仮面ライダーリバイスIF   作:BURNING

116 / 300
最後の戦い 集うガールズメンバー

五人の仮面ライダーが集結し、ミスタイタンらの敵との戦闘が開始される。まずは無数に存在する戦闘員達だ。

 

《リバティアップ!ラビット!ダダダダーン!》

 

「こんな奴等に負けるわけないでしょ!」

 

ジャンヌは手に剣を武装しつつ連続で戦闘員を斬りつけて倒していく。更に追加で現れた戦闘員を相手にジャンヌは武器をチェンジする。

 

《タートル!リスタイル!》

 

《リバティアップ!タートル!ダダダダーン!》

 

ジャンヌが手にしたバズーカを放つと戦闘員はあっという間に蹴散らされていった。

 

「まだまだ!」

 

サーベラは戦闘員を相手に狼煙のリーチの長さを活かして寄せ付けない。そもそも戦闘員と生粋の剣士では剣を扱う熟練度が違う。

 

「はっ!」

 

《狼煙霧虫!》

 

サーベラが狼煙のスイッチを二回押すと狼煙にエネルギーが高まっていく。

 

「あなた方はこれで終わりです」

 

《煙幕幻想撃!》

 

サーベラから放たれる斬撃波で戦闘員はダメージを受けて吹き飛ぶと更にサーベラが剣を振ると自らごと煙に変化し、すれ違った戦闘員を斬り倒していく。

 

「ゼアの予測によればあなた方に私は止められません」

 

ゼロツーは持ち前の予測による相手からの攻撃回避と超スピードによる機動力で翻弄。逆手にしたアタッシュカリバーを持って戦闘員をあっという間に切り伏せた。

 

戦闘員は何とかしてダメージを与えようとするが、ゼロツーのスペックの高さは元々仮面ライダーゼロワンの最終形態という事もあって圧倒的。要するに相手が悪すぎた。

 

「これで決めます」

 

《チャージライズ!フルチャージ!》

 

《カバンストラッシュ!》

 

ゼロツーの力の前に戦闘員はなす術なく撃破されてしまうのである。次はツクヨミだ。

 

「昨日は変身する前に負けましたが……今度は負けません!」

 

ツクヨミもスペックは高い。これで基本形態だというのだから恐ろしいまでである。

 

「やあっ!」

 

後ろから来た相手にもしっかり対応し、更にツクヨミはウォッチを取り出す。

 

「力を借ります!」

 

《なでしこ!》

 

ツクヨミはベルトの左側にウォッチを装填すると回転。そのままアーマータイムを使う。

 

《アーマータイム!3・2・1!なでしこ!》

 

ツクヨミの周囲にアーマーが出現すると両腕にブースターのようなモジュール、胸や肩には白に青のラインが入ったアーマー。全体的にそれは宇宙服のようで仮面ライダーなでしこによく似たアーマーとなっている。

 

「はあっ!」

 

するとツクヨミは両腕のブースターで加速。すれ違い様に次々と敵を薙ぎ倒していく。

 

「やっぱり初めて使うと慣れないわね……。でも!」

 

ツクヨミは何とか制御するとベルトのスイッチを押して回し、必殺技を発動する。

 

《フィニッシュタイム!なでしこ!》

 

《リミット!タイムジャック!》

 

そのままツクヨミは空中からの拳を叩き込んで戦闘員を纏めて撃破した。

 

「ポッピーの出番だよ!」

 

今度はポッピーの番で彼女は他の女性ライダーとは違い、完全な武闘派では無いがゲームを楽しむかのように相手を翻弄。手にしたバグヴァイザーツヴァイを使って遠距離から射撃を仕掛けたり近距離で殴ったりしつつ倒していった。

 

「ふふっ。お仕置きだよー!」

 

ポッピーがバグヴァイザーツヴァイをビームモードで装着した状態でAボタンを押す。

 

《キメワザ!クリティカルジャジメント!》

 

「決めちゃうよー!」

 

ポッピーが手を翳すとハート型のエネルギービームが放たれて戦闘員達は爆発し、撃退されていった。すかさずポッピーはバグヴァイザーツヴァイをチェーンソーモードへと変えてもう一度技を発動する。

 

《キメワザ!クリティカルサクリファイス!》

 

するとチェーンソーにピンクのエネルギーが高まり、それを戦闘員へと次々にぶつけていく。戦闘員達はそれを受けて爆散し、倒された。

 

「流石仮面ライダー達!って、そういえばカノンちゃんも仮面ライダーじゃなかったっけ?」

 

「あー、そういえば危険だからってお兄ちゃんに変身するための眼魂を隠されちゃって……」

 

「それ、逆に危険なんじゃ……」

 

「大丈夫。私、生身でも全然強いし!」

 

それから亜樹子、比奈、カノン、紗羽の元に戦闘員がやってくるが四人共それを相手していく。ただ、この瞬間は涼を守る人がいなくなってしまう。そのために戦闘員の一部は涼を狙い始めた。

 

「させない!ふんにゅーっ!」

 

比奈は咄嗟に戦闘員の一人を投げ飛ばして他の戦闘員を倒させる。だがそれでは時間稼ぎにしかならない。このまま涼は攫われるかに思われた。その時。空間にクラックが生成されるとそれが開くと同時に出てきた植物が戦闘員達を粉砕する。

 

「あれは……」

 

そこに現れたのは金髪で白い衣装に身を纏った女性……始まりの女こと高司舞であった。

 

「あなたは、高司舞さん!?」

 

しかし、彼女は遥か遠い星にいる。そのため、その姿が出てきたのは一瞬ですぐに消えてしまった。その間に戦闘員達を一旦振り切った三人は涼の前に集まる。しかし、このままでは数に押されてしまう。

 

「どうにかしないといけないのに……」

 

「せめてあと一人人手がいたら……」

 

「ッ!皆、もう少し耐えて!応援が来るから!」

 

「それって……」

 

するとそこに警察車両が走ってくると中から警察官の姿をした女性が出てきた。それは元々警視庁特状課に所属し、今は警視庁捜査一課で捜査官として活動している詩島霧子である。

 

「お待たせしました!紗羽さん」

 

「霧子さん。あの人達、集めてもらえました?」

 

「はい。我々の呼びかけに協力を取り付けてもらいました」

 

すると後部座席の扉が開き、二人の女性が姿を現す。一人は涼泉学園高等学校に通う女子高生にして魔法使いである稲森真由。もう一人は名護啓介と結婚し、幸せな家庭を築いているファンガイアハンターの麻生恵改め名護恵である。

 

「すみません、遅くなってしまって」

 

「話は後よ。遅れた分は戦いで取り返すわ」

 

《ドライバーオン!ナウ!》

 

《シャバドゥビタッチヘンシ〜ン!》

 

《R・E・A・D・Y!》

 

二人がベルトを装着するとそれぞれ真由はリングを装着し、恵はイクサナックルを押し込む。

 

「「変身!」」

 

《チェンジ!ナウ!》

 

《フィ・ス・ト・オ・ン!》

 

真由がリングをベルトにタッチすると魔法陣が現れてそれを潜り抜ける。そして、魔法使いのような装いに左腕には巨大な鉤爪を武装し顔は宝石を模したような戦士、仮面ライダーメイジへ。恵は目の前に現れた鎧が体に装着されてから装甲が展開。白を基調としたカラーリングに水色や金のラインが入り、頭部には開いた金の装甲に赤い複眼の仮面ライダーイクサへと変身した。

 

「さぁ、終わりの時よ!」

 

「名護君、力を貸して!」

 

それからメイジとイクサも戦闘に参加。戦闘員達を倒していく。そんな中、亜樹子達の元にラブコフが近づいてきた。

 

「ラブ〜」

 

「可愛い!」

 

「この子は?」

 

カノン達が癒される中、亜樹子は一人メモを開く。そしてパラパラとめくっていると情報が書かれていた。

 

「あ、さくらちゃんの悪魔の……ツチノコ?」

 

「コブ!?つ、ツチ……コラ〜!」

 

流石にツチノコ呼ばわりされればラブコフも怒る。そんな中、戦闘員達がやられていくのを見たミスタイタン及びブラックタックルも動き始めた。

 

「五十嵐さくら。お前は私が確実に潰す!ブラックタックルよ、お前は夏木涼を確保しなさい!」

 

「はっ、ミスタイタン様」

 

その指示でブラックタックルは涼のいる方向へと向かい始める。そうはさせまいとサーベラが立ちはだかるがブラックタックルは笑みを浮かべた。

 

「先には行かせない!」

 

「退いてもらうわ。電波投げ!」

 

するとブラックタックルから出てきた黄色いエネルギー波によってサーベラは投げられてしまうと叩きつけられる。

 

「ぐうっ……」

 

「あなた達も邪魔ね」

 

そして、亜樹子、カノン、紗羽、比奈の四人を衝撃波で無理矢理退かせると涼へと手をかけようとした。その時。突如として空から何かが飛来してくると地面に着地。涼とブラックタックルの間に割って入る。

 

「お前は……」

 

「あ……アギレラ!?」

 

「やっほー、さくらちゃん」

 

「チッ……余計な邪魔をするな!」

 

ブラックタックルが拳を繰り出すとアギレラはそれを片手で受け止めて怒りを露わにした。

 

「……はぁ?私達を倒すとか抜かしたくせに何言ってるのかしら?」

 

するとアギレラは涼が持っていたベルトとスタンプを取ると手にする。それを見たブラックタックルは笑う。

 

「ふふっ。涼が使うためのベルトをお前に使えるとでも?」

 

「そっちこそ何言ってるの?元々は私が使う用で博士が開発したんだけどね?まぁ、設計図はフェニックスから奪った物だけど」

 

「あ!それってこの前の……」

 

《ウィークエンドライバー!》

 

「涼、下がってなさい」

 

「……お姉……ちゃん」

 

アギレラがベルトを装着すると手にバイスタンプを持つ。そして、スイッチを押した。

 

《クイーンビー!》

 

アギレラがベルトにスタンプを装填すると涼の時とは違う待機音が鳴ると同時に赤いカラーリングの女王蜂が飛び出す。

 

「変身!」

 

《Subvert up!》

 

アギレラがベルトを倒すと体に蜂蜜のようなエフェクトが纏われていき、最後に赤い女王蜂が正面から融合。一瞬ダークアギレラになるがその装甲が赤く変わっていった。

 

《Wow!Just believe in myself!仮面ライダー Ah!アギレラ!》

 

その姿はダークアギレラの上半身にある黒い装甲を赤く塗り替えたようで、頭部の複眼が単眼から二つの眼に変わっている。また、両手には赤と黄色にペイントされたニードルクナイと呼ばれる武器を手に持っているのも違いであった。

 

「なっ!?」

 

「涼は悪魔に支配されていたからあの黒い姿になったけど私は悪魔を制御している。これがこのベルトを使った本来の姿……仮面ライダーアギレラよ」

 

アギレラは仮面の下で笑みを浮かべると共に指を突き出してブラックタックルを挑発する。

 

「かかっておいで」

 

「我々の方が……強いのよ!」

 

ブラックタックルとアギレラはそのまま戦闘を開始。そんな中、ジャンヌとミスタイタンの戦闘も激化していた。

 

《トリケラ!ダダダダーン!》

 

ジャンヌがライフルを両手持ちにするとミスタイタンへと撃ちまくる。それをミスタイタンがエネルギーバリアで防ぐとジャンヌは接近戦へと持ち込む。

 

「はあっ!」

 

「甘いわぁ!」

 

しかし、ミスタイタンの力は強い。ジャンヌを衝撃波で吹き飛ばしてから瞬間移動して蹴りをぶつける。

 

「ぐっ……」

 

「私の力はこんな物じゃないぞ!」

 

するとミスタイタンは赤黒いオーラに包まれる。そして、その姿が頭部に大量の目が生えた百目形態へと移行。ミスタイタンは目からマグマエネルギーを発射してジャンヌを圧倒する。

 

「ふはははっ!この私に勝つなど不可能だ!」

 

「それはどうかしら?私達は負けるつもりは無いわ!」

 

すると戦闘員をイクサとメイジに任せたサーベラ、ゼロツー、ツクヨミ、ポッピーもミスタイタンとの戦いに参加。五人がかりでミスタイタンを相手する事になるのであった。




また次回もお楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。