ベル君が錬鉄の英雄に憧れるのは間違いなんかじゃない   作:空豆熊

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正義の味方の仲間に手を出すとは、いい度胸だ(後編)

「オラァッ!!」

 ヴェルフは大刀を振り回し、リリを守るように剣圧を飛ばす。

 同レベルの冒険者達は、それだけでも近付く事ができず、遠距離攻撃で牽制してくる。

 ヴェルフがそれらを捌いている隙に、ヒュアキントスは一気に距離を詰め、斬りかかってきた。

 だが、そのタイミングに合わせて射出されていた赤い矢が、左右から挟み込むようにして、ヒュアキントスに襲いかかる。

「チッ……!」

 舌打ちしながら後退し、ギリギリで躱しながら纏めて弾き返す。

 しかし、その矢はまだ生きていて、即座に軌道を変えて追撃してきた。

 そこに、リリは更に追加で幾つもの矢を続けざまに打ち出していく。

 ヒュアキントスを同時に囲えるよう、各々角度を調整されたその矢は、逃げ道を塞ぐように放たれていた。

 それまでリリの行動を妨害しようとしていた冒険者達も、ヒュアキントスの危機に割って入り、矢を叩き落とし始める。

 射手であるリリを落とそうにも、ヴェルフによる護衛がある限り、それは叶わなかった。

 

「とはいえ、流石にこれくらいじゃ崩せないか。武器の性能頼りで勝てる相手じゃねーな」

 笑みを浮かべながら、ヴェルフは大刀を構え直す。元来魔剣を嫌う彼は、武器だけで決まる戦いなど、端から求めていない。

 武器はあくまで使い手の半身。この戦いの中で、今現在身に余る武器を、自らの手に馴染ませるべく奮闘していた。

「武器に集中しすぎて、視野を狭めないでくださいよ! それこそ、武器に振り回されていることに他なりません!」

「分かってるっつの。それより、策はあるか? 向こうには治療師(ヒーラー)もいるし、削り合いしてたらジリ貧だぞ」

 ヴェルフは言いつつ、おとなしそうに見える長髪垂れ目の女性、カサンドラをチラ見する。

 何故か自信なさげな表情をしているものの、Lv.2の自衛できる治療師(ヒーラー)と言うだけで、戦場での存在感は増す。一発で致命傷入れなければ回復されるとなれば、悪戯に消耗戦を仕掛けるのは得策ではない。

 シンプルな話だが、だからこそ厄介だった。

「まぁ、幾らでも選択の余地はありますけど、常識の範囲内の手ではあちらの指揮官の裏をかけるか微妙ですね。恐らく、対人戦の経験は向こうの方が上でしょう」

「だろうな。相手は手当り次第気に入った奴を攫う神様の眷属だ。今まで何度も戦ってきたんだろうさ。なら、どうする?」

「無難にまだ割れてない手札を切るのは当然として、リリも偶には身体を張った方がいいかもしれませんね」

 少し顔を青ざめさせながら、リリは決然と言い切った。この戦いを試練と考えるなら、ヴェルフに隠れて安全圏から指示や援護をするだけで終わるつもりはない。

 本来なら、参謀が態々危険を冒すなど愚策以外の何物でもないが、今だけは愚か者でいい。

 震える手を誤魔化すように、リリは強く拳を握った。

「よっしゃ、骨は拾ってやるぜ!」

「勝手に殺さないで下さい! あー怖い、リリは一体何をとち狂ってしまったんでしょう……」

 柄にもなく自身を追い込もうなどと考えてしまった事を後悔しつつ、リリは覚悟を決める。

 この先、自身が動かなければベルが危うい状況になった時、足がすくむようなことがあっては困るのだ。

 自分で自分を許せなくなるような、そんな事態だけは絶対にごめんだった。

 

