「朝から豪勢ね」
アムロとクリスに向き合いながら朝食を取るフラウと養子三名の図。メニューは新鮮な牛肉を使ったステーキ主体でフラウの言うように豪勢な朝食を取っていた。何のかんので家族付き合いに近い使用人達は引っ込んでいるとはわかるが、食後のコーヒーを飲んで一息入れた。
「昨晩は喋り過ぎましたね、私はアムロ大尉の部下で飲み友達程度な立場なので判断は任せますよ」
クリスの対応に向き合う側は苦虫を噛み潰したような表情になる。話した事が本当ならばクリスはアムロにはある意味で最適なのかもしれない。
「貴方は、本当にガンダムに乗っていた人ならば・・・・此処の生活から抜け出そうとは思わないのですか?」
「ガンダムに関わってた側は危険期されてると知ってるからな発案のようね、そもそも乗った事があるのが何故そうなると?」
「僕が脱走した時の話が脚色されて伝わっているのだろうさ、クリスはチャーミング過ぎるから余計映えるかもな」
「けど、私はテストパイロットが良いとこだったから、大尉みたいなのと同類って自惚れられる類いじゃありません。それに、アムロ大尉を復帰させるまでも無いのでは?エゥーゴに【アムロ・レイの再来】が現れてご活躍中って噂ありますから」
「そんな言われ方をするからには、僕に似た経緯や年齢って事か?・・・・それは大変だな・・・・」
「それだけじゃないんで、ぐっ・・・・」
「レツ、慌ててカツの口を塞いだな。僕みたいなのが現れただけじゃないのか?」
「まさかアムロ・レイの再来ってのは【怖い人】か【悪い人】なの?」
カツの口を塞いだレツは青ざめている。カツが正直過ぎるからでもあるが?
【ルナ2に現れた小アナベル・ガトー】
【シャア・アズナブルに悪の手先にされようとしている哀れな天才児】
一部ではそう囁かれている少年だと伝えるのはまだしも、この場でそれ等を言って良いのかと。クリスと関わったアムロは自分達が想定していた複数のパターンとも完全に逸脱しているとした方が良いとしたが、キッカにはある懸念があった。
(私もそうだけど、特にカツ兄・・・・もしかして、義母さんより勘が悪くなってる?)
あの日、自分達がア・バオア・クーでアムロを感じた時とは違う方向でフラウは感性が良くなっているが、自分達は衰える一方なのではないかと思っている。それはキッカの見てきたものが答えとは知る術は無かった。
その頃。オーストラリアのトリントン基地。
「コウ・ウラキ中尉です!」
「チャック・キース少尉であります!」
二名は基地司令の次は先に着任していたMS部隊に合流して新任の挨拶に訪れた。
【ティターンズの地上部隊】
自分達なりに思うところがあった組織において身構えていたが?
「まあ、楽にしたまえ・・・・って、久し振りと思ってたら、何でまた【疫病神】に乗ってやがんだ【ウラキ】ぃぃ!?」
「まあまあ、良いじゃないの。ガンダムって疫病神云々より、腕はあるのが来たんだから」
「そうそう、二人共。何かに仕組まれたにしても奇縁な事だ」
【ベルナルド・モンシア】
【アルファ・A・ベイト】
【チャップ・アデル】
坊やのイメージが抜けない二人と違って如何にもな外見の三名はデラーズ紛争において同じ艦に乗って戦った者達。四年振りの対面なのだが、あの戦いで自分達をまとめてくれた者達はいない。技術面で自分達を支えてくれた者もとした時にモーラ・バシットの怒号が響く。
「あたしだけじゃ不足だってのかい!?」
「うへっ、また背が伸びたんじゃね?」
「知るかい。で、情報が正しければ。このトリントン基地が狙われてる図が繰り返しってワケか」
ルナ2とジャブローが原因でエゥーゴがオーストラリアに来た事で危惧され始めたのはそれだ。四年前にガトーにしてやられた図を全員が思い浮かべた。同じ事が繰り返されない保証が無いのは事実だが、よりによってな人選。失態続きだったメンバーには汚名返上の機会なのかもしれないのだが腑に落ちないとしている。四年前にガトーにしてやられた図を全員が思い浮かべた。
「【エゥーゴに潜入した赤い彗星がソロモンの悪夢の後釜を育ててる】って話だから、使えるもん使うのも考えの内だ。ウラキよ、新型に乗ってたり階級が同じでもティターンズの俺達は一つ上なんだからなっ!」
モンシアの愚痴には周りに誰もいないが盗聴されているかどうかを考えているか否かと言いたかった。結局は自分達は使い捨てだろう心当たりがある。
「しかし、広まってる規模がおかしいとは思わないか?」
アデルの言う事が正解だと全員が思った。シャアの噂があるのは、何やらワケありな者か周辺にばかりな気がする。次にシャアが育てている存在が、アムロ・レイの再来と呼ばれるに足るとしたらガトーのようにする理由があるのかと・・・・モヤモヤが晴れないま軍人としての責務に当たるしか無いのまで繰り返しの予感が漂っていた。
(俺が戦ったガンダムのパイロットは、ガトーじゃない。けど、ガトーより危険な何かにされようとしてるんじゃないか?)
