レスト×ヒロインのif   作:からすま

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ドルチェの手紙

 

 

「―――!――レ―――レスト!!」

 

 ……ドルチェ?……あれ、なんで病院に居るんだっけ?

 

「…覚えてないの?アンタ町の中で倒れてたのよ?」

 

 うーん…全然覚えてないなぁ……

 

「…瞳孔は正常…。特にこれといった外傷は無し。…記憶に異常あり、と。まぁ記憶に関しちゃ元から問題はあったけどね」

 

 あはは…、でも最近になって特に立ち眩みとか多くなったかも。

 

「…はぁ!?なんで何も言わなかったのよ!」

 

 いや、そんな酷くないし、放っといても治るかな…なんて……

 

「ふざけないで。…で、大体いつ頃からとか覚えてる?」

 

 えーっと、違和感を感じたのは大体2ヶ月前くらいかな。

 

「…そう。ジョーンズさんが戻ったらもう少し詳しく診てもらいましょ」

 

 

・・・

 

 

「うーん…私にも原因はわかりませんね…。2ヶ月前…というと、セルザウィード様をはじまりの森から連れ戻した時くらいでしょうか?」

 

 そう…ですね。おそらくその時期からだったと思います。

 

「……申し訳ありませんが原因不明なのでまずは経過観察させて頂きますね。ほんの少しでも何か違和感を感じたら私かナンシーとドルチェに教えて下さい」

「アンタまた無理しそうだし、また倒れたりしたら迷惑だから、ホントは入院するべきだけどね」

 

 別に入院するほどじゃあ……

 

「…っはぁぁぁ……それが甘いって言ってんのよ…」

 

 ご、ごめんなさい…

 

「私の…か、彼氏なんだから……体調くらい気をつけなさいよね…」

 

 ……ふふっ、わかった。気をつけるね

 

「あのルーちゃんも大分素直になりましたわねぇ……」

「っ!!!もう!!バカ!!」

「あ、ルーちゃん!お待ち下さいまし!?」

 

 

 

・・・

 

 

 

「…でな、この前あそこでこんなデカさのトキメキタイが――」

 

 っ!……??なんか、心臓が……ぐっ!!!

 

「おい、レスト!どうした!?大丈夫か!!」

 

…まずい、いしきも、…………

 

「まっ―ろ――今――院――!!」

 

 

 

・・・

 

 

 

 …あ、また僕倒れて……?右手に何か……

 

「……ん、あぁ、レスト起きたのね…っ!あ、いや、これは別に違っ……いや、違わない、わ……。もう、本当に心配っ…したんだからっ……!!!」

 

 ……ありがとう、ごめんね。ここにはディラスが?

 

「…そうよ。血相変えてアンタを背負って来たわ。…3日前にね」

 

 えっ!3日!?そんなに寝てたの!?

 

「…えぇ、町の人達も心配してお見舞い来てくれてたわよ。それと、しばらく病院で過ごしなさい。これは決定事項だから。セルザとアーサーにも言ってあるから安心なさい」

 

 あー、そっか…。アーサーさんにも申し訳ないな…

 

「…何か食べれそう?用意してきてあげるわ」

 

 あ、なんか意識したらお腹空いてきたかも

 

「わかった、少し待ってなさい」

「ルーちゃんの手作り料理と聞いて飛んで来ましたわ!!」

「アンタには言ってない」

「そんな……」

 

 ふふっ。ありがとう、ドルチェ

 

「っ!別に…当たり前よ…」

「ぐぬぬぬ……」

 

 

「はい、3日も寝てたんだからお粥にしといたわ」

 

 ダルくて体動かないかもなー、なんて…

 

「…あーもう、わかったわよ!やれば良いんでしょ!…はい。ほら、その……口、開けなさいよ…」

 

 なんか熱そうじゃない?

 

「……アンタ結構元気でしょ。…ふー、ふーっ、はい、あーん」

 

 あー、ん。うん、おいしい

 

「んがーー!!なんですのこのイチャイチャ空間は!やってらんねぇですわー!!」

「ピコ!?アンタいつから!!」

「あーもうわかったわよの辺りからですわ」

「くっ…!最初っからじゃない!……ふふ、本格的に除霊の札を作らないといけないかしら…?」

 

 あはは、2人はいつも通りだね

 

「当然ですわ!わたくしとルーちゃんの仲ですもの!」

「私は不本意だけどね」

「んなっ!」

 

 …ごめん、ちょっと疲れちゃったから、また寝るね

 

「…えぇ、起きたら誰でも良いから呼びなさい」

 

 …うん、おやす、み……

 

 

 

・・・

 

 

 

「そ、そんな…、それじゃあレストは…っ!!」

「えぇ、おそらく…」

「どうにか、ならないの…?」

「……」

「…そう…。なら私が見つけるわ。何年かかっても。…だから、医学について教えて」

 

 …………。

 

 

・・・

 

 

 

「ルーちゃん!少しは自分を労って下さいまし!」

「…いいえ、駄目よ。……もう時間の猶予が無いの。どうにかしないと……」

「…ルーちゃん……」

 

 ………。

 

 

 

・・・

 

 

 

 ……あ、ドルチェ…。…今は…?