「……」

 そして、リリは動き出す。まずは、残弾をほぼ全て吐き出す勢いで、矢を放ち続けた。

「うおおおっ!」

 同時に、ヴェルフも大刀を構えながら駆け出した。

 シンプルすぎる電撃作戦に、アポロンファミリア指揮官のダフネは怪訝な顔をする。

(何のつもり? 確かにこれ程の攻撃を受ければ只では済まないけど、あっちもリリルカ・アーデの守りを捨てる事になる。

 尤も、追尾矢と不冷(イグニス)を振り切りながら、リリルカ・アーデの元まで辿り着く事は骨だけど、ヒュアキントスなら可能)

 例え何人倒されようと、リリさえ捕らえて人質にしてしまえば、その時点で勝利は確定する。

 なのに、何故わざわざそのチャンスをこちらに渡そうとするのか。

 恐らく何か罠が仕掛けられている筈だが、即座に飛び出すヒュアキントスを止める訳にもいかない。

 どちらにせよ、カウンターを仕掛けなければ、こちらの戦力だけ削られてしまう。

「ヒュアキントス、気をつけなさい! 何か狙っているわ」

 せめてもの忠告を口にしながら、ダフネは迫りくる矢とヴェルフを迎え撃つ。

「そらっ!」

 ヴェルフの振るう大刀の一閃で、アポロン・ファミリアの団員達は次々と薙ぎ払われていく。

 しかし、ヒュアキントスはそちらに意識を向ける事なく、一直線にリリの元へ迫っていた。

 その速度は、リリでは反応どころか目視すら難しい程。後ろから追尾矢が追ってきている為、フェイクを入れる余裕もないが、その必要もなかった。

 ただ速度に任せて、意識を刈り取るべく攻撃を入れれば良いだけ。その筈だった。

 

 しかし、ヒュアキントスがすれ違いざまに攻撃を繰り出した瞬間、ヒュアキントスは加速しきっていたその足を斬り落とされていた。

(馬鹿な!? Lv.1の動体視力では、決して俺の動きを見切ることなど出来はしない……! 一体どういうカラクリだ?)

 混乱している間にも身体は流れ、そのまま地面に倒れ伏してしまう。

 起き上がろうにも片足ではバランスが取れず、立ち上がる事もままならない。

 その間にも、他の団員達は既にヴェルフと矢によって制圧されていた。

「リリ助の奴、本当にやりやがったな……! あの武器の性質上、理論的には可能だとしても、立ち向かうには相当の度胸がいるぞ」

 ヴェルフは苦笑いを浮かべながら、大刀を構え直す。

 何故Lv.1のリリが、Lv.3であるヒュアキントスから一本取ることができたか。

 それは、彼女が今まで矢としてしか使っていなかった赤い剣を、本来の使い方で使用したからだ。

 あの剣は、ただ振るだけで最適解の軌道を描き、獲物に襲い掛かる。

 故に、使い手自身が敵の動きを見切ろうとしなくとも、勝手に動いてくれる。

 しかし、幾ら理想の動きが出来ようと、その速度が使い手の限界を超えることはない。今回当てることが出来たのは、敵自身がほぼ最高速に達していて、そこに全魔力注いだ正真正銘全力のカウンターを合わせることで、極限まで相対速度を稼いだからに他ならない。

 故に、チャンスは一度だけ。敵の動きを誘導しつつ、ぎりぎりで一撃を放つ。何か一つでも間違っていれば、その時点で敗北が確定する。

 それは、リリが頭の中に抱いていた数ある策の中でも、一番危険なものだった。本当に、自分は何をしていたのだろうかと、正気を疑いたくなる程。だが、それでもリリは賭けに勝った。

「あの馬鹿、気をつけろって言ったのに……」

 ダフネは呆れたように呟く。ヒュアキントスは、少々自身を過信していたように、ダフネは思った。

 多少罠を掻い潜られたところで、麓まで辿り着いてしまえば、負けなどありえないと。そう高を括って、油断していた。

 だが、その慢心はリリに道を示す事になり、見事に利用されてしまったのだ。

(でもまあ、仕方ないかな……)

