 

「大丈夫かルビー!?気をしっかり持て!」

 

 限界になってしまったのであろうルビーの目にはどんどんと涙が溢れていく。

 それに気付いたアクアとライナーがなんとかしようとするが、もはや手遅れだった。

 

「うわーーーーん!!」

 

 ダムが決壊するかのように泣き出すルビー。

 

 アクア、ルビー、ライナーの3人は転生者であるため精神年齢は実際の年齢より高いのだが、ルビーだけは事情が少し違った。

 

 ルビーの前世である天童寺さりなは病のせいで12歳という若さで亡くなっている。

 そのためルビーの精神年齢は、アクアとライナーに比べると幼い。

 前世での若すぎる死と、幼い体に精神が引っ張られがちになること。

 その2つが合わさり、アホになってしまったアイに対してどうすればいいのかわからなくなってしまったルビーはついに限界を迎えてしまい、泣いてしまったのだった。

 

「ルビーまで……」

 

「いったい……どうすれば……」

 

 ルビーまで泣き出してしまったことで途方に暮れるアクアとライナー。

 2人の我慢も限界であった。

 

「……ルビー?」

 

 アイは未成年の時だったとはいえ、アクアとルビーを産みアイドルをしながら育児をしていた。

 一般的な母親とは違うが、アイも立派な母親である。

 泣いてしまったルビーを見て、アイの目に光が戻った。

 

「いやだよぉおお!!ママはママだよぉおお!!」

 

 アイのことが大好きなルビーにとって自分はクリスタであると言うアイの発言はとうてい耐えられるようなものではなかった。

 

「ごめんね……ルビー」

 

「……ママ」

 

 謝りながら泣いているルビーを抱き締めるアイ。

 アイにとってはクリスタの存在よりもアクアとルビーの方が大切だった。

 

「そうだよね……私は私だよね……」

 

(これで大丈夫かな?)

 

(ああ……きっと)

 

 ようやく受け入れてくれたアイに、さっきとは違いもう大丈夫だとアクアとライナーは安堵する。

 

「アクアとライナーも……ごめんね」

 

「うん……大丈夫……だよ」

 

「まぁ……気にするな……」

 

「本当に……ごめんね……」

 

 自分の失態に気付いたのか気まずそうにするアイをフォローすることは今のアクアとライナーには出来なかった。

 

「前世でクリスタと結婚したいと思っていた俺が言ったところで説得力なんて無いかもしれないが……今の俺にはお前たちがいる。この世界にクリスタがいたとしても結婚したいとは思わない」

 

 アイにアクアとルビーだけでなく、苺プロのみんなもいる。

 ライナーはもうクリスタと結婚したいとは思えなかった。

 

「お前たちの方が、大事だからだ」

 

 一緒に過ごした日々は間違いなくライナーにとって大切なものになっていた。

 それを裏切るようなことはもう出来なかった。

 

「うん……そうだよね!」

 

「ライナーは私たちのパパだもん!!」

 

「僕たちもお父さんのことが大事だからね!!」

 

 アイたちにとってもライナーのことは大切な存在になっている。

 だからこそ、ライナーの言葉を信じることが出来た。

 

 ライナーは自分たちのことを心から大事に思ってくれていると。

 

「よし、これでもう安心だね!」

 

(元々、僕たちは大丈夫だったよね?)

 

(ママが勝手に暴走しただけなんじゃ……)

 

(俺にも原因はあるから……まぁ)

 

「なんか言った?」

 

「「「いや、なにも」」」

 

 アイに気付かれそうになったが、全員で誤魔化す。

 またアホになられるのは絶対に避けたかった。

 

「何はともあれ!!これからもよろしくねライナー!!」

 

「よろしくね!!パパ!!」

 

「お父さん!よろしく!!」

 

「ああ、みんなよろしくな!!」

 

 絶体絶命の危機を乗り越えて、家族の絆はより強まった。

 これで大丈夫なはずだった。

 

 しかし、危機というのは何度も訪れるものである。

 

 ウトガルド城にて

 

 ライナー(結婚しよ) 

 

「うわーん!!ライナーがクリスタと結婚しちゃうよーー!!」

 

「パパのバカーー!!」

 

「お父さんのアホ――!!」

 

「本当にすまない!!」

 

 




思ったんだけど、ガビ山先生ならこの世界の進撃のアニメでライナーポジのキャラクターの声優をライナー自身にさせそうとか思ってしまった。

素人であるライナーに声優をやらせることに批判が殺到するけど、実際に放送されたらその演技力を声優の方やSNSでも絶賛されるんだ!

なお、ライナーのメンタルは死にそうになるもよう!!

いくらガビ山先生とはいえさすがにそんなことはさせないだろうと思ったけど、実写版で町ヴァ―さんにやっているからなぁ。

本当に、どうしてこんなことを思い付いてしまったんだろう……。

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