 

「おはよう。前に寝てから……1週間ってとこね」

 

 そっか……ごめんね、ドルチェ

 

「なんで、!…なんでアンタが謝るのよ…!何も悪いことなんてしてないじゃない…!!」

 

 …ありがとう

 

「ドルチェ…そろそろ……」

「っ!!……絶対、見つけるから…。絶対に治してあげるからっ!目を覚ましたら…そしたら…」

 

 …うん。……まっ、てる…ね……

 

「…えぇ。待ってて…レスト……」

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

「――いこ――!――ストさ――聞こ―――か?」

 

 

 …耳、が、慣れるまで、もう少しまって

 

 

「レストさん。聞こえますか?」

 

 はい。えっと…貴方は?それに、ここは…

 

「ウィルと申します。レストさんが患っていたルーン障害を治す特効薬が成功したんです」

 

 

「レスト君!起きたって聞いて飛んで来たよ!セルザウィード様も待ってるから、良くなったら一緒に城に行こうね!」

 

 ……?……マーガレット?

 

「うん!後でエッちゃんとかにも教えてあげようかな。君にも話したい事が沢山あるんだ…。あ!抜け出して来ちゃったからすぐに戻らないと…じゃ、またね!」

 

 あ、うん、また……もう行っちゃった。

 

 

 

「よし、もう歩いて大丈夫そうですね。これから城に?」

 

 そう、ですね。セルザが会いたいらしいので、先ずは会いに行こうかと。

 

 

「そうですか…。では気をつけてくださいね」

 

 ありがとうございます。

 

 

 

 

「む、?おぉ!レスト!!レストではないか!やっと目覚めたか!」

 

 うん、久しぶり、セルザ。元気だった?

 

「そちのお陰でな。この調子ならむこう千年は元気じゃぞ!それと、ほれ、いい加減出てこんか」

 

 ………ピコ?

 

「……お久しぶりですの。レストさん……」

 

 ………うん。久しぶり、ピコも元気だった?

 

「……えぇ、まぁ、ぼちぼちってとこですわね…。その、これを……」

 

 ……?手紙?

 

「……はい、では、わたくしはこれで……」

 

 あっ、待って!ピコ!!……行っちゃったか…

 

「まぁ、なんじゃ、積もる話はあるのだが先にそれを読んでくるがよい。以前使ってた部屋も残っておる。………多少ホコリは被っとるかも知れんがの」

 

 うん、ありがとう。ちょっと行ってくるね。

 

 

 

 

――レストへ

 

 コレを読んでいる頃には私はいない。

 なんてどっかの小説みたいな文を書く事になるなんて思ってもいなかったわ。

 

 ごめんなさい。助けるって言ったのに、間に合わなかったわ。もう私も歳だし、ジョーンズさんとナンシーさんの息子、ウィルに私の後を託したの。

 

 あなたの病気、ルーン障害について。

 セルザを助ける時にゲートリジェクトで呼び出そうとしたルーンが爆発する事があったでしょ?もっと前に1回他にあったって聞いたけど、まぁいいわ。

 それのせいで体内のルーンがめちゃくちゃになって体調がおかしくなってたの。結局あなたの体が耐えられないって事で、魔法で封印させてもらったわ。

 

 あなたが治ってこの手紙を読んでいたらと思うと……とても嬉しいわ。

 

 まだ、伝えきれてない事なんていくらでもあるの。あなたにちゃんと好きって伝えた事なんて数えるくらいしか無かったわね。

 展望台の景色も未だに覚えてるし、雑貨屋で買ってくれたアクセサリーケースなんて机に飾ってある。

 あなたの手の温もりだって忘れたことない。

 

 

 好きよ、大好き。愛してる。

 未来であなたがこの手紙を読めていることを願っているわ。

 

              ドルチェ―――

 

 

 




しょうがねぇじゃん!!ドルチェ病まねぇんだよ!!
嫉妬はしても監禁も束縛もしないだろうしどうしようかってなったら純愛になっちまった!!!


まぁレストには苦しんでもらうけどね

ウィル、will、意思、これからみたいな、?

頭に浮かんでるアイデア、何読みたい?

  • レスト!もげろ!(手足)
  • レスト!縮め!(ショタ幼児退行)
  • ウホッ!レスト!(BL)
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