所長にチートオリ主サーヴァントを召喚させたかっただけ   作:がばがば小説マン

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投稿するまでかなり時間がかかった……
妄想十割でできています
いつものがばがばクオリティ


8話

 

 

 

 

「……新しくサーヴァントを召喚する?」

 

立香を寝かしつけた次の日、ロマニから新たにサーヴァントを召喚することを伝えられた。どうやら、あの特異点でサーヴァントを召喚するための聖晶石が10回分貯まったらしい。

 

「うん、戦力は多いに越した事はないからね。……頼めるかな、立香ちゃん。」

 

まだマリーが目覚めて居らず、もし目覚めてもマリーは僕以外を召喚できないだろうからカルデア内で召喚できるマスターは立香しかいないのだ。正直ゲームと同様にうまく関係を築けるか分からないので心苦しい部分はある。

 

「うん、全然良いですよ!!」

 

だが、立香ちゃんは快く返事をしてくれた。良い子だ……(感涙)まぁ確かに僕と沖田さんだけではカバーしきれない事もあるかもしれないので、立香ちゃんがいいなら特になんの反対意見も無い。

 

 

だが、今のロマニにとって一番聞きたいことは、それではなかった。

 

 

「……えっと、だからその……立香ちゃん……?」

 

……ロマニが少し顔を赤くしながら困惑した表情で立香を見る。まぁ……当たり前だよなぁ……こんな状況を見てしまったら僕でも困惑する。

 

「はい!!なんでしょうか?」

 

「何か事情があるのかも知れないけど……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ルセル君の膝枕で寝ているのは……何故だい……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

至極真っ当な疑問が、ロマニの口から発せられた。

そうなのだ。今、立香ちゃんはソファーで僕の膝枕を使って横になりながら僕にナデナデされている

 

 

 

……当事者である僕にすら分からないんだから、ロマニに分かる訳がないのだけれど。というか中央の部屋のソファーで膝枕なんてこの娘には羞恥心が無いのだろうか?いや僕は全然いいんだけども……

 

 

でも、いくらそんな立香でもこんな堂々と質問されたら流石に恥ずかしいがるのではーーー

 

 

 

 

 

 

「え?何か問題ありますか?」

 

ーーーダメだった~っ……

 

 

 

 

 

……大丈夫かこの娘?ゆうべ彼女の部屋に同意の上とはいえ入ってきた繋がりも浅い高校生男子だぞ?いや高校生男子は見た目の話だけど。それでもアッチの欲の権化たる男子高校生に膝枕させるとか……パパ将来心配になってきたよ……いやパパじゃないけど。もう夕べの件で娘のように思えちゃったからしょうがないよね。ね?

 

 

「えっと、いや……まぁ、うん、その……二人がそれでいいなら良いんだけど……ルセル君はそれでいいのかい……?」

 

「……まぁ、いきなり人類の存亡を背負わされてる一般人の少女なので……せめて僕には甘えて欲しいとは思ってたんですけど……ちょっと早すぎるというか……ま、別に良いんですけどね?……でもなんだか心配になってきます……将来悪い男に引っ掛からないか……」

 

ま、もし悪い男を連れて来たら容赦はしないけど。

 

 

 

「もう!!私はルセル君とずっと一緒に居るの!!絶対!!忘れないで!!……ずっと、一緒に居させて……ね?」

 

 

……ま、そんな事すら必要ないような答えが帰ってくるんですけどね(白目)何なのこの娘……?

 

 

「えっ……あっ……え?」

 

 

……あかん、ロマニの表情が宇宙猫になってしもた。分かる。僕も膝枕する前こんな事言われたから。僕も宇宙猫しちゃったから。まぁもう受け入れたけど(救世主の風格)もう立香ちゃんが可愛いからなんでもヨシ!!

 

「……ま、まぁ……うん、君のメンタルは安定してるみたいだし……うん、それが一番だから……!!手段がどうあれ……それが……一番、だから……」

 

あっ!!マズイ!!ロマニが胃を抑え始めたゾ!!……なんだか可哀想になってきたから後で仕事代わってあげよう(名案)そもそもカルデアのドクターはかなりの激務だって聞いたし……カルデアの救世主としての責務だからね!!