 自分だって、この結果を予想できなかった。剣の間合いに入ってヒュアキントスに攻撃を入れるなど、完全に想定外。

 それを可能とした武器自体の性能もさることながら、自らを危険に晒してまでも、敵を欺き勝利をもぎ取る覚悟は、誰であっても真似できるものではない。

 その胆力を、ダフネは素直に称賛していた。

「はぁ〜、疲れました。こんな博打二度と御免です」

「おつかれさん。俺もあの人数相手は堪えるぜ」

 二人してへたり込みながら、リリは安堵のため息をつく。流石にこれ以上敵は残されていないはず。

 どこかで見物しているであろう第一級冒険者達にも、充分見せるものを見せたはずだ。

 後は、ギルドに今回の件を報告して、それで終わり、と思っていたのだが。まさかの変態本神が通されてくるとは思っていなかった。

 

「あっはっはっは! いやー、あくまでベルきゅんを釣るエサにするだけと思ってたんだけどねェ。思ってたより君たち可愛なぁ。よーしよし、今すぐペロペロさせてくれ!」

 無駄に神威を撒き散らしながら現れたアポロンに、リリとヴェルフは揃って顔をしかめる。

「ひぃっ! 気持ち悪い、気持ち悪い! ありえません、最悪です! さっさと逃げてしまいたいのに、身動き一つ取れません!」

「流石にこう疲労困ぱいだと神威に耐えられねえな……しっかし、神様相手にこう言うのもなんだが、ホントろくなもんじゃねぇな……」

 涙目になって震え上がるリリと、苦々しい表情のヴェルフ。

 その様子にも構わず、アポロンはじわじわと距離を詰めていく。

「ほぅら、怖がらないでいいんだよォ。たった一言、『はい』って言うだけさ」

「そんなこと、出来るわけないじゃないですか! ああもう、その辺で物見遊山してる冒険者様方! いい加減助けやがりください! これ以上リリ達の何を見たいというんですか!? 見世物ではありませんよ!!」

 ふざけんな恨むぞと言わんばかりの形相で、リリは魂の叫びをあげる。

 何が悲しくて、こんな変態相手に勇気を振り絞る必要があるのか。

 違うだろ、これはリリの役目じゃない。

 

「ごめんなさいね。ついもう少し見てみたくなって、オッタル達にはまだ手を出すなと言っていたのよ。さっきの戦いも、アポロンへの全力拒否も、凄く良かったわ!」

 すると、いつの間にか現れていたフレイヤが、楽し気に語る。幾らなんでも放任がすぎるとは思っていたが、これも美の女神の気まぐれだったらしい。ドS女神め、と内心毒づきながらも、リリはようやく心の底からの安堵を得る。フレイヤの登場を機に、続々と冒険者が集まってきた。

「勇気ある同胞のピンチだ。せめて太陽神が出る前に助けたかったんだけど……やってくれたねオッタル」

「俺はフレイヤ様の神意に従っただけだ」

「終幕に乱入せし変態は蛇足と言わざるを得ない。如何に我らが崇拝する主神(あるじ)と言えど、看過できぬ暴挙だろう。我が唯一無二の友に合わせる顔もない……」

 ロキ・ファミリアのフィン、フレイヤ・ファミリアのオッタルとヘグニなど、ベルと比較的仲の良い面々が、後処理の為駆けつけていた。

 何処か満足げに現れた冒険者達に、リリは怒りの声を上げる。

「あーはいはい、そうですか。分かりましたから、さっさとそこの変態を連れてって、リリ達を解放してください!!」

「今回ばかりはリリ助に同意だ。こちとら散々振り回されて疲れてるんでな、早く帰って寝かせてもらいたい」

 こうして、アポロン・ファミリアによる襲撃事件は幕を閉じた。

 

 

──────

「と、言う訳なんです! あの変態神、絶対ギルドからの罰則(ペナルティ)なんかで懲りるはずありません! 懲りたとしても、リリは納得しませんけど!! 