―――――。
「僕は見込みありません、自閉症の子どもなんだ!」
癇癪を爆発させたのはいつ以来だ?
最近、何故か鬱陶しくて仕方ない、入って来た情報を纏めると何を求めてると言いたい!ルナ2の近くで核に近い爆発させたのは、バルゴラってMSの兵装だ。爆発させてしまったのは俺だが、作ってたのは連邦側なのすら度外視。
シャアに悪の手先にされようとしているなんてのは、クワトロ大尉がシャアって何故か漏れ始めた事の方が重要だろうに!
「シオン、甘えてると死ぬわよ!」
「確かにな、周りに流されるのが嫌なら流されるのを拒むだけでなく、自分を流そうとしているものを学べ」
エマさんとクワトロ大尉の言うように、それで何かを成せるのならとするで割り切れないと言いたいけど、俺は大人の事情を理解してないし対応出来る身分でもないんだよとした時にフォウと面会になった。ケアが必要だからと指名されて度々会ってるんだが?
「贅沢言うな!」
面会ついでに愚痴を漏らしたフォウに怒鳴られて、何を言いたいのかと目を見た時だ。何かが流れ込んだと思った時に、自然と口を開いていた。
「・・・・【5番目】・・・・そうか、僕なんかまだマシだよね」
「・・・・っ、ね、ねえ。シオン・・・・そんなに、自分の名前とか容姿とかじゃなくて、勘が良い部分が嫌いなの?」
「それだけで済ませられれば良いって思ってるんだ・・・・」
俺は、逃げたがってるのかもしれない。先日のプロトタイプサイコガンダムってのに取り込まれたパイロットみたいになるのが嫌なだけじゃかい。それっぽいのは、あんな系統なガンダムに乗れって言われる風潮を助長してしまう気がする。
何でこんな事をと考えてしまうのかとして、そんな時代になってるんだとした場合、俺はどうするべきなんだと。
「私だってね、自分より他の方が状況に流されないように精一杯生きてきたって気付いた。NT研なんかに入れられたりしたのは時代や大人のせいでとか言うのは容易いと思う。けど、それで自分は悪くない。自分だけが特別だと思うのは傲慢以外の何物でもないと思って・・・・あ、アレ。シオン、私は何でこんな事・・・・?」
「わ、わからない。俺だって、何で五番目なんて言ったか・・・・」
「・・・・ねえ、わからないなら。汗掻いたりしてスッキリしてみるのも良いハズだよ。貴方が出撃したら、迅速に敵を大人しくさせれば良いだけってオチを後で気付いたら・・・・」
「そ、そうか。悪かったよ・・・・」
「嗚呼、私なら良いけど。泣きそうな顔は他には見せないで欲しいな」
「そんなに見苦しい顔してるか?」
「見える。君は記憶無い私に言わせても貧しい青春してたね・・・・可愛いけど、可愛くない」
何か、筒抜けで混じり過ぎなようでな割に気分が悪く無い。面会が済ませてガンダムの整備やる事にしたら?
「・・・・っ!」
パイロットスーツを着込んだ。何かおかしいとしてMK―IIに乗り込もうとしたら?