 

「……ロマニさん、後で仕事代わりますよ?」

 

「え……それは……」

 

「いや多分立香ちゃんがこうなったの多分僕のせいなんで……一応これでも救世主なんで並大抵の事はできますから!!遠慮しないで頼って下さい!!ロマニさん!!」

 

 

「っ……ありがとう、ルセル君……でも、これは僕の仕事だからさ……気持ちだけ、受け取っておくよ……」

 

……なんだか苦しげな表情をしてらっしゃる。

というか断られたんですけど……僕は救世主なんだからジャンジャン頼って欲しいんだが……ま、ええわ。

 

 

「と、取り敢えず……明日サーヴァントの召喚をして貰うから、立香ちゃんは準備しておいてね。」

 

「はーい」

 

この後滅茶苦茶甘やかした。なんか、女性向けASMRボイスのシチュエーションっぽいなこれって奴を頼まれた。耳掻きしたり抱き締めたり……流石に耳舐めはヤバいので断った。

 

 

ーーそして、次の日ーーーーーーー

 

 

どうやらそろそろマリーが起きるらしいので、マリーが寝ている部屋に入った。直前まで立香に滅茶苦茶べったりされてたので大変だったが、もうすぐサーヴァントの召喚の時間だったので、立香は渋々離れてくれた。

 

「んぅ……るせる……るせるぅ……はなれないでぇ……」

 

寝言が聞いててヤバい。これは完全に僕に依存している。確かに、依存は人間としてはあまり良くない。だけど、無理に依存を治そうとして突き放すと、それこそ本当にマリーは壊れてしまう。

 

僕にできるのは、彼女に寄り添ってあげる事。それだけ。そして、可能ならば少しずつ自立させるよう促すのがベストなのだが……それをできる技術は僕には無い。僕はそういう知識を持ってないから。素人が下手に動くと悪化すると考えると、怖くて動けない。

 

僕が貰ったチートの数々も、人の心の傷の前では何一つ無力だ。

 

……転生前は何の力も無くて、何一つ守れなくて……転生したら無駄にチートを持ってて更に何度も世界を滅亡させかけた癖にまた大事な人は守れなくて……今は自分勝手な愛情で女の子を狂わせて……

 

「……ハハッ……最悪だな」

 

本当に僕は世界の癌なんだな、と何一つ実らない自嘲をしていると、突然ロマニから呼び出しの連絡が。

なんでも、もし召喚したサーヴァントが狂暴だったら押さえ込む為の手段が必要なんだと。うん、先に言って欲しかったな。ま、行くけど。

マリーが起きる時に一緒に居てあげられないのが不安だが、まずはそっちを優先だ。

 

 

 

 

 

 

「ルセル!!来てくれたんだ!!」

召喚ルームに着くと、真っ先に立香が胸に飛び込んで来た。あかん、可愛い(吐血)

 

「ごめんね、急に呼び出して……元々沖田さんに頼むつもりだったんだけど、いつもより吐血が酷くて……」

 

「私では少々身に余るので……お願いします、ルセルさん。」

 

……そういう事か……ならばしょうがない。

 

「じゃ、立香ちゃん。召喚サークルに聖晶石を投げ込んでくれるかな。」

 

「うん!!」

 

聖晶石が投げ込まれ、召喚サークルが光り始める。……ん?これ……虹回転じゃないか!?たまげたなぁ……

 

「これは……!!とんでもない魔力量だ!!ルセル君!!念のため警戒して!!」

 

「おっけー」

 

そして、召喚サークルから極光と呼ぶに相応しい光が放出され、思わず目を閉じる。

やがて、光が収まっていく。目を開けるとそこにはーーー

 

 

 

 

 

「サーヴァント·セイバー、召喚に応じここに推参した。問おう、貴方……が……?」

 

 

 

 

ーーー見覚えのあるアホ毛の、青い騎士王が居た

 

 

 

 

 

どうやら、あの髪の毛が触媒として捧げられたらしい。触媒って万能なんだなぁ……と思いつつ声を掛ける。

 

「……久しぶりだな、アルトリア。」

 

「る、ルセ……る……なのです、か……?」

 

アルトリアが、信じられないようなモノを見る目で僕を見てくる。ま、そりゃそっか。僕は並行世界の怪物も殺さなきゃいけなかったから殆ど座に居なかったからな。人の手で召喚される事自体もかなりイレギュラーだから、信じられないのも当然。

 

「おう。色々あってな、セイヴァーとして現界した。ま、これからよろしくな。」

 

「……そう、ですか……いや、そんなことより……そんなことより……!!!」

 

……ん?声が震えて……?あれなんかこれやべーパターンのような気がーーー

 

