新しいアイデアが浮かび過ぎるのです(なお質や続けられるかは別問題)
6月25日 主人公の名前を"仮"(カリ)にしました。
西暦2015年7月30日
その日、地震、集中豪雨などが頻発。そして同日の夜、世界各地で怪物が現れ、人々を殺戮し始めた。怪物は"バーテックス"と名付けられ、自衛隊が討伐に向かうも兵器が通じず敗北した。
勇者と巫女が各地で現れ、バーテックスに対抗しているなかある一人の男がいた。
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西暦2015年7月31日
日本 九州地方 熊本県中南部
「ハァ…ハァ………まだ追ってきやがるな怪物はッ……」
息が上がり、足が棒になるほど疲れているが少年は走り続ける。
「死んでたまるかッ!」
怪物に殺されないために。
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一度目は食われて、二度目は出血多量で、俺は死んだ。
はじめは夢落ちだと思っていた。
死んだら目が覚めて夜の暗さが目に入るからだ。
しかし目が覚めては死ぬことが続き、死んだ時の痛みや記憶も夢とは思えないほど鮮明だった。推測するに俺は死に戻りの能力をもっているのだろう。
おっと自己紹介がまだだったな俺の名前は…………
"■■■■■■■"
"■■■■"
"■■■■■"
…………自分の名前が思いだせないから『仮の名前』ということで“仮(カリ)”とでも呼んでくれ。
好物はカレーとラーメン
嫌いなものは怪物
血液型と誕生日はこれらも忘れてしまった。
さて、俺の死に戻りについて話していこう。
まず条件はもちろん俺が死ぬことだ。どんな方法で死んだとしても記憶を保持したまま時間が巻き戻る。
次に巻き戻る時間だ。現在時点ではだいたい1分前から一時間前まで巻き戻れることがわかっている。
この巻き戻れる時間の広さのお陰で、今は怪物が出現してから三時間くらいは生き残れている。
しかし夜だろうと怪物は俺を大きな口しかない白い体に人の血付けて大群で迫ってくる。
血を大量に見て大丈夫なのかって?自分の血を散々見てきたからな。慣れてきた。
がむしゃらに走っていると
前には大量の怪物が向かってきていた。
「ん、あ、ヤベ」
逃げようにも足と肺はすでに限界を迎えている。
「ッッ!!?」
グチャ、という音と赤色、アスファルトの黒を認識したときには激痛と倒れた衝撃と擦りむいた痛みで動くことも声を出すこともできない。
そして、食われて、引きちぎられていく自分の腕や脚を見ることしかできずに視界は暗転した。
"戦うことは?"
"抵抗することは?"
"周りの人を頼ることは?"
"助けを求めることは?"
"神に祈るのは?"
どうしてこうなったのか?
どうやったらこの地獄から逃げれる?
どうやれば助かる?
どうすれば生き残れる?
こうしたら良いんじゃないか?
神様が助けてくれる?
そんなことは無駄で、できない、知らない、わからないからこうやって
死んで生き返って
また死んで
生き返って
頼れる人なんていない信じられるのは自分と死に戻りの力だけ………
動かず死んでいくのなら、
足掻いて生き残ってやる
仮(カリ)
男性
だいたい12歳くらい
熊本県生まれ熊本県育ち