「っ、何やってんだ!今は待機命令が」
止めに来たクルーに構わずにリフトを上げ乗り込んだ。その時に敵機接近のアラームが鳴った。哨戒に当たってる航空機部隊からの報告がどうとかだけど、来たんだからやる。
「行きます!」
フライングアーマーに機体を乗せて先行する形になったな、白い闇みたいな濃霧と撒かれ出したミノフスキー粒子で溺れそうだけど、見えた!
射程ギリギリで撃ったライフルで相手のドダイが破壊出来たみたいだ。次は・・・・とした時。
(貰った!)
上から声が走る。機体を逸らしたらビームが通過した。正面からのが囮みたいになってた。重力下で動いてるから高度を取ってたのは上手い、けど射撃が正確だから読みやすい。乱射されてるが、通常のライフルならばそろそろ弾切れのハズだとして確認出来たのは?
「また【ガンダム】!?」
MK―IIとは違った感じの黒いガンダム、此方みたいなマッシブとかじゃなくて柔らかい感じだ。サーベルで斬りかかって来たが、何か安定しない動きだ。此方もサーベルで受け止めると見せ掛けて。
【機体を逸らした】
虚を突かれて落下する形になった敵機をライフルで撃つが、機体を必死に捻って回避してるな。勘が良い相手として接近したら。
(っ、ライフルを持って無い!?)
不味いと思ってアーマーからジャンプしたら手の上の何かが十近いビームを一斉に放って来たが、MK―IIのいた位置を通過するだけだ。先日のクワトロ大尉みたいな図に加えて機体を捻ってランダムに撃たれるが直線的なのが助かるビームを掻い潜りながらライフルを撃ったら右腕に命中した。どうやら先日のプロトタイプサイコガンダムみたいのようで分離は出来ないようだ。そのまま掻い潜りながら呼吸を合わせて反撃したら左足と左手にあるビーム砲を破壊出来たけど。
『ま、まだ・・・・』
まだ左手があるからってパイロットの【女】はサーベルで斬り掛かって来るけど、もう怖さは無い!サーベルじゃなくてシールドの打突を見舞って墜落させたら、地表に叩き付けられる前に何とか持ち直したようだ。
『わ、私が負けたら【ロザミィ】が・・・・きゃ、あああっ!』
何か聞こえたけど、先ずは残った左手をライフルで撃ち抜いたら、システムが駄目になったのか倒れ付した。何だろ、先日のMAの時みたいな気分だ。とにかく、鹵獲に成功して持ち帰れた。コックピットから怪我した女性を引っ張り出されてるが?
「やっぱり、女・・・・」
何かエマさんやレコアさんみたいなのとは違って、桃色っぽい髪を少しおしゃれしてまとめてる。ショートにしては長目な学生っぽい女性別だ。グリプスで聞かされた事のせいか、手錠を掛けられてる姿は他人事とは思えない。
「ティターンズではないようだな、所属部隊と名前は言え・・・・どうかしたかね?」
「・・・・【ペッシェ・モンターニュ】・・・・貴方が私を撃墜したパイロットですか?」
「いや、此方の若者だよ」
「若い・・・・私より・・・・」
クワトロ大尉の姿を見て、算段を整えたような感じだ。俺に向ける目・・・・やっぱり、フォウに言われたように贅沢を言う時じゃない。
――――――。
「よぉ、今回は予知能力発揮ってワケかい。NTにしても、ちとやり過ぎなんじゃないの?」
纏めたデータ持って行った帰りにカイさんに遭遇した。何か騒がれてる事に皮肉入れてくれてるよな、確かにな流れでMK―IIで先行した結果になれて、また一悶着ありそうなんだ。
しかし、やっぱりシャア絡みで宛があったらさっさと退艦したいってオーラ出してるけど、この人は・・・・っ!?
「日本・・・・」
「日本、日本がどうしたい・・・・」
「【五番目】・・・・そう、五番目『五番目』・・・・です『だよ』・・・・カイさん『カイさん』」
「・・・・っ、な、何だってんだ!何だってんだよ、お前はっ!?」
揺すられたり怒鳴られたりしたけど、何か気にもならない、アポリーさんとロベルトさんが騒ぎを聞いてカイさんを引き離してくれたが、確かに何だってんだよ。五番目、そうだ・・・・【五番目】だ。
エキセントリックに混雑したオリ主の犠牲者第一号になったようで次の行動の算段整えしペッシェとカイさんへの五番目発言回。