 

 

 

 

「ルセル……っ!!!」

 

 

 

 

 

「ぬわーっ!?」

 

 

 

 

ーーーーアルトリアが涙目になりながら僕の胸に飛び込んで来た。なんでやねん!!(関西)

 

「は、はわわわわ……!!だ、だ、抱き着いてます……!!あうう……//////」

 

マシュが顔を赤くしながら口をパクパクさせている。

 

本当に予想外の行動に僕の身体のバランスは崩れた。

その結果、倒れた僕の上にアルトリアが乗りながら僕の胸に頬擦りしてるというなんともアカン状況になってしまっている。どうして……?(電話猫)

 

「ルセル……会いたかった……あの日から、ずっと……!!もう、離しませんから……!!ルセル……っ!!」

 

「アアアアアアア!!!痛い痛い痛い!!」

 

アルトリアが僕の胸を濡らしながら僕の身体を全力で抱き締めてくる。

その華奢な見た目の身体に反して痛みはえげつない。なんだか骨がメキメキ言ってきているような幻聴さえ聴こえてくる位だ。

 

「……ルセル……君……その、女の子は……何……?どういう関係なの……?」

 

「あっいえこれはですね立香ちゃんいや違うんでs「答えて?」怖いっ!!」

 

アカン!!立香ちゃんのお目目がどす黒い事にっっっ!!怖いっ!!

 

「ルセル……?もしかして……あの娘がマスターなのですか……?そして……引 っ 掛 け て し ま っ た の で す か ?」

 

「ひいっ!?ま、マスターは違うぞ!!今はまだマスターは寝ている!」

 

「……そうですか……ちなみに性別は……女性ですか?」

 

「そ、そうだけd「……本当ですか?」いやそんな怖い目をしないでよぉぉぉ!!本当だよもぉぉぉ!!」

 

ああっ!!もうやだ!!小生もうやだっ!!おうちかえる!!!どうしてアルトリアまでそんな黒い目をするのっ!?親友ではなかったのか!?やはり男女の友情は成立しないのか!?そんな馬鹿なぁぁぁ!!

 

 

「り、立香ちゃん!!まだ召喚されるよ!!構えて!!」

 

ナイスロマニ!!

 

誰か……っ!!アルトリアを止めれる奴来てくれっ!!

 

来いっ!!頼むっ!!

 

 

 

 

 

「サーヴァント·ランサー。真名はクーフー·リン。よろ……!?な、何が……何が起こっていやがる……!?」

 

 

 

「……サーヴァント·アーチャー。真名はエミヤ。召喚に応じt……!?アルトリア!?ちょっ……ええっ!?」

 

 

他は麻婆豆腐とかでした。あっこりゃもー駄目かもわからんね(思考停止)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、取り敢えず召喚お疲れ様、立香ちゃん……立香ちゃん?」

ロマニが取り敢えず労いの言葉を掛けながら立香の方を振り向く。流石にサーヴァント三体との契約は疲れただろうと思って……いた。しかし、振り向いたその先に居るのは、戦士だった。

 

「ルセルは絶対離さないよ……相手が英雄でも……!!」

 

その目は、正に『覚悟』を決めた目だったと、後にロマニは語っている。自分の恋(?)の為に強大なライバルと戦う『覚悟』。その目には、それが宿っていた。しかしその目はやっぱり真っ黒であった為に、ヤンデレ気味にしか見えなかった。いや実際そうなのだが。

 

これが、恋する乙女……なのか……?さっきのアルトリアといい、ロマニの女性観が崩壊しかけている時に、突然召喚サークルが光り始めた。

 

「なっ!?すごい魔力量だ!!っていうかこれどこかで……?」

 

 

 

あっこれまさかっーーーー

 

 

 

 

 

「私を……召喚しろと……言ったはずだが……?」

 

 

 

 

 

 

ーーーーそこには、アルトリア·オルタが目のを怒りのオーラをビンビンに放ちながら仁王立ちしていた。

 

なんで記憶あるんだよおかしいだろ!?ワケワカンナイヨー!!英霊の座の記憶処理係さんちゃんと仕事してくださいおねがいします

 

 

 

「……おい貴様……私のルセルに……何をしている……?」

 

 

あ、そういえば今僕アルトリアに押し倒されてる所でしたわ~~!!……アカンこれ笑い事じゃないんだけどぉ!!

 

「ふふ……ルセルの童貞……貰っちゃいました♡」

 

 

は?