 ベル様、リリ達のファミリアを変えて下さった時のように、あの変態をどうにか出来ませんか!?」

「あ、あはは……そんな典型的な感じなんだ、アポロン様って……本当にお疲れ様、リリ……」

 リリの話を聞き終えた僕は、もう一度彼女の頭を撫でる。

 僕の仲間達に対して、随分な事をしてくれたものだ。流石に許せない。

 僕個人としての感情もそうだけど、正義の味方としても黙ってはいられない。普段から見境なく気に入った人を強引に捕まえているような神様を、野放しにしておくなんて真似は出来ない。

 とは言え、ソーマ様の時のような言葉での説得は難しい気もする。

 英雄エミヤの人生から見ても解る通り、基本的に“変態”と呼ばれる人達に、一般常識を説いたところで無意味なのだ。

 だからといって、無意味に強引な手法で解決するのは、それこそ悪の所業だろう。

 ならば、正当防衛が成立する状況に持ち込み、かつその一発で致命的となる手段を用いるしかない。

 よし、と決意を固めると、早速行動に移る。

 まずは、リリの後ろからついてきていたヴェルフに声をかける。

「ヴェルフ、作りたいものが出来たんだけど、手伝ってくれないかな?」

「ああ、勿論だ。俺も散々な目にあったからな。何より放っとけば直接お前にちょっかいかけそうだし、打てる手があるなら、何でも協力させてもらうぜ」

 快活な笑みを浮かべながら、ヴェルフは快諾してくれる。

「リリは、一緒に作戦練ってくれるかな? 僕だけだと、抜けがあるかもしれないし」

「はい、勿論です! 神アポロン、この恨み……絶対に晴らして見せます!」

 リリもノリノリで答えてくれる。やる事は決まった。これより始まるのは、甘蜜の罠(ハニートラップ)ならぬ、白兎の誘い(バニートラップ)である。

 

 

 そして数日後、僕はアポロン・ファミリアの本拠地を訪れ、アポロン様と対面していた。

「やぁベルきゅん! 君から訪ねてきてくれるとは嬉しいよ! フフン、来たからには逃さないぞ! さぁ、この神アポロンの愛を受け入れてくれたまえ!」

 そう言うアポロン様の顔は、欲望を隠そうともしない、酷く醜く歪んだものだった。

 ……うん、話には聞いていたけれど、想像以上に怖気立つ表情だ。

 はっきりと言ってしまえば、気持ち悪い。これがリリやヴェルフに向けられたのだと思えば、尚更だ。

 周囲では、アポロン・ファミリアの団員達が何かあればすぐに動けるように待機している。

 しかし、その表情は何処か疲れているようで、あまり僕と戦う展開は望んでいないように見受けれた。

 今やオラリオで僕の能力の事を知らない者は殆ど居ない。同格以上でない限り、人数差などあまり意味が無いと理解してくれているようだ。

「……アポロン様、どうしてそこまで僕に執着されるんですか?」

 一応は、聞いておく。

 何か特別な事情がもしあるのであれば、二度と悪事を働かない事を条件に、そちらの解決に力を貸す選択も有り得るからだ。

 まあ、そんな可能性は万に一つも無いのだけれども。

 アポロン様はニヤリと笑い、答えた。

「あっはっはっはっは! 何を言っているのさ、決まっているじゃないか。君が可愛すぎるからだよ! 

