【完結】峰田ァ!お前の前のオレオ取ってオレオ!!   作:そとみち

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筆者のここすきゾーンがみんなにここすきされてるとめっちゃ嬉しい。


7 そろそろ見せてやるか俺の本気ってやつを

 

 

 

 登校初日も放課後になった。

 俺と峰田が帰り支度しながら雑談していると、何人かのクラスメイトがやってくる。

 

「幾野ちゃん」

「センちゃんって呼んでくれ梅雨ちゃん」

「センちゃん。朝言ってた峰田ちゃんの彼女って言うのはウソだったのね」

「そだね、合理的虚偽ってやつ」

どこにも合理性なかったよなぁ!? オイラの風評が落ちるだけだったよなぁ!?」

「ケロ、だめよ峰田ちゃん。同性の間でも愛があれば否定はいけないわ」

「ごもっともなんだけどそれにしたってオイラ被害者だよねぇ!? コイツとの間に愛は欠片もないんだよなぁ!?」

 

 梅雨ちゃんに朝のあれはジョークだったことを説明して理解を得た。

 その後は男子からも女子からも色々俺に対しての質問が出てきてそれぞれに俺はちゃんと答えてやる。

 

「幾野の顔とか体つきって個性の影響なの? はっきり言うけどマジで男に見えなくてさ」

「自前だよ耳郎ちゃん。少なくとも異形型でないのはそう。ホルモンとかは乱れてるかもだけど」

「マジ……?」

「この見た目を維持するためにそれなりに努力はしてる。まぁムダ毛とか生えないし肌ケアとかも最低限ってくらいだけど。髪だけはガチ目に整えてる。趣味みたいなもんかな」

「あー、確かに髪は綺麗だよなー幾野。まぁ今日一日の様子でお前が性欲にまみれた男子なのは分かったんだけどよ」

「そんなに褒めてくれるな上鳴くぅん!」

「髪しか褒められてねぇよ一日で化けの皮がはがれるお前の言動を見直せよカスがよぉぉ……!」

 

 どうやらいつも通り過ごしていたらすっかり俺はエロ会話に躊躇いのない男子として認識されたらしい。

 外見と発言のギャップに苦しんでいるクラスメイト達が新鮮だ。そのうち完全に脳破壊が出来るだろう。

 とりあえずジャブ打っとこ。

 

「そんなに褒められると上鳴くんのこと好きになっちゃうぞ♥」

やめろよ!? まだ感情が整理ついてねぇんだからよ!? 美少女で頭バカ男子のお前に言われたらはっきりノーで返事できねぇんだよ!?」

「冗談だよ冗談」

「冗談で済ませるには余りにも見た目が整いすぎだろ幾野……ってか、聞いていいか? 何でそこまで頭バカ男子なのに、見た目そこまで可愛くしてんだ?」

「やだ可愛いなんてそんな当たり前なこと言うなんて切島ったら大胆♥」

その自信すげーな逆に!?

「んー、まぁ質問答えておくと。素材が良かったからだな。別に女らしくして男に惚れられたいとか言う気持ちは欠片もない。普通に女の子好きだよ俺」

 

 続く切島の質問に俺は己の性癖について簡単に語る。

 こうして美少女スタイルを維持している俺だが、別に男が好きという事ではない。からかうと楽しいだけだ。

 俺に性欲の眼差しを向けるまでは面白いから許すが、恋とか愛とか男子から向けられても困る。普通に女の子が好きなエロ戦車ですしおすし。

 じゃあなぜ女の子スタイルをキープする努力をしているかって? 簡単な話だ。

 

「逆にここにいる男子に聞くけどさ。例えばお前らの外見がたまたま、自分でも超カワイイ! って思うくらいの美少女だったとするじゃん」

「……前提がかなり難しいな。俺は生まれつき複腕で女とは間違っても思われん体だった」

「俺や障子などは異形だからな、他者との違いという意味ではある意味理解できるとも言えるが」

「あー……ごめん、そこは例えってことで。で、仮に美少女だったとして、自分からわざわざそれ否定するか? って話。まぁ俺ほどガチで整えなくても、女装とか試してみたくならない? 自分が可愛いんだぞ?」

「んー……んんんー……!? どうだろ……!?」

 

 俺の問いかけに障子と常闇は首をひねるだけだった。まぁ確かに二人は異形型だからな、配慮足りなかったな。すまんこ。

 そして尾白は真剣に悩み始める。コイツ結構真面目だな。切島なんかはわけわからんって顔してるけど。

 

「男らしくねぇだろ!……とは思うんだけどコイツの頭は間違いなく男なんだよな……駄目な意味で」

「オイラ思うんだけど多分コイツVRアバターみたいに自分の体考えてんだよ。男でも美少女キャラに入って動かしたりすると新鮮で楽しいだろ? それの延長線上で楽しんでる感じある」

「お、峰田の表現が鋭いな。そんな感じかもなー、実際コスメとか選んだりするの面白いし。だから趣味、って話さ」

「ケロ。性自認とはまた別で、センちゃんは自分の外見で楽しんでるのね」

「そゆこと。折角こんな顔つき体つきで生まれちまったしね、否定するよりは受け入れて楽しんだほうがええやん?」

「そのせいで脳破壊される男子の被害者が次々増えてるんだけどな」

 

 俺の言いたいことは大体言った。男子も女子もまぁまぁ理解してくれただろうか。納得はまた別かもしれないけどな。

 ええやん。細かいことは気にしないでもろて。俺は俺だというだけですよ。

 こんな真面目に自分の事話す機会少ないからなんか真面目な説明になって変な気分になっちまうよ。

 テンションを戻そう。

 

「そんなことより彼女欲しいです」

「急に話題を変えてきましたわね」

「どうかな八百万ちゃん。俺と不健全なお付き合いしてみない??」

「出会って初日で告白されるとは思っていませんでしたわ!?」

「余りにも言葉が軽い」

「お茶子ちゃんにセリフ触られた説あるわね」

 

 その後適当に雑談して帰った。

 教室にいなかった緑谷や飯田や麗日ちゃんは先に帰ってたらしい。明日はあの三人を巻き込んで遊ぶとしよう。

 

 


 

 

 翌日。

 

「じゃ次の英文のうち間違っているのは?」

 

(普通だ)

(普通だ)

(くそつまんね)

(関係詞の場所が違うから……4番!)

(相澤先生ショタ化したらマイク先生と絡み合わせるのアリだな。ミッドナイト先生とどっちがアリだ?)

 

 午前中は普通に授業受けた。

 あとお昼も食べた。

 ランチラッシュ先生の作るご飯美味すぎんか??

 

 そして午後、とうとう始まるヒーロー基礎学。

 

「わーたーしーがー!! 普通にドアから来た!!!」

 

「オールマイトだ……!! すげぇや本当に先生やってるんだな!!」

「画風違いすぎて鳥肌が……!!」

 

 やってきたオールマイトにクラスメイトもドキドキだ。

 俺も人並みにオールマイトファンでもある。純粋に彼の積み上げた実績に敬意を払っている。

 まぁタイマンなら負けないと思うけど。

 

「早速だが今日はコレ!! 戦闘訓練!!」

 

 どうやら初回の授業は戦闘訓練になるようだ。

 事前に要望を送っていた戦闘服に着替えての実戦。テンション上がるぜ。

 とうとう俺も個性を使える時間がやってきたな。戦闘服もバッチリ要望上げてるし楽しみ。

 

「イクノお前マジであのデザインで通したのか……?」

「ええやん俺らしくて。峰田のデザインもよかったよなー、マフラーとマントめっちゃかっこいいじゃん」

「だろ? お気に入りだぜ」

 

 早速着替えてグラウンドβに向かう。

 

「俺が────────来た!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「幾野お前それ……おまっ!? お前!? 完全に性別間違えてんじゃねーか!?」

「ぴっちりスーツ!? 腰回りにベルトがあるから股間はギリ隠せてるけど…!!」

「お前の腰つきと尻おかしいよやっぱ!! 性別詐欺だよ絶対!!」

「なんで胸膨らんでんだよ!? 何詰めてんだそこに!?」

「は? うちより腰細いやんか」

「ケロ……スタイルが良すぎるわセンちゃん」

 

 みんなからの驚きの目線がまぶしいね。

 俺のスーツは全身ぴっちりタイツタイプのスーツだ。俺の個性を十全に使うためにも動きやすさ重点。

 しかし攻撃力に欠けるので腰回りに様々な道具を入れられるごついベルトをつけてある。股間もこれでカバー。お尻のほうはどうしても隠れてしまうがラインはぷりんと出てるので問題なし。

 そして胸だが、一番攻撃されやすい部位を守らないのはナンセンスなので衝撃吸収素材の偽乳をつけてあり、装着してあるジッパーで中に道具を入れることも可能。バスト92くらいにしてある。揉み心地最高。

 マフラーもつけて峰田とお揃いにしてある。やはりヒーローコスチュームといったらマフラーだ。マフラーには漢のロマンが詰まっている。

 ちなみに背中は尻の近くまで開いている。通気性も考慮しないとな。

 つまりは童貞を殺すコスチュームだというわけだ。これでカメラに映れば人気が出ること間違いなし。性癖も駄目にしていきたいところあります。

 

「俺の可愛さが怖い」

「お前いずれミッドナイト先生みたいに18禁扱いされるぞ」

「前例がいてくれて助かると考えよう峰田くん」

「これ背中の露出がやばいよセンちゃん! えっち! えっちだよこれ!!」

「葉隠ちゃんはそう言うけど露出の多さなら八百万ちゃんの方がすごくね? 俺は背中だけだし」

「これはわたくしの個性を万全に発揮するための必要な露出です! 趣味に走ったイクノさんとは違いますわ!?」

「趣味に走ったことは否定できない。ってかヒーローコスチュームなんておおよそ本人の趣味みたいなもんじゃね? つまり葉隠ちゃんが全裸なのも趣味という事……!!」

「全裸じゃないよ!? ちゃんと手袋と靴も履いてるよ!? 趣味でもないよ!?」

「逆にフェチズム感じて捗ってしまいます」

「アクセル緩めよう!?」

 

 ってか俺のコスチュームよりも葉隠ちゃんの方がやべーだろ。全裸やん。

 個性を使ってしっかり確認させていただきましたが全裸です。ブラなしだけど大きなおっぱいが垂れずに形を保っていますね。若いですね。俺のビッグイクノも若さを主張し始めてしまいます。

 イケないイケない。お楽しみは今夜に取っておこう。今夜は葉隠ちゃんでシコります。

 クラスメイトをオカズにするときの背徳感って……凄い。

 

「ごめん、遅れて……!」

「あ、デクくん!? かっこいいね! 地に足ついた感じ!」

「麗日さ……うおお……!!」

「おぉ、ええやん緑谷。上半身はぴっちりしてて俺に近い感じだな」

「って幾野くん!? え、ええええ!? 嘘でしょ!? どうしたのその胸!?」

「うちよりリアクション大きいやん」

「緑谷。あまりイクノ見すぎんな、性癖歪むぞ」

「ええ!?」

 

 遅れてやってきた緑谷のコスチュームは若干俺のデザインに被った。全身タイツなところとか腰にベルト巻いてるのとか。

 俺は緑谷みたいに顔は隠してなくて赤い長髪を遊ばせてるから印象は全く違うだろうけど。

 いやまぁそもそも体つきが違いすぎてエロス度では俺の圧勝なんですわ。己の肉体の可能性が怖いわ。

 

「……ん、なんか素材が結構……あれか? 手作りな感じ?」

「あ、うん……実は母さんが作ってくれたんだ、このコスチューム」

「マジか。最高にイカしてんじゃん……かっこいいぜ緑谷。マジでな」

「っ、うん、ありがとう! 幾野くんも、その、似合ってるよ!」

「サンキュ」

 

 素材が若干普通っぽかったので聞いてみたら、なんと緑谷のコスチュームはお母様の手作りだという。

 いいな、そういうのは。()()()()

 機能性やデザイン云々じゃなく、それを胸を張って着れる緑谷が素晴らしい。

 完敗です。後で秘蔵のエロ本を緑谷に貸してやろう。

 

「んんん~~聖徳太子ィィ!!」

 

 みんなからの質問に困るオールマイトという珍しい光景を見ながらも俺は訓練の説明を聞く。

 二人ペアを組んでヒーローとヴィランに分かれて対戦……という事か。

 さて、誰とペアになったもんかな。選んでもいいんだが、今はまだクラスメイトとの付き合いも日が浅い。

 誰がペアになってもお互いを知るって意味じゃ悪くないか。俺は個性を使わずにくじを引いた。

 

 結果はこうなった。

 

 緑谷・麗日  VS  爆豪・飯田

 幾野・葉隠  VS  轟・障子

 峰田・八百万 VS  常闇・蛙吹

 尾白・口田  VS  耳郎・上鳴

 瀬呂・切島  VS  青山・芦戸

 

 葉隠ちゃんか。いいね。女子でよかった。

 さて、かっこいい所見せるためにもしっかり作戦練りますか。

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