 

 

「貴様ァッッ!!!」

 

 

あかん!!また龍紋刻マレシ勝利の封剣(ムフェト·カリバー)が来るぅ!!カルデア死んじゃう!!

 

 

「いや僕まだ童貞ですぅぅぅぅ!!!まだ誰にも喰われてないですぅぅぅぅ!!アルトリアァ!!お前嘘つくなよぉぉ!!」

 

 

もうやだ……なんでこんな事カミングアウトしなきゃいけないの……?死にたいんですけど……

 

『なっ!?……ルセル君……』

 

やめろぉ!!僕をそんな哀れみの目で見るなぁ!!

 

「……!!やった!!まだ誰にも食べられてないんだ……♡」

 

「チッ」

 

いや舌打ちしないで?僕のアルトリアはそんな舌打ちするような、そして嘘をつく性格だった覚えはないんですけど?

 

「……ほう……ならばよし……青い私、後で覚えておけよ?」

 

「ふふ、望む所ですよ……?」

 

 

 

 

 

 

アルトリアとオルタのやり取りを聞いてこの後に何が起きるのか背筋を凍らせている時。

部屋の外から急いで走って来る足音が聴こえてきてーーー

 

 

 

 

「るせるっ!!!」

 

 

 

 

 

ーーー勢いよく、ドアが開かれた。

そこに居たのは、少し涙目で息を切らせているマリーだった。最悪のタイミングで起きてしまった……(絶望)

 

 

「お!!マリー!!起きたか!!アルトリア、黒トリアに紹介するよ、この人が僕のマスターだ。」

 

「……ほう……?」

 

「……へぇ……この方が……」

 

 

アルトリア達が品定めするような目でマリーを見る。

いくらアルトリア達と言えどそんな目でマリーを見て欲しくはないんだけど……

 

「な、何なの……?そして何よ……何よその女達!!」

 

うんやっぱりそうなるよね。僕も分からない。いやわかるんだけどこの状況が分からない。

 

 

「私はアルトリア、ルセルのお嫁さんです♡」

 

「私はアルトリア·オルタ。ルセルを婿に迎える者だ」

 

「ごめんね所長さん……私も、好きになっちゃった……♡」

 

まだ僕結婚する予定ないんですけど……

 

 

「そん……な……嫌……」

 

ってアアアアアアア!!!アカン!!マリーが絶望してしまってる!!

 

「ま、マリー……こ、これは違うんだ……あの人達が不審者ってだけで……「うるさい!!」あうう……」

 

あかん……マリーに嫌われたらもう僕生きていけない……立ち直れない……

 

 

「……そうよ、私にはこれが有るもの……何も心配しなくていいわ……」

 

 

そう言うとマリーは何か少し得意気に右手を掲げた。あれは……令呪?あっ(察し)

 

『令呪を以て命ずるっ!!私の側に来て、離れないでっ!!』

 

そうして掲げた右手の令呪の一角が消費され、僕は彼女の側にーーーーー

 

 

 

 

「……あ、あれ?」

 

 

 

ーーー行く事はなかった

 

マリーが何が何だか分からないと言う顔で、僕の顔を見てくる。

 

 

「も、もう一回!!『令呪を以て命ずるっ!!私の側に来て離れないで!!』」

 

またしても、無反応。

 

「……何で!?何でなの!?なんで令呪が効かないのよ!?ガンドは効いたのに!何で!?」

 

マリーが涙目になって叫んでいる。……今回ばかりは自分のスキルが憎い。と、言うのも……

 

「……一応僕、対魔力EX持ってるんだよね……」

 

別に『EXだから強すぎる』ってわけではない。時と場合によってランクがコロコロ変わる。というか魔力の配分によって変えられる。だから規格外のEX。特異点Fの時の僕の対魔力ランクは精々D+かそこらだった。多くの宝具を使う事に全集中していて、抑止力さんにそこまで負担を掛けられなかったから対魔力はそこまで強くなかった。

 

しかし、カルデア内では僕は逆に対魔力だけしか使っていなかった。特に今回のサーヴァント召喚の時間は最大限対魔力を発動していた。万が一何かが起こった時すぐ動けるように対魔力をA++程に固定していたから……それにマスターとしてはかなり未熟なマリーの令呪では、僕に対する強制力は……残念ながら、なかった。

 

「ウソ……ウソよウソよ!!『令呪を以て命ずる!!私と一生側に居なさいっ!!』」

 

 

最後の令呪がーーーー無くなった。そしてそれは、(一時的ではあるが)僕との繋がりが、主従関係が途切れた事を意味する。

 

 

依然、アルトリアに倒されている僕の身体はピクリとも動かずーーーー

 

 

ーーーついに、マリーの感情が限界を迎えた。

 

 

「あ……」

 

 

 

「あああ……」

 

 

 

「っうわぁぁぁぁん!!なんでっ!!どうじで、どうじでなのよるせる!!……いや、いや、いやぁぁぁぁ!!はなれないでよぉぉぉぉ!!!」

 

 

な、泣かせてしまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!

人間として!!一介の男として!!救世主として!!最低の行為をしてしまったぁぁぁぁ!!

 

「アルトリア!!ちょっとどいて!!」

 

「えっ」

 

力がいつの間にか緩んでいたアルトリアをどかし、マリーの所へ駆け寄る。

 

「あ、あうう……る、るせる……?」

 

「マリー!!ごめん!!本当にごめん!!僕のせいだ!!許してくれ!!女の子を引っ掛けてしまう僕を許してくれ!!アルトリア達の言っている嫁とかは全部『自称』だから!!僕の嫁を勝手に名乗っているだけだ!!だからあんまり気にしないでくれ!!」

 

というか僕は今まで一度も結婚とか言ったことすらないのになんで勝手に嫁を名乗るんですかね……?

 

「ほ、ほんとーに?」

 

「ああ……大丈夫だ……」

 

「わ、私から離れない……?」

 

「離れないよ……大丈夫、離れないから……」

 

「うう……るせる……るせる~っっ!!」

 

マリーが僕の胸元に飛び込んできた。安心させてやる為にマリーの頭をナデナデする。

 

「ごめんなマリー……僕ができることなら何でもするからさ、許してくれないかな……」

 

流石にね、これくらいしないと駄目だからね、しょうがないね。

 

 

「……なっ!?ルセル!?」

 

「なんでも……だと!?」

 

「所長、ズルいよ……!!」

 

おうおう外野が何か騒いでいるがそんなこたぁどうでもよろしい!!これくらいしないと心の傷が誤魔化せないからな!!

 

「えっと……その、それじゃ……い、一緒に……添い寝して……欲しいの……」

 

「「「なっ!?」」」

 

 

ガハッッ!!(吐血)

 

やはりマリーの上目遣いは破壊力がえげつない……!!!いいぜ、一緒に寝ようか!!

 

「おう、いいゾ」

 

「えへへ……ありがと……!!!」

 

うん、可愛い。僕は前世でどれだけ徳を積んだのだろう……いや、徳を積める程長く生きてないか!!ま、ええわ……取り敢えず寝室に行くか……

 

「る、る、ルセル!?ほ、本当に寝るのですか!?……わ、私も寝たいです……!!」

 

「私も、その……寝たいのだが……?婿なら当然だろう……?」

 

「……ルセル君、私も一緒に……寝たいな……♡」

 

「へっ!?」

 

有無を言わさぬ重い期待を感じさせる眼差しをこちらに向けてくるんですけど……うう……

 

……まぁ、少しの間ならいいか……

 

「お、おっけーだ……その……順番な?そして今日はマリーだから、明日アルトリア、明後日オルタ、明明後日に立香でいいな?」

 

「……!!はい!!その……よろしくお願いします……♡」

 

「……ふん、当然だな……会えなかった分取り返してやるからな……?覚悟しておけよ……♡」

 

「ふへへ……一緒、一緒のベッドで寝れるんだ……♡」

 

あかん怖すぎるんだけど……なんか間違いが起きたりしないよね?健全に終われるよね?不安になってきた……

 

「た、助けて……エミヤ……クー・フーリン……」

 

 

「……すまない、力になれそうにない……本当にすまない……何の慰めにもならないかも知れないが、あとでスイーツでも用意してあげよう……君には親近感しか湧かないのだ……」

 

え、エミヤァ……お前いい奴だな……特異点Fでマリーを殺そうとした件の罰は軽くしてやるよ……

 

「あー、なんだ、その……骨は拾ってやるよ……」

 

なんで僕が死ぬ前提なんだよぉぉぉぉ!!!

 

ちくしょうめぇぇぇぇぇ!!!!

 

 

 

 




8周年でオルガマリーが出てきたら引かざるを得ないのに石が無いし小遣いもない……地獄か?
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