 君は本当に素晴らしい。もさもさした白髪に、幼い顔立ち! なのに男らしい身体付き! まさに理想! そう、私の花嫁に相応しい!」

 ……うん、特に理由は無いね。計画続行でいいみたい。

 

「あはは……ありがとうございます。ではそうですね、何か僕としたいことってあります? 例えば、お風呂とか……一緒に入りますか?」

 ううっ……自分で言ってて鳥肌が立ってきた。

 でも仕方がない、正義の味方ならば、したくない事でもしなければ。

 すると、アポロン様は顔を輝かせ、鼻息荒く語り出す。

「ふむ、それは魅力的な提案だ! 是非お願いしよう! 因みにだが入る時これを付けて貰いたいのだが……」

 アポロン様が懐から取り出したのは、ミスリル製の指輪だった。

 解析してみたところ、どうやら魔法封じの呪詛(カース)がかけられているようで、付けたら最後、自分の意思では外せなくなるらしい。

「ごめんなさい。それを付けようと言うなら、全力で抵抗させて頂きます」

 きっぱりと拒絶する。

 それを付けられては作戦も何もなくなってしまう。あまり相手の要求を無碍にして風呂行きを中止されても困るが、その指輪だけはダメだ。

「そっかー、残念だなぁ。じゃあさ、一つだけ約束してくれるかな? 僕に危害を加えないと」

 来た。神々は、下界の住人の嘘を見抜くことが出来る。それを誤魔化す手段は、あまり多くはない。

 しかし、その手段の一つはもう用意してある。

 僕は体内に神酒の魔剣を投影し、自らを魅了して自己暗示する。

『僕はアポロン様に手は出さない』という意志を。当然効果時間は短く調整し、この後の作戦に支障が出ないようにしておく。

 また、一連の行動は聖骸布の衣服によって魔力を隠匿して行なっており、例え魔導師であろうとも看破は難しい。これで問題なく誤魔化し切れるはずだ。

「はい、分かりました。絶対手は出しません。お約束します」

 そう答えると、アポロン様は満足げな笑みを浮かべる。そして、僕らは共に入浴をすることになった。

 

 ………………しばらくは特に何も無く、湯に浸かる時間が続く。

 しかし、それも長くは続かなかった。浴場には既に、桃色の湯気が立ち込めている。所謂媚薬成分が含まれているのだ。

 当然これも想定内である。僕は体内にユニコーンの角で作られた短剣を投影して、浄化していた。

 平然としていては怪訝に思われてしまうので、火の魔剣で体温も適度に上昇させている。

 充分に暖まったところで、アポロン様は立ち上がり、僕の方へと近づいてくる。

 そして、そのまま僕の身体を抱き寄せた。

「媚薬よし、拘束完了っと。さぁ、これからが本番だよ。ベルきゅん、私に全てを捧げたまえ」

「わああああああああ!!!!!」

 来た、遂に来た。

 掛かりましたね。この時を待っていましたよ。行くぞ太陽神、全て一からやり直せ! 

 

精・破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)

 

 歪んだ短剣をアポロン様の腕に突き刺し、その力を解放する。

 それは、裏切りの力。

 とある世界の、とある魔女の生き様を形にしたもの。

 それをヴェルフと共に改造し、この世界の神秘に適用させたもの。

「ヒギィ!? 何だこれは! 僕の眷属(こども)達との繋がりが、全て切れて……、あぁあアァアッ!!??」

「あっ、ごめんなさい。つい抵抗してしまい、皆さんと交わした契約まで壊してしまったみたいです。

 まあ大丈夫ですよ、もう一度契約を結べば良いだけですから」

 尤も、改めてアポロン様と契約を結ぶ人がどれだけ居るかは分からないけど。今一度弱小ファミリアからやり直しだ。

 こうして、心からアポロン様を崇拝していたヒュアキントスさんを残し、アポロン様は殆どの眷属を失った。

 




精・破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
 裏切りの魔女の人生が昇華された、魔術破りの短剣。
 ヴェルフと共に改造したことで、こちらの世界のあらゆる魔法式に作用し、無効化させる。
 原則神の血(イコル)が関わる術式までは無力化出来ないが、“裏切り”という概念が色濃く作用し得る場面においては、その限りではない。
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