「
唐突に放たれた意味深な発言に、沈黙にも似た空気が空間を支配する。やがて、数時間にも感じられる数秒の沈黙を破ったリムルは目の前に佇む相棒に疑問を投げかける
「前にホロビを蘇生染みた方法でマギアを素体に蘇らせた事があったろ」
「あ〜………バックアップが如何とか言ってたヤツか?」
疑問に対する答えを返す彼に、リムルは以前に彼がホロビを蘇生させる際に語っていた方法の時の会話が頭?を過ぎった
「機械の体に作り替えて、其奴の記憶に関するバックアップをインストールし、新たな存在に生まれ変わせる。人間としては死ぬが生き永らえる事に変わりはない……」
「……………お願いしていいかな…しっかりと理解出来た訳じゃないけど……生きられるなら、私は………運命に
「……心得た」
彼は愛刀を手にし、シズの心臓を目掛け、突き立てる。僅か一瞬の出来事に反応が遅れたリムルの前に残されたのは物言わぬ屍と化したシズの体、我に返ると彼に怒りの眼差しを向ける
「アーク……!お前!」
「何を勘違いしてやがる……わらびもちヤローが。俺は別にこの女を殺してねぇ」
「刀で貫いてるだろっ!!」
突き立てられた刀を前にリムルの怒りは頂点に達しているが、当の本人は顔色さえも変えずに変わらない無表情で佇んでいる
「はぁ………此奴は必要なプロセスの一つだってのが理解出来ねぇのか。良いか?耳が何処にあるかは知らねぇがかっぽじって聞きやがれ。滅亡迅雷は人類にとっては命を狩り獲る刃だが、マギアにとっては違う……こうやんだよ…!」
刹那、彼が動きを見せる。滅亡迅雷を背後に用意した
「こ、これが新しい体………すごい……生身だった時よりも動きやすい」
「し、シズさんが!増えたぁぁぁ!?どうなってるんだ!?」
「今のは一体……確か、私はアークさんに刺されて……死んだと思ったんだけど……生きてる?」
不可解な現象に、シズ自身も何が起きているのかを理解出来ずに首を傾げ、体を触りながらも目線の先にある自分の体を視界に捉える
「
「…………ありがとう。私の命を繋いでくれて、アークさんはやっぱり、スライムさんが言ってた通りの優しい人だね」
身を翻し、去り行くアークの背に深々と頭を下げ、礼を述べる。忘れていた筈の何かが、壊れた心に沁みるのを感じながらも、アークは答えの代わりに片手を挙げる
「アーク様。何故、あの者を助けたのかを聞かせていただけますか?」
「私も気になります……アーク様は人類滅亡を掲げていた筈では…?」
主人であるアークの心意が掴めず、ホロビとナキは彼に疑問を投げかける。彼が起こした滅亡迅雷.netの目的は人類滅亡であると聞いていた二人からすれば、彼の行動は意に反しており、真逆の行いである
「滅びるべき悪が存在する様に、助かる光も存在する……俺があの女を助けたのは其れを見極める為だ。他に理由はない……我々の目的は常に一つ、悪意を狩る事にあるのを忘れるな」
「「全てはアーク様の意志のままに…」」
滅びるべき悪、其れが人類全てを示すのかは未だ理解出来ない。其れでも、彼は信じたいと思った。相棒のスライムが語る絵空事を、叶う筈のない机上の空論を、信じたくなっていた
「…………案外、この世界も捨てたモノではないらしいな」
此れは悪意を狩る為に、 歴史の影で悪を演じ続けた一体の
「お前に食事と名をやろう」
干上がった荒野で今にも息絶えそうな一体の
「………あなたは?」
消え入りそうな声で、
「ゲルミュッド。俺の事は、父だと思うがいい。そして……お前の名はゲルド、今後はそう名乗れ」
名を与えられた
「やがて、ジュラの大森林を手中に収め、
「その名を頂戴致します……我が父よ…」
発展を遂げる町、其処に現れたのは七人の大鬼族!波乱の展開に、アークは……?
アークさんのヤバさに惚れたら、お気に入り登録お願いしまーす。コラボとかも気軽にメッセージ飛ばしてくれたら、反応しまーす
ヒロインは誰がいい?
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ナキ
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アズ
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ヴィオラ(ウルティマ)
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ジョーヌ(カレラ)
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ブラン(テスタロッサ)
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